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2019年パターンメーキング検定3級②

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

今回は3級の試験の2型目も出来ましたので、お届け致します。

 

1型目同様、早いに越した事はないと思いますので、余裕を持って事前準備をし、本番に挑んで下さい!

 

 

 

ちなみに、出願期間は 2019年9月20日(金) ~ 10月24日(木) です。

 

前回もお伝えしましたが、3級の試験は今年から筆記も実技も同日に行われます。

縮尺の製図がないので筆記に関しては今までより少し楽になったのではないでしょうか(( *´艸`)

 

出願期間は忘れないように注意して下さい(^_-)

 

 

 

では、パターン検定3級の二つ目のブラウスです!

 

今回も動画を作製しましたので合わせてご覧下さいませ↓

 

 

デザイン画です↓


 

 

スタンドカラーの半袖ブラウスです。

1型目同様、胸ポケットや切替等も無くシンプルなデザインです。

袖山は今回も高めです。

後ろはヨークではなく、肩にダーツがあるシンプルなデザインになってます。

 

シルエット等は1型目とほとんど変わりないので、同じ寸法で練習するとそこまでの失敗はないし、覚えやすいと思います(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 56.5cm

 

肩幅 = 40cm

 

バスト = 97cm

 

裾廻り = 102.8cm

 

袖丈 = 19cm

 

袖幅 = 32cm

 

袖口 = 30cm

 

袖山 = 14.1cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

 

パターンです↓

 

 

 

 

SNPは4mm削り、FNPは1cm程下げました。

 

ウエスト位置は原型より6cm上げた所に設定しています。脇のダーツ量は1.7cm取っています。

 

肩甲骨で取っているダーツは肩に移動します。

 

あくまでも目安の数字になりますのでダーツ量等は、トワルを組んで調整して下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

前見頃です↓

 

 

 

前身頃は裾で2.4cm程開いています。

 

前下がりは3mm付けて裾を繋げました。

 

釦は11.5cmでFNPから1cm程下がった位置に第一釦を決め、そこから9cm間隔で設定しています。

 

持ち出しは1.5cmで付けてます。

 

こちらは1型目と全く同じです!

しかし、あくまで目安になりますのでトワルを組んで、最終的には自分で確認してから決めるようにして下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

 

袖のイセの量は画像の通りです。

 

袖山は14.1cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

こちらも1型目と同じ袖山、イセの分量にしています。

 

袖山のピン打ちだけは練習が必要だと思うので頑張って下さい!笑

 

 

 

 

 

 

衿です↓

 

 

 

 

衿はほぼ台衿を作る時と同じです。幅は2.7cmにしました。

ボディの首からの離れ方、後ろ衿の抜け、前衿が外に向かって倒れすぎている等、今回かなり微調をした所でもありますので早めに練習に取りかかり、たくさん練習して下さいね(゜゜)

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで一時間、提出パターン抜き出して記号記入で30分、これで見直し時間に30分使えます!

 

急いでやれば良いってもんでもないので、スピードもそうですが精度も上げれるようにたくさんトワルも組んで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向、ステッチ、必要と思われる記号は忘れずに記入して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

提出は縫い代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも一応。

 

 

 

毎年言っていますが、周りは展開方法が違ったり、先に完成パターンを抜き出したり、自分と違う事をされていると思いますが気にせず!

自分のペースで受験して下さい。

 

私は影ながら応援しています(^^♪笑

 

それでは、みなさんの健闘を祈って・・・

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 

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2019年パターンメーキング検定3級①

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

体験セミナーの日程が決まりました!

 

8月25日(日)午前の部 10:00~12:00 午後の部 13:00~15:00

 

お電話にて予約もできますので参加ご希望の方は東京校までお問合わせ下さい。


 

 

少し早いですが、12月7日(土)に行われる3級の試験の1型目をお届け致します。

 

早いに越した事はないと思いますので、たっぷり練習して余裕を持って本番に挑んで下さい!

 

 

 

出願期間は 2019年9月20日(金) ~ 10月24日(木) です。

 

3級の試験は今年から筆記も実技も同日に行われます。

 

少し先なので出願期間は忘れないように注意して下さい(^_-)

 

 

 

では、パターン検定3級の一つ目のブラウスです!

 

今回も動画を作製しましたので合わせてご覧下さいませ↓

 

 

 

 

 

デザイン画です↓

 

 

ステンカラーの半袖ブラウスです。

胸ポケットや切替等も無くシンプルなデザインです。

袖山は今年も高めです。

後ろはヨークです。こちらもタック等が無く、シンプルなデザインになってます。

 

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 56.5cm

 

肩幅 = 40cm

 

バスト = 97cm

 

裾廻り = 102.8cm

 

袖丈 = 19cm

 

袖幅 = 31.8cm

 

袖口 = 30cm

 

袖山 = 14.1cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

 

パターンです↓

 

 

 

 

SNPは4mm削り、FNPは1.2cm程下げました。

 

ウエスト位置は原型より6cm上げた所に設定しています。脇のダーツ量は1.7cm取っています。

 

後身頃はのヨーク位置はBNPから11cmくらいの所に設定しています。

 

あくまでも目安の数字になりますのでダーツ量やヨークの位置等、トワルを組んで調整して下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

前見頃です↓

 

 

 

前身頃は裾で2.4cm程開いています。

 

前下がりは3mm付けて裾を繋げました。

 

釦は11.5cmでFNPから1cm程下がった位置に第一釦を決め、そこから9cm間隔で設定しています。

 

持ち出しは1.5cmで付けてます。

 

釦位置等も目安になりますのでトワルを組んで、自分で確認してから決めて下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

 

袖のイセの量は画像の通りです。

 

袖山は14.1cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

本番では突然の出来事にも対応出来ないといけません。

 

修正する練習もしておきましょう(^^♪

 

 

 

 

 

 

衿です↓

 

 

 

 

衿外周りのカーブの付け方、衿先のデザイン、早めに練習に取りかかると多くの余裕が出来るので、衿もたくさん練習して下さいね(゜゜)

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで一時間、提出パターン抜き出して記号記入で30分、これで見直し時間に30分使えます!

どうでしょう?笑


急いでやれば良いってもんでもないので、スピードもそうですが精度も上げれるようにたくさんトワルも組んで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向、ステッチ、必要と思われる記号は忘れずに記入して下さい。

 

後身頃はヨークとヨーク下は別パーツになるのでそれぞれに記号を入れましょう!

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

提出は縫い代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも一応。

 

 

 

ひつこいようですが、3級の試験は今から始めれば、かなり時間があります(^▽^)笑

 

心配な方は今すぐにでも練習を始めましょう!

 

では、また2型目の時にお会いしましょう。

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 


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2019年パターンメーキング検定2級②

 

みなさま、こんにちは。

O岩です。

 

梅雨入りして、ジメジメしております。

パターン用紙やシーチングの縮み等、苦労するかと思いますが頑張って練習して下さい(^^)/

 

 

パターン検定試験、二つ目のジャケットです!

 

 

今回のジャケットのパターンを引いてる動画もございますので合わせてご覧ください↓

 

 

 

 

 

 

デザイン画はコチラです↓


 

4つの面のジャケット、プリンセスラインと呼ばれる4面体です。

衿も1型目のジャケットと似たような感じのベーシックな形ですが、4つボタンになります。

 

 

今回もバランスの取り方が難しかったです。

第一ボタンの位置で衿の印象は大きく変わります。

私も何度か修正したので、ここは確実に決めておきたい箇所です!

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

着丈 = 56cm


肩幅 = 38cm


バスト = 94cm


ウエスト = 78.6cm


裾周り = 98cm


袖丈 = 58cm


袖幅 = 33.4cm


袖口 = 24cm


袖山 = 16.2cm

 

 

ボディは10missです。

会場によってボディは異なりますので注意して下さい。

 

※キプリス9ARが用意されていた場合は肩幅を少し出しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

パターンはコチラです↓

 

 

 

ウエストダーツは、後中心1cm、後ろの切替4.2cm、脇で2.4cm、前の切替で1.9cmです。

 

こちらも参考の寸法になるので自分の数字を見つけて下さい(^^)/

 

サイドネックは1型目と同じで4mm削り、衿ぐりには8mm(約3度)程度逃がしています。

前展開の際には7度たたんでいるので計10度程たたみました。

 

 

 

 

 

 

衿腰2.5cm、衿幅4cm、衿の開きは20度くらいです。

ボタンは21mmです。

 

1型目とほぼ同じなのです!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

袖は上記イセ分量を配分しています。

こちらも1型目同様に、ピン打ちの練習は必須ですんでたくさん練習して下さい(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

袖下です。

当日、迷わないようにパターンを何度も引いて、作図を頭に叩き込んで挑んで下さい!

 

あ、本番は焦らないように落ち着いて引いて下さいね。笑

 

明きのボタンは18mmにしています。

 

 

 

 

 

 

トワルになります↓

 

 

シーチングへの写し、裁断、ピン打ち、目安の時間は1時間です。

 

袖口のボタンを付けるの忘れた~!という人が過去にいたので、お忘れのないようにお願いします(^▽^;)笑

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク・必要と思われる記号は忘れず記入しましょう!

 

 

 

内袖は反転しての提出です。気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

実際の2級試験では縫代は必要ありませんが参考までに。

 

 

以上、2級の2型目(4面体)でした!

 

練習の数だけ余裕は持てると思います。笑

 

落ち着いて、作図し、落ち着いてトワルを組んで下さい!!!

 

 

ではまた3級のご案内で会いましょう(*^_^*)

 

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

 


 

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2019年パターンメーキング検定2級①

 

みなさま、こんにちは。

 

毎年、気温が高くなるこの季節になると『あ~、そろそろパターン検定の時期だな~』っと感じます。どうもO岩です。

 

今年からパターン検定の試験内容等、少し変更がありました。

3級と2級の試験が別の日に行われるので、まずは2級のジャケットの一つ目からです!

 

 

 

 

デザイン画はコチラになります↓

 

 

3つの面のジャケット、3面体です。

3つボタンで衿もベーシックな形ですが、簡単そうに見えて大きさ等バランスを撮るのが少し難しい感じです。

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

着丈 = 61cm

肩幅 = 38cm

バスト = 95cm

ウエスト = 83.4cm

裾周り = 101cm

袖丈 = 58cm

袖幅 = 33cm

袖口 = 24cm

袖山 = 16.1cm

 

 

ボディは10missです。

会場によってボディは異なりますので注意して下さい。

 

※キプリス9ARが用意されていた場合は肩幅を少し出しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

パターンはコチラ↓

 

 

ウエストダーツは、後中心1cm、後ろの切替4cm、脇1.4cm、前の切替1.2cmです。

 

こちらは参考の寸法になるので、自分の数字を見つけて下さい(*^_^*)

 

サイドネックは4mm削っています。

衿ぐりには8mm(約3度)程逃がしています。

前の展開の際に7度程たたんでいるので計10度たたみました。

 

 

 

 

 

衿腰2.5cm、衿幅4cm、衿の開きは20度くらいです。

ボタンは21mmです。

 

衿のデザインもそうですが、第一ボタンの位置は失敗すると致命傷になるのでトワルを組んで確実な位置を決めておきましょう(^^)/

 

 

 

 

 

袖は上記イセ分量を配分してます。

少し多めの方が調整しやすいと思いますが、ピン打ちは難しくなるのでたくさん練習して下さい!笑

 

 

 

 

 

袖下も練習して15分を切れるようになりましょう(^_-)-笑☆

明きのボタンは18mmに設定してます。

 

 

 

 

トワルになります↓


 

本番はピン打ち勝負です!

以前にピンが足りなくなったという方がいました。笑

余分に準備しておきましょう!

 

目安としては1時間くらいで完成させるのがベストです!

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク、必要と思われる記号は忘れず記入しましょう。

 

 

 

内袖は反転しての提出になります。

気を付けましょう。

 

 

 

今回のジャケットのパターンを引いている動画もございますので合わせてご覧ください↓



 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

試験は縫い代付けまでしませんが参考までに!(^^)!



では、たくさん練習して余裕を持って本番に挑みましょう!!!



ご清聴、ありがとうございました。


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2018年パターンメーキング検定3級②

梅雨明けした傍から台風や雨という、、、

暑いですね・・・熱中症になった方もいらっしゃいますが、あまりクーラーを利かしても体調が崩れるので皆さん体調管理は今の時期慎重に・・・

 

 

外に出るのが億劫なこの時期は皆さん家に籠ってパターンを引きましょう ;-)

 

では、3級の2型目です。

 

デザイン画です。

珍しいセーラーカラーの半袖ブラウスです。

タイトめの身頃でダーツが前後に入っています。

袖山はもちろん高いです。これは前回と同じくらいだと思います。

 

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 58.5cm

肩幅 = 40cm

バスト = 97cm

裾周り = 105.8cm

袖丈 = 19cm

袖幅 = 33.1cm

袖口 = 31cm

袖山 = 14cm

 

前回の3級①から裾周りを若干小さくしているくらいで他はほぼ同じです。

ボディは同じキプリス9ARです。

 

 

 

 

パターンです↓

 

まず展開の仕方が分からないと結構質問されることが多いので、順番に掲載しましたから、この画像でイメージできるようになって下さい。

SNPは0.4cm削り、FNPは5.8cm下げました。

前下がりが強いデザインものの襟ぐりです。

 

ウエストの位置は原型よりも1.5cmくらい上げた所です。

後ろダーツは3.2cm 脇は3.0cm 前は1.8cm

ここで前のダーツのラインを引いていませんが、この段階で考慮しましょう。

 

 

裾で2cm位開きます。

 

 

ダーツを記入します

 

 

バストダーツを裾に展開します。

前回と同じくらいの分量たたみました。

このあたりは自分のバランスで確認してみて下さいね。

 

 

後身頃は後ろアームホールが大きかったですから少し裾に展開しました。

前後でバランスをみて調整しましょう。

 

 

衿はかなり大きいもので難易度は高めかなと

参考の寸法を記載していますが、あまりこの数字にとらわれ過ぎないようにして下さい。

自分のバランスを見つけましょう。

 

袖は前回とほぼ同じです。

 

完成トワルです↓

 

提出用パターン参考です。写すのに慣れない方は練習しておいてくださいね。あわてて記入漏れが無いよう余裕を持って挑みましょう。

提出はしないですが工業用パターンです。

ご参考に

 

では皆さん!練習を始めている方もいらっしゃいます。ひとまずやってみて下さいね。

思った以上にうまくいかなかったり、時間が足りなかったりしますよ :-|

 

一緒にがんばりましょう!

 

 

 

 

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2018年パターンメーキング検定2級②

みなさま、こんにちは。

 

パターン検定2級のデザイン画2つ目です!

 

ボチボチ筆記試験の結果も返ってくる頃かな?っと思いますが。

まだ早いですかね?(^^;)

 

今回も実技試験の参考にして下さい。

 

 

では、2級の二型目です。

 

デザイン画です。↓

 

 

3つの面のジャケット、3面体、3パネルなどと呼ばれるジャケットです。

ダブルのジャケットは去年もありましたね。

去年とはボタンの数が違い、丈も少し長くなったかなっといった感じです。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 63cm

肩幅 = 38cm

バスト = 95cm

ウエスト= 80cm

裾周り = 102.8cm

袖丈 = 58cm

袖幅 = 32.9cm

袖口 = 24cm

袖山 = 15.8cm

 

 

ボディは10missです。

デザイン画①と同じコメントになりますが・・・

会場によってかなり用意されるボディが違いますから、注意して下さい。

キプリス9ARで出た場合は肩幅も少し出しておいた方がいいでしょう。

 

 

 

パターンはコチラ↓

 

ウエストダーツは

後身頃と脇身頃の切り替え位置で 4.4cm

前身頃と脇身頃の切り替え位置で 1.4cm

前身頃ダーツで 1.6cm

 

こちらは参考の寸法です。何度か練習して自分の寸法を見つけて下さい。

 

 

一型目とほとんど変わりませんが

 

後ろ肩に6mmほどイセを入れてます。

サイドネックは4mm原型から削っています。

衿ぐりには10mm程(3°位)逃がし、切り替えに7°程で合計10°位たたみました。

 

 

 

衿腰3cm

衿幅5cm

衿の開く角度は23°くらいです。

 

一型目のデザイン画より衿腰が高く、衿幅も広めのデザインだったのでかなり難しかったです。

衿の返り位置の設定も難しく、ボタンとのバランスを見ながら、丈も調整しつつ、ポケット位置も決めたので、当日焦ってしまう自信がある方はある程度、自分で決めた数字を覚えておいた方が良いと思います!

 

今回は衿の返り位置をバストラインの位置で設定しました。

 

ボタン間隔等も練習して決めておいた方が良いと思います。

 

 

 

 

袖です↓

 

イセは合計36mmの分量を入れています。

当然ですが3級よりイセの量が多いのでピン打ちは練習必須です!!!

私が2級の試験を受けた時も隣りの受験者の方が袖のピン打ちがうまくいかず、かなり時間をロスしていたので(+_+)

 

隣りの方を心配できるくらい余裕をもって綺麗なトワルを作りましょう(^_-)-☆

 

 

 

トワルです↓

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

CB、CFなどの記号、地の目、パーツ名、見返し線、イセの記号がないとマイナスの採点になりますから忘れずに。

内袖ももちろん反転状態で提出ですから、意外に時間を取られるかなと思います。

 

 

試験は↑抜き出しまでです。

 

 

 

参考の工業用パターンも↓

 

 

毎度、同じコメントになってしまいますが焦らず、自分の練習したペースで、隣りの人は気にせず頑張って下さい!

 

試験が楽しかったと思えるくらいに( *´艸`)

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

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2018年パターンメーキング検定2級①

ジメジメ、梅雨の季節の到来です :-|

嫌な季節ですが、皆さんパターン検定は合格発表を待たず、練習を始めましょう!

3級も大変ですが、2級はもっと大変 :cry:

同じ時間でジャケットですからね・・・

 

 

では、さっそく2級の一型目です。

 

デザイン画です。↓

 

 

4つの面のジャケット、4面体、4パネルなどと呼ばれるジャケットです。

去年は3面体だけだったので、今年は例年通り3、4どちらが出るかは当日にならないと分かりません。

デザインは1つボタン、ショート丈で衿先が丸いものです。

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 53cm

肩幅 = 38cm

バスト = 94cm

ウエスト= 78.6cm

裾周り = 96.2cm

袖丈 = 58cm

袖幅 = 32.9cm

袖口 = 24cm

袖山 = 15.8cm

 

ボディは10missです。

会場によってかなり用意されるボディが違いますから、注意して下さい。

キプリス9ARで出た場合は肩幅も少し出しておいた方がいいでしょう。

 

 

パターンはコチラ↓

ウエストダーツは

後中心 1.0cm

後ろ切り替え 4.4cm

脇 2.1cm

前切り替え 2.0cm

 

これもあくまで参考の寸法です。自分の寸法を見つけて下さいね :-P

 

 

サイドネックは4mm原型から削っています。

衿ぐりには10mm程(3°位)逃がし、切り替えに7°程で合計11°位たたみました。

 

 

 

衿腰27mm

衿幅45mm

衿の開く角度は22°くらいです。

今回衿腰が高いし衿幅も割と広めのデザインですから結構シビアで難しいです。

自分の形を完全に決めて行かないと難しいでしょう :-|

年々衿が高くなってきている気がします。

 

 

袖です↓

イセは↑位の分量を入れています。

少し多めのほうが調整はしやすいでしょう。

ピン打ちが難しいと思いますが、慣れるまで何度も練習して下さい。

 

 

袖下は↑これくらいで。

いつものようにですが、20分切るくらいで引けないと時間が足りないかなと思います。

 

 

トワルです。

ピン打ちは正確かつ早くです。

3時間半の中でトワル組みの時間は1時間位です。ほんとに時間がありませんしアイロン台は混み合います。なんか脅しているみたいですが、ホントに時間ないですから・・・ :oops:

 

 

完成パターンです。↓

 

CB、CFなどの記号、地の目、パーツ名、見返し線、イセの記号がないとマイナスの採点になりますから忘れずに。

内袖ももちろん反転状態で提出ですから、意外に時間を取られるかなと思います。

 

 

試験は↑抜き出しまでです。

 

 

最後に

いつものように参考の工業用パターンも↓

 

ご参考までに。

では皆さん一緒に頑張りましょう!

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2018年パターンメーキング検定3級①

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

今年もPM検定試験の季節がやってきました!

 

筆記試験も終わり、ドキドキしながら合否待っているかと思います(+_+)

わかります。私もそうでした。笑

 

 

 

 

では、3級の一型目です。

 

デザイン画になります。

 

スタンドカラーの半袖ブラウスです。

胸ポケットの内側にダーツがあります。

今年も袖山は高いですね。

後ろはヨークの仕様でタックが1本入っています。

 

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 59.5cm

肩幅 = 40cm

バスト = 97cm

裾周り = 108cm

袖丈 = 19cm

袖幅 = 33.2cm

袖口 = 31.4cm

袖山 = 14cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

パターンになります↓

SNPは5mm削り、FNPは8mm程下げました。

 

ウエストの位置は原型よりも6cmくらい上げた所で、脇のダーツ量は16mm程取っています。

 

後身頃のヨークの位置はBNPから10cmの所に、タックの位置はCBから12.5cmの所に設定しました。

 

ヨークタックポケット位置前のダーツの位置はデザイン画を良く見て全体のバランスを見ながら決めてください。

 

 

後身頃のタックは1cm幅にしました。

大きく取りすぎると裾が膨らんでくるので注意して下さい!

 

前身頃は裾で2.5cm程開いて、前下がりは1cm付けています。

衿は2.7cm幅で作っています。

 

 

 

 

袖のイセは全体で18mm入れています。

これくらいならピン打ちもそこまで難しくはないと思いますが練習は重ねておいた方がいいと思います!

 

袖山は14cm設定にしていますが組んでみて微調整して下さい。

 

ここで悩んでいても本番は時間が限られてるので組んで確認した方が断然早いです!

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

受験案内の提出物にもファーストパターン(必要と思われる記号・名称などを記入)と書いてありますので、CBやCF、地の目など忘れないように気を付けて下さい(*^_^*)

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

一度、作図に何分、トワル組みに何分等など時間を測ってペース配分しながら練習するといいと思います!

 

受験される皆様、頑張って下さい!(^^)!

 

ご清聴、ありがとうございました。

 

 


 

 

 

 

 


 

 


 

 

 

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2017年パターンメーキング検定2級②

 

みなさま、こんにちは。O岩です。

 

 

毎年この暑い季節にPM検定試験が行われるので体調管理はしっかりと(^^)!!

私も気を付けます。

 

 

それでは、2級のもう一型に参ります。

 

今回のジャケットも3面体なります。

丈が前回よりも短くなるのでウエストの絞り位置やポケット、釦などバランスをとるのが難しいかな~っという感じです。

 

 

今回も動画があります↓


 

デザイン画になります↓

 

 

 

 

ダブルの4つ釦ジャケットになります。

衿も前回のピークドラペルよりシンプルな形になります。

シンプルだからこそ上衿とラペルとのバランスにも注意が必要です。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈    54cm

肩幅    38cm

バスト   94cm

裾まわり  96cm

袖丈    58cm

袖幅    33.2cm

袖口    24cm

袖山    15.8cm

 

 

以上になります。

ボディはドレスフォームの10missです。

 

 

 

 

 

パターンになります↓

 

 

 

 

今回は丈を前回よりも4cm短く設定したのでウエスト位置を少し上げています。

 

後ろの切り替えダーツで4.4cm、前の切り替えダーツで1cm、前ダーツ部分は1.3cmで設定しています。

 

後ろの肩でイセは7mm程とっています。

 

前のバストダーツは前回同様、襟ぐりで0.8~1cm程開いて、AH作成時は3°残してたたみました。

 

 

2017年2級①のジャケットとほとんど変えていませんが、ダーツ分量などはトワルを組んで微調整してください!

 

 

 

 

 

前身頃です↓

 

 

 

冒頭にも言いましたが、ダブルは釦バランスが難しいです。

 

釦位置を失敗して衿から全てやり直し~( ゚Д゚)とならないように丈とのバランス、前中心からのバランスなど色んな角度から見て練習して下さい。

 

釦は21mm。

衿腰は25mm、衿幅は45mmです。

 

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

イセは全体で33mm入れています。

袖山は15.8cmですがトワルをみて微調整してください。

 

袖口の釦は18mm設定です。

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

 

CB、CF、パーツ名称、地の目、見返し位置、ダーツ倒し方向、イセマーク、必要な記号は忘れず記入してくださいね(^^♪

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

 

毎回、同じコメントになってしまいますが、3級・2級・1級に限らず周りは気にせず自分の練習通りのペースで本番に挑んで下さい(^_-)

 

えっ!?もうハサミでシーチングを切る音がしてる!

えっ!?もうアイロンがけに行ってる!

など、気にせず焦らず進めて下さい。

 

 

O岩はいつも陰ながら応援しています。

 

ご清聴、ありがとうございました。


 

 

 

 

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2017年パターンメーキング検定3級②

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

いやあー、本当に蒸し暑い日が続きますね…

スコール並みの豪雨も夏が始まる合図ですねー、熱中症には気を付けないとです。

 

さて、皆さん試験の結果は届きましたでしょうか?

もう実技に向けて動いている方もたくさんいらっしゃると思いますが、今回は3級の残りの型を取り上げます。

 

絵型はコチラです。

 

 

使用するボディは今回もキプリス9AR を使用します。

以下はサイズです。

着丈=58・5cm

肩幅=40cm

バスト=97cm

裾周り=104cm

袖丈=19cm

袖幅=33cm

袖口=30cm

袖山=14cm

 

今回は歯切れのいい数字が揃いました。

前回と同じくボディが10missなどに変更になった場合はバスト寸法を2~3cm削る様にしてください。

 

では、今回も動画がありますのでご参考ください。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

 

では、作図の手順と注意点をみていきましょう!

 

着丈を入れた原型をかくところまでは授業と同じです。

 

身頃特徴

まずは肩甲骨ダーツは絵型のように肩線に逃がします。肩線上で1.3cmと多めにとります。

 

※クリックで画像が大きくなります。

 

場所は絵型のバランスを参考にします。

 

肩線に対しどういう風に入っているのかよく観察していれましょう。

特に今回は、下のウエストダーツにつながるようなバランスでダーツ止まりが入っていますね、これはウエストダーツ側でも意識するようにしましょう。

デザイン線がいい感じに入って、かつ綺麗に立体に出来る位置を練習して覚えておくと良いでしょう。

 

ウエストダーツは2.5cmとやや少なめですが、取りすぎるとダーツ下のフレアが多くなるので、今回はこんなものです。

 

脇線は2.9cmウエストダーツとって削り、裾では5㎜ずつ足します。(半身トータル+1cm)

このときウエストから下の線は、やや膨らんだカーブで描くと裾がはねるのを押さえることが出来ます。

 

前身頃の特徴

今回のバストダーツは、前回と同じく裾とバスト下から脇に向かったのデザイン線に逃がします。

裾は前より少し少なめの2cmくらい。あとはアームホールに2°ほど残して全てバスト下のデザイン線に展開します。

脇線は後ろと同じです。

 

展開した後、前のウエストダーツはおおよそ1.4cmほどとります。

取る位置に関しては、後ろと同じくデザイン画をよく見て同じバランスになるように取ってください。ダーツの止まり位置に関しても同じ事がいえます。

ただ、バストトップ側のダーツ先は絵型と同じバランスにしようと離しすぎると、ダーツ先が浮いたようにブカブカになるのでほどほどにバストトップから離します。

 

裾側のダーツ先は後ろ身頃との位置の比較をしたほうが良いでしょう。

その後衿ぐり、アームホールを授業でやってるようなバランスでひいておきます。

前下がりや釦の位置もいれておきましょう。

 

衿の特徴

 

衿はステンカラーです。

衿腰はCFの位置になっても少し残しておきましょう。

前衿ぐりにかかる衿付け線は、少し出して返り線がカーブになりすぎるのを防ぎ、シャープさを残しておきます。

 

袖の特徴

 

今回の袖は前回より袖山が高めです。

そうなると腕の厚みが当たってしまいがちなので、肩幅も多めに設定しております。

さらに袖山もふっくらした形にするためイセ2.3cmと多めです。

袖口には切り替えがありますので忘れないようにしましょう。

袖角度設定は40°~35°ほどで引いています。

 

トワルは前回の形と違ってピンを打つところが多いので、ササっとうてるようにしましょう。

ダーツのウエスト位置には切り込みを入れないと、ツレたりするので忘れないように。

着せた時にまだツレがあるようなら切れ込みが足りない証拠ですので、追加で入れるようにして下さい。

あと、いつも通りにボタンやステッチもいれて下さいね。

 

 

では完成パターンです。

縫代や展開した衿などはいりませんが、仕様はこんな感じです。

以上で2型揃いましたね。しっかり勉強していきましょう!

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