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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
ドレスシャツ研究④
師走で気づいたら今年もあと10日あまり・・・
やり残したことを終わらせたいですね
1月に入るともう4月からの入学準備などで忙しくなるので・・・
ということで、やり残しのシャツです。
年内に終わるか・・・
ひとまずトワルで検証
!!・・・衿回りの寸法見間違えていた・・・むむむ
衿が開いて肩先が外に逃げてしまった・・・
しかし、生地でかなり変わりますねえ。
袖の後ろのイセは大量に入れましたが、生地がシーチングなため落ちてしわにはならないですね。ジャケットみたい・・・このあたりは実際の生地で確認してみます。
袖山はジャケットみたいです。イセの量が多いので、縫製が非常にし難いかったです。工場さんは絶対やりたくないだろうなあ。やはり手縫いならではのパターンですね。
運動量はもう少しあってもいいですがあまり入れるとあまりじわになります。
ここが・・・むむむ、衿まわり寸法見ると半身で0.5cm見間違えていました、、どちらにしても首回りが苦しすぎ過ぎるのでもう少しゆとりを入れようと思います。前天幅足りてないですね・・・
あと衿やっぱりでかすぎ・・・
肩線は実際ハンドでやってみました。地縫いのステッチの糸をからめるように手縫いをしていたので見た目は綺麗でしたし、動きが出て丈夫に思います。
実際この部分の糸は全く傷んでいませんでした。
アーム周りのステッチもハンドでやりましたが、しわがない状態です。
本番はもう少し緩めにしてもっと柔らかいアームにしようと思います。
後ろの衿が2、3mm離れていますね・・もっとピッタリ沿わせないと。
この部分は相当伸ばし縫いされているのもあって不安要素があったところです。
サイドネックが2、3mm狭く、後ろ下がりも多すぎたせいで、台衿の後ろが下がっています。
台衿の形はカチカチでそこまで大きく外していないはずですから全て衿ぐりが原因です。
衿ぐりをかなり伸ばしたので衿自体が首にフィットしています。ただ窮屈さの原因でもあります・・・
衿ぐり寸法も0.5~1cm位大きくして衿ももう少しコンパクトにしようと思うのでここは時間をかけたいところです。衿を何度も引くのは大変ですが、ここでCADにラインを取り込みます・・・
「パタパタモードくん」の出番ですね
次回はお勧めソフト、「パタパタモードくん」とパターン修正です
様々なお直し①
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
12月…年の瀬が近づいてきましたねぇ…
忙しさのあまり弟子だけでなく、師匠も走らすという師走です。
先月の特別講習でリフォームやお直しの事を生徒さんとお話しましたが、やはり皆さんこういう場所に通っていると、家族や知人に色々なお直しを頼まれるそうです。
やったことなくて困っている…というお話もきくので、ちょくちょくこちらのパタンナーズライフで身の周りから頼まれるお直しの事例を参考に、皆さんのお直しライフに役立ててもらえればと思います。
事例①袖丈と着丈のお直し
記念すべき最初は、メンズのネルシャツのお直しです。
最近のブランドは、特に袖丈が長く感じるとのこと、依頼者は昔ながらの日本人体型というか…まあ足も手もちょい短いそうで、服も決まったところで毎回買ってるそうです。今回は頂き物でサイズが合わないとのこと…サイズ感は大事ですよね。
まあ私も最近のブランドは長めやと思います。最近の若い子はスラッとしてる子が多いですけど、おっちゃん層からしたら、キツイ、長いという声をよく聞きます。その辺基準がブレてきてるんちゃうかなーと、まあそんな話はおいといて、モノはこれです。
まあ、普通のネルシャツですね。
(申し訳ない事に、直す前の全体画像がないのでこれは完成したものです。)
こちらのシャツの袖丈8センチ、着丈を6センチほど詰めてほしいとのことでした。
けっこう切るなあと思って、どう直すのか決めます。
着丈はそのまま平行だと脇の食い込みが上に来てしまいがちですので、裾線の形状を変更し、縫い直すことにしました、
袖ですが、これは…本来袖の丈詰めといえばアームホール側で削るのが常ですが、そうすると縫代の不足、また今回脇と袖下一気縫いでタコステッチがかかっており、このミシンステッチでは一目ほどくと連続してほどけていってしまうやつなので、あまり変に触りたくありませんでした。
まあ重ねて縫えばほどけませんが、見栄えが大分変るので、今回は袖口側で短くすることにしました。
幸い、あきの仕様は簡単なイッテコイ始末
増えるであろうカフスとの差寸は、タックを増やすことで解決をはかります!
まず、裾の線をチャコで直接引きなおします。無地だと何か型をつくって載せてひくほうが左右対称にしやすいでしょうが、今回はチェック柄なので、それをマス目代わりにひきます。
こういう時は柄物が助かります。縫い代を付けて裁断です。
前立ての縫い代が重なるところは、内側の分だけ切って、厚みを調節です。
布がしっかりしてるので縫いやすいです。きっちりアイロンで折って形を調節しながら縫いましょう。(裾は目立つので丁寧に!)
袖はまずカフスを外し、パイピングを外します。
出来上がり線と縫い代を付け、その削りと同寸法止まりを位置を上げます。
袖の明き止まり位置は腕の構造上、平行に上げないと逆に明きが狭すぎるので上げときましょう。
裁断をし、先ほど解いたパイピング布をつけ、タックを増やして寸法をカフスと同寸になるように調節してからカフスをつけます。
最後に閂止めです、ステッチを4回ほど重ねて代用です。
お直し完成です!同じ日本人体型の後輩に来てもらってチェックです。
後日、依頼者に渡すと、直したとわからないくらいだと喜んでおりました!
あまり布は一応依頼者に渡して、いらないようならもらってます。貯まってくるとパッチワークの布にしたり、ミシンの調節用に使ったり、掃除布にして無駄にならないようにしております。
と、いうわけで、今回は裾側のお直しでした、アームホールでの丈詰めも入ってきたら上げようかなと思います。次回はよくあるズボンのウエスト出しがあったのでそれを上げるつもりです。
大竹学園文化祭③
本格的に冬到来して、スプリングコートはもう出番ないですね・・・
いつ着たらいいんだろう?
明日から師走ですが、まあ早い・・・
3年も早い・・・
さて高校の大仕事です。
下がなかなか決まらず、ぎりぎりまで迷っていましたが、ワイドパンツの上に手でギャザーにしたスカートを乗せています。
コルセット、バッスル共にパターンから・・・かなりの作業量。
トップスの形がきっちり出来ています。
動き早くて撮り切れなかったですが、たくし上げたスカートが紐を外すと赤いロングスカートになるという凝った仕様 止まってポージング欲しかった・・・
実は着物ばらして作り変えています。そこから、デザインし直しです
裾プリーツ全部手で1本ずつ折ってます・・・ 8-Oちょっと見えにくいですが後ろ裾の引きずっているのは鳥の羽です
上の白い方は2回目でやり直しを自主的にしていました・・根性です 2体とも非常に完成度が高かったです。
甘いドレスですが、作業自体は甘さの欠片もありません 個人的には最もデコレーションに時間をかけた大作かと思っております。がんばりました
みんな頑張りました。ぎりぎりまでクオリティ上げようとする子もいました。
もちろん手伝ってもらう子もいましたが、最後の最後で追い込み みんなでやり遂げた文化祭です。
私たち講師陣の手伝いはほぼ無く、(ヤキモキしましたが・・・)自信を持って欲しいと思います。
モノを作る大変さと達成感を体験してもらえたことが何より嬉しいです。
「泣かない、泣かない」と言っていた私ですが、泣いてしまいました・・・
大竹学園文化祭2016②
寒くなって秋がありませんでした。
せっかく作ったコート着用出来ません
さて文化祭続きですが、画像が多い多い
せっかくなので出来るだけご紹介を!
3年生のメインを前に、1、2年生を先にご紹介。
撮り切れなかった子もいますが、カメラがんばりました
次回3年生の画像を・・・引っ張ります
大竹学園文化祭2016①
いやはや、学園祭無事終了でございます
今回から何度かに分けて、文化祭の様子を!
関西弁で言うところのなんやかやありながらも終わりました
ほっと一安心です。
一番良かったことは講師が作業自体はあまり手伝わなかった事です。教える事だけで実際の作業はさほど手伝っていません。作業していく中でどんどん出来るようになっていくのが目に見えてわかりました。生徒たちでやり切りましたので「見て、考え、やってみる」という事を実践出来ました。(一部友達に感謝しなければならない子がいますが )
忍耐力も付いたと思います。200時間くらい1つの服をつくり続けるわけですから、、、 場合によっては1日で「失敗して2、3か所しか縫えなかった」ということもあります・・・
それを最後までやり遂げたので将来「あの時頑張った」という自信を得ることが出来たはずです。
「考える力、忍耐力、自信」は将来服づくりの道に進む子だけでなく、別の道に進む場合も仕事全般に必要な事かと思います。
↑というのは大竹の生徒のみんなに読んでほしいですね みんな頑張った
とまあちょっとお堅いお話は置いておいて、実際のがんばりを紹介していきたいと思います!
細かい所は次回で、まずは3年間の集大成を
3年間の集大成です。まずは全体を!
次回ディテールや苦労どころ 、ショーの様子などをご紹介します!
お楽しみに!!
ドレスシャツ研究③
30度近くから一気に10度近くに。
砂漠かというくらいの寒暖差・・・
ちょっとやられぎみです・・・
新規の方も入学されて少し慣れてきたところ・・・というところでのこの寒暖差・・・
風邪をひかれている方も多いので、皆さんお気を付け下さいね
さて・・・高校での文化祭も大詰め・・・。
コルセットなど、中に着用するものを作っている子がいますし、大作の子も・・・
みんな時間と労力を注いだので是非とも悔いの残らないようにして欲しいところです。
やり遂げたというのは今後「あの時頑張った」と自信になると思います。
合間にちょこちょこと進めていることですが、変わり種ドレスシャツを型抜いております。
研究なので、出来る限り忠実に再現・・・なのですが、古着ということもありかなり伸びています・・・悪戦苦闘 ・・・新品を買おうものなら、おそらく7万くらいはしそうなのでとてもとても・・・
で、そういえば、やり方載せていませんでしたね。特に特別なことはしていないのですが、一応。
私はシルクピンで形をとっていきます。
ダーツのある後ろを。
立体になっている箇所はまず・・・
後ろ中心側を平面でとれるところまで書き、
ダーツを書きます。
その後、ダーツの線に合わせて脇側を映します。
こんな感じです。
アームホールなどはかなり伸びていて、ここで必要なことが「地の目を見る」です。地の目を縦横直角に戻してどれくらい伸びているか確認します。
今新規で入学されてちょうどシーチングを地直ししてもらっていますが、かなり厳密にしています。
地直しができるようになると、こういったところでも役に立ってきます。
伸びている場所は、ラインを確認しながら寸法と照らし合わせ、予想もある程度入れながら引いていきます。(こういった不安要素はトワルを組んだり、縫ってみてから確認します。)
今回見てみたいのはここですね。後ろの襟ぐりが異常に伸びています。
これは着用して伸びたものというよりはわざとである可能性が高いです。
理由は「衿が芯でガチガチで伸びようがない」からです。
組んでみてどういう効果があるか確認しようと思います。
肩の縫い目も微妙にしわがよっています。
これはわざとなのかが判断に難しいところ・・・
一回シーチングで組んでみますが、せっかくなので手縫いを入れたり、入れなかったりと違いを出して見て検証してみようかと。・・・時間かかりますが、当時の作り手がどんなことを考えてこういったものになったかを考えるのは楽しいです!!
ではまた文化祭を挟みつつ進めていきまーす
ハイブリッドワンピースⅢ
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
寒い寒いいうてますと暑くなりましたので、あのワンピースも何回か着ることが出来ました!
天候に感謝を!ありがとうウェザー!(笑)
しかし、こう寒暖差が激しいと体力持ってかれますが、
教室のベランダに植えたラディッシュはスクスク育っております。
暖かいし、すぐ芽がでそうです。(詳しくはマイブランドのほうで)
さて、前回は脇縫ってポケットつけたところまででしたね。
ここで次にどこ縫おうかな~と非常に悩みましたが、ややこしそうなファスナーつけを先にやってしまうかーとおもい、裏地(表と共布ですが)にコンシールをとりつけました。
いちおう裁断の時に表の柄の白い所に同じ白い部分がこないように(透け防止)調節して裁断してます。
もちろん、付け位置には伸び止めを貼ってくださいね。
同時進行で、裏地と見返しが合体したような後ろ側のパーツのカーブ線(ふらしになってる部分)を三つ折端ミシンで処理します。
カーブが強すぎたのか、少々伸び気味になってしまいました…
もう少し浅く引くか、無地の生地なら地の目線を通せばよかったかなと思います。
それから、表の股下と合体させときます。ここで裾をガーっと三つ折り端ミシンで始末します。
ここで股グリを縫う前になって、縫いしろい1cmじゃあ小さかったな、1,5cmにしておけばよかったと後悔。
そうしていたら、生地端を三つ折り端ミシンした後フツーに股グリ縫えていたのに…ギリギリだったので、途中から端ミシンに変更しました。(泣)
うう…縫い代が細い…反省。
そして、裏地に止めていたコンシールファスナーを表地と縫い合わせます。
肩はフツーに縫って割りました。
襟ぐりの落ち着きが悪かったので、裏コバを入れて縫い代も短く処理しときます。
あとは脇なのですが…こちらは迷いました…が、しっかり奥の裾まで縫わないとヒラヒラしすぎるかと思いまして、脇に全て止め、片側の縫い代を半分にカットしもう片方で巻き込んで処理しました。(裏地も巻き込んでます。)
身頃完成!
さて、あとは袖だけですね。
フレア袖なので切り替えを袋縫いでくっつけて、裁ち端を三つ折り端ミシンし袖下を縫います。
これで袖は完成です。
身頃のアームホールは仮縫いでとめておきます。(裏地がずれないように)
今回イセをけっこう入れてますので、しっかりアイロンでイセ処理してから本体にぬいつけます。
最後にパイピングでアームホールをくるんだら、完成です!
では試着です…
どうですかね、二重構造になっているのがわかりますでしょうか?
…ちょっとわかりにくいですかね。(_ _。)・・・シュン
まあとにかくパンツが内蔵されたワンピースになったよ!ということです。
縫製は以上にて終了です。完成して良かったです。
ではまた~
ドレスシャツ研究②
こんにちは
新学期も始まり、新しい生徒さんが続々来られています。
皆さんパターンの細かさに驚かれていますが、最初が肝心。
2、3か月もするととても綺麗な線が引けるようになっています。
ものづくりを始めると、ものを見る目も変わるので私はそれが一番面白いなと思います。
皆さん楽しみましょう!
では前回のシャツの続きです。
着用してみて・・
まあ、しわが多いですね・・・裾の下のほうは異常に出てしまっています。
見てみると、手縫いの糸のテンションが強すぎるようでした。
これでもアイロンをかけましたが、古着ということを差し引いてもちょっと多いです。
薄い生地で気持ちはいいのですが、しわになりやすすぎるのでいかがなものかと思います・・・。
パターン的には肩の傾斜や肩先の位置はばっちりでしたが、袖丈やや長いです。
横です。いつみても姿勢が悪い・・・ただいつも着る既製品よりは全然ましですね。
襟も後ろに引っ張られていませんし、後ろの裾もあまりはねてはいません。前のフレアはちよっと足りないです・・・
袖の振りや袖幅はとても好みです。
特に袖幅が細いので上のほうがすっきりしています。
パターンは袖山が非常に高いので、袖幅細く出来ていますね。
もうちょっと専門的な話をすると、「袖と身頃を筒にしてからアームホールをぐるっと縫う」おかげで袖山を高く出来ています。ジャケットと同じ縫い方です。
これは既製品ではあまり見られず、「袖下一気縫い」が通常仕様です。
この袖山の高さだと「袖下一気縫い」の方が難しくなります。これは縫製の時にご説明を
お持ちのシャツを確認してみてください。
後ろはちょっとはねていますが、まだまし・・くらいでしょうか。肩甲骨あたりのハリも気になります。
袖を上げてみるとやはりかなり細いです。
でも限界に挑戦したいので実験的にもちょっと上げてみようかと・・・
袖山には「ギャザー」になる一歩手前くらい大量にイセが入っています。
そのおかげで腕にあまり当たった感じがしません。袖に厚みがとられているおかげですね。ジャケット並みに入っているんじゃないかな?
折り伏せ縫いのおかげで鎌底あたりが付け根に食い込んできます。食い込むので腕は非常に上げやすいです。
わざわざ太い折り伏せにしているのはそのせいかな?と思います。とても縫いにくいし、しわになりやすいのですが、手縫いのおかげでしわが緩和されています。
衿回りはさすがに苦しいです。ちょっとだけゆとりを加えようと思います。
あと日本人の私の首の長さには合っていないです・・・
衿腰も少し低くしようかな。
首に当たって羽衿に少しだけ窪んだしわが出ています。衿腰を低くして衿の形も変えるので、ここは様子見でしょうか。
背中はかなり動きますが、生地の柔らかさのおかげかと思いますし、ずっと着用していると破ける心配が・・・ここも出してみます。
ここがとてもフィットしていて着心地が良いです。
着心地は結構「服が自分の体のどこに乗っている」
と意識しないとなかなかわかりにくいものですが、この服は「肩回り全体に乗っている」のでストレスがほぼありません。
今回ここが一番知りたい箇所ですね。
ついでに・・ホールは手縫いなので、めちゃくちゃ柔らかくすっごいかけやすいです。手縫いがんばるか・・・ 。
次回パターンです!お楽しみに!
新学期に向けてミシンのメンテナンス
こんにちは。
雨が続き、洗濯物が乾きにくくて困りますね・・・
パターン用紙もへこんで扱いにくいです・・・ 梅雨より雨続きますね・・・
先週の日曜日は大阪で講習がありまして、生地の講習をしてきました。
東京でも毎年春頃やっているので東京校の方はお待ちください
さて明日から新学期が始まります!
今回もかなりの方が入学され、残り座席数がごくわずかの状態となっております。
ありがとうございます
そんな新しく始まるこの時期は授業準備で、ほぼ大掃除状態となっています。
いつもミシンのメンテををしているのですが、意外に皆さん(特に女性)はミシンのカバーを外したことがないようなので、ちょっとご紹介を
ほとんどが外れます
プラスドライバー1本で外せるので特に難しくありません。
10年もあけていないと相当ほこりが溜まってしまい、ギアにからまることもあり故障の原因になります。
頻繁でなくてもいいですが、掃除くらいはするべきかと思います。
怖くないですよ
底部分です。
右に釜があるかと思いますが、乱暴に扱ったりすると、糸が絡まります。
結構糸が絡まっていることが多いので糸調子が悪いなと思う場合は疑ってみてください。
ここの部分です。
こういうダスターでほこりを吹き飛ばしましょう。
釜もネジがしっかりとまっているか確認します。
釜の軸がぶれている場合は手に負えないかと思いますので、修理が必要かと思います。
ちなみに今回もギアに糸が絡まってました、このミシンは「若干糸調子が気になるな」という程度のものでした。おそらく原因はこれかと思います。実際快調になりました
グリースが塗ってあるので下手に拭き取らないほうがいいです。嚙み合わせが悪くなると思いますので。
ベルトは摩耗するのでゆるみ過ぎている場合は取り換えが必要かと思いますがそんな簡単に緩まないと思います。
この部分はあまり汚れは溜まりません。ダスターだけでほこりを飛ばすといいと思います。
先ほどのすぐ背面です。
基盤があるので下手に触れないですから、ここもほこりを飛ばす程度で。
上部です。
ここもあまり汚れませんがミシン油を点すところはほこりが溜まりやすいので、ダスターで飛ばしてから丁寧に拭き取りましょう。
回転する軸の摩耗する箇所に油は点しておいていいかと思います。
左側面の押さえの部分です。
そんなにほこりは溜まりませんが、一番油を点すべき部分です。
ただあまり点しすぎると針まで油が垂れてくるので、しばらくおいたら拭き取るのを忘れないようにしましょう。
縫製していて油が生地についてしまうと取れないので、要注意です!
上糸を押さえる部分ですが、ここも意外に糸くず(すごく細かい)がついて調子を狂わせることがあるので、外して掃除したほうが良いと思います。
ただし!絶対に順番を間違えないように外すときは「どの順番」「どの向き」かに注意して写真などとっておいたほうがいいと思います。
ミシンによって構造の差はありますが、定期的に掃除をしておかないと本当にすぐダメになります。底に油も溜まってくることが多いのでダスターで飛ばすだけでなく拭き取ったほうがいいです。
高い買い物ですがきちんと掃除をしていれば、ほぼ一生ものかと思います!
ちなみにロックミシンもカットしながら縫っていると、生地のクズが溜まってギアがよく回らなくなるので、糸調子がおかしいと思ったらまずは掃除をしましょう 最近高校で使っているミシンの調子が悪いと見てみると大体掃除していなかっただけでした・・・
ハイブリッドワンピースⅡ
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
現在取り上げておりますこのワンピースですが…
なんだか急に寒いので着る機会があまりなさそうですねぇ(TωT)
なぜかというと
スケスケ…なんですよね生地が、はい。綿シルクなのに安かったもので…
かなりの生地量を使うので軽いもの、そしてもともと春夏もののつもりで制作を開始しましたので、ちょっと秋物には向かなさそうです、ギリギリまで頑張りたいですが(笑)
さて、ではそんな問題はさておき、前回のパターンに1,5cm~1・0cmに縫い代を振り分けて裁断です。
でかいよ!(・ε・)
襟ぐりや袖ぐり、肩線などおそらく伸びるであろうパーツは薄手の伸び止めを貼ります。
真上から取ろうとしても収まらないので横からの図になりますね…
んんーどこから縫おうかな「(ーヘー;)と手順を考えながらやっていきます。
まずは表面から見える部分を縫っていきますね
後ろ中心は袋縫いで縫い合わせます。(今回は極力ロックは使わない予定です)
それから身頃のダーツを縫います。
あ、今更ですが、針の設定は9号、糸は90番手で縫っています。
多少のシャリ感があって、思ったよりも縫いやすいけど、つれなどには気をつけませんといけませんしね。ちゃんと薄地の設定です。
それから身頃にシームポケットです。
ポケット口を縫って切り込みいれて折った内側の縫い代だけにロックをかけます。
基本的な縫い方は今年の夏にやったワンピースコートのやり方です。色んなところで使える縫い方ですね!縫い方はかぶるから詳しくは書きませんね。
向こう布をくっつけて袋縫いで処理してポケットは完成です。
脇戦と肩線を縫ってくっつけます。
とりあえずガワは組み立てました、まだまだ工程がありますが、長くなったので次にします。
つぎは完成まであげたいものです、でわ(^▽^)/