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2015 年 10月 – パタンナーズライフ

デザイナーごっこ⑯

こんにちは。
高校の文化祭でてんやわんやですが、今週末本番で楽しみです!!

その様子はまたお届けしますね :lol:



寒くなってきましたね。
嬉しい季節ですが、今作っているものの着る季節が終わりそうです :cry:

型抜き→デザイン変更→パターン
で・・・
シーチングで確認中です。
半身で組み上げてみましたが、着心地を確認したかったので、両身両袖で組んでみました。

うーん :-? もうちょっと修正して本番にはいろうかと思います。

では、

ポケットが無かったので、別のコートからデザイン拝借しました。

無いのは流石に、使い勝手が悪すぎて・・・
身幅はでっかく、袖細めで。
コートだか、ジャケットだかブルゾンだか曖昧なシルエットにしようと思っています。
基本のサイズ感は前回のジャケットの感じで。



後ろにはベントを入れました。
裾周りをやや細くしたかったので。
ウエストはちょっと絞りすぎたかなあと思います。







袖は元にしたものとほぼ同等の雰囲気で・・・
やりすぎ感出ててますが、ひとまずこの位で :roll:
ただし運動量は欲しいので、コートらしい角度で。

これくらいまで上がれば、あまり気になりません。


衿は小さいかなと思い一回り大きくしたのですが、立てて着ることを忘れていました :roll:
外回りが首にあたってシワになってしまっています。
衿ぐり、衿共に修正が必要ですね・・・ :cry:

肩線は一度参考どおりにやってみましたが、どうにも着難く後ろに下げました。
イセが入りやすいですし、後ろのドレープも少し引き上げられます。
自分の体型に向いているカッティングかなと思います。




一番上のボタン位置は考慮中です。
前身頃天幅をたくさん取ったので、当然衿ぐりが浮きます。
それを・・・

参考にしたものは第1ボタンの重なり量を多くしてダーツを取っているようです。
Pコートでも前中心衿ぐりにダーツはいっているものありますね。


前端が捩れるのですが、隙間が開いて寒いなと思い採用しようと思います。

では、さくっと縫える仕様にして縫ってみようと思います!!
ベンタイルという生地で縫ってみようかと思っとりますが、
簡単に縫えるようちょっと工夫しながらやってみます :lol:
寒さに間に合うかな?お楽しみにー!!

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デザイナーごっこ⑮

こんにちは :lol:
秋めいてきましたね!
いい季節です。
何着ようか一番悩む季節ですが、楽しい季節ですね :-o

新規入学の方も初回授業が終わり、細かい指導に驚かれているところです :-P
マンツーマンに近い人数だからこそできることですね。
「あー」の声が飛び交っています :lol:
納得された時、伝わったと感じた時はやはりこちらも嬉しいですね。

最近は
趣味の方でもクリーマなどのサイトで販売したいが、クオリティに自身がない・・・
専門に通っている(もしくは他の学校と並行して)方でパターンの技術力が欲しい!
既製品の合わないサイズが気に入らない・・・
お直ししていて、縫製はいいが、パターンが・・・
会社での指導だけでは不安・・・


といった方が増えていますね。
その中でも、クリーマなどで個人的に販売したい方が増えてきています。
買うから創るの時代になりつつあるように思います。


個人的には創るほうが、映画や本を読んだりの消費(インプット)より創るほうが楽しいと思っています。
それが伝えられたらなあーと日々思って授業をしています :-)

ともあれ、私自身も色々服におけるインプットはしておきたいので、最近は特に古着にまた興味が集中しています。

ということで、これ、デザイン変更してコートにしようかなあと思っております ;-)


スウェーデン軍のジャケットです。
年代は不明。ごく最近のものかと思います。
アメリカ軍のM65に近い雰囲気です。








結構自分のサイズに合ってます
:roll:
スウェーデン人?


袖が思いっきりまげています。
前にスリットという不思議仕様。まあ前のほうがボタンでの調節はしやすいですが。


衿の返りはこれでもかと入れています。




今回やりたいのはここですね。
肩が湾曲してます。


これがかなり自分の体にマッチ。
ちょっと検証してみようと思います。
まあ縫いにくいんですけど ;-)





背抜き仕様となんとも珍しい仕様。
これで購入してしまいました :roll:



縫製は所々かんだり、ミスが見られます。



縫製はインターロックで環縫いされている模様です。
肩に伸び止めがないので、肩線のびるなあと思います。
地縫いはほぼ環縫いでした。



袖口は無理やり感のある仕様・・・









謎のフラップ付き内ポケットで付ける必要があったのか・・・
表にはポケット無しという謎なディティールです 8-O


ウエストドローコードです。





前は比翼でした。

とにかくディティールを見せたくないという意図が見えます。
何かそういった作業をする人用だったのかもしれません。

シルエットと全体の雰囲気が気に入っているので、ここから
コートにして使わないディティールは無くして、欲しいところにポケットをつけようかと思います。

お楽しみに!!

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1920シルエットブルードレス

こんにちは、久々の K です。( ´_ゝ`)

また久々に自分が担当いたします。

 

今回は作ったのが随分前のものになりますが、結婚式用につくりましたドレスの制作の様子を上げようかなと思います。

 

制作しようと思った理由は一つ、ないからです(笑)

しかし作ると決めたのが結構当日が迫ってきてからでしたので、あまり手の込んだものは作れないなーどうしようかなー、とりあえず大体どんな形にしたいかだけ決めようかなーと、

なんとなく1920年代ごろのストレートでローウエストなシルエットがいいなーと思いながら立体で遊びます。

こんなイメージ、フラッパーとかの時代ですね。

うーん…なんのひねりも無くてつまんないですね。

タックとって見みましたが微妙すぎですし、襟元の垂れ下がりうまくいかないですね、少ないのかな?

下げたら全体的に下がってしまった!タックもまだ説得力ないなあ。

タックはこのくらいにしましょう。まだ前が下がりすぎですね、お腹がでてるみたいでちょっと恥ずかしいです。あと切り替えも流石に下すぎるかな?袖に変化も欲しいです、前を短めにしてみましょう。

 

このくらいにしましょう。後ろは何もデザインがありません。

では、工業用パターンを作って縫製します。

袖はパイピングで身頃のみの裏地をつけます。縫製はさほど縫う箇所がないので楽でした(時間の関係でもありますが)タックは後ろかコバで押さえてもよかったですが、動きを出したかったのであえて縫いません。

そして、完成です。

正直縫製はそんなに苦労なかったです。

前より横のシルエットのほうがいいですね。

腰辺りにブラックラメのストールとかを足したら20年代ぽいですね。

 

今回あきを脇にもってきたのですが、なかなか難しいですね。

というのも伸びたりするとシルエットが左右対称じゃなくなるので、気をつける必要がありました。

あと生地のツレにも気をつけました。

今度はもう少し派手で変わった形がいいかもしれませんね(笑)

 

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