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コートの丈直し②:生徒作品

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

 

最近は冬らしい寒い日が続いていますね。

でもこれって今週までで、来週はまたちょっと暖かくなるようなのですが、このまま春になったなら、今年はかなりの暖冬だと思います。

雪も全然降りませんでしたし、ちょっと寂しい冬になりましたね。

 

さて、今回は前回の続きです。

丈の直しはどういう過程を経るのか説明しましょう。

まず袖を解く必要があります。

今回は裏地が半裏だったので、解く作業も簡単ですね解く前に仕様の様子を忘れないようにカメラで撮影するのをお薦めします!)

 

裏地は、、そんなに大きく丈を切るわけではないのならわざわざ取り外さなくてもいいかなと思いました。多少袖口のキセが大きくなるくらいです。

5センチとか切っちゃうなら、さすがに裏地もいじったほうがよいとは思いますが。(生地がもたつくと思いますし)

生徒さんもそこは面倒だったようで裏地はそのままにされました。

裏地が繋がった状態でも表地の袖ぐりは問題なく縫えます。

 

今回袖を解くと言っても全部ではなく、半分よりやや下まででOK!

↑※画像が無いので絵で説明します。

ほどいた袖山の部分の形を紙面に写して、切りたい寸法分下に平行にずらしカットします。

↑それぞれカットしたもの。

袖のシルエットがあまり変わらないように配慮しつつ、サイドの縫代を付けてる線をなだらかに修正し縫製する。

ステッチのかかってる部分は目立つので袖口のタブ辺りまでほとき、タブで隠れる部分でステッチを重ねて繋げました。

あとはまた身頃にまた縫い付けるだけです。

袖山の形状は変えないので問題なくつくはずです。(合印を忘れずに!)

 

そして他のループ止めなどの仕様を入れて最初のような仕様に戻します。

完成!簡単ですね。順調にいけば半日かからず出来る作業だと思います。

今回の縫製慣れしてない生徒さんでも一日ぐらいで出来たそうなので、是非皆さんも家の洋服をいじってみてはいかがでしょうか?

 

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