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2016 年 11月 26 日 – マイブランド

第五回中国出張講習(後編)

どうも K です。( ´_ゝ`)

プランターのラデッシュがかなりワッサリしてきて根も太くなってきたので収穫もそろそろかなぁ~と思っております。試しに良さそうなのを一本引き抜いてみましたが、ちょっとまだ早かったようです…。

ち…ちいさい(´Д`|||)

 

 

さて今回は前回の中国出張の続きです。

 

予定としていたボディが違い、ピンチを迎えた代表…どのように対処をされてのか!?

 

…同日3日目

 

気を取り直して自分の作ったテキストを信じて説明しながら書き進めます。

少し不安を残しつつも身頃のパターンを完成させ、生徒さんの出来具合を確認、それぞれのボディーに合わせてアームホールと身頃のゆとり配分を調整しながら回りました。

皆が引いたパターンを見るとかなりレベルの高い人やキャリアの有りそうな人が多い中、基礎が出来ていない人も交じっていました。

すごく給料が高い(同僚の話)ベルギー人の方も参加していました。

 

午後からは、いよいよ新しい講師用のボディーで見本のトワールを作成します。

ここで失敗するとすごくカッコ悪いので表向きは余裕の表情でも内心はヒヤヒヤです。

湿度が高い事を考慮し、スチームを控え目にしてしっかりと高温のアイロンでクセを取りピンで組み立てていきました。

 

完成した後は着せ付けです。

後のネックとバストをピンで固定してから、前の打ち合わせを止め付け後ウエストにピンを打つと固定していない後のセンターラインがボディーのラインとぴったりと合っていました!

心の中で2回ぐらいガッツポースをしました!

 

(ノ´▽`)ノオオオオッ♪すごいですね、多くの修羅場を潜り抜けてきた実力ですね。

 

受講生のトワールも細かい修正はあるものの綺麗なシルエットで皆さん満足されていました。

中にはサイズの設定を間違えてボディーに入らない人が2名ほど居ましたが、トワールが示す今までの自分では作っていなかったシルエットにご満悦の様子で、オペラの技術が認められてようやく師父となった瞬間です!!

 

4日目


午前中は袖の作成ですが此処でも肩線の位置の違いで普段とは前後の寸法がちがっていましたが、自作のテキストどうり書き進めてトワールで確認するとなんの修正もなく綺麗な袖が付きましたので、また心の中で小さめのガッツポーズをしました。

 

 

午後からは作成したトワールを一旦ばらしたあと、毛芯を入れながら仕付け糸で作り直して見本用の作業が終わりました。仮縫いの完成度としてはほぼ100パーセントです!

 

後は受講生の袖付けですが、これも一部を除いては少しの修正で綺麗な袖が付いていました。

 

高い給料の彼は自分では袖が付けられずにいて、周りの同僚も自分たちでは難しいので先生に修正して欲しいと依頼され、そのトワールを見ると、ノッチもなくアイロンも汚く経験の浅さを物語っていました。

カマ底以外を大幅に修正しましたが無事に完成させました。

 

細いシルエットを特徴としている会社の社長が参加していましたが、自分からは作業せずに講習中はずっと私のそばで作業を観察していました、講習の最後に会社で参考にしたいからどうしても私のパターンが欲しいと主催者に交渉していました。

ほかにも以前にも講習に参加していた受講生は見本用のトワールの仮縫いが欲しいと言って工業のボディーごと購入していました。

 

そのボディーを購入した受講生は、アパレルの専門店を何軒も経営している社長で自分一人でデザインからパターンまでをこなす人でした。

以前から私の武道好きを知っていたので講習が終わってから社長のお店の近く(金華)にホテルを取ってくれました。

私たちは新幹線で1時間くらい移動して、そこで夕ご飯を食べるのですがその時にはすでに太極拳の師父を呼んでくれていました!

それだけでも驚きですがその後ホテルの部屋までみんなで移動してそこでは師父から個人的に本場の太極拳を体験させてもらえました。

 

5日目


朝から師父の武館を訪ねて1時間ほど基本の手ほどきを受けた後、社長のお店で彼のデザインした商品を見せてもらいましたが品数も多く販売員が3名いてかなり高額なものでした。

一通りの商品を見ながら、講習で習った技術を応用する事で品質の良い物が出来る様になったと感謝されました。

 

今回は初めてのメンズ講習で緊張感も一塩でしたが充実した5日間をすごせました。

パターンが執成す様々な御縁に大きな大きな感謝です。

 

 

お疲れ様でした。

今回もまた好評いただき大成功となったみたいです。

受講生と代表の距離も近づき、こういった事までもてなして頂けるのも、ひとえに成功を重ねることでできる信頼関係の賜物かなぁと思います。

 

オペラの知識を得たこれからの彼らの将来も楽しみです!

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