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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
2015PM検定実技試験 二級 ②
皆様、こんにちは。O岩です。暑さに負けず、頑張ってまいります!
実技試験まで残すところ、あと1ヶ月を切りましたね。(3級は1週遅くなりますが)
PM検定実技試験の二型目になります。
三面体のダブルです!
ピークドラペルの形状、ダブルならではの釦位置の設定など悩まされます。
ボディは10missになります。
以下はサイズです。
着丈:62cm
肩幅:38cm
バスト:95cm
裾周り:99.8cm
袖丈:58cm
袖巾:31.9cm
袖口:24cm
袖山:15.2cm
一型目に比べて丈は長めになります。
デザイン画と照らし合わすと、衿腰も高く見えるので、少しだけ高く設定しました。
こんなバランスでやってみました。
前の裾が浮いてくるのを、前裾だけで修正をかけるのでなく、後ろ脇のダーツでも調整をかけるとこのような配分になりました。
釦位置は右上前の前端kら左身頃のダーツ・フラップなども視野に入れて決めました。
ダブルの釦位置は縦と横のバランスが難しいので、何かしら自分で決め事を作って位置を設定し本番に挑んだ方がスピードは上がると思います!
前身頃のバストダーツ処理後です。
袖は高めの袖でイセ分量は2.7cmになりました。
パターン上ではおかしくないのに、トワルを組むとなぜかおかしい・・・
原因はピンの打ち方ということが多々あります。袖はそれがかなり顕著に出る部分でもあるので、どこにイセを入れたいのか等も考えて、ピン打ちにも気を使って組み上げてくださいね。
以下は工業用パターンになるので、縫い代などはいりませんが、提出パターンの参考にして下さい。
皆様、暑さに負けず頑張って参りましょう!
ご清聴、ありがとうございました。
デザイナーごっこ⑭
あつーい
今年は真夏日長そうでsね・・・
知り合いも熱中症でやられましたし、外に出る時は、水分をとると、帽子など日よけを忘れないように皆さんも注意しましょう。
見学に来られる方も気をつけて下さいね
今回は前の肩線無しのポロシャツの続きです。
↓
買ったやつで衿先のばたばたが凄い のと、衿抜けが激しいです。
修正しました 。
衿周りはおさまってくれました。
襟先も少し小さくしました。
ボタンを1つだけ付けて開き過ぎを防ぎました。
生地はやや固めなので、袖丈は短く感じますが、パターン的には変更していません。
たすきシワがたくさん出ているので、キレイという考え方だとあまりよろしくないですね。嫌う人は多いです。
運動量は圧倒的です。腕を上げても一切裾が引っ張られません。
袖は体型的にもう少し前に振っておけばよかったかなと思います。
袖口の仕様は縫い目をずらして、厚みを少し軽減しました。
自作ならではです。ただ縫い代が逆に倒れようとします
裏のテープは細いものしか無かったので、綿麻のテープで代用しました。
衿ぐり周りのテープはボディに使う綿テープを使用しました。
パターンはこちら。
体型のことを考えるならもう少し後ろ身頃を大きくしていた方がよかったかもしれません。
前身頃のシワがちょっと多いです 。次はもう少し前後比率を変えてみようかと思います。
パターンの枚数が少なくて助かります。前立てはここには表記してませんが、右のみ持ち出し表付きます。裏はテープです。
衿です。
ジージャンの衿もこんな感じですね。付け側だけチョットカーブさせてます。袖はこんな感じですが、袖の前にシワが多いのでもう少し前を削ってもよかったかもしれません
。
生地はもう少し柔らかい生地で作ったほうが、雰囲気はよさそうです。
もう一着いってみましょうか 8-O
袖口の縫い代がぺらぺらめくれるのも気になる 。
その解消法もわかったのでもう一回トライ!!
2015PM検定実技試験 三級②
夏バテに気をつけましょう 。
体調管理が難しい季節ですが、極力風通しのいい日はクーラーはつけずに寝ています。
そのほうが起きた時すっきりしている気がしますね。結構大事ですね
さてさて間挟みましたが、検定3級のもう一型です。
こんなデザイン
衿が台襟なしでシャツカラーですね。
抜けないように作るのが難しいです。
前回と同じようにこれくらいの寸法で・・・
着丈=65cm
肩幅=38cm
バスト=94cm
裾周り=108cm
袖丈=17.2cm
袖巾=30.9cm
袖口=29cm
袖山=13.4cm
パターンはこちら
前回のものに似ていますが、脇のフレアをやや多めにしています。
丈は5cmほど長くです。
展開するとこちらです。
ウエストや裾のラインを引きなおし忘れないようにしてくださいね
特にウエストラインは決めにくいので、事前に何回も練習してバランスをとっておきましょう。
衿は抜けないよう、且つ衿外周りをぴったり。となると衿腰が高いので難しいです。
前回のものより格段に難易度が上がるので特に練習が必要です。
袖は前回より山が低めです。
吊り易いので気をつけましょう。
トワル
工業用は参考までに。
テストではここまで書き込む必要ないですからね
さああと一ヶ月以上ありますし、お盆もあるのでひたすら練習あるのみです!!
半袖は難しいので、練習になると思います。
受験しない人もお試しを!!
カテゴリー: オシャクレ, パターンメーキング検定関連
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デザイナーごっこ⑬
ここ2,3日の晴れで夏がやってきてしまった感じです 。
先週から急激に暑くなったので、体調を崩しやすい方はお気をつけて (自分です。気をつけます)
さて、ポロシャツ作ると言っていたと思いますが、(1年越し?)
思いっきり変り種をひとつやってみることにしました。
肩線がありません・・・
身頃の裁断が1.5mくらいになってます・・・
それがこちら
もともとはイギリス軍のトレーニング用だそうです。
前立てにボタン無しです。・・・正直開きすぎて下にTシャツ着用しないとちょっと恥ずかしい感じです・・・
肩幅がかなり広くドロップしてます。
最近メンズも多くなってきましたね。
衿がふにゃふにゃで安定しません
次回パターンでお見せしますが、アームホールがほぼ真っ直ぐでした 。
衿は中に芯が無く、どちらかというと、ニットポロの雰囲気です。
半袖ニットってやつですね。
前立て裏は23mm幅のテープでした。・・・売ってないよ・・・
袖口はかなり幅広で個人的にはこれが気に入って購入しました。
裾は天地始末。古着に多いですね。
これがめちゃくちゃ難しいんですよね・・・練習せねば。
ここまではわりと気に入っていたのですが、どうしても許せないことが・・・
それは、衿が抜け、襟先がばたつくです。
着ていると風でばったばたです
ほんとに鬱陶しいくらい耳先をかすめるんです。
それがどうしてもイヤで、・・・修正しました。
結果はこちら
ああ・・・すごく着やすいです・・・
襟先のばたつきが無くなっただけでももう・・・
次回はパターンと共にお伝えしていきます。
お楽しみに!!
2015PM検定実技試験 三級①
梅雨前線がはやく通りすぎて欲しいですね。
パターンが湿気ていて気持ち悪い感じです。
さあ前回もパターン検定のお話でしたが、3級もそろそろ始めましょう
毎年組んでいますが、年々袖山が高くなってきている気が・・・
今年はこんなデザインです。
下の寸法で引いてみました。
ご参考に。
着丈=60cm
肩幅=38cm
バスト=94cm
裾周り=98.7cm
袖丈=19.2cm
袖巾=29.1cm
袖口=27.5cm
袖山=14.2cm
パターンはこちら。
一応ダーツ量や寸法を記入しておきましたが、ボディが変わると変わりますので、ご参考までに。
衿が高いなー
肩パットなしの半袖は袖のきれいさがもろに出るので、皆さんも早めに組んで確認したほうがいいと思います。まちがってもぶっつけ本番でどうにかできるものではないかと・・・AHと袖山の形に時間をかけましょう
しかし袖山高い・・・
半袖は袖口の形をきれいに整える作業が大変なので皆さんも注意しましょう。
工業用パターンも一応参考に。
もう一方の形もややくせがありますのでお早めに・・・
オペラの生徒さんはせっかくなのでものすごくきれいに作ってみましょう!!
カテゴリー: オシャクレ, パターンメーキング検定関連
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2015PM検定実技試験 二級 ①
こんにちは K です。
久々のこちらの更新…とはいってもマイブランドのほうで毎週更新させていただいてましたが、パタンナーズライフには最近手をつけられておりませんでしたので、懐かしい感じです。
もっとこちらにも参加したいところですが、現状不定期で申し訳ないです。
では、今月の初めに筆記試験も終わりまして、まだ結果は届いておりませんが実技に向けて勉強をなさってる方もいらっしゃると思います。
その皆さんの勉強の助けとなれば幸いです。
と、いうことでまずは二級の一型目の四面体(プリンセスライン)から、
二級試験にプリンセスラインとか、今まで担当してきてはじめてかもしれません。
着丈が長そうなシルエットしてる割に袖丈とこれだけ差があるとは…だまされますね。
これはショート丈のジャケットなんです!
使用ボディは10MISSです。以下はサイズです。
着丈=55cm
肩幅=38cm
バスト=92cm
ウエスト=79.3cm
裾周り=99.1cm
袖丈=59cm
袖巾=31.1cm
袖口=24cm
袖山=14.8cm
去年の4面体もそうとうウエストラインが上でしたけど、これはその更に上を行く感じですね…
デザイン画のようなシルエットになるように何度かトワルを組みなおしてウエスト削り位置を調節しました。
後ろ肩線は5mm展開、前は襟ぐりに6mmほど展開、その後バストダーツを2°ほど残しあとはプリンセスラインに展開してます。ボタンとポケットの位置も早く決めてしまって全体のバランスを見たほうがよいと思います。
袖のイセ分量は3.5cm高めの袖で引いています。最初30°で引くと高さが不足してしまったので、25°かそれより気持ち低めの数値の設定で引くと良いでしょう。
それ以外は授業でお教えしている通りですが袖山の形がとがらないように注意し、袖底がアームホールのカマ底から離れすぎないように注意しましょう。
ポケットはこのくらいです。
以下工業用です。
提出パターンの参考になさってください。
以上です。皆さん頑張って練習しましょう!
カテゴリー: パターンメーキング検定関連
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講習の準備中に思う事
梅雨にはいり、家に帰ると水浸しになってました
最近は忙しくばたばたしています。
トレンド講習の準備やら検定の準備やらで大変ですが、おかげさまで日曜の講習はなかなか面白くなりそうです。
今回は準備をしている時の講師の考え事をちょっと・・・
カットソーの講習の準備をするたびにかなり調べないといけないので、勉強になります。
今回はステッチやミシンの種類、縫い方の工夫を色々調べました。
やはり長く続けているブランドはよく考えた仕様になっている事が多かったです。
ただ量産のために簡単すぎる仕様になっていました。
確かにより多く、より安くは分かるのですが、
「個人で縫うならこの縫い方はキレイにできる。」
というのもあるなと常々思います。
既製品ではその縫製は無理だろうな。
この縫い方はやりにくいから製品安定しないな。などどうしても「簡単」 にしてしまいますが、そこは個人ならいくら難度を上げてもテクニックがあれば、時間があればキレイにできるのです。
ファストファッションがメインで買い手も安いものを求めていますが、(最近はその値段に見合った価値のあるものが売れるかと思いますが)
ゆっくりした時間(納期)でものがつくられることがあってもいいんじゃないかなと準備をしてて思いました。(その流れになってきている予感はありますがもっとあってもいいように思います。)
とくにカットソーはシンプルなパターンほど差が出しやすいものだと思います。
生徒さんにはそんな隙間を狙ったブランドや個人の服を生み出して欲しいと思います。
そんな思いでなにか生徒さんにはヒントになればなあ・・・と日曜日はがんばります!!
ご清聴ありがとうございました。
デザイナーごっこ⑫
梅雨入りして雨でじとじとしますね・・・
パターン用紙もしっとりしているので生徒さんのパターンが破けやすいです。
私も前は何回も引きなおして破けていたものです。筆圧高すぎて・・・
さ
前回の続きでディティールの縫製手順を研究しています。
実際に縫うことで「これなら裁ち端を見ながら縫える」とか、「押さえ金がファスナーに当たるなあ」とか縫製する人の目線でパターンを引けるようになります。
実際に縫うことが凄く大事な理由はそのあたりですね。
収納フードは最後コバでたたくところです。
これが以外に難しく、縫い代に段差があるせいで生地が捩れて上手くいきません。
最終、厚紙を差込ながら縫ったので、うまくいきましたが、修正が必要そうです。
問題は厚みですが、フードの下の三つ折は必要なさそうなので、挟み込む場所だけ三つ折しないで本番は臨もうと思います。
あとシーチングよりも実際の生地は薄く、形状は安定するのでもうすこしやりやすいかなと思います。
このあたりは極薄手の生地じゃないと縫いにくいので、他の生地では出来ない仕様ですね
ここまできたらあとは簡単なので本番で・・・
ポケット
ポケットも同じような仕様でしたが、結構複雑だったのでやってみることにしました。
まず前回と同じように口布を縫い・・・
ファスナー端を返し縫いで用意して
袋布とファスナーを中縫いするのですが、
んー 形状が安定しない上に前回と同じ用に捩れるので縫いにくい・・・
だったらもっと簡単なものはないかなと思い、先に切り込みを入れて縫うをやってみました。
あれ?きれいで簡単・・・
ファスナーの裏地角縫いの様に針先を落として切り込みを入れて回転
ではなく、ナイロンやポリエステルであれば先に切り込みを入れていても避けにくい特性を生かしてこのやり方でもいいかもと考えました。
本番の生地でやりやすいか要確認ですね
あとは前回と同じように口j布(身頃)をたたきます。
ファスナーの中心を合わせながらたたくのでやりやすいです。
片方出来たら先に向こう布です。
上端だけ袋縫いです。
袋縫いが出来たら・・・
表からもう片方貫通でコバステッチをし・・・
向こう布の端を折り込んで・・・
ステッチ・・・
ファスナー上をめくった状態
うーんすごい手間・・・
これができたら次は・・・
ファスナーの端で(練習なので裁ち切りですがオープンファスナーの端だと思って下さい )
前中心ファスナーの口布をこんな風に折り込んで・・・
ファスナー・口布を身頃と地縫い
ファスナー端と縫い代をパイピングテープで挟み込み・・・
後裾を折り込んで中縫いし、三つ折ステッチ。
出来上がり・・・
結構複雑な縫製手順でしたが、これも生地がかなり重なります。
薄地独特の仕様です。
裁ち端はほとんど出ないとても丁寧な仕様でなかなか手順を考えるのは面白かったです。
選ぶ生地によっては出来ない仕様なので、かなり注意しつつそろそろ生地買いにいってきます
デザイナーごっこ⑪
天候がしっちゃかめっちゃかですね・・・
もうほとんどの方が半袖です
ポロシャツを今度こそはつくってやろうと思います
出来ても、もうちょっと暑くてつらいウィンドブレーカーですが、前回の続きから。
工業用パターンをひいてる時に
あれ?
これってどうやって縫うんだろうと思い、いてもたってもいれなくなりちょっと部分縫いをすることにしました。
過去の古着ではあまり工夫という工夫はなかったのですが、そこはさすがのアウトドアウェアです。
よく出来ていました。
ただかなり難しい縫製だったので、特に縫う手順を確認するためにやってみました。
収納型フードの作り方です。
とりあえずフードから
本番はナイロンかポリなので縫製のしやすさや薄さなどを考えながら縫います。
カーブがけっこうきつめなのでちょっとしんどそうですが、まあ縫えない事はなさそうなカーブ具合でした。
折り伏せですが、家庭用として考えて縫うと、ロックにしたいところです。
生地も厚み出るので、かなり薄ければ折り伏せと考えておきます。
とりあえずフードは完成。
パターンで折り返しの処理をしていなかったので少しだけ飛び出ました・・・気をつけないと。
次にファスナー縫い付けです。
ファスナー端が開かないように先に返し縫いをしておきます。
これはついでに開きどまりの位置も分かるようになります。
このファスナーは中縫いだったのでかなり曲者でした・・・
ファスナーを中縫いしていき・・・(この時ファスナーが9mm9mmの幅で見えるように太く縫っておきます。)
角で切り込みを入れながら進むと・・・
こんなことになります
捩れているのでぐるり一周中縫いは一気にできないので分けて縫いました。
ふう と思っていたら・・・
あ
フード・・・
挟み込みを忘れていました・・・
本番ならぼろぼろになるので裁断しなおしですね・・・ここも注意!!
気を取り直して・・・
下端は開いておき・・・
フードを仮縫いして
挟み込みます。
その際全部挟むとコードが通らないので、最後は中縫い無しです。
お次は上に乗せる両玉縁です。
このやり方は口布端がキレイに仕上がるのでお勧めです。
ただ生地が厚い場合はあまり向かない縫い方です(カジュアルものに向いていますね)
まず口布を上下続き裁ちで用意します。
今回は口布が、ファスナーの幅に合わせているので
7mm×2 縫い代7mm×2 でそれが上下で合計56mm幅です。
真ん中に線を引いておき、
縫い代を折って出来上がりにおき、一度縫い代をめくって口布端を縫います。
(このとき2枚のみです)
めくっていた口布を戻し、出来上がり上下を縫います。
※ここが一番のポイントで、少しでも太かったり、細かったりすると最後に口布が重なります。
生地の厚みを計算しながら気合を入れて正確に縫いましょう
あとは切り込みをYの字に入れて・・・
ひっくり返すと
こんな感じです
最大のメリットは後でYの字にカットした三角布を縫わずに済むので、口布と本体の捩れが無い事です。
強度的にもかなり高いかと思います。
デメリットは口布の縫い代が割れないので、凹んで見え、本体側の縫い代が厚くなってしまうことです。
ジャケットなどドレス系には向かないですね。
出来上がり!いやーアウトドアの縫製は面白いですねー
次回はファスナー・フードがついたパーツにこの口布を乗せてコバステッチしていくところです。
お楽しみに!!
デザイナーごっこ⑩
生徒さんのパターン検定模擬試験も終わり、いい結果だった方もそうでない方も、残り2週間ラストスパート頑張ってくださいね!!
特に製図だけでなくて、マークシートも難しくなってきているようなので何度も確認するようにしてくださいね
さて、ウインドブレーカーですが、もう暑くなってきましたね
梅雨前には縫い上げて、着ていたいです。
前回はパターンを紹介していなかったので・・・
コチラです↓
これはオリジナルそのままのパターンですね。
裾のカーブが微妙で三つ折りステッチをしてシワができないか心配なカーブです。
猫背で屈伸体の私には多少着難いです。
やはり肩傾斜はややゆるめでした。
肩周りにゆとりがあるので、ここは着易いかと思います。
袖はメンズにしては後ろの袖がやや上げ難そうですが、後ろのアームホールが大きいので、その分身頃で十分な運動量は確保できているかと思います。
気になったのは前でフレアがでていないので、お腹があたりやすいくらいでしょうか。
修正版はこちら↓
まあ分かり難いのでパターンを重ねてみます。
身頃
点線がオリジナルで実線が修正です。
身幅がそもそも足りていないので、まず身幅を足しています。猫背のせいで後ろ身頃の肩甲骨にすこし引っ張られる感じだったので、後ろの肩先でも少しゆとりを出しました。
前身頃のおなかのつっかえを縦に畳みつつ脇でフレアを出して解消。
全体的にグレーディングをかけてからおなかのつっかえをとる感じですね
裾のカーブも抑えています。
フードは縦にほんの少し出しています。
袖は後ろ袖幅をだしてやや前振りになっています。
とても微妙で各々の寸法は1cいかないくらいなのですが、着心地は全然違うように感じます。
1箇所だけで何センチも修正するのではなく、修正したら立体でどんな動きをするのか考えることが大事だと私は思います。
デザインバランスを守りつつ、不必要なゆとりを消し、ねらった箇所にゆとりを入れていきます。
けっこう難しいですが
でもパターンはそこがパズル的で面白いなと思いますし、うまくいった時はちょくちょくガッツポーズします
では次回裁断→縫製にはいっていきますのでお楽しみに
あ
あとトレンド講習をカットソー版で準備中です。
サンプルは何度も縫っていますが、かなりいい感じ
代表にとっておきのテクニック教えてもらいましたので受講される方は楽しみにしていてくださいね!!