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2016 年 11月 – マイブランド

お知らせと11月特別講習報告

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

気温が下がったせいか、ラデッシュの生育が止まってしまったように感じます。

今週には収穫をしたいと考えていたのですが…どうしてでしょうか?不思議です。

とりあえず追肥だけして様子を見てみることにします…(≡д≡)

 

☆大切なお知らせ☆

11月29日(火)は、休校日となりますのでご見学の方、生徒の皆さんはお気を付け下さい!

 

 

さて、先週の日曜日に特別講習が行われましたので、その様子をお伝えします。

 

午前はリフォーム講習の続きで、体型補正の話と、製品のお直しの仕方についてといった話をしました。

メインは製品に対するお直しや、リフォームといった内容になりました。

 

単純なスカートの丈詰めや、ジャケットの袖口のデザインのお直しなど、基本的な事から、

デニムパンツをタイトスカートにするといったリフォーム、

古着で全く違う製品を新しく作るリビルドの等といった内容を、興味深く皆さん聞いておられました。

いまあるものを上手くちゃんとした製品にできる楽しみに気づくキッカケになればと思います!

 

 

午後はパーカ縫製の第一回目です。

 

この講習は非常に人気の講習ですので募集もすぐ埋まりましたし、希望者も沢山いらっしゃいました!

今回は裁断から始め、二回に分けましたので、去年よりはゆっくり縫製できるのではないでしょうか?

 

皆さん思い思いの生地を用意されていますね。

今回、どうしても本体生地と袖口のリブが合わないと嘆く方もいらっしゃって、改めてもっといろんな裏毛やテレコが出てくると沢山選べるのになぁと思いました。

…巷にはそういうニットが少し少なく感じます。取り扱いが増えるとうれしいのですが…

皆さん扱ったことのない生地になかなか苦戦したようです。

 

進みのよい生徒さんは、身頃のポケットまで完成している方もいらっしゃいました。

縫いの工程はさほど多くはないので、次回でおそらく完結できそうですね。

次回は副資材のご用意をおねがいします。

 

そして始まりました、半年に一度のスペシャルパンツセミナーです。

 

まずは基本的な構造の考え方や、原型を使っての修正などを行いました。

皆さん苦戦をしているパンツなので、沢山質問などが飛び交ってましたね。

今回原型を作って修正をすることに時間をかけましたが、これは今回からの試みです。

ではまた次回まで。

 

 

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第五回中国出張講習(後編)

どうも K です。( ´_ゝ`)

プランターのラデッシュがかなりワッサリしてきて根も太くなってきたので収穫もそろそろかなぁ~と思っております。試しに良さそうなのを一本引き抜いてみましたが、ちょっとまだ早かったようです…。

ち…ちいさい(´Д`|||)

 

 

さて今回は前回の中国出張の続きです。

 

予定としていたボディが違い、ピンチを迎えた代表…どのように対処をされてのか!?

 

…同日3日目

 

気を取り直して自分の作ったテキストを信じて説明しながら書き進めます。

少し不安を残しつつも身頃のパターンを完成させ、生徒さんの出来具合を確認、それぞれのボディーに合わせてアームホールと身頃のゆとり配分を調整しながら回りました。

皆が引いたパターンを見るとかなりレベルの高い人やキャリアの有りそうな人が多い中、基礎が出来ていない人も交じっていました。

すごく給料が高い(同僚の話)ベルギー人の方も参加していました。

 

午後からは、いよいよ新しい講師用のボディーで見本のトワールを作成します。

ここで失敗するとすごくカッコ悪いので表向きは余裕の表情でも内心はヒヤヒヤです。

湿度が高い事を考慮し、スチームを控え目にしてしっかりと高温のアイロンでクセを取りピンで組み立てていきました。

 

完成した後は着せ付けです。

後のネックとバストをピンで固定してから、前の打ち合わせを止め付け後ウエストにピンを打つと固定していない後のセンターラインがボディーのラインとぴったりと合っていました!

心の中で2回ぐらいガッツポースをしました!

 

(ノ´▽`)ノオオオオッ♪すごいですね、多くの修羅場を潜り抜けてきた実力ですね。

 

受講生のトワールも細かい修正はあるものの綺麗なシルエットで皆さん満足されていました。

中にはサイズの設定を間違えてボディーに入らない人が2名ほど居ましたが、トワールが示す今までの自分では作っていなかったシルエットにご満悦の様子で、オペラの技術が認められてようやく師父となった瞬間です!!

 

4日目


午前中は袖の作成ですが此処でも肩線の位置の違いで普段とは前後の寸法がちがっていましたが、自作のテキストどうり書き進めてトワールで確認するとなんの修正もなく綺麗な袖が付きましたので、また心の中で小さめのガッツポーズをしました。

 

 

午後からは作成したトワールを一旦ばらしたあと、毛芯を入れながら仕付け糸で作り直して見本用の作業が終わりました。仮縫いの完成度としてはほぼ100パーセントです!

 

後は受講生の袖付けですが、これも一部を除いては少しの修正で綺麗な袖が付いていました。

 

高い給料の彼は自分では袖が付けられずにいて、周りの同僚も自分たちでは難しいので先生に修正して欲しいと依頼され、そのトワールを見ると、ノッチもなくアイロンも汚く経験の浅さを物語っていました。

カマ底以外を大幅に修正しましたが無事に完成させました。

 

細いシルエットを特徴としている会社の社長が参加していましたが、自分からは作業せずに講習中はずっと私のそばで作業を観察していました、講習の最後に会社で参考にしたいからどうしても私のパターンが欲しいと主催者に交渉していました。

ほかにも以前にも講習に参加していた受講生は見本用のトワールの仮縫いが欲しいと言って工業のボディーごと購入していました。

 

そのボディーを購入した受講生は、アパレルの専門店を何軒も経営している社長で自分一人でデザインからパターンまでをこなす人でした。

以前から私の武道好きを知っていたので講習が終わってから社長のお店の近く(金華)にホテルを取ってくれました。

私たちは新幹線で1時間くらい移動して、そこで夕ご飯を食べるのですがその時にはすでに太極拳の師父を呼んでくれていました!

それだけでも驚きですがその後ホテルの部屋までみんなで移動してそこでは師父から個人的に本場の太極拳を体験させてもらえました。

 

5日目


朝から師父の武館を訪ねて1時間ほど基本の手ほどきを受けた後、社長のお店で彼のデザインした商品を見せてもらいましたが品数も多く販売員が3名いてかなり高額なものでした。

一通りの商品を見ながら、講習で習った技術を応用する事で品質の良い物が出来る様になったと感謝されました。

 

今回は初めてのメンズ講習で緊張感も一塩でしたが充実した5日間をすごせました。

パターンが執成す様々な御縁に大きな大きな感謝です。

 

 

お疲れ様でした。

今回もまた好評いただき大成功となったみたいです。

受講生と代表の距離も近づき、こういった事までもてなして頂けるのも、ひとえに成功を重ねることでできる信頼関係の賜物かなぁと思います。

 

オペラの知識を得たこれからの彼らの将来も楽しみです!

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第五回中国出張講習(前編)

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

寒い…寒いです。

先週からガクッと気温が下がって本格的な冬の訪れを感じます今日この頃

風邪をひいてる方が非常に多くなってきています。皆さんお気を付け下さい。

 

今回は10月の中頃に行われました、五回目となる本校代表による中国での講習の報告をしようかと思います。

 

今回のテーマはなんとメンズです。

 

婦人服と比べると専門とされてる方が少ない分野で、ちゃんとした指導が出来る方がなかなかいないので、向こうの方も悩んでおられるのかなとおもいます。

 

場所は浙江省の杭州市、ここはかの有名な三国志の孫権の出身地ともいわれています。

今は経済成長が著しく、中国でも上位に入る大きい都市です。

わりと海側の都市で上海に近い都市になります。

有名な観光場所としては西湖などがありますね。

 

では、当日の様子のレポートを紹介していきます。

 

中国杭州レポートメンズJK講習編

 

1日目

 

25人分の毛芯、衿芯、肩パットを持って現地入り、雨が降っていて湿度が高いです。

ホテルのレストランで運営スタッフと食事を済ませ早めに就寝しました。

 

( ゚Д゚)(…25人分の芯地って相当な量です!運ぶのに苦労されてかと思います。)

 

2日目

 

いよいよ初めてのメンズ講習が始まります。

 

初めは紙を使って袖の原理を説明するが、湿度が影響して時間がたつとコピー紙がヨレヨレになってしまいます。

そんな中、一気に新しい事をイロイロ説明したので受講生は少しオーバーフロー気味で午前の講習が終わりました。

オペラの技術に関してはまだ半信半疑な感じの印象をうけます。

 

 

午後からはメンズ原型を取るためにシーチングにアイロンを掛けるが、紙と同様で綺麗に直しても湿度の影響ですぐにヨレヨレに戻るので説明するのも大変でした。

 

 

(゜゜)(ここで事前に知らされていた品番のボディを使用したときに違和感を感じます…がそのまま講習を続けられたそう)

 

だが、ここで普段使っているボディーと用意されたボディの体型を確認することを怠り後で後悔する事になりました…

 

ボディは受講生各自が用意したもので、非常にバラエティーに富んでおり、

様々な体型で講習の難しさを感じるが、部分的に大事なところを説明しながら各自で原型を完成させパターンにトレースしました。

 

3日目

 

生徒の原型を確認した後、ジャケットの作図に入りました。

 

紳士服のパタンナーは普段ダーツの展開処理をあまりしないので原型のダーツ処理の説明がなかなか理解してもらえず、苦戦しましたが、例え話を使いながらゆっくり進行しました。

と、アームホールを描いている時にいつもの製図バランスと違う事に気が付く…

サイズの間違いはない!?でも用意した資料と合わない。

 

一瞬思考が止まる…………ボディーの体型が微妙に違う!!………怠りました!

 

昨日しっかり確認するべきでした。しかし生徒が周りにいるので、今さら後悔してもしょうが有りません。

どうやら主催者側に用意されたボディーが、普段使っているものとは微妙に形が違ったようで、なんと品番は同じだがニューモデルになっていました。

 

(´・ω・`)(旧品番と新品番は作られた時期が違うので、同じ品番でも年に合わせて改良され体型に差異があります、今回はすこし細くなっていたようです。)

 

 

さて、ここにきて大きな問題が出てきてしまいました、代表はどのようにしてこの危機を乗り切ったのか?!

続きは待て次回です!

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学園祭の裏側

どうも K です。( ´_ゝ`)

 

いやー、とうとう高校の学園祭がおわりました!

今年も私はお手伝いに行かせて頂きまして、最後の学年なのでしみじみしながら舞台の設置準備や裏方を行いました…久々の肉体労働もあって若干の身体が軋んだりもしてます(笑)

 

皆さん最後で気合がはいってましたねー

当日に至るまで本当に様々な事がありました…でもそれを乗り越えての学園祭だったので皆の達成感もひとしおだったようです。

私達も最後の生徒からのメッセージも聞きながらじんわりきてしまいました。

 

ショーの内容はパタンナーズライフの方で紹介いたします。

コチラのブログでは裏方としての内容を紹介したいと思います。

 

ショーの前にはまず舞台の設営があるのですが、これは生徒たちと一緒に幕をはったりシートを敷いたりして、今年はかなり見栄えに気を使いながら設営しました。

 

今年はかなり席数を増やし大掛かりになりました。

照明器具などは毎年お世話になっております、遠藤さんというプロの方にお願いされています。

いつもご苦労様です!

担当の先生たちで何度も音合わせなどを行い、トラブルが無いように当日に備えます。

 

そのころ…生徒達は展示の準備で大忙しです。

かなりギリギリのまで完成できない子や、納得がいくまで補修する子で前日までは大変でした。

 

生徒同士が協力し合って、遅れている子を手伝ったりしていました。

 

リハーサルから当日はなかなか休みがとれないくらい毎年ウロウロしてますが、今年は生徒の子が色々と出し物のご飯やドリンクを買ってくれたり、誘ったりしてくれて、無事に食べることができました!美味しかったです!

牛タンカレーうまうまでした!ほかにもシチューホットパイやリゾットなども頂きました!

さすが調理の専門だけあります。(3クラスのうち2クラスは調理専門)

お土産で頂いたパンも美味しかったですよ。

 

ショーが始まる前はさすが3年生、口では言ってましたが全然緊張してるようには見えませんでした。

とっても楽しそうですし、実際そうだったと思います。

ランウェイも私が合図を出さなくても自分たちで歩いてましたし、とても立派でした。

肝心のショーの内容は、先ほども書きましたがパタンナーズライフでお知らせします!

 

皆さんお疲れ様でした!

無事に終わって何よりです、ですが授業はまだ1月までありますので宜しくお願いしますね。

 

あ、ちなみにプランターの現在の様子はこんな感じです。

 

なかなかワッサリしてきましたよー

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