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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
トワール縫代倒し方向&切込み箇所動画 新生児スウェット①
引き続き3/7(日曜日)体験セミナー開催予定ですので、興味がある方は是非東京校にお電話でご予約お願いします
東京校 ℡ 03-5473-1519
動画を使った新しい学習システムを導入しています。
教科書より分かり易く、隙間時間にも勉強出来るので理解度が高まります。
どんな事をしているかというと、参考までに・・↓
今回は縫代倒し方向と切り込む箇所の説明動画を作ってみました。
初心者の方は特に「あれ?どっちだっけ?」となる事が多いので、確認できるように動画を作製しました。
切り込む箇所はどこ?の説明もしていますが、なぜそこに切り込みを入れるかなど説明していますので、デザインが変わっても応用出来ます。
基本中の基本ですが、参考に1度見て下さい 見ている内に気付く事もあるかもしれません。
では・・今回また新生児用のスウェットを作ってみたいと思います。
成長に合わせて、新生児は着脱のし易いロンパース(上下くっついたやつです)から上下分かれているものに変化していきます。
ただ、いきなり大人と同じ仕様でいいか?で言うとそんなことはなく、「着脱のしやすさ」は考えないといけないかなと思います。着せにくいのは本当に大変です・・・
・・で今回はこれ↓
安かったので購入してみました。生地も柔らかくていいのですが、気になる箇所がいくつか・・・
①着脱がしにくい・・・開きがないため、「バンザイ」の状態で着用させるのが難しいです・・
➁腕を上げると運動量がないため、すぐにお腹が見えます。
腕を上げた時の運動量足らずですね。
➂肩幅が広いので、着る子によっては凄く肩幅が広く見える。
です。このあたりが気になるので、デザインを変えたり、パターンを変えたりしてみて解消していこうかなと思います。
さっそく
↑まったくべつもののデザインです ラグラン袖に変更しました。
肩に縫い目が無いので、肩幅が広く見えないかなと思って採用しました。
あと、縫い易い!子供服って小さいから縫い難いんですよね・・・
運動量的にもこれである程度確保していきたいと思います。
肩はちょっとそのまま試しに縫ってみて確認してみたいと思います。
開きがある箇所でステッチが入るので、布帛系の芯を貼ると良いと思います。
ちなみに生地は大人の着るスウェットと同じような生地で。これがあとあと後悔する形に・・・
衿ぐりは挟んで縫っていますが、このミシンはないので、何か代案を考えながら。端は裁ち切りをただ折り返すだけで、中縫いはしていませんでした。厚み軽減かなと思います。
一応要所要所で厚みは軽減しながら進めていきました。
仕様を確認しながら縫っていっています。この時が一番アイデアが出るので、必ず縫って確認するようにしたいですね
縫い目も本当は乗せて縫わないと肌に当たって気になりそうですね。
・・・とりあえず簡易縫製で仮縫いが出来ました・・
いやあ、ここまで目立つとは思いませんでした・・生地が集まっているところが凄く「ボコッ」と飛び出て見えてしまいました・・・ 小さいから余計に目立つんですね・・
これは生地を薄く仕上げる仕様を何か考えねば・・もちろん生地の選定も・・
衿ぐりは本番ジグザグでいこうかと思いましたが、結構難易度高そうなので、もっと簡単に出来る仕様も探しておきます。
・・・で実際に着せてみてどうだったかと言うと・・・
生地が硬い!
そのせいで、着にくそうでした・・ 特に新生児では硬い生地はほとんど見ないのは着心地が何よりも大事だからですね・・
あとやっぱり着脱がしにくい!
かぶりタイプのものはどう考えても着脱がしにくかったです・・
これは前開きとかに変更しようかな・・・あきらかに嫌そうだったので・・・
腕はまあ上げやすくなっていたのでお腹がベロンと見える事は無かったです。肩幅もデカくは見えなかったのでそこはクリアですかね・・
いやあ難しいですが、色々工夫しながら作るのは楽しいのです 少しずつ改良を加えていきますのでお楽しみに!
新生児用ベスト➁
こんにちは
最近花粉症気味で目が痒いですね・・
マスクを常時しているのでまだマシですが、、教室も換気している状態なのでつらい時期です
さて、3月7日に体験セミナー開催予定ですので、ご興味ある方はお電話でのご予約をお待ちしております!
3月7日(日) 1回目10:00~12:00/2回目13:00~15:00
の2部制です。どちらかお選び頂いて、お電話は下記まで
ル*オペラ東京アトリエ TEL 03-5473-1519
どんな雰囲気の教室かは↓の動画で雰囲気が伝わるかと思いますので是非ご覧ください トートバッグの講習の様子です
初心者の方から、「なにもやった事無いんですが・・・」と仰る事が多いのですが、本当に基礎の基礎からお伝えするので一度雰囲気だけでも味わいに来て下さい
ではでは、「新生児用のベスト」のやりたかった生地バージョンです
↑こんな生地で子供らしいものを選んでみました。
結構厚みがありますが、やはりフリースは柔らかいので想定しているよりも厚いかなと思うくらい生地を重ねていいと思います。しっかりシルエットも出るし、何度も洗うと思いますので、型崩れもしにくくなるので厚めがオススメ。
裏の生地も少し緑みがかかった青の発色のよいものにしました。
これをさらにトリコットを重ねて3枚にします。
結構かさ高ですが、前回の「乗せて縫う」という仕様なら厚みも軽減できるので大丈夫です。
テープは前回の2つ折りの物から4つ折りタイプの「ニットパイピングテープ」で市販されているのを使ってみました。既に折られているので縫製はラクですが、好みの色や生地感のものが少ないので、手間はかかりますが作ってもいいかなと思います。
あとは前回と同じです。外周ロックをかけて
肩を乗せ縫い
アームをパイピング。
ちなみに乗せ縫いの時に生地が分厚過ぎてミシンが進みませんでした・・・ そういう時は裏技「押さえ金の先をほんの少し浮かせて縫う」です。写真では目打ちで少し浮かせながら縫っています。
テクニックは結構必要ですが、これで縫いズレと生地が厚いときにも進むようになりますので練習してみて下さい。
片脇を縫ったあとにぐるーりとパイピングして、最後に残しておいた脇を縫って完成です
なかなか、子供らしい配色で気に入っています!
釦もスナップの黄色いタイプを使って可愛さ優先です
最近の子ども用のスナップは打ち具とか特別なものを使わなくてもワンタッチで付けられてちょっとびっくりしました。
ちなみにフリースにスナップを付ける時は丸く穴を開けると破けやすくなるので、目打ちとかの小さな穴でスナップをつけた方がいいですよ
ではまた次回!
誰にも聞けない!地直し動画 共生地スウェット
こんにちは
いつのまにかもうすぐ2月でもう今年1ヵ月が過ぎようとしています・・・
あっという間に4月期の入学を考える時期ですね・・・
入学をお考えの方は見学もそうですが、動画を見て頂いて、どんな授業かイメージして頂ければと思います。
今回は「今さら聞けないシリーズ」の「地直し」です。
「地直し」は服作りに必須です。
正確に地直ししておかないと後で崩れてしまって「なぜ間違ったのか?」が分からなくなります。
また、縫製時にも「地の目」を確認しながら縫わないと、衿ぐりなどが伸びてしまったりしても気付かなかったり、服を作る上で基本ですが必要です。
慣れてくるとなんとなく、「縦糸がこう通っているな」とか見えるようになります。
技術職特有の「目」ですね。何十年やってもほんとにこの基礎は今になっても非常に必要だと感じます。
最初はホントに難しいと思います。最初の頃を思い出すと「頭ではわかってるつもりでも手が動かない」というもどかしい感じになったのを覚えています
ハンカチとかでも練習は出来るので、興味のある方は思いっきりハンカチを引っ張ってみてからアイロンをかけてみてください。
地の目が分かると普段のアイロンがけで、買った当初の形に近い状態まで戻す事も出来ます。
是非お試しを
では、前回新生児用のベストを作っていて、「あ、この縫い方してみたい」というのを思い付いたのでやってみる事にしました。あとついでに気に入っていたスウェットを作り直そうと思います。
背中がいつものように跳ねてますね 大体そうなります・・
サイズだけは上に重ねて着る事が出来るので頻繁に着ています。。
ここくらいは修正して作りたいと思います。
ちなみにパターンはこんな感じ↑でした。
超量産のパターンに比べると、比較的前後差をつけて立体で作っています。
まあ私には合わないですが、、、サイズは気に入っているので、、
縫製は家庭用でも縫えるような簡単な縫い方が多いです。
ではやってみたかった仕様です。
ジグザグ縫いの応用です。
テープを4つ折りしないで、端にロックをかけて↑のように折ります。
挟み込んでそのままジグザグステッチです。
単純なようですが、メリットが
「伸びすぎないで戻る」ことです。
普通にTシャツのようにフライスで縫ってしまうとどうしても着ていくうちに生地が薄いので伸びやすいです。
この方法だと端まで生地があるので強度がかなり増します。
デメリットはある程度衿ぐりを大きくしておかないと伸びないので頭が入らないところです。あまり首の詰まったデザインの時は出来ない仕様です。
こんな感じ↓の仕上がりになりました。
少しだけバランスを変えただけであとは同じ仕様です。
袖口と裾も伸び率が少ない仕様で共生地です(共生地でやる場合は戻り率が少ないので倍率は少ない方がいいです)
Tシャツはみ出てしまっていますが 強度的には満足の出来上がりです。
こんな風に家庭用でもちょっと考えて縫うだけでクオリティが上がります。
ただその分その縫い方に合ったパターンを引かないといけません。
ではまた次回子供服に戻ります
新生児用ベスト①
こんにちは
今年は去年よりは暖かい気がしますが、電車が寒いので、より重ね着必須になりましたね
以前作製したトレーニングジャケットとコートを毎日のように着ています。
皆さんコロナもそうですが、風邪にも気を付けましょう
では、今回も赤ちゃん用のものを。
以前某メーカーのベストを買いました。非常に使い勝手が良かったので、2枚目が欲しいなと思い買いにいったらもう売り切れていました。
多分お子さんのいらっしゃる方は結構そういった事が多い気がします。
大人と違って洗濯をよくするので2、3枚は同じものがあるといいですね。
という事でないなら作っちゃいましょう。
↓これです。
すごく使いやすいです
基本赤ちゃんだと重ね着をして、袖が3枚とかになると動かしにくいのか、結構嫌がると思います。
なので、家の中だとベストくらいがちょうどいいです。
だから人気なのかなと。
あとリバーシブルも多いですが、これは汚れの問題かなと思います。
脇などの接ぎ目は薄く仕上げるため、フラットシーマで縫われているのかな?
これなら薄く出来ますし。
ただ家庭用ではちょっと工夫が必要そうです。
端はニットテープが使われていましたが、肌のことを考えてかコットンでした。
スナップはもちろんプラスチックです。
結構海外のブランドの子供服は金属系のものも多いのですが、国産のものはアレルギーなどのことも考えてか、ほとんどプラスチック製でした。プラスチックの方が、使いやすい気がします。
ではでさっそく
お試しで肌触りと強度を考えて、フリース、トリコット芯、フリースの3枚重ねでやってみる事にしました。
3枚重ねてまわりに先にロックをかけます。ロック幅は太めにしておいたほうが3枚仮止めできます。
肩と脇は片側のロックを隠すように乗せて、ジグザグミシンです。
前にフリースベストでやってみた仕様ですね
これである程度薄く仕上げる事ができました。
幅を少し広めにしておくと裏側もペラペラめくれてこないです
既製品でしか使えないようなロックの代用です。
試しに今回はニットの2つ折りのテープを使ってみることにしました。
薄く仕上げられるのがメリットですね。
ただ、売られている種類は少なかったです。色があまりないので、けっこう限定されますね。
先にアームや衿ぐりなどカーブの形にアイロンをかけておきます。
これもジグザグミシンで縫いましたが、かなり難しかったですね
ニットのテープが結構ズレてきてしまって安定しなかったです。
←はうまくいったのですが、→はアームが少し伸びてしまいました・・なにか対策が必要そうです。
脇を片側縫ったら、あとは裾~前端~衿ぐり~前端~裾と一気にテープで挟みます。
で、ひとまず仮のベストの出来上がりです。
右のアームが吊ってますね・・・ 次はちょっとここを解消するためになにか考えてみます!
裾のカーブとかはうまくいったのですが、加減が難しい・・・
ではまた次回!
赤ちゃん用マット
あけましておめでとうございます
年明けすぐに緊急事態宣言が出ましたが前回とは内容が異なり、学校には要請が出ていないため開校しております。
換気、教室内の除菌は徹底して行っております。
4月から入学ご希望の方はご見学して頂けますので、マスク着用でお越し下さい。
では、今回から少し子供用の服や、雑貨なども間に挟んでいきたいと思います
子供のいる方は共感して頂けると思うのですが、子供用のものってファンシーな柄のものがあまりに多いため、男の私は結構抵抗あります。もちろん子供用なのでそれでもいいと思いますが、たまにはそうじゃないものも欲しくなります
今回は「マット」です。
子供用のものって「少しの期間しか使わないのでもったいない 」と皆さん思っているはずです。
なので、「布製品」に関してはある程度縫えると思うので、やってみる事にしました。
生地もあまり新しく買い足すというより、使っていない余った生地で作製できたらと思います。
今回は余った生地や貰って使わない生地で作っています。
マットなのでかなりの厚みが出てくるのでこれをいかに薄くして縫製できるかを考えて縫ってみることにしました。
キルティング、ニット芯、中綿、ニット芯、フリース、ニット芯、キルティングの7枚重ねです。凄く多いですが、これくらいしないとクッション性がないので。
表のキルティングはナイロン系で汚れ防止、裏はスベリ止めも兼ねて、起毛したキルティングを使いました。
パターンは長方形なので、必要な生地を重ねて、欲しい枠の少し内側にしつけしていきます。(重ねて裁断したほうが、1枚1枚の差が少ないのと、地縫いする時の縫いズレ防止になります。)
滅茶苦茶固かったです
ざっくり縫ってカットした状態です。
それでも生地端は多少ズレるかと思います。
端のパイピングテープです。これも強度を考えてデニムで
接ぎはバイアスに縫って少しでも薄くしています。
縫う時にかなりズレやすいので、リング押さえを使用して縫いました。
このままだと縫えないので・・(ミシンの針が入りません・・・)
上下2枚を残して、中の生地は捌いていきます。
↑こんな感じです。
あとはパイピング布を挟んでいくだけです。
因みにカーブ部分はアイロンで先に形を作ってから挟みました
角も反り返らないでいい感じです
これで完成な簡単なものですが、ちょっと工夫するだけでこういう雑貨もつくる事ができます。残布のみで作製したのでほぼタダでした もっと細かい残布しかない方もパッチワーク状にしてつくるといいかと思います!
ではこんな感じで、赤ちゃん、子供用のものをちょこちょこ作製していきたいと思います!
ではまた次回!
パンツポケット切り込み、チェックシャツ
今年も残すところわずかです・・
いろいろありましたね・・・
ですが、楽しんでもらえる様にがんばるしかないですね
↓また動画をあげました!今度はハット講習の様子です!教室の雰囲気が伝わるかと思いますので、入学を考えている方は是非見てみて下さい
さて今回は少しサラっとした内容です(作ったのは2着なので結構しんどかったですが )
前回作ったコートですが、生地が余ったのでパンツを作ることにしました。
そこで、チノパンの脇の斜めポケットについて1つだけお伝えしようと思います。
厚手の時に有効なので試してみて下さい。
ポケットのココですね↑
そうです。↑の感じで切り込みを入れましょうというお話です。
今まで、切り込みを入れると切り込み端が見えそうでいやだったのですが、サンプル縫製する人にすすめられてやってみました。
ここの̚角がほつれそうなのですが、よくかんがえれば、少しだけ控えて縫えばほつれも気にならなかったですね・・なぜか良くないと思い込んでましたね・・
うん薄く仕上がります。この後後ろパンツと地縫いするだけです。
結構「どうなんだろう」と思う仕様ややり方も、使い方を自分なりのやり方をしたり、使いどころで格段に良くなったりします。あと結局は縫わないと本当の所は分からない事が多いです。生徒さんに伝えるためにも極力縫うようにして伝えるようにしています。
なんでも試してみるのが大事ですね・・
出来たパンツはこんな感じです・・・実はちょっと痩せてしまった事を忘れていました
ウエストが結構余ってしまいました・・
寒いのでちょっと長めにして、気に入らなければ後で丈詰めしようと思います。
裾幅は、何故か靴に必ず引っかかってくれる巾です。私は24cmでうまく引っかかってくれます。(多分足の甲が高いせいだと思います。)
ついでにシャツも作りました 年末の生地整理です。
柄はさすがにきっちり合わせると時間がかかりそうだったので・・左右前が段違いになっていますが、結構気に入っています。
衿は以前作製した1枚衿の台衿付き風です。縫製が凄く簡単なので、慣れれば1日で出来るので気軽に作れます。
さて連続で2着作りましたが、体型が変化してパンツはちょっと合わなかったです
シャツはかなり早いスピードでさっと出来ました。
個人で作製するから仕様面は拘りたい場合は時間をかければいいですし、サッと作ってしまいたいという時は簡単な仕様に変更してしまってもいいと思います。
皆さんも休みの間に服を1着作製してみて楽しみましょう
それでは良いお年を!!
コート修正➂
師走ですね!ただ今年は忘年会がないせいか、新橋の夜はすごく静かです。ちょっと不思議な師走です。
本格的に寒くなってきて丁度よい時期にコートが完成しました。
いつも時期が終わって完成するので、1年待って着用していたのですが、今年はこれで乗り切れそうです
では完成です!
気になっていた吊りジワは消えてくれました。新品だからそうなりますが、これを洗ったり、着ていくうちにどんな変化が出るか研究したいと思います。
パターンは肩幅を出したり調整をしたので少しだけ着やすくなりましたし、衿の形は直線的で気に入ってます。
以前のサンプル↓
こうやって比べると良く分かりますね・・・
あと袖丈短い
で今回やりたかったのが、「中に何か着こんだ状態の変化を見る」でした。
以前作ったコレ↑の上に着用できるものを作りたかったのです。
ちょっと着ぶくれしましたね ただ、サンプルほど小さくはないので着てもそこまで窮屈には感じません。あと、きつすぎた肩傾斜を緩めたりしたので肩先が非常にラクになりました。首回りも少しゆとりを入れたので中に着用してもラクです。
衿まわりはかなり変えました。元のサンプルは衿のカーブがきつすぎて正直縫い難過ぎたので、完全別物です 衿の立体感は欲しかったのでかなり難しかったですね。
腕の運動量も少しだけ出して、袖裏もキュプラに変更。「袖裏はスベリが良い生地が良い」を実感しています。
身頃の裏はキュプラだとふらし始末で、生地が柔らかくダレて吹き出す恐れがあったので、スレキで作製しました。表地と同じ綾織のスレキなので恐らく表地に馴染んでくれると思います。
裾にもテープを流し込んだり、三つ折りの端を薄く仕上げるために斜めに折り込んだりと細かな事をしました。
もしこれを工場さんに指示したらややこしい指示になってしまうので、それだけ工賃が上がって売値もその分上がってしまいます。売値は結構な金額になりそうです。手の込んだ服はそれだけお金がかかってしまいますが、自分で作るなら安い
簡単に習得できる技術でもありませんが、出来た時には本当に「楽しい」と思えますし、服を作る事が日常化すると本当に服を見る目が変わって、それも楽しく感じます
もう今年は終わりですが、来年4月からの入学を今頃から考えてみてはいかがでしょうか?
ではまた次回。残りの生地でパンツを作製してみました
コート修正➁
今年ももう残すところ3週間ほどです
大変な1年でしたね・・・早かったような長かったような・・なんとも言えない1年になりました
ただ、私達に出来る事は「服を作る楽しさを伝える」
これに尽きると思います。
来られている生徒さんが「こんなの出来たんですよ!」と見せてくれる事はとても素晴らしい事だとこの1年で改めて思いました。
寝ても覚めても服の事ばかり考えている私が出来ることは「楽しい」を頑張って伝える事だけです。
大変な2020年でしたが、来年も少しでも楽しさが伝わる様にこつこつ頑張ります
ちなみにル・オペラの事を広く知ってもらうために、こんな動画↓を作製してみました
生徒の皆さんにはお馴染みかと思いますが、入学をお考えの方は是非見てみて下さい
ではでは、前回の続きです。今回の企画はわりとさらっと報告しますね
そんなに特徴無かったので笑
これ↑(しかし裾が酷いな・・・)の修正ですね。
裏(前端と衿)は毛芯が使われていたので、凄く簡易版ですが、やってみる事にしました。もちろん生地がお高いので少し節約してます
衿はやはり馴染みが全然違います。衿のカーブしやすい事・・・ジグザグミシンは本当は地の目に通したほうが良いですが、今回はそのままサンプルを真似てみる事にしました。
失敗したなあと思うのが、生地の厚みが想定よりあり、縫代が硬くなってしまいました・・もうちょっと早く気付いて出来上がりにカットの仕様にすれば良かった・・・
後ろ中心は綾織で左右捻じれてしまうので接ぎをいれています。
かるく縫ってみた状態です↑良さそうな感じです。
縫いながら「厚すぎるので調整しようかなあ」と思い、少しずつ縫代を捌いてカットしています。
特に衿先は「絶対に衿先が出ない」と判断し、急遽芯をくり抜きました。
ラペル先も少しカットし、伸び止めも少し控えています。
小さなことですが、厚手生地の時すごく衿先がひっくり返し易くなります。
なんだかんだ縫製しながら微調整をかけていくので、毎回「縫う時に気付くのはまだまだだなあ」と思いますが、「とりあえずやってみる精神」で挑戦しています。
実際に縫ってみて気付いた事は自分でやったのもありますが、経験として生徒さんに伝える事ができるので、非常に有意義だなと思っています。
さて、最後テープを作って↓次回完成です。
ちなみに生地が余ったのでパンツも作製しています笑
今年の冬はずっとこのコートですかね。
ではまた次回!!
生徒インタビュー
みなさま、こんにちは。
本日は生徒さんの作品(製作途中)と、この作品を製作されている生徒さんにインタビューしてみました!
現在、オペラの課題授業はパンツも終了されてる方です。
製作意欲のある方で以前にもゆるーいシャツを作製されたのを紹介致しました(*^_^*)
現在、ネットで見つけたデザイン画からジャケットを製作されています!!!
既にジャケットの課題は終了していますが、再びジャケット作製することで復習にもなりますし、課題とは別のデザインを引くことで勉強にもなるので良いですねd(´∀`)ノ
自分サイズの原型からシルエット、デザインバランスと苦戦しながらもなんとか身頃パターンまで完成しました(^_-)-☆
なんと言っても、肩の厚みのボリュームが凄い!!! 笑
まだトワルの段階で、ご自身のサイズで作られているのでボディには合っていませんが、衿の返りも綺麗にできていますね~!!!
ついでに、インタビューにも応えて頂けました。
(Oさん 30代 オペラ歴6年目)
Q.LE・OPERAに入学したきっかけや理由を教えて下さい
逃げてきたもの(苦手の事)を克服しようと思って入学を決めました。
Q.逃げてきたものとは?
これまで 手作りのものをある程度作ってきましたが、洋服だけは独学では作れませんでした。
本等を見て学生の頃に一度洋服を作ったんですけど、大失敗してそこから(洋服作りは)自分が触れてはいけないものと思い逃げてきました。笑
Q.実際に通ってみてどうですか
通えば通うほどパターンの奥深さを知って、どんどん自信は無くなるけど、毎回新しい発見があって楽しかったり・・・
思春期のような気持ちで通っています。笑
Q.学んで良かったことは何かありますか
デザイン一つにしても、理由付けがあってやらなきゃいけなかった・取り入れたかった等が分かるようになりました。
なので洋服を買いに行った時も、見る目が変わりました。
Q.現在、ジャケットを製作していますが次の目標は
次はパンツをやりたいです!
パンツは課題でしかやったことないので、色んな形(変わった形)のパンツに挑戦してみたいです!
インタビューへのご協力ありがとうございました!
とりあえず、現在作成中のジャケットを完成させ、またブログで紹介しようと思います!
頑張って参りましょう(^_-)-☆!!!
コート修正①
こんにちは
かなり寒くなってきましたね
コロナウィルスの感染者数も増えてきましたが、風邪も気を付けないといけませんね。
風邪をひかないようにするために体温調節は大事なので、何枚か重ね着する事をオススメします。ちなみに私は上着6着枚ています
では、寒くなってきたのでコートを引っ張り出してきたのですが、かなり着ていて気になっているものがあります・・
昔は気にいっていたのですが、服を作るようになってから気になってしまう服です↓
最初に言っておきますが作った服ではないですよ・・・
・・・気になりますね、やっぱり。
ここです 20年位前に買ったもので、買った当初はこんなに表地が余っていなかったと思うのですが、何度か洗濯して裏地が綿のかなり縮みやすそうな生地だったので引っ張られてしまったのだと思います・・・
それ以外にも
この間を貫通で縫ってしまっているので余計に余って見えます
試しに外してみると
すこしマシになりました。
ということはやはり表の生地がタテに長く、裏が短いせいで、裾に溜まって見える。という現象です。
これはコートに良く見られる不具合で、裏で十分なゆとりが入っていない場合や裏地が縮んだり、表が伸びたりする時に起きる現象です。既製品でもよく見ます
これをメインに修正しようかなと思っております。
それ以外には
ちょっと変わり種のディティールがちらほらあったのでやってみようかと。
メンズでたまにみるテープ綴じです。
衿も少し小さいので大きくしたいのと、少し首の後ろに衿が当たって痛いです これも修正です。ジグザグと5本の横ステッチは入れて、衿を固くしようと思います。
中の見返しと衿には裏のみ毛芯が入っていました 端は断ち切りのふらしでした。
コートなので芯を貼らずふらすと少し柔らかいドレープになります。
着用するとちょっと恥ずかしいですね・・・
腕の運動量はパターン的にはそこまで悪くないのですが、なんと袖裏が綿素材なのでめちゃくちゃ引っかかります・・・やっぱり袖裏だけでもスベリのいいものを使用しないと機能面のバランスはとれないですね・・・
では次回続きやってみます