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ル・オペラの海外出張講義

どうも K です。( ´_ゝ`)

なんだか暖かくなったのはいいですが、ちょっと蒸し暑くなってきたような気がします。

6月の梅雨の季節が近づいてきている証拠でしょうか?

 

さてさて、今回の更新はなんとオペラの講義を、海外にて行ってくれないか?

という依頼が中国の廈門市(アモイ市)からありまして、大阪の松村代表がGW中に講義に行って来ました!

海外の講義は初めてとなります!ヽ(´∀`)ノワアー


では、依頼を頂きました廈門とはどのようなところでしょうか?


中国の福建省にある市の一つで、中国の五大経済特区にあたる都市です。

地図上で言えば日本から少し南下した位置にあり、台湾の近くの海沿いにあります。

その位置関係から昔から現在にかけて台湾と深い関わりがあります。

沢山の旅客港をもつリゾート地でもあり、港町として発展してきました。

 

 

そんな場所に、講義に行かれた代表の様子のレポートを載せていこうかと思います。

 

参加者: 「企業パタンナー&オーダーショップパタンナー」16名+経営者3名

 

内容  :立体裁断と平面パターンの効率的な活用実務

生産している製品の問題点の解決コーナー

 

1日目

立体裁断で原型を作るがシーチングのアイロンのかけ方や、地の目の見方など基本的な部分の精度が低いので完成した原型もあやふやな物になりがちで、受講生も不満そうでした。

 

2日目

原型を基にしてジャケットの原型を作成する。

この段階で皆さん少しずつ手ごたえを感じている様で、講習の終わる5時を大幅にオーバーして8時までそれぞれのパターンの補正に追われました。

この日の午前中に一人のチーフパタンナーから、「このパターン(オペラのパターン)では綺麗なジャケットは出来ない!」と言う指摘が有りました。

しかし午後になって実際に組立ててみると綺麗なシルエットが出ていたので、驚いてその日はそのパタンナーが自分の部屋で研究したいからと私の使っていたボディーを持ち帰りました。

3日目

午前中にジャケット原型を基にして、テーラードジャケットを作成していく。

その過程でアームホールの向きやダーツの配分方法を指導し、身頃と衿が出来た時点でトワールを作成する。

ほとんどの生徒が綺麗に衿を作れていたのですごく感心していました。この辺りからオペラのパターンへの信頼がかなり強くなっている事を肌で感じていました。

午後からの授業の合間に記念撮影の時間が有ったのですが、例のチーフパタンナー(最初オペラのパターン否定派だった方)の男性が真っ先にツーショットを取りに来たのには驚きました。

その後袖のパターンを作ってトワールを完成させたときにはオペラのパターンの信頼度はマックスになっていました。そのおかげで後の各社製品の問題点や疑問点の質疑応答でも良い反応でこちらの指示した修正意見を前向きに聴いてもらえました。

8時半まで休憩なしで対応し3日間の講習が終わりました。

*講習が終わってからのアンケートでは、5段階の評価で全ての受講生が5を記入してくれたとの報告を頂きました


おお…皆さん大満足の講義となったようですね。ツーショット写真の時にサインも求められたとお聞きしましたが、アイドル状態ですね(笑)

それだけ皆さんが講義内容に満足されたのでしょう。

よりよい物を作ろうとする心に国の違いはありません。

そしてオペラのパターンの良さも国の違いは無かったという証明になりました!

 

さて、そうやって成功を収めた講義ですが、いい事ばかりではなかったようです。

どうやら

 

北京空港で乗り継ぎができず途方にくれるというアクシデントがありましたが、警官に案内してもらい通関の職員にも案内してもらいました、時差が1時間あったので何とか乗り継ぎできました。

 

…ということもあったようで、一人で見知らぬ土地で言葉も通じないとなると本当に不安が沢山ですしね…お疲れ様です。

 

他に代表にとってとても嬉しいこと、勉強になった事もあったようで…

 

ホテル近くの公園で太極拳の練習している人を探して朝から公園を散策し、

武闘太極拳の老師に稽古を付けてもらいました。

…まあ、通われてる生徒の皆さんならわかってもらえると思いますが、すごく楽しそうに稽古してる代表が浮かびます。むしろ目的がこっちなのだろうかと、つい疑ってしまいます(笑)

 

そうして初めての海外講義も色々ありましたが無事に終了、

どうやらこれからもオファーがありそうだという事ですので、もしそうなった時はまた皆さんに本ブログにてお伝えしようかと思います!乞うご期待です!

 

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