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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
大阪ポロシャツ講習 クリエイティブホリデー
みなさま、こんにちは。
O岩です。 久しぶりのパタンナーズライフです。 よろしくお願いします(゜゜)
4月期のパターン・ソーイングともにほぼ満席になりました。
いよいよ4月1日から新学期のスタートです。
今回は半年に一度、大阪で行われているクリエイティブホリデーにポロシャツ講習で参加した様子をお届けしようと思います。
東京でのポロシャツ講習とは内容も少し違い、縫製がメインで説明と実演を行い講習を進めて参りました。
鹿の子を使った場合の糸はどの様な物を使ったら良いか。 針は?接着芯は?など縫製前に重要な資材や実際に起こり得る不具合等も資料を使って説明していきます。
『え~!私、今まで全然違う事してた~!』なんていう声も聞こえてきましたが、この事前の準備が実は一番重要だったりするので面倒くさがらずきちっと用意しましょう(^_-)
次に3分クッキング方式で右半身が出来上がったポロシャツを使って縫製の手順、テクニック、難しい部分の説明を行いました。
前立て部分や衿先の返し方など細かい話もありましたが、参加して頂いた生徒様も真剣にメモを取ってくれていたのできっといい作品ができると思います
最後に縫製していたポロシャツとみなさまで集合写真!
笑いあり、涙はありませんでしたが、本当にお疲れ様でした。
ちなみに私、O岩も講習の準備中に1着作ってみました
デニムニットで縫ってみたのですが裁断すると裁ち端がすぐにクルクルひっくり返るのでその都度、プレスして縫うという・・・大変でした。笑
みなさまもかわいい生地でたくさん作ってみてくださいね!!!
ご清聴、ありがとうございました。
カテゴリー: クリエイティブホリデー, O岩
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卒業式にむけて③
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
皆さん卒業式はもう終わってらっしゃる方が多いでしょうか?
しかし、卒業式の後は入学式が待っております!
卒業式には黒などのダークトーン、入学式には白っぽい色味やベージュといったペールトーンを着て行かれる方が多いのではないでしょうか?
皆さん時間があればぜひ作っていただければと思います。
事実、本作品(ワンピース&トップス)もパターンから完成までおおよそ1週間ぐらいで出来ております。
さて、前回ワンピースが完成したので今回はショートジャケットです。
コチラはポケットも作る予定が無いので、本当に簡素なものとなります。
まずは立体で大体の形を組み修正していきます。
こんなものかなぁといったところです。
極力縫い目もなくイメージ的にはシャネルスーツっぽい二面体にしたかったので、かなり簡素なものとなりました。
なにもしないってことも、パターンにはありうるんですね。
完成パターンものせておきます。簡単なものになります。
縫製も簡単すぎてあまり書く事がないのですが…(笑)
何かの参考になればと思います。
まず裁断します。(所有していた黒の裏地がなくなってしまったので袖の一部が紺色の裏地になってしまいました(泣))
裁断、芯貼りを行い身頃をつなげます。
身頃をつなげてからokadayaで購入したブレードをたたきます。
ブレードは最初から装飾性に優れているので叩くだけで少しデザインが入るので便利ですね!少々お値段が張りますが…
それから肩線をつないで身頃の形にします。
袖もさくっと縫って本体につなげます。
少し袖山の形がへたりそうなので、表地を使って袖山布を入れておきます。
身頃の裏地を縫ってくっつけます。
前立てを合体させて表地とつなげます。
おおむねソーイングセミナーのノーカラージャケットの課題に近いですね。
袖口にもブレードをたたき、裏地とつなげます。
袖などの中綴じもわすれずに…
アームホールで裏地がうごかないように、今回は裏地の端をつかって止めておきます
裾を明きを残して(ひっくり返し口)、ミシンで縫いひっ繰り返してその口を手でまつる。
裾からグルッとステッチをかけて完成です!
着用図はこんな感じです。
襟もとでスプリングホック一個で止めてる感じです。
おちついたセットアップな感じです。
着用図の写真は卒業式にいった後に事務所で取りました。
少々音楽家のような雰囲気になりましたが(笑)きちんと感はでてるかと思います。
皆さんも是非挑戦してみてください。
卒業式にむけて②
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
3月二回目の登場です。お待ちしていた人もそうでなかった人もこんにちは!
さあ今回も元気に続きをやっていきますよ~!(謎の元気さアピールです)
前回で上の身頃の縫製が大体終わったのでスカートの縫製です。
今回は、ソーイングセミナーの授業でも教えておりますシームポケットを付ける予定ですので、ファスナーの部分と脇線の一部分に伸び止めテープを貼ります。
裾も綺麗に折りたいので芯を貼ります。ウエストはほつれてきたので貼りました。
脇を縫います!
ポケットも縫います。これは授業でやってますので省略致しますね。
スカートを合体させる前に、人体に着せて2日ほど放置し、伸びてしまった部分をカットします。
スカートを合体します。
そして裏地も縫製しておきます。
脇にスリットを入れて、裏地は完成です。
コンシールファスナーを取り付け、衿ぐりも合体します。
衿ぐりの縫代が分厚くなったので、見返し側を半分の長さに切って処理しておきます、おさまりが悪いので裏コバも入れておきます。
あとは袖を縫って(袖裏無し)身頃にくっつけ、パイピングでくるんだら完成です。
では、全体図です。
かなりかしこまった感じになりましたね。
ジャケットまでやろうかなと思っておりましたが、長くなりましたので今回はここまでにしておきます!次回をお待ちください!
卒業式にむけて
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
暖かい日と寒い日がミックスになってきてますね。
事務所の近くに咲いてる梅を見ると、桜の訪れも待ち遠しくなります。
先週体験セミナーも行われまして、入学の受付も開始しております。
現在問い合わせを多く頂き、残りの座席数も減ってきています。
今学期の入学を希望される方はお電話にて残りの席数を確認されてからのご来校をお薦めしておりますので、よろしくお願いいたします。
さて、先日3年間面倒見てきた高校生達の卒業式が行われました。
思い返しますと、ショーやらテストやらの色々と大変な日々でしたが、無事にこの日を迎えることが出来て、達成感やら、もの寂しさやらでなかなか複雑な心境になりながら、彼らの背中を見ていました。
卒業式は残念ながら最後まで見れなかったのですが、その晴れやかで堂々とした姿を見て安心を致しました!
式の途中は写真が撮れなかったですが、だいたいこんな感じです。
改めて皆さんご卒業おめでとうございます!
さてさて、それで今回高校側から「ドレスコードはフォーマルで来てください」と言われたのですが、私が持ってるのが就活で使ってた黒の面白みのないスーツに、ポールスミスの少々派手目のスーツで…
どちらもこの場にふさわしく無さそうだな…と思った結果、急遽生地もあったので作ってしまおうと思いました。
卒業式の日が迫っていたのでスピード重視にデザインはシンプルにしようと決めました。
なんとなく上品な雰囲気がでるといいなと思いながら、ジャストウエストより気持ち上に切り替え入れた所、幼い雰囲気になりすぎたので切り替え位置をジャストぐらい変更しました。
そうすると見た目が落ち着き、下がフレアースカートでも少し大人びた雰囲気になりました。丈も膝が隠れるくらいが落ち着くラインでした。
さみしかったのでウエストにベルト風に切り替えを入れ、その大きさも5センチだとまた子供っぽくなったので、4センチに変更、ほんの1センチでも見た目には大きく影響するものですね。
そして袖をつけます。
この袖はかつてトレンドでもやった変形袖です。
作図的に何か面白いことがあったかといわれると特にないのですが…。
最初の作図はこんな感じです。(クリックすると少々大きくなります。)
授業でワンピースはやってませんが、トップスの延長ですね。
ここからフレア分は立体で調節していますので、作図とは少々変更あります。
そして完成パターンです。参考までに
では裁断していきます。
芯地、伸び止めを貼ります。
上の身頃から縫っていきます、
このとき、この生地がどんどんほつれてきたのでヤバそうな所には追加で伸び止めを貼りました。
そしてウエストの切り替えもつなげます。
トップスが大体出来上がった所で、今回はここまでです。
次回は縫製の続きと簡単なショートジャケットです!
ドレスシャツ研究⑦
やっと暖かくなってきましたが、夜の冷え込みと風の強さでまだまだ冬服は手放せません。
春先のコート今年は着よう・・・
さて、4月の募集が2月26日から始まります。体験セミナーもほぼ満席です!
毎度お伝えしていますが、すでに埋まっている曜日もありますので、あらかじめご連絡下さい。よろしくお願い致します。
・・・シャツやっと完成です・・・
合間合間に作業をしてやっと終わりました。
ではでは・・・
首回りあと0.5c(半身)小さくしたい!修正時ちょっと出しすぎましたね・・・
うーん生地のシワが取れない・・・せっかく頑張ってつくったのにシワがかなりできやすい生地です。
そこそこ高い生地でしたが、やはり価格で判断してはいけないですね・・・
ボディにも着せてみました。
袖がジャケットのようです
腕自体の上げやすさはさほど気にならないですね。
サンプル自体は生地が柔らかかったのでもう少し運動量はあった気がします。
衿まわりはやや折れ線でかくかくしてしまいました。
も少し柔らかい芯を使用するかしてもよかったかもしれません。
あと羽衿も少し削りたい・・・鎖骨に当たって衿先の若干のハネが気になります。
まあカラーステイを入れると丁度よくなりそうですが。
肩回りに関してはわりとフィットしました。丁度いいぐらいです。
袖山は苦労のイセ量でした・・・レディースのジャケットと同じくらい入っています。
少しシワになっていますが、かんではいません。
おかげで袖に厚みが出るので、仕上がりがジャケットのようになりました。
カフスと衿がややカリっとした芯を使用したのですが、もう少し厚く柔らかい芯のほうがキレイに首回りにフィットしたかなと反省しました。次回作成・・・気力があればですが ・・・の時はもう少し芯も生地も柔らかいものを使用してやってみようと思います
ではパターンです。
細かい事は記入していませんので参考までに
ちょっと衿の芯のパターンが変わっていますかね。芯はバイアスで裁ってもよかったかなと思います。(迷いましたが硬さを優先してしまいましたね。)
台衿は付け側のカーブがキツイので首回りにフィットしました。ドレスシャツ特有のラインですね。
点線がサンプルのパターンです。
衿ぐりの寸法が足りていませんでしたので結構出しましたが、ちょびっとやりすぎました・・・ 悔しい・・・
衿は完全にデザインし直して衿腰を低くしたり、衿幅を変えたりとかなり修正しました。
衿幅が広くワイドカラーの場合は点線のようなラインでいいでしょうが、日本人なので首が苦しかったです・・・
日本人の体型に合わせたパターンなどよく耳にしますが、衿腰の高いデザインそのものが厳しい気がしますねえ・・・
個人的には非常に面白かった研究でした。
ただ、手縫いの難しさは改めて感じたので、頑張ります・・・ はあ・・悔しい・・・
さまざまなお直し③ー2
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
立春も過ぎてもまだまだ寒いですが、近所の公園の梅のつぼみが綻びそうになっているのを見ると、春は確実にやってきているのだと感じます。
さて前回のお直しの続きですね。
この違和感がある形から色々微調整していきます。
脇でしかつまんでないから、やはり限界値がありますね
特に一番削りたい背中のカーブ線の所は浮いた感じになって、ウエストに向かってシワが発生してます。
なのでこれを解消するために、背中の浮き上がってるところをパターンでたたむことにしました、メンズの後ろ身頃の操作でもよくやりますね。
左が修正前、右が修正後です。
前身頃は謎の切り替えのフレアを削るくらいしか手が打てませんでした。
もう片方にも切り替えがあれば、ウエストを削ることもできたのですが…
ということで、シルエットはこんな感じになりました。
ではこの形で縫製していきましょう。
裁断です。
左が前身頃、右が後ろです。後ろはそこまで削ってませんね、背削りも入れたんですけど、このへんが限界でした。
見返し、脇と縫ってポケットも付けます。
ポケットやバイヤスの布は、再利用が難しかったのでカラーシーチングを買って新しく作り直しました。
肩線を縫ってアームホールをバイヤス布でくるみます。
ファスナーを縫って襟ぐりもバイヤス布でくるみます。
そしてボタンとループをつけてフィニッシュです!
縫製そのものはそんなに苦労はありませんでしたね。
完成です!比較しましょう。
修正後 修正前
横はないんです…すみません。
大分スッキリしましたね~
依頼者の方は背が小さめの方で、車によく乗るとのことなので、フレアを削った分足の開きにくくなったかなと思い、脇にスリットを入れました。
この行為は後日おおいに喜ばれました。スリットは偉大です。
それと削った布がけっこうあったのであまり布でシュシュも作っておきました。
この布に思い入れがあったようなので…せっかくですしね。
後日仕上がりに非常に満足されたようで、とても感謝されました。
服もまた着れるようになり、その思い出と共に大事にされていくのかと思うと直した側も嬉しいですね。
ではまた次回です!
ドレスシャツ研究⑥
先日は暖かい日もありましたが、また寒くなり体調を崩される方が生徒さんでも非常に多いです。
皆様手洗いうがいを致しましょう
さて早いもので4月期からの入学受付がじわじわと迫ってまいりました。
2月26日から受付開始です
その日に体験セミナーを行っているのですが、もうすでに多く予約のお電話頂いております。
入学をお考えの方は是非ご予約下さい!お電話お待ちしております!
では、ドレスシャツの続きです。
縫製的に気になっていたところのみをピックアップしていきます。
気になっていたところである袖口のあきから。
こんな感じの仕様でしたね。
ごくごく細い三巻(0.3c)で土台に切り込みを入れて強引に縫っています。
パターンはこんな感じになるかと思います↓
もう一つの特徴は剣ボロと呼ばれるパーツに切り込みが入らないところです。
通常は切り込みをどうしてもいれるのですが、これは入れていない仕様です。
特に薄い生地の場合は切り込むと透けて見えるので気になりますし、強度的に問題にもなります。
個人的に好きな仕様ですね。前中心明きにも使えそう・・・
縫製の手順は・・・(また白で見えにくくてすみません )
折った剣ボロのパーツを土台に裏から地縫いし・・・(上端の縫い代は折り込んでおきます。通常ならすでにここで切り込みが入ります)
切り込みを入れます。
細く折ります。この時切り込み先は少しカーブするので、縫い代のみすこし伸ばしながらアイロンをかけます。
そして、てまつり。少し細かめ(0.2c位の間隔)にしてあまり伸びないように意識しました。
吊ったりしないよう注意しながら流しまつり(螺旋状に縫います)。
その後表に剣ボロをひっくり返して
私はしつけで仮止めします。
理由は吊るからです。
ピン打ちではどうしても少しつまんでしまいますので、生地が湾曲します。
なのでドレス系の繊細なものを縫う時は、ざっくりでもいいので細い糸でしつけをするようにしています。
↑少し生地は引っ張られています。
あとはぐるっと縫って完成。
裏側は切り込み先より下にステッチがあるのでほつれません。
生地は薄く仕上がるので少し柔らかい印象になりました。
次は衿ですが、
↑こんな仕様でした。
変わっていたのがここで何か難しいところがあるんじゃないかと期待していましたが、実際に縫製してみて特に注意することはありませんでした
個人的には薄くて透けるので、切り込みがちょっと気になるなあくらいでしょうか。
今回接着芯でつくりました。ですが硬くなりすぎたと思います。接着無しで次回は挑戦したいです まあパリっとしていてこれはこれでいいんですが・・・
後は通常のドレスシャツと同じ感じですが、袖下で折り伏せ縫いをするとき、袖が細いせいで非常にやり難かったです。
あと生地自体小さなシワが非常に消えにくいです。(安い生地はこういったところが・・・ )
前ヨークはてまつりです。作業中時間間隔がなくなるので、最近手作業が好きですね
さてボタンホールで完成です。ボタンホールはちょっと練習してからにしようと思います。普段やっていないので、期待はしないでください
ではま次回完成!
様々なお直し③-1
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
明けましておめでとうございます。(遅)
マイブランドの方ではご挨拶をしましたが、こちらではまだなので…
今年も本校、本ブログをよろしくお願いいたします。
いやぁ、ようやく冬本番といった気温なので参ります(;´・ω・)
カイロで武装しなければ、手がかじかんで震えてしまいます。
ああ、はやく春になればいのに…
さてさて、前回お話してましたシルエットのお直しについてです。
この形をもう少し身体にフィットした感じの形にしてくれといわれました。
サイズは13号くらいの方の物で、今の形はズドンとしたシルエット、前の切り替えに謎のフレアが入っています。バストは変えないでくれとのことで引き受けました。
まず着用してもらってどのぐらいタイトにしたいか、フィッティングしながらつまんでいきます
(着用した方から許可がおりませんでしたので、着用画像はありません、すみません)
左半身をつまみました、…かなり大きな工事になりそうです。
コチラを着用した方がバストが大きめで前アームホールがあまっていたので、そこも閉じる必要があるかなぁと思うけど生地が足りないので、バストも少し削ることになるかも…と考えてました。
とりあえず寸法を書き出します。
メモ書きですみません。
とりあえず最も削ってる位置からウエストを割り出し、あとはポイントを決めて削る寸法を決めます。
とりあえずこんなぐらい…と書いておきますが、形によってはそこまで変化できないとは思います。
生地に限りがあるので、できないこともあります、それでどこまでなら出来るかなぁと考えます。
ダーツがそのまま取れれば、さほど苦労はないのですが…
この生地の柄が気に入っているので、できるだけダーツは取りたくないとのことでした。
まあそういう商品じゃなきゃ、直そうと思わないですよね、思い入れがあるものなのです。
しかし、となると操作できるのは脇と前の謎切り替えのところだけです。
このままではどうしようもないので…
ばらします!
バッ!!
あ、ポケットもついてるので、ポケット縫い直しですね。
そして、パターンに形をうつします。
寸法だけでも形はそれなりに取れますが、どうせ全て縫い直ししないといけないぐらいなので、いさぎよく!!
あ、バラすときに必ず仕様を細かくメモを取っておくことは忘れないようにしないといけませんね。
最近は携帯で画像がとれますので便利です!
細かい仕様はしっかり画像で残し、縫い代も控えておきましょう。
うっかり控え忘れたら、生地の折り目を測るか、ミシン穴の縫い目からおおよその数字を出すようにすれば良いです。
さて、では一度写し取った作図をメモ書きのサイズ分削って組み立ててみます。
ん…ん??っていうバランスですよね。
ここから、修正をかけて自然な感じに仕立てていこうと思いますので、次回は修正と縫製までです!
ドレスシャツ研究⑤パタパタモードくん
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします!
2017年になりましたね
初詣やセールなど人が多すぎるせいでなかなか外出しておりません。正月感が一切ない今年・・・
中頃になったらちょっと出ようかと思いますが、(まあたぶん服を見にいくのですが買わないで、ちらちら見るくらいですかね・・・販売員の方ごめんなさい )
さて去年の仕事を引き続きを
前回ちらっとお話していましたが、
こちら↓
以前から生徒さんにお伝えしていますが、
なんとアパレルCADが無料!!
実際ダウンロードしてやっていますが、無料!
なにかあるんじゃないかと思いましたが、やっぱり無料!
いや、そんな時代になったんですねえ・・・
アパレルCADはプロのパタンナー向けという考えがほとんどでしたが、これで趣味の方にも広がりより気軽にパターンが引く事ができます。
(まあパターン引き始めは確実に手で引いて、線を見て手で覚えるというのは必要ですが)
これでいろんな事ができるのではと模索中です。
詳しくは↓コチラ
http://www.jcs-web.com/jcs/modekun
さてそんなわけで慣れるためにあいてる時間を見つけては少しずつ練習しております。
今回は
手で引いたパターンを
写真にとり
CADソフト上でトレース
までを練習で使用しました。
こんな感じで専用のシート(これも自身で作成可能です。透明なシートにマジックでマス目の線を引けばいいので)に挟んで写真をとります。
ここで適当に撮ってしまうと後々苦労することに・・・なにかいい方法がないか模索しながら使っております・・・
データをトレースするとこんな感じになります。
データを出力して元のパターンと重ねるとズレが発生しました。
おそらく設定の問題かと思います・・・
ここももう少しズレない方法を模索しております。が、今回は出力→照らし合わせ→データ修正で形にしました。
ここから先はクレアコンポ(東レのCAD)方との互換性確認のためデータ移動してから工業用にしました。
パターンはここから前回の修正点を踏まえて手直ししました。
縫製してみた結果を見て、またパターンを載せようと思います
・・どんな生地で作ろうかと思いましたが、シンプルに100双のブロードにしました。
ドレスシャツに使う薄めの生地です。
もっと薄いの探しましたが、扱い難さや作る人の少なさのせいか生地がなかなか見つかりません。ネットで購入してもいいですが、時間がかかってしまいますし、やはり実際に触って確認したいところです。
縫製に入る前に・・・
針は細いものを
押さえ金はテフロン押さえで滑りやすく。
糸は珍しいものを。個人にはあまり販売していないもので80番のテトロンで縫い縮みを防ぎます。
参考の古着も同じくらいの細い糸を使用していました。
年末には↓ここまで進んでいましたが、なかなか手縫いもあって進みにくい・・・
でも「作っている」感じは手縫いのほうがありますし、既製品にはない雰囲気が出せるので面白いです!!
次回は縫製を進めていきます!
様々なお直し②
こんにちは K です。( ´_ゝ`)
もう年末かあと思うと本当に一年一年早いなあと思います。
今年は本当に色々ありましたよね…そのせいで早く感じるのでしょうか?
さてさて、今回は前回終わりに言ってましたパンツのウエスト寸法出しです。
今回のパンツは後ろ中心で寸法だしをしたいと思います。
事例②パンツのウェスト寸出し
パンツのウエストがきつくなったから大きくしてくれーというのはよく聞く話です。
ただ脇で足したりするとシルエットが大きく変わったりするのでそこに拘りがある方は慎重にならざるおえないですね。
ただ、良いパンツはそういう事を想定して、後ろ中心の縫い代を多めにとっているところがあります。値段のはってるものはけっこう多いです。
今回はこのチノパンです。
二本ありますが、右ははすでに一度お直しされてるので、やるとしたらギリギリでした、本来は左くらいの縫い代がついています。
ここで構造の説明。
こういう見返し(裏ベルト)の背中心にも縫い目が入ってる場合、解くのは
見返しを止めている一部と背中心だけでいいです。なぜなら…
つながっているからです!
変にベルトを外して寸法を合わせる必要はないです。
本当にスグできますし、素人の方でもやりやすいように最初から配慮して縫ってあります。
あとは大きくしたい寸法分縫い代を伸ばして縫うだけですが、自然と元のまたグリ線とつながるように気を付けてぬいましょう。
慣れてない方は先にチャコでガイドラインのように線を引いた方が綺麗に縫えると思います。
少し長めに地縫い線を重ねておかないと強度的に心配でしたので私は10センチくらい重ねました。
縫えたらしっかり割って、ベルトのステッチなどを入れ直します。
はい、完成ですね。短時間でできました。
長年使ってきたパンツですとこのように前の地縫い線のスレがやはり目立ちます。
使っていく分にはさほど気にならないとおもいますが、どうしても気になる方は染色で染め直しなどを行うくらいしか対応できないのかなと思います。
染色ペンなどで合う色があればそれを使うのもいいかもしれません。
※発色を試すときは、あまり布や見えない縫い代などに縫って確認したほうがいいとおもいます。
自分で混色できるやつもあるので是非探してみてください。
今回は以上になります。
次回は同じ直しでもシルエットなど根本的に直す場合は、というケースでやっていきたいとおもいます。お楽しみに
今年も本校、本ブログ共にお世話になりました!
また来年もよろしくお願いいたします。