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2020年パターンメーキング検定2級①

みなさま、こんにちは。

 

ようやく梅雨明け!?のようで、パターン用紙しっとり問題や、シーチングの縮み問題等、解消されると思いますので頑張って練習して下さい(^^)/笑

 

 

2020年PM検定試験2級の1つ目のジャケットです!

 

 

その前に、去年の2級の3面体ジャケットの作図動画です。

デザイン等は違いますが基本的な作図の流れは大体同じなので参考までに↓

 

 

 

 

では、2020年PM検定2級1つ目参ります!

 

今年のデザイン画はコチラです↓

 

 

3面体のジャケットです。

衿はピークドラペルで2つボタンになります。

 

ボタン、丈、衿とベーシックな形に見えますが、バランスの取り方が難しかったです。

第一ボタンの位置は命取りになります!笑

私も何度か修正したので、ここは確実に決めておきたい箇所です!

 

袖丈と着丈のバランスは2cm程着丈が短い方が見た目のバランスも良いですが、デザイン画に忠実に作図すると59cmになりました。

 

 

 

その他の寸法です↓

 

 

着丈 = 59cm

 

肩幅 = 38cm

 

バスト = 94cm

 

ウエスト = 81.2cm

 

裾周り = 103cm

 

袖丈 = 58cm

 

袖幅 = 32.4cm


袖口 = 24cm

 

袖山 = 16cm

 

 

今回使用したボディは10missです。

会場によってボディは異なりますので注意して下さい。

 

※キプリス9ARが用意されていた場合は肩幅を少し出しておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

パターンはコチラです↓

 

 

 

ウエストダーツは、後中心1cm、後ろの切替4.4cm、脇で1.8cm、前のダーツで1.4cmです。

 

こちらも参考の寸法になるので自分の数字を見つけて下さい(^^)/

 

サイドネックは4mm削り、後ろの肩イセは6mmです。

 

衿ぐりには8mm(約3度)程度逃がしています。

前展開の際には7度たたんでいるので計10度程たたみました。

 

 

 

 

 

 

衿腰2.5cm、衿幅4.3cm、衿の開きは22度くらいです。

 

ボタンは21mmです。

第一ボタンの位置はバストラインから5cm下くらいに設定しています!(^^)!

ボタン間隔は12cmで第二ボタン位置にしました。

 

この辺の数字は自分で決めて覚えておくと試験当日もスムーズに作図できると思います!

 

 

 

 

 

 

 

袖は上記イセ分量を配分しています。

 

毎回、同コメントになりますが、イセが多いのでピン打ちの練習は必須です!

たくさん練習して下さい(^_-)-☆

 

 

 

 

 

 

 

袖下です。

2枚袖の作図は迷わないようにパターンを何度も引いて、頭に叩き込んで挑んで下さい!

 

あ、本番は焦らないように落ち着いて引いて下さいね。笑

 

明きのボタンは18mmにしています。

 

 

 

 

 

 

トワルになります↓

 

 

シーチングへの写し、裁断、ピン打ち、目安の時間は1時間です。

 

袖口のボタン付けるの忘れた~!ポケットフラップ作るの忘れてた~!という人が過去にいたので、お忘れないようにお願いします(^▽^;)笑

 

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク・必要と思われる記号は忘れず記入しましょう!

 

 

 

内袖は反転しての提出です。気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

2級試験では縫代は必要ありませんが参考までに。

 

 

以上、2級の1型目(3面体)でした!

 

たくさんトワルを組んで、自分の数字を決めて本番に挑んで下さい!

 

そしてとにかく落ち着いて作図。落ち着いてトワル組み。を心がけて下さい(^▽^)

 

 

では、また2級②(4面体)のご案内で会いましょう(*^_^*)

 

 

 

ご清聴、ありがとうございました。

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Tシャツ失敗➁

梅雨がなかなかあけないですね :-?

洗濯は面倒ですし、電車で濡れるし、もうそろそろあけて欲しいですね、、

 

さてそろそろ生徒さんは動画を一通りみてもらえたでしょうか?電車で見るには凄くいい時間なので少しづつ毎日みて頂きたいです :-P

 

 

 

ではでは、見るのもつらいですが、失敗から、、、 :cry:

前回のこれですね、、

調べてみた所、この生地実はウールが入っていて、少し弱い生地でした。(購入の際に綿100ってなってましたが怪しいなあと思いながら買ってしまいました :-(

そのため、「細いロックの幅だと、噛んでいる糸の本数が少なく、引っ張ったら生地の糸がほつれる」という現象が起きていました・・

試し縫いはしましたが、横に引っ張るのは忘れていましたね、、、

これからは、弱い生地を扱う時は要注意します、、

 

 

気を取り直してもう一度

 

対策は「ロックの幅を増やす」「運針数を多くする」で対応出来ました。

 

 

で、出来上がりです。

 

ボディに着せるとこんな感じです。

 

衿ぐり周りはフィット感を出す事ができましたし、ビロビロになっていないので成功です。

調べた所、もともとのTシャツは全く伸ばして付けられていなかったです :cry: そらスタンドカラーみたいになるわ、、、

あとは、袖口と裾ですが、太幅(45mm)の始末にしたおかげで少し固くなりました。

縫代の幅を太く設定すると、「重さ、貼り」が出るので少し「丸く」仕上げる事が出来ます。

結構大事でスカートの裾とかコートの裾が1cmしか縫代が無いとヒラヒラと「軽く」仕上がってしまって「丸い立体的」が出ません。

 

縫代の幅で違いを出す事も出来るのでいろんな服で試してみて下さい :lol:

 

 

 

↓ちなみにパターンはこんな感じでした。

お高い海外のブランドのTシャツは袖山高めにする傾向がある気がします。袖口のハネが気になるんでしょうね・・・

 

これから暑くなってくると思うので、何枚か作ってみようかな・・

 

 

ではまた!

 

 

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ゴムの戻り率➂ Tシャツ失敗①

こんにちは :-P

コロナの感染者が増して、不安な状況が続きますね・・出来る事は限られていますが、毎日の手洗いうがい、室内の換気、衛生面ももう一度気を引き締めて行おうと思います。

 

引き続き動画推しです :-D

家にいる状況が多くなっているので、動画で皆さん復習される方が非常に多く、すこしずつですが生徒さんの理解度が上がってきているなと感じます。理解度が増せばそれだけ作る事のできる服も増えるので、いろんなものを作ってくれる事を期待しています :-P

 

 

では。

ゴム戻り率のまとめです。

前回の結果は↓

①厚い生地は戻りにくいけど縫い易い。→ステッチを減らして戻り易くする。

➁薄い生地は戻り易いけど縫いズレしやすい。→伸び率の減らして、あまり引っ張らないで済む長さに変える。

結論としては「縫わないと分からない」です :roll: まあ分かってはいますが、生地によって戻る固さや、縫製のしやすさは変わりますので、それぞれに合ったパターンにしましょうという事です。これは3Dでも縫製のし易さまでは分からないと思うので、、縫った方がいいでしょうね。

 

 

 

こんな事もやってみました。

A「先にゴムの下端縫代をくるんで縫う」というやり方です。

実際に某アウトドアウェアでは良く見るやり方で、ゴムの位置を気にして縫わなくていい(ゴムを入れながら縫うと横にズレやすい)のですが、以前から「難しくないか?」と思っていたのでやってみました。

うん。やり難くてしょうがないです :cry: 縫代が引っ張られるので横にずれて凄く縫い難い・・・

 

Bもう一つの「ゴムを入れながら縫う」の方が圧倒的に縫い易かったです・・こっちの方が主流ですね

ゴムが噛まないように奥の端に合わせながらになるのでこれでも難しいですけどね・・ :cry:

 

ゴムの伸び率が低ければ(長ければ)難易度はぐっと下がってAの方がやりやすそうなので使いどころといった感じですね(あと設備とか整っていればやりやすいのかな?)


ただし、、、Aはステッチが1本増えて、固い生地だと戻らなくなるので注意が必要です・・・デザインだからといってステッチを増やすのはちょっと考えものです・・

 

まあ、ここまで予想して最初からパターンを引くのは難しいかと・・やっぱり縫わないと分からないですね。

 

以上ゴムを使用する場合は、ゴムの伸び率、生地、ステッチの本数、縫製のし易さ。これら全てをマッチさせないと難しいというお話でした :-P

 

 

 

と今回縫わないと分からないをもう一つ・・

「Tシャツ失敗しました」

です :cry:

 

以前にプリントが気にいって購入した某ブランドのTシャツでどうしても気になるなあ・・というものがあって、、

新品だったのですが、衿ぐりがビロビロです・・高級ブランドなんですが、、みんな気にならないんですかね?

やりたかったのはもう1つ。袖口の折り返しの幅太!です。ここまで太いのはなかなかないので、一度やってみたいと思いました(縫代が太いことで裾や袖口にどう影響するかが見たかったのです。

 

 

 

・・・で出来た!・・・・・

 

と思ったら・・・・・あれ?

 

あ!

ああ!・・・という失敗を、、、これは縫製でミスをしたわけではない事だけは伝えておきます :cry: ただ、試し縫いで確認怠ったせいなので、反省です・・

失敗です・・次回この失敗をちょっと説明しようと思います。

 

ロックの幅が・・・

 

 

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ゴムの戻り率➁

こんにちは :-P

雨が続きましたが、間に晴れて洗濯日和。1回の量が物凄くて大仕事になりますね 8-O

因みに、カジュアルシャツは、衿、前立て、カフスだけ干す前にパンっと形を整える派ですw

 

 

学校は新規の方も少し慣れてこられた感じです。

「自粛生活中にミシンを買って作ってみたら面白くて、本格的にやってみようかと思って」という方もいらっしゃいました。ミシンをせっかく買ったのであれば色々出来る事はありますし、型紙を作って自由に服が作れるようになりたい!っていう方は多いです。

 

好きな形が作りたいのであればパターンが引けないといけません。そのためにはやはりしっかりした理論を「理解」するべきだと思います。

そうですw動画の事ですね。「理解」するためには、何度も「考える」事が必要です。考え続けると「ハっ」と急に理解出来たりします。個人的にはこれが一番面白いと思っていますがw

動画システムならいつでも見直して「考える」事が出来るのでとても「理解」出来ると思います。

趣味の方もプロの方も必ず満足してもらえると思いますので是非 :-D

 

 

 

ではでは、前回またマニアックな事をしていましたが、引き続き・・

こういう細かい研究がとっても大事。生地とゴムとパターンの関係をしっかり把握しておくことで出来上がりに差を付ける事が出来るはずです。

 

↑前回はシーチングでステッチを入れるとゴムが伸びて結果の寸法が大きくなってしまう。という事を試してみました。

 

 

今回は生地を変えるとどうなるか見てみましょう。

固く厚い生地でキャンバスと、薄い生地でほぼローンに近いブロードです。

 

 

薄い生地から見てみましょう。

ステッチ無しの方はシーチングに比べるとそこまで難易度が変わらなかったですが、ステッチありの方が凄く難しかったです・・

 

理由が生地が縫っている時にズレてきて最後に余ってシワになってしまう。というものです。これは伸び率が高い(たくさん引っ張らないとダメ)場合に難しくなります。薄い素材の場合は余り引っ張らなくて済むくらいに設定しておかないと難しそうです :cry:

↑最後の端の生地がちょっとかんでしまっています :cry:

 

 

戻りはどうでしょうか?

見た目はシーチングと変わりありません。

ステッチを入れた方と比べてもほぼ寸法的に変わりありませんでした。

一定の固さを超えるとゴムが戻らなくなるのでは。と予想できます。これくらいの生地を固さの差だとほとんど変化はありませんね。

 

 

 

 

では今度は固い生地です。

まずやらないですけどねwキャンバスにゴムです。昔のワークウェアなら入っているのを見た事あります。

まず見た目のギャザーの出方が大きいですね。

ステッチありと比較します。

↑薄手の方と比較しても相当伸びてしまっているのが分かります。

結果は分かってはいましたがwそれでもここまで伸びるとは思っていませんでした。

ステッチを入れないほうは寸法的には同じでしたが、

↑こんな風に波打つ量が違います。

これでウエストとかの仕様にしてしまったらさぞお腹に刺さって痛いでしょうねw

 

どうでしょうか?見た目に結構違いが出てきていますし、縫製の難易度も大きく変わってきます。ゴムの伸び率を一定と考えるのではなく、素材に応じたパターンであるべきと思いませんか?

 

では次回まとめを少しお話して終了です。長くなってスミマセンw

 

 

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ゴムの戻り率①

こんにちは :lol:

いつのまにか梅雨入りしています。雨が降るのはいいんですが、この前電車に乗っていたら、今窓が開いているのでびちゃびちゃになりましたwなんとかして欲しいですw

 

さて、見学の方も少しづついらっしゃるようになってきまして、街にも少しづつ活気が戻りつつあります。気は引き締めていますが、やはり嬉しく感じますね。

私がこういった中で出来る事は、皆さんには満足してもらえるように服を作る面白さを伝える事だなとホントに思います。

今後も色んな事を企画して楽しんでもらえたらと強く感じました :lol:

 

 

 

動画システムですが、生徒さんで「隙間時間に何度も見て、イメージトレーニングしてます」という方がいらっしゃいました ;-)

そういった使い方をすれば理解度は格段に上がると思いますし、以前やってみた事を見てみると新しい発見があるかもしれません :-P 実際簡単に思えるスカートでも未だに発見はあります :lol:

 

是非何度も繰り返し見ていい使い方をして下さい ;-)

 

 

 

 

では・・

今回もちょっとマニアック路線ですw

 

そう、「ゴムの戻り率」です。

 

服にはよくゴムが入っている事があります。

以前なら「安い服にはゴムが使われている」というイメージでしたが、最近では高級ブランドにも良く使われるようになりました。

そこで、気になっていた事をやってみる事に

 

 

それが、「ゴムはどれだけ戻るのか?」です。

 

「あれ?ゴムの寸法は〇cmなのにその寸法よりかなり大きくなってる?」とゴムを使われる方は経験があると思います。

生地、仕様でどんな変化が起きるか?ゴムをどう扱えばいいか考えてみる事にしました。

 

 

 

ひとまずこれだけやってみました↓

まずは生地の違いとステッチを増やすことでどう変わるかです。

 

 

 

生地は3種類(薄手のブロード、シーチング、帆布)用意して「ウエストゴム」をイメージした仕様にしました。

扱うゴムはかなり固く戻り易い3.5cm幅のものです。

↑ゴムの方は分かり易くするため70%の長さで、かなり伸ばす状態に設定しています。

縫製はかなり難しいですがより差が分かり易いかなと思います。

↑かなり伸ばして引っ張って縫います。

 

 

仕様はゴムを後で入れてステッチは入れないタイプ

 

 

ゴムを後で入れて貫通のステッチを入れるタイプ

シーチングでまずはどれだけ差が出るか見てみます。

 

 

これだけ差が出ました↓

結構出ていますね 8-O

数字で見ると、22.5cm→24cm

%でみると、107%です。

貫通のステッチを2本入れるだけで寸法差がこれだけ出ます。

もし64cmのウエストにしたいなと思っても、「よし、ゴムには貫通のステッチを入れておこう」としてしまったら、68.5cmのウエストになってしまった・・・という失敗になるわけです :cry: 商品としてはとんでもないです・・・

 

これは正直大変です。ステッチ2本でゴムの戻る%が変わってしまうのです。

プロは工場さんに「ゴム上がり何cmでお願いします」とパターンに記入しているのをよく見ますが、はたしてそんな簡単に出来るものでしょうか?生地や仕様、縫い方によってはとんでもなく難しくなるんじゃないかなと思います。

 

という事で次回生地を変えて縫ってみます。マニアックですがどうぞお付き合いをw

 

 

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衿ぐり角縫い

 

こんにちは :lol:

暑くなりましたね 8-O

私はマスク着用しながらだと熱中症になると思ったので、こまめな水分補給と着替えを持ち歩いて、体温調節に例年よりも気を使っています。窓を開けながらクーラーが聞いている施設が多いので、皆さんも体調にはお気をつけください :-|

 

 

授業も始まり、皆さんにお会いして一安心しています。カリキュラムの動画システムの反応が本当に良くて作り甲斐があったなあと思います :lol:

新しい動画システムに関しての詳しいお話はコチラ↓

http://www.leopera.com/pl/?p=9781

 

より生徒さんに満足してもらえるように、そしてわざわざ対面で授業をする価値がある授業が出来るよう頑張ります!

 

 

では、では、

:-P 間に部分縫い作りました。

今回は衿なしの見返し始末についてです。↓コチラです。

衿ぐりのラインはデザイン性が高いのですが、後ろと前のラインの繋がり良くと考えると結構ラインが限定されてしまいます。なので、「サイドネックを角で縫う」というやり方をしてみようと思います。

ボートネックにしたいときに有効な縫製の仕方ですね。

 

 

 

衿ぐりが結構広いものは浮きやすいので、少しイセを入れるとキレイに見せることが出来ます。自分で縫うのであれば、伸び止めを貼るときに少し引っ張って貼るとイセは簡単に入れることが出来ます。お試しあれ

↑引っ張ってシワをつぶすように、アイロンをかけて貼ります。

 

 

簡単な身頃を用意しました。

衿ぐりと見返しを先に縫うので縫い代の付け方に注意しましょう。

 

 

このあたりはさほど難しくありません。

 

 

切込を入れて、、

 

 

片側だけ、仕上がりの角まで地縫いで止めました。違いが出るか、検証です。

 

このやり方でぬうと、裏コバステッチの返し縫いが見えてしまうなと思いました。気になる人は気になるかな?衿ぐりあとでぐるりコバステッチだと問題なさそうです。

縫う時はジャケットの衿付け止まりと同じ縫い方です。ちょっと縫う精度が必要ですね。

 

反対側は縫い流しタイプで裏コバステッチも入れました。

出来上がりで止めず、縫い流したタイプは切込を入れなければいけませんでした。あとは裏コバステッチが入って縫い代を押さえてしまっているので、中の縫い代をカットできず少し厚く仕上がってしまいました

 

 

表からはさほど分かりませんが、、

 

 

片側裏コバステッチを入れているほうが、出来上がりで止めないほうです。

↑ここがやはり少し厚く仕上がってしまいました :-| まあそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが、デニムとか厚めの生地を扱う時に結構大事になってくる気がします。

 

 

やっぱりこっち↑出来上がりで止めるほうが薄く仕上げられてキレイになりました。

 

縫製はかなりマニアックなお話でしたが、パターンに関してお伝えしたい事は「縫製の仕様によっては衿ぐりのラインは限定されずに自由に引くことが出来る」です :lol:

こういったボートネックのような横に広がっているタイプのものは「どういう仕様にするか?」を考えておいてから衿ぐりのラインを引くようにしましょう :-D

 

ではまた次回!!

 

 

 

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カバーオール➁

急激に暖かくなりましたね :lol: 電車が混んでいないのでまだ汗はかいていないですw

 

 

今期から導入した動画の学習法がものすごく好評で、生徒さんからすごく感謝されますw

 

本当に丁寧に動画を作りこんだので、皆さん思った以上に内容の濃さにびっくりされます :lol: この学習方法だと、人によっては進み方が早くなったり、一人でパターンを作成する際、「あれ?どうやって考えたらいいんだっけ?」となっても確認する事が出来ますし、いいことづくめw

入学を考えている方はこの新しい学習方法にも是非着目してみて下さい ;-)

 

 

では、カバーオールです。

縫製もパターンもそこまで言う事はなかったですがw

唯一やりたかったことが「肩線の後退」です。黒が今回縫ったほうです。

 

 

 

ちなみに衿には前回のニット芯入れてみました。馴染みやすくて以外に使い勝手いいです。

 

ここです :lol: 袖丈が少し伸びている(肩線が伸びた)のが分かります。

ちょっとわかりにくいので、後程の写真で・・

 

後ろ中心の縫い目は無くし縫製は簡単にしました。背中が少し寂しい気がします :roll:

 

ここです。肩線のAH側を後ろに後退させてどういう変化が起きるか見てみたかったのです。それだけ?と思われるかもしれませんが、これがなかなか面白いんです。

一言で言うなら「着やすい」です 8-O

なんで?と思うと思います。生地が違うので少しわかりにくいですが、明らかに着てみると楽になってます。

 

 

ここからは予想ですが、、肩線がバイアスで縫い目がないため伸びて肩回りが馴染んで、肩先のふくらみを作ってくれるからかなと思いました。ちょっと写真ではわかりにくかったですが、実際に肩幅を計測すると1cmくらい長くなっていました。

 

 

昔の服の作り方だそうですが、現代の服にあまり見ないのは肩幅が広くなるからでしょうか?なんとも言えませんが、個人的に服を作るなら断然コッチですね。

 

↑パターンはこんな修正をしています。単純に後ろ肩の部分を前に移動するだけです。

簡単ですが違いが出て面白いので皆さんも是非試してみて下さい :-P

 

 

ではまた!

 

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開校&動画システム導入!

5月18日から授業開始しました!少しづつ生徒の皆さんにお会い出来て、本当にうれしく思います :cry:



もちろん衛生面として、マスクの着用、手の消毒、換気、設備の除菌、などを行いながらの開校です。今まで以上に徹底していきますのでよろしくお願いします。


そして、講習の内容もパワーアップしました!
今年から動画の解説システムを導入し、ご家庭で効率よく復習できるようになりました!

参考例として少し説明させて頂くと、、、
動画は今までも公開してきたものがありますので、イメージしやすいもので説明します。

今度の6月の特別講習はネクタイを開催します。

セッテ・ピエゲと呼ばれるネクタイで、高級なネクタイの縫製の講習です。
実際に縫製を指導しながら、折り方、コツなどをお伝えしていきます。
ここまでは通常の講習です。


これにさらに動画もセットにします!
効率良く、家でもう一度作る時に見ながら出来るので非常に分かり易いと生徒さんに大好評です!


↓一度動画を見て下さい ;-)

これは特別講習の動画ですが、こういった形で分かり易く解説しております。
もちろん講習を受けて、実際に体験した方がより分かり易いので、講習は受けるべきだと思います。

ただ、忘れてしまった、、見逃した、、折り方が複雑でテキストだけでは分からない、、
という事も実際声が上がっていました。ですので、講習+動画であればより一層理解度が増し、満足して頂けると思います。


これと同じで、通常のパターン講習の課題も
授業で課題を進める+動画で復習、確認ができる!というシステムです。

課題の動画は失敗例なども盛り込んだり、より分かり易くなるよう工夫して編集しています!
生徒の皆様しっかり復習してもらえれば、より理解度を高められると思います!
あいてる時間にちょっと見るだけでもイメージトレーニングできます ;-)


ちなみに生徒の皆さんには大変好評です :-P


引き続きより分かり易く、高度な技術が伝えられるように、止まることなく工夫していきますので、宜しくお願いします!

では、、

 

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授業開始日 変更のお知らせ

 

このたびのコロナウイルスに対する自治体の外出自粛要請を検討し、ル*オペラでも4月4日から5月16日迄のすべてのセミナーを中止と致します。
従いまして、4月ご入学の方も5月18日からの授業開始になります。
*変更の可能性もありますので最新の情報はホームページを御確認下さい。
*変更後も日程を調整し授業の日数は今までと同じで、半年間で22回(1回分をフリーチケットとします)で実施します。
*また授業の再開に関しましてはマスクの着用、手の消毒、換気を徹底して行います。
休講期間中の授業の説明や問い合わせに付いては下記の時間になります。
大阪アトリエ 10:00~17:30 土曜日、日曜日、祝日は除く
東京アトリエ 12:00~20:00 日曜日、祝日は除く

 

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LE・OPERA 新システム導入

みなさま、こんにちは。

 

5月からの新学期に伴い、新しい取り組みとしまして初心者からのスカート各課題について、解説動画を作製しました!

 

各課題が終了してからも自宅や好きな時間、空き時間に手軽み復習する事ができます!

 

課題を反復する事でしっかりとした理解が生まれ、その後の課題についてもスムーズに習得出来る様になります。

 

※初心者の方でも今まで以上に無理なく自然に課題を習得出来るシステムです

 

 

スカートの課題が終了し、ブラウス→ジャケット→コート・パンツと進んでいきます。

スカートの時と同じ様にベルト作製して下さい。と言った時にもうだいぶ前の事で忘れちゃいました( ゚Д゚)笑

 

という声を良く聞きます!笑

 

ベルト作製に関わらず、前の課題は忘れちゃいました!というお声もよく耳にしました(*_*)笑

いつでも何回でも復習できる動画を取り入れたプログラムはとても効率的に勉強出来ると思います!

 

 

失敗例なども取り入れた内容なので、自分で組んだトワル以外の不具合等も確認する事ができます!

 

 

こちらは採寸動画になります。

 

バストやウエスト、肩幅などの採寸方法を動画にした物です。

 

QRコードリーダー等で読み込んでご覧頂けます。

 

 

 

 

以上、新システム導入のお知らせでした!

 

みなさま、新学期からも宜しくお願いいたします。

 

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