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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
カバン 生地変えリペア①
GW明けから天気がおかしいですね
早く例年通りになって欲しいですね・・・
さて突然ですが、皆さんは買った製品に文句を言いたかったことありますか?
私はあります。↓コレです
某ブランドのカバンですが、良くない商品を購入してしまいました。
以前友人が持っていた型のカバンで欲しいなあと思っていたところネットで見つけました。
しかも廃盤なのでもう出回らないだろうというものでした。
それがたまたまセールになっていたので、迷いましたが購入。
・・・で届いて驚きました・・・
裏の加工はポリウレタンか何かのコーティングなのですが・・・剥げています・・・
しかも縫い代がほつれていてファスナーにひっかかる・・・
しかも4、5回使ったらこんな感じです・・・
多分昔に出た形なので、保管環境が悪かったせいで劣化し、販売店は気づかずそのまま売ってしまったのだろうと思います。
セールなので恐らく返品不可だろうなあと思い、残念がっていましたが・・・
うんせっかくなのでばらして生地変えちゃおう
生地も薄そうだしいい生地が手に入ったら作ろうと
・・・でいい生地が手に入って、しかも都合よく余ったので作る事にしました。
副資材はもったいないのでリサイクル。
手に入れるだけでも結構な値段と労力になりそうでしたし、比較的好みの資材を使っていたので全部バラバラに・・・
色が違ったので合うかなあと心配でしたが、結構合いそうです。
で、進めてみて↓これくらいまでは結構すいすいでしたが・・・
↓このあたりで徐々に雲行きが・・・
角丸の難易度高い・・・めちゃくちゃ縫いにくいです・・・
このコードも硬いし伸びないし・・・
ファスナーデカすぎて針が折れそう・・・・
というカバンづくりの洗礼を受けながら、なんとかかんとか出来ました・・・
やはりカバン用のミシンがないとかなり厳しかったですね・・・
もう少し扱い易い生地にしておけば良かった・・・いや、失敗したことで伸びない生地の縫いにくさが分かったので良しとします!
では次回完成です!
ミリタリーコート(イタリア)④
GWは富士山見に行ってました。意外に近くで見た事なかったので、近づくと迫力が違いやっぱり圧倒されますね。いつか登りたい・・・
休みが終わり、授業が再開されましたが皆さんラインが少しずつキレイになってきました。
継続している方も少しずつ線がキレイになったり、トワルがキレイになったりするのはやっぱり嬉しいですね 一緒に頑張っていきましょう!
さて、私はこの時期花粉症になるので、早く梅雨入りして欲しいです。
レインコートも出来たので雨でも大丈夫!
ではそのレインコートです。
なかなか良かったです
若干シワなのは生地特性と何回か着用したのでご勘弁を・・・
ポケット位置もうちょっと下が良かったですが、、、
何よりめちゃくちゃ動きやすいのが良いです。あと蒸れない(結構大事)
寒くなった日に着てみましたが風は完全にシャットアウトでした。ウールでも作りたい気分です
オリジナルは生地裏がベトベトになってしまっていて(コーティングが劣化したんだと思います)着用するには抵抗がありました。高い買い物かなと思いましたが、参考にもなりましたし、ついている付属もそのまま使ったので他にはないリメイク?になったかなと思います。
生地もかなり用尺かかりましたし、絶対に売っていない雰囲気になるので出来た時は本当にうれしいです。
生徒さんにもこの楽しみを味わってもらえるようにパターンをお伝えしていきたいなと思いました。
↓パターンはややこしくなるかなと思ったのでメインパーツのみですが、ご参考に
衿はまだもう少しカーブゆるく修正かけたかったので、機会があればまたリベンジです。
そして裏のライナーは今作るのは暑すぎるし、ワタの種類も色々考えたいので、冬場近づいたらまた縫おうかなと思います。この生地あまり伸びないですしね。
・・・生地9m購入したのでめっちゃ余ったのでどうしようかな・・・何か考えて作りたいと思います!
ではまた次回!
ミリタリーコート(イタリア)➂
ムシムシして紙が破けやすい季節になってきました
湿度が高いときはちょっと筆圧下げるように気を付けてます・・・
さて、GWが終わると雨の季節に突入ですが、今回は季節感ある服を紹介できそうです
そうです。レインコートです。何回やるんだという声も聞こえてきそうですが、パターンが面白くてつい・・・
ようやくいい生地が手に入ったので、縫製に入ります。
生地は高密度のナイロンタフタで裏に防水加工が入っております。
これで裏は裁ち切りに出来る!・・・と喜んだのですが・・・
上の写真でも裁ち端こぼれてきてますよね?オリジナルのほうは相当濃い加工になっていたのでほとんどこぼれていませんでした・・・なかなか見つからない・・・
結構な用尺を購入してしまいましたし、生地自体はドレープが出る感じで雰囲気もいいので、縫製に入ることにしました・・・ うーん
裁断・・・・
デカい!!身頃、袖共に右から左まで続きというパターンだったので縦に入りません
なので横地の目を通しました。
予想はしていましたが思った以上にデカくなった・・・これは量産では絶対にやらないですね。お金かかりすぎます・・コスト・・・
裁断に相当苦戦しました・・・
縫製はかなり難易度高かったです。所謂パッカリングが無茶苦茶起きるので、細い針を使ったり、押さえを変えたりと調整してなんとか許せる範囲に。それでも高密度の生地は難しいです・・・
ディティールで一番苦労したのがポケット。
こんな感じで裏まで貫通の口が開いている仕様で・・・
見返しにだけ袋布たたき付けです(向こう布の変わりですね)
おかげで縫うのに非常に苦労しました。
ちょっとどういう状態か分かりにくいですね・・すみません。
前端と箱ポケットを縫った後に見返しに叩くので、まあ縫いにくい・・普通に向こう布にした方がいいんじゃない?と思いました 当時のイタリアの方はなぜこの仕様にしたのか、疑問が残ります・・・
あと縫製的に変更したところがありまして、オリジナルは裁ち切りで折りコバだったのですが、いかんせんほつれてきてしまう生地だったため、アームはパイピング始末にしてキレイさを優先しました。
こだわりはパイピングをナナメ縫いして縫い代を薄く仕上げたところでしょうか。
結構手間のかかる仕様です。値段の高い服のアームの仕様ですね。パイピングにした意味はアームに吊りジワがでるのを嫌った為です
あとはちょっと練習しておきたかったので・・・
・・・・で衿ですが・・・失敗!
衿が軽く、薄くなりすぎるのを嫌って、全て2重でやってみようとしたのが運の尽き・・・吊りました・・・高密度の生地の吊り易さを甘くみていたせいで、シワが多くなってしまい、許せるレベルを超えてしまいました
うん・・裁ち直しです。
衿だけですが、これはちょっと悔しかったです・・・
縫わないと分からないなあ・・・生地特性に十分に注意してたつもりでも、縫うと分かる事がほんとに多い・・・ずっと勉強ですねえ・・
悔しい!
お休み挟みまして、次回完成です!
お楽しみに!
部分縫い つなぎパンツ前ファスナー➂
急に真夏日です
暑さが苦手な私にとってはきつい季節です・・・
さて4月生の方も入ってから2廻り、3廻りほどして真剣かつ、ワイワイと楽しく授業を行っております。
皆さん線を引くのに四苦八苦な感じですが、ここを超えると線がキレイになりますから、ガマンガマン
では・・・
前回は部分縫いの手順が終わり、今回はツナギ特有の変わったパターンの説明を。
前回写真が多かったので今回は軽めです。
特にこれが素晴らしいというわけではなく(むしろシルエット悪くなる)こういう仕様もあるんだという一例として見て頂ければと思います。
ではでは、、、
通常身頃には衿が付いているものがほとんどです。
そして当然ボタンもついています。
ここで問題なのが「持ち出し」
上に絵を描きましたが、ツナギはパンツと続いているわけですので、パンツの前明き端に合いません。赤丸しているところですね。
これがいろんなツナギを調べると、
ファスナーが股まで続き
ボタン位置を強引にずらす
衿が左右違う
などかなり強引なものもありました
古着はかなり強引な仕様で、現代になればファスナーなど比較的無理のない仕様のものが多かったです。
今回はコレです↓
身頃は変えずに、パンツの端を変えるタイプです。
これでもやや強引ですので、シルエットは崩れます。
まず右パンツを写して
↑のように左パンツ端のラインを引きます。平行2cにしないのは股のカーブがきつくなるのを少し軽減するためです。
↑次に反転し右も記入します。ここで問題になるのが寸法です。
左右同寸が原則ですから、寸法が合いません。なので、、、
ここで強引に股下からライン修正して同寸にもっていきます。寸法は参考値です。
少し無理がある仕様ですね。
ツナギはワークウェアなのであまりシルエットの綺麗さは気にしないところからこういう仕様が生まれたんだなと思います。
最後にここから自分の手持ちの古着は股グリの厚み軽減か、ずらしていました。
↓ご参考に
調べてみてツナギの仕様は無数に存在していました。決して1つではなくボタンにしたいのかファスナーにしたいのかでも仕様は変化します。何をしたいのかをはっきりさせてから仕様は決定するべきだなと感じました。
でもこの仕様決定はパタンナーじゃないと分からないんじゃないかな・・・
デザイナーの皆様、お気を付けて下さい
では、次回ようやく手に入ったあの生地です
部分縫い つなぎパンツ前ファスナー➁
新学期も始まり、準備などでバタバタしておりましたが、少し落ち着いてきたなと思ったところ今年もパターン検定の案内が届きました。
本校でも毎年受講される方がいらっしゃるので、しっかりフォローしております。
動画も去年作成しましたのでご興味がある方は見てみて下さい
→右のカテゴリー枠の「パターンメーキング検定関連」か「動画」から見てみて下さい
では前回前明き縫製は裁断、印付け、伸び止め貼り、ロックまで終わったところです。
写真多めで細かく見せていきます!
早速ファスナーをたたき付けるところから
見返しにたたき付けます。あとで縫うやり方もありますが、これは楽さ優先です。
コの字に縫います。
次に明き止まりの位置まで左パンツと見返しを中表に合わせて地縫いします。
今度は持ち出しの端を中表に合わせて地縫いします。段差ができますが少し薄くしたかったのでオッケーです。
出来たら表に返して0.5cst入れます。
次に・・・
股グリを合わせて地縫いします。見返し、持ち出し裏側でかまないように気を付けて下さい。片押さえの押さえ金を使ってもいいかなと思いますが無理をして縫うと生地がズレます。
ここでポイント
1c手前で縫い止まります。
これだと見返しと持ち出しの分厚い生地は関係なくなります。間があいてしまっていますが後で解消できますので次に進みます。
見返し端に0.5cstを入れます。縫い止まりより1c手前にしてますから比較的奥まで縫えるかと思います。
見返し端から1cの飾りstです。工場さんでキレイさを求めるところは表からstをかけるそうですが、ここは簡単縫製で裏から縫いました。糸調子に気を付けて下さい。少し上糸を強くすると表のstがまだ見た目良くなります。
ファスナーを持ち出しにたたき付けです。簡易版ですのでガイドになるところがありません。チャコなどで印を付けておくと良いです。ギリギリまでコの字で縫って下さい。
裏側です
最後に見返し端をペロンとめくって、縫い代に切り込みをいれて折り込みます。
最後に表からstをコの字に股グリから続きで入れて終了です。
このコの字stを縫い止まりより奥まで縫う事で、しっかりと明き止まりを塞ぐことができます。
あとはカンヌキなどで強度を上げればバッチリです。
ちなみに、見返しの幅をミスしましてちょっと写真の青色斜線部分いらなかったです
うーむ・・・まあ縫うと良く分かりますねえ・・
今回もボリューム過多なのでパターンとの照らし合わせ、謎の股グリ左右違いの説明は次回という事で・・・
ではまた!
Creative Holiday in 大阪
みなさま、こんにちは。O岩です。
半年に一度、3月末と9月末に大阪で行われているLE・OPERAのイベント『クリエイティブホリデー』に参加してきました!!!
今回もその様子をレポートいたします
我々、東京組の出番は午後からですが少し早く着いたので午前中の講習も見学できました!
午前中の一つは初回セミナーです!
4月期から通われる生徒さんを対象にオペラでの授業の受け方や、今のアパレル業界の話などをル・オペラの代表とお話します。
初回セミナーは東京校でも行われますので4月期から通われる東京校の生徒さんもぜひご参加下さい (日時 4月15日(日) 13:30~14:45)
もう一つの講習はコートパターン講習です。
LE・OPERAで新しく開発したニューシルエットのコートパターンの作成手順をLIVEで見て頂く講習です!
パターンを引いてるのをLIVEで見る機会もなかなかありませんので生徒さんもたくさん参加されており、教室は満員でした( ゚Д゚)
毛芯を使っているので馴染みやすく薄く仕上がります!
毛芯を使った高度なテクニックですが、わかりやすい内容でした!
女性らしく、しかもスッキリとしたシルエットが特徴ですね
お昼からいよいよ東京組の出番です!
今回は初心者の方でも簡単に作れるトートバッグ講習を行いました。
縫製手順の説明をしながら縫うのが少し難しい箇所はテクニックを使った縫製方法で実演し、実際に一つのバッグを完成させる所までを見て頂きました!
縫製が終わると、使いたい生地・大きさ・ハンドルの長さなどアレンジの参考に各箇所の部分縫いサンプル等も用意して仕様等の説明もしました!
ハンドルがもう少し長い方がいいと言っていたみなさん!(笑)
どんどんアレンジしてみてください(*^_^*)
トートバッグ講習と同じ時間に行われていたのがグレーディング講習です!
同時間にやっていたので講習自体は見れませんでしたが・・・
グレーディングのピッチ配分や展開手法の勉強をします。
パターン技術検定を受けようと思っている方は必須ではないでしょうか!(゜゜)
こちらも人気の講習なのでたくさんの生徒さんが入っていました
そして最後に『気』の講習です!
すっかりおなじみになってきた気の講習ですが、参加した事がない人にとっては謎のベールに包まれたこの講習の様子を初めて写真に収める事ができました!笑
こちらは手の力を使うのではなく、気の力を使うとポンッと軽く押すだけで相手を倒せるというものです。
私はうまく説明出来ませんがとにかくやってみるとわかります!本当です!(^^)!
その他にも力尽くでやるのではなく気の力で相手を簡単に起こしたり、介護に使えるものや護身術など色々と不思議な気の力を体験できました!!!
この講習のあとはいつも身体がポカポカして気持ちよくなります(*^_^*)
服作り・物作り・不思議な体験と盛りだくさんのクリエイティブホリデーです!
皆様興味のある講習は是非、ご参加下さい!
ご清聴、ありがとうございました。
カテゴリー: クリエイティブホリデー, O岩
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かけはぎに挑戦!
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
ああー春ですね。
嬉しいです、暖かいって最高ですね。
先日の事、知り合いが仕事のスーツの第一釦がふっとんで、そこに穴が空いてしまったとのことで、直してくれないかと言われました。
大きさにして、3mm×5mmくらいですね。
(サラリーマン諸君は、椅子に座る時は釦を外さないとけっこうこうなりますよ。)
正直、穴が空いてしまったらどうしようもないかなぁ…と本人に伝えたところ、けっこう値の張るスーツだったそうなので、ダメもとで方法を考えることにしました。
芯くらいなら貼れるかなーと裏を解体…したいところでしたが、裾をひらいた内側はいろんなところが縫い付けてあり、ボタンのところにいくまで色んな所をほどかないといけませんでした。
値の張るスーツの場合、やはり作り手の加減というものがあります。
仮にすべて解いて元通りにしたとしても、左右の形が違うというのはまずいかなと思い、実行に踏み切れませんでした。
どないしょうかな~と考えていたら、
そういえば、かけはぎ(かけつぎ)というものを聞いたことがあるなと思い当たりました。
かけはぎとは、穴の開いた部分に対して、糸を通して(織って)生地を再生させる技術です。
あれなら解かずにいけるかなと、職人さんがあげてるyoutube動画をみてみました。
色々見てみて、理屈はわかりました。
どうせ駄目もとですし、多少いびつでもボタンが上にくれば隠れてくれるし、きっかけかなぁと考えたのでチャレンジしてみることにしました!(the無謀ですね!)
用意するものは
●細くて長めの針(生地の傷より長く、生地の糸より細い物)
●細い糸(生地の糸より細く滑りがいいもの)
※今回はエースクラウンの#100を使用しました。
あと、生地の中で使われてる色以外の糸の方が分かり易いです。
●生地のスワッチ
です。
まずは生地の組織構成を分析して、どんな織りか見極めます。
ほ、、細い糸ですね。出来る自信がなくなってきました。
組織自体はこの真ん中の綾織かなぁと思います。
ではやっていきましょう。
針に糸を通し、輪っかを作ります。
輪っかはほつれやすいので、解けにくく、かさばらない結び目にした方がいいです。(
では縦糸からやっていきましょう。
スワッチの糸を解いて、生地に埋め込んでいきます。
とてつもなく掬いにくいです!!全然綺麗にいかないですね。
針で生地の織り目を文字通り縫うようにすくって、お尻の糸の輪っかにスワッチの糸をくぐらせて、針を引っ張ります。
それの繰り返しです。
途中何度も糸が抜けたり、輪っかが外れたりしました。
次に横糸です!
やっていくと、糸の輪っかはある程度通して、輪っかが小さくなった時にスワッチの糸をくぐらせたほうがやりやすいという事に気づきました。
しかし、やはり横糸の方が難しいですね。
出来ましたが…うーん自然ではないですね。
ですがまあ、初心者はこんなものでしょうかね…。
最後は出てる糸を切って、生地を揉んで整えます。
うーん…まあ下の上の仕上がりじゃないですか!(泣)
というか、初心者はもっと目の粗い平織りから始めるべきですね。
本当はこのあと芯地とか貼ったほうがいいのかも知れませんが、今回は裏がめくれないのでこのままいきます。
ボタンを付ければうまく隠れてくれました。
しかし、またボタンが吹っ飛んだら困るので、補強の意味で後ろに力ボタンをつけときました。
というわけで、なかなか面白い経験をしたと同時に、かけはぎ職人さんの偉大さを知りました。この後色々調べたら、もっとやりやすそうな方法の動画などもありましたので、興味のある方は調べてみてください。
あとこの作業は目をすごく使いますので、目の疲れが半端ないのと、目が良くないと間違いやすい作業でした。
日々鍛錬しないと、うまくはならなそうです(笑)
部分縫い つなぎパンツ前ファスナー①
こんばんは。
やっと暖かくなってきましたが、皆さん花粉症の方が多くてティッシュを箱で持ってきている人もちらほらです
春まであと少しですね!
4月からの入学の方も多く、残りの座席数もわずかになってきました!
もしお考えの方はお早目のご連絡お願いたします!
さてコートはようやく生地が見つかりました・・・
知り合いに頼んで裏が加工されているポリエステルの生地です!
楽しみですが届くのが遅いので 、、、その前に、、、
この前ツナギを見ていて面白いなあと思うディティールがあったので、ちょっと部分縫いしました。簡単な縫製手順も一緒に考えましたので、今回はコチラを。
パターンはこんな感じ↓
右前パンツです。普通であれば持ち出しが付きますが、続きの仕様です。ちょっと見ずらいですが、分かり易くするために、ファスナー位置を記入しています。
ここにもファスナー位置記入しました。
アップにすると・・・
こんなパターンです。番号を振っていますが、ここが今回のポイントですね。パターンは縫製している最中にまた説明していきます。
股グリの形が違いますが、これもまた次回
まず縫製の方を。
よくパンツ前の縫製の正しい縫い方はどういう手順ですか?と聞かれるのですが、お答えするのが難しい質問ですね・・・
東京校にも縫製のお仕事をされている方が過去に沢山いらっしゃったのでこの部分の縫い方を聞いてみましたが、皆さんバラバラでした・・・
設備やロット数、価格帯、デザインで皆さん縫い方が違うせいかと思います。
縫い方によってはとんでもなく難しくなったり、「こんなの無理だよ!」となったりするので、今回目標にしたのが「生徒さんがやりやすいく、キレイに縫いやすいやり方」を目指しました。
ではでは・・・
まずは裁断、印付けですね。左前見返しにファスナー付け位置を印します。
こんな感じに乗ってきます。ここではファスナーの表裏の注意して下さいね みんな最後に「あ!」ってなる箇所です・・・
ロックを周りにかけておきましょう。気になる人は端側もかけていいかなと思います。
持ち出しには何も印を付けません。これもロックをかけます。
右前パンツは端の裏に伸び止めを貼っています。分厚い生地ならいらないかもしれないですね。これはロック無しです。
これはファスナー付け位置に印を付けておきます。後でこれをガイドにして縫いますから必ず入れて下さい。(無くても行けますがちょっと難しくなります・・・)
左前パンツも同様に端裏に伸び止めを貼ります。これは端にロックをかけます。ここでもうロックは使わないので片付けていいですよ
下準備が出来たところで縫製に入ります・・・というところで気が付いたら結構なボリューム・・・次回にまた!!
お楽しみに
短パン 裾ダブルVer
みなさま、こんにちは。
体験セミナーも終了し、体験して頂いた参加者様達の初々しいリアクション等を見ると毎回、初心を取り戻させてもらっています。O岩です。
残りの空き席も少なくなってきましたが、まだ満席ではございませんのでお気軽にお問い合わせ下さいませ。
春の匂いがする今日この頃。
4月期に向けての準備を始めると改めて1年の速さに気付かされます。
暖かい季節が近付いてくるので以前に作った短パンをもう1着作ってみました!
同じ物を作っても・・・という事でより探検隊っぽく裾をダブルにしてみました(^_-)-☆
今年はこの短パンで前回、熊に遭遇した山越えの釣り場をリベンジしたいと思います!!
ダブルにするのでその分の裾口の折り代が必要になります。
パターンから修正して縫ってみました(^^)/
画像は左身頃の前脇と後脇を既に縫い合わせた状態の物です。
裾はロックをかけておきます。
前の裾をアップにした画像です↓
出来上がり線から折り返し幅をプラスします。
今回は3cm幅に設定したので3+3+3+=9cmをプラスします。
先にアイロンでダブルを作っておきます。
①まずは裏側に向かって1回。
さらにもう1回。
三つ折りと同じ手順です
次に表側に1回折り返します。
これでプレスは完了ですが次に一番初めに折った箇所を裏側へ持ってきます。
表側はこんな感じです↓
あとは股グリ・股下を縫ってパンツが完成したら裏側の裾をまつっていきます。
今回は奥千鳥で少ししっかり気味にまつりました!
最後に脇の縫い目の位置と股グリの縫い目の位置を合わせて糸止めしたら完成です!
色と裾のダブルの感じがヒトシ君人形みたいで探検感がアップしました(*^_^*)
かなりお気に入りです
次はデジタルカモフラージュの柄とかで作ってみたいな~と思っています。
ご清聴、ありがとうございました。
スウェット 寝間着
明後日/2/25日(日)体験セミナー開催致します。
残り座席数が少ないですが、まだ間に合いますので気になる方はお電話下さい!
東京校のみ開催 03-5473-1519
さてお昼は暖かくなってきましたね。
もう少しで出かけたくなる季節になりそうです。
ただそれと同時に眠たーくなる季節の到来です。
その準備というわけではないですが、長年着用していた寝間着がぼろぼろなので新しいものをさっと作りました
コートの方は大作がゆえに遅い進みです・・・なので、間をあけて今回は
スウェットです
こだわりというものでもないですが、あまりタイトではなくゆるーい雰囲気にしました。
リブの伸ばし付けもあまり多くせず、もともとちょっと大きくしています。
自分の体型にある程度合わせているので、衿ぐりの後ろに引っ張られている事はないです。
既製品だと大体前の首が詰まって苦しいので、、、体型に合わせるのは大事ですねえ。
前の首回りは何もしていないですが、肩から後ろの首回りにかけて1本ステッチを入れて型崩れを防ごうと思います。
通常Tシャツなどでは裏側にテープ状の布はありますが、その役割に近くしました。
何もしないとビロビロに伸びますからね。
それと同じでアーム周りにもステッチをかけて伸びを防ごうと思います。
今回は袖口のリブの縫い目と袖の縫い目をずらしました。
衿ぐりも同じようにずらしています。
最近は既製品でも見かけることが多くなった仕様ですね。おかげで縫製時の厚みが軽減できたので非常に縫いやすかったです。なんてことないですが大事ですね。
袖口や裾周りに通常のミシンでステッチを入れると波打つので、ここは何もステッチを入れず、ふんわりと仕上げました。
なんてことのない仕様なので1日かからずに縫製ができました
また素材を変えたり、試してみようと思います。
それではまた!