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パタンナーズライフ

キセ入り箱ポケット

寒くなってまいりました :-P

ただ、気候が安定せずに寒くなったり、厚くなったりで風邪をひきそうです・・

皆さんもお気を付け下さい・・この時期が一番風邪をひきやすいですよね・・・

 

今年も残すところあと1月ちょっとです :roll:

ほんとに驚きですよね・・・この前入学されたばっかりなんですが・・今年の内に教室内をちょっとずつ掃除をして大掃除を中掃除くらいにはしておきたいですね・・・ :-|

 

 

 

↓今回はちょっと変わり種の「アイロンかけ」です。

初心者の方というか、服を作製されない方も見て頂けると「着心地がラクになるアイロンがけ」をしていますので、是非皆さんご覧頂ければと思います!

普段のアイロンかけにひと手間で格段に着心地が良くなりますよ ;-)

 

 

 

さて今回は「なんとなくこんな仕様があった気がする」シリーズです(笑)

ちょっと見て完璧には覚えていないので、そのあたりは工夫してます :lol:

 

という事で「キセ入りの箱ポケット」です 8-O

見た時は驚きました!「ここまでする?」と・・

前回のステッチを表に出したくない系の仕様ですね・・この手の仕様は沢山ありますが、「わざわざ」というものが多いので値段の高い服に多い印象です。

なので、こういった仕様があったりすると他と差別化出来ますね!

 

 

こんな感じです!↓

ぱっと見た所ステッチが表の7mm程のステッチしかありません(実際にカンヌキでした)

ぺらっと捲るとステッチが見えています!

そうですね・・わざわざキセを入れて控えておいて表のステッチを隠した仕様(また :lol:になっていました・・・マニアック過ぎる・・

 

 

では縫ってみましょう!

パターンはそこまで難しくありません。

口布の両端を15mmにしておいてキセを入れるだけです。

 

 

芯を貼って裁断しておきます。

向こう布あて布は先に叩きつけておきます。出来上がりより2mm程控えています。

 

 

ここですね!箱ポケットの両サイドを中縫いする際キセを入れておきます

ひっくり返してキセが入った状態です。

 

 

あとは通常の縫い方をしていきます。

袋布(手前)と口布を↑の写真のように縫い(上から袋布・口布・身頃の順にセット)

 

 

切り込みを入れて(口布はカットしない)

ひっくり返してアイロンで整えておきます。

 

 

その後一度元に戻し、向こう布と袋布の周囲を袋縫いし

ひっくり返して周囲0.7cでstです。

 

 

あとは口布をめくって、向こう布貫通のステッチをいれます。

三角の切り込みはこの時折り込んでおいても良いかもしれません(折り込むと少し厚みが出るので今回はやりませんでした)

 

 

あとは先ほどのキセを入れた箇所にステッチを入れて・・・

表からカンヌキ(今回は返し縫いだけです)を入れて完成です!

縫製は特に難しくありませんでしたが、敢えて言うとキセを入れたところにステッチを入れる時狙いにくかったですね・・生地がもっと分厚いと難易度が上がりそうです。

ただ出来ないことはありませんでした。

表にステッチが見えない仕様として研究し甲斐があると思いますので、皆さんも口を表裏で接いでみたり是非アレンジして試して下さい!

 

 

ちなみにこの縫い代は前説明した「タック入り」のやり方で綺麗に見せることが出来ると思います!

 

工夫次第でオリジナルの仕様は出来ると思います!

 

ではまた!

 

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