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toukyou-opera – パタンナーズライフ
作成者別アーカイブ: toukyou-opera
デニムリペア①
こんにちは!
突然ですが、休みの日に友人から「デニム直してくれへんか?」
と頼まれました。
ええよーと返事したのですが・・・
大変でございました(´∀`)
何が大変って生地が腐っているんです・・・
引っ張ったらちぎれるもんだから、それはそれは大変でした・・・
糸も大部分がほつれてなくなり、引っ張ったらすぐちぎれます。
普通なら
膝あたりの糸を外して、ミシンが入るようにしてダメージがあるところを補強
くらいなんですが、全部補強が必要です・・・
うーん(。-_-。)やってやろうじゃないの!!
まずこんな状態で渡されました。
ああトリプルステッチ・・・
作業時間増える・・・・・
ちょっと恨めしい。3本針ミシンでダーっと縫いたい!!
生地にダメージがあるというより薄くなってしまって、部分的に補修しても、また周りからダメになってしまうので、股周り全部補強です。
なので・・・
ほぼバラしました!ええい!
ハンマーループもとれちゃってます。
ここはさすがに別生地使わないと無理ですが、ここはいらないと言われました。
ポケットの中に何を入れていたの?
っていうくらい見事な穴があいてました。
裾も完全にちぎれちゃってます。
生地を足してあげないといけませんね。
さあリペア開始です!!
ポケットは別生地のスレキ(ポケットに使う生地)を使用することにしました。
以前作った服の残り生地です。
薄くなってしまっているところほぼ全てに接着芯地を使います。
(結構な量になりそう・・・)
てなところで次回・・・
ミシンで何度も何度も行ったり来たりです!!
他にも色々試してみたのでお楽しみに!
「ル・オペラ」 スクール紹介動画
↑
ルオペラのスクール紹介動画が出来ました!!
スクールの内容、各種セミナーなど分かり易くまとめています。
スクールに興味のある方は是非一度ご覧下さい!
ちなみに・・・
2月24日(日)に体験セミナーをします。
無料でスクールの説明や実際に、パターンを引いたりできるので、是非ご参加下さい!!
体験セミナーの様子はコチラ
↓
http://sv360.xserver.jp/~leopera/leopera.com/md/?p=597
2月9日(土)現在残り座席数 半数 となりました。
体験セミナーのご予約は東京校にメール又はお電話下さい!
(大阪校は体験セミナーは実施しておりません)
カテゴリー: 「ル・オペラ」 スクール紹介動画
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トレンド講習のコート縫製
どうも K です。
巷ではインフルやノロが流行ってますね~、今年のウィルスは感染力がすごいので皆さん気をつけましょう!そういう自分は先週風邪を引いておりましたが…(笑)
さて今回は…お待たせ致しました。前にトレンド講習で行ったコートの縫製手順について更新しようかと思います。
今回使用した生地はモッサーといいまして、冬コート用の厚手生地です。その名の通り、もさもさしてます。(笑)
毛足がありますので裁断は一方方向でしかとれず、かつ普通にアイロンをかけると毛足が寝てしまうのでそこら辺に気を使う必要があります。
①まず裁断は…今回は中心を輪にして二枚重ねて裁断行ったパーツがありますが、ずれがひどい!ものすごく動きました。なので手間ですが一枚一枚のほうが確実だと思います。
それと厚地二枚を裁断するのにけっこうな握力が必要になってくるので、手が疲れるという意味でも分けたほうが良いと思います。
今回の芯地選びのポイントはできるだけ柔らかく当たりが出ない仕様になるような芯地を前身頃に、多少張りがある芯地を襟に選んでおります。
ただ今回はそうやって芯地を選んでも、どうしても当たりが出てしまったので、芯地の裁ち端をピンキングバサミで処理しました…。
↑向かって 左:ピンキング有り。右:無し 少しフラットになったのがお分かりでしょうか?
②そして縫製に入る前に見頃にイセを入れて生地を立体にします。その後は縫う直前まで立体が崩れないように重ねてハンガーなどに吊るしておきましょう。
③では縫製を行いましょう。まずは前見頃のポケットから
箱ポケットなのですが、なにせ生地が厚いので縫い代を処理してコマめにアイロンをし、フラットにする事が必要です。部分的に芯を剥がしたりもしました。
見ごろに口布を付ける時も出来上がりを慎重に確認して何度かのしつけを行います。
形がシンプルなものだけに、ポケット等が目立つと思いますのでずれないようにかなり慎重になりました。
縫い上がったら見頃を重ねて最終確認すると良いでしょう。
④見頃を地縫いしてつなげ、縫いしろをしっかりと割る。(自分の腕力に限界を感じつつひたすらプレス!あたりがでないように!)
⑤見頃を繋げた段階で伸びが気になるとことにテープを貼り、裾をアイロンで織り上げてクセ付けしておく。(よく伸びる生地は先に貼っといても良いと思います。)
⑥裏襟または表衿を月腰台衿と接ぎ、アイロンでしっかり襟の形になるようにクセとりをしておく、このとき、縫い代も処理しておく。
⑦肩線を縫って裏襟をと接ぎ、縫い代を割っておく。
⑧裏地をキセを入れながら縫って、衿、袖までつけて完成させておく。
⑨表地の袖を縫って形を整え見頃に仮付けしてバランスのチェック、
どうもウエストの当たりがデザイン画より大きく見えてしまうので急遽削って修正しました。
生地の重みで下がってそう見えてしまうのか?はたまた少し伸びてしまったのか?(パターン形状からはさほど変化していなかったのですが…)いずれにせよ、皆さんもある程度厚みのある生地を縫うときは気をつけましょう。
ビフォー→アフターですね。
⑩袖を地縫いし、裄綿を入れる。
この裄綿も市販のものを使いやすいように長さなどをカッティングして調節したオリジナルのものです。
綺麗に形が出るように始まりと終わりは自然と外してセッティング、縫い代に止め付ける前に納得いくまで仮縫いで形を確認しましょう。美しい袖は一日にしてならず!
⑪ベンツ縫製。裾の額縁を縫製してからぬいましょう。
⑫表地と裏地の前端、衿外回りを縫い、衿付けどまりで四ツ留をし縫い代を割った後、段差をつける。
⑬襟の縫い代を割り、切れ込みをいれた後、襟の中綴じを行う。
⑭袖口の表と裏をミシン地縫いでとめる。
ここでがっちり縫い代に肩パットを縫い付けると逆に糸切れが発生するので注意が必要です。
⑯袖、見頃脇に中綴じを行う。
このとき裏地のゆとりをきっちり配分してウエストあたりでしつけをしておくと良いと思います。
二本取りでかなりユルミを入れながらひっくりかえしつつ止める。
⑰裾の内側をまつった後、表地と裏地の裾を地縫いし、一部を縫い残して開けておき、ひっくり返した後、手縫いで閉じる。
縫える範囲ギリギリまでミシンで縫う。
ひっくり返してる画像…分かりにくくてすみません。
⑱衿~前端までステッチを入れる。
⑲ボタンホールをあけた後、釦&力ボタンをつける。
(厚地なのでボタンのアシを長めにつける!)
⑳完成
以上になります!
少々長くなりましたが、ポイントを抜き出して書きましたので、講習に参加された生徒の方はお渡ししている資料と合わせて見てみてください。
また、画像ではわからない部分や技術的な相談は講師までお願い致します。
では!
リフォーム こだわりある服づくり ⑪
皆さんこんにちは
継続の時期が来ましたねえ。
しかし、卒業がなく、ずっとパターンや縫製の研究が出来る学校というのはなかなか珍しいと思います。
毎日パターンを引いていますが、毎日発見があるので、私なら3年以上欲しいと思いますね・・・
さてさて、前回の続きです。
工業用パターンを仕上げて(そこまで複雑にはなりませんでした。)
さあ、やはり裁断がこまりました・・・
生地がちょっとだけ足りないのです。確認はしましたが、生地にアイロンをかけた際に縮んだようです。(;_;)
なので・・・
あまりしたくないですが中心をずらして裁断をします。
(まあ柄もかなり適当に入っているので完璧な左右対象は難しそうです。)
ちょっとずれます。
あとはお互い接ぎ合わせるくらいなので、特に難しいところはありません。
少しギャザーを入れて・・・
上パーツも伸び止めを貼り、はぎ合わせ・・・
ちなみに今回はアンティークレースを挟んで肩紐にしました。
アジャスターもそれらしいものを選んで・・・
完成です!!
カジュアルな感じの女の子っぽい雰囲気に仕上がりました。
レースがちょっと物足りなかったので、裾にもプラスしています。
如何でしょうか?
やはり用尺はよく考えているつもりですが、デザイン段階で足りるかを考えなくては、今回の様に、後で修正できなくなってしまします。
生地選び、デザイン、パターン、縫製のマッチングについてもっと考えて作業しなければ・・・
ではまた!!
ピヨのショートキュロットパンツ②
こんにちわ。
連休最終日はすごい雪でしたね!!
久しぶりにあんな大雪でビックリしたのと、学校がお休みで本当に良かったです。
年明け早々、休校になる所でした
ではでは、
少し間が開きましたが、前回の続きでショートキュロットパンツ作成です。
①前パンツにポケットを縫い付ける
②前後脇と股下を縫い合わせる
③左右を合わせて股ぐりを縫う
④表地とヨークを縫い合わせる
⑤裏地も表地同様に縫う
⑥裏地とヨーク見返しをパイピング布で挟み込んで縫い合わせる
⑦裏地にファスナーを縫い付ける
⑧表地と裏地を縫い合わせる。
完成
前 横
後
縫製後に気づいた事は、脇が思ったより跳ねてしまった事です。
この原因は生地が分厚くて、ポケットの縫い代に取られてしまったからだと思われます。
同じものを友達にも作る約束をしたので、次回はこの辺りに注意して縫製していきたいと思います。
でも、完成して早速ヘビーローテーションで愛用中の私でした(*´∀`*)
リフォーム こだわりある服づくり ⑩
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2013年になりましたね
この仕事をしていると、1年経つと自分の実力が目に見えて変わって行くので、去年は何ができて何が出来なかったかという事を振り返ります。なんだかゲームでレベルアップしていく感じに近い感じですね
毎日が勉強ですが、まだまだ色んな事を知らないといけないと思いますし、技術として身につけたいと思います。
ではでは・・・
前回は生地の分析をしていましたね。
今回はトワル組みです。
ちなみに生地幅が非常に狭いので、シルエットも限定されます。
パターンを引く段階で生地幅が足りるか確認しながら最大幅に注意しましょう。
特に今回は柄が裾にありますから、デザインとして柄の配置にも注意します。
トワルを組んでみました。
今回の生地はハリ感はかなりシーチングに近いので、そのままのシルエットが出来上がるんじゃないかなと思います。脇が落ちて来ることはあまりないでしょう。
伸びやすい箇所が多そうなので、芯や伸び止めの場所に注意しないといけませんね。
ストラップも何かしらのデザインを入れたいと言うので、ちょっと保留です。
工業用パターンはこんな感じです。以外に多い?
伸び止めは至る所に貼って伸びを防ぎます。生地がやや薄いので、アタリを防ぐため少しだけ薄手の伸び止めがあると、良いでしょう。
・・・・・今回は中心線の縫い目は合わせそうにないので、少しずらして使いたいと思います。
裾のスカラップ自体もかなり雑に作られていたので、柄の位置も完璧に合わせられそうにありません。(段差が出ない様に裾のラインの繋がりを優先したいと思います。)
次回で完成させたいと思いますどんな感じに仕上がるでしょうか?お楽しみに!!
トレンド講習のキュロットパンツ縫製手順
こんにちは K です。
本日は先日トレンド講習で行ったキュロットの縫製工程をアップしようかと思いますので、これから縫製される方の参考になればと思います。では!
●まず裁断を行います。今回の生地はギャバジンです。デザインが多少フレア感が必要なデザインだったので、ドレープがでるタイプを探しました。見つかったのがちょっとポリウレタンが入っており、伸びる事を懸念しましたが、目が詰まっているので大丈夫かな?
ちょっと動きやすいので注意を払う必要があります。
①前ポケットつけ
まず前パーツのポケットを縫製していきます。
ポイントとしては袋布と前パーツを縫製し、袋布側をアイロンで片倒しするときは気持ち控えて表にでないようにする必要があります。ここのアイロンがけはバッチリ行いましょう!ポケットは前側の顔です!
ポケット口のステッチは基本コバですが、見栄えが大事!なので生地に合わせ、自分が安定して縫える幅を選択するのが正解だと思います。
ポケットの形ができたら脇線とウェスト線に仮止めして形が崩れないようにしましょう。
②前タック、プリーツ線をアイロンにてプレス
タックとプリーツ線は繋がらないので、注意です!
折った形状で仮縫いで止めておきます。
③後ろのダーツを縫い、ポケットを縫う。
フラップの大きさを揃えておくことで見栄えが良くなるのと私は考えてますので、こういう時は必ず厚紙でゲージを作るようにしてます。ひと手間で楽に綺麗につくれますよ。
で、今回は自分で気持ち裏地を小さくして縫い、控えやすいようにしました。先に縫い代を処理しておけば後々形つくりやすいですよね。
本体に玉縁作って挟み込んだ状態でおとしミシンかけます。このとき、左右対称になるよう重ね合わせて確認してから縫うといいでしょう。(確認大事!)
④脇線を縫う。
それぞれロックミシンをかけてから地縫いし、割ります。
※生地が厚いとポケットの所を割るのが一苦労ですが、しっかり割りましょう。
⑤裾を織り上げてロックをかける。
このとき、生地だれなどが発生していないか、仮組みなどしてチェックをするといいでしょう。
⑥まつりあげる。
⑦股下の縫製
強度をあげるため、二度縫いします。
ファスナー止まりまで縫い、できたら割っておきましょう。
⑧裏地を右と左で完成させ、股下は縫わずにおいておく。
股下にロックミシンをかけておく。
⑨前あきファスナーを本体につける。
ここは構造の理解が必要なので私もサンプル部分縫いを行ってから本番に臨みました。
まず持ち出しを中縫いして完成させから、裏地と縫い合わせ、その上にファスナーをセッティングし仮止めしてから表地にコバステッチでとめる。
見返しは裏地と縫い合わせ(角は縫いながら切れ込みを入れて)表地から控えた状態をコバステッチで押さえ、出来上がりの形にしてみてファスナーの位置を確認したあと見返しにファスナーを縫い付ける。
形状が問題なさそうなら表からステッチをかけ、持ち出しまでつきぬけ閂止めステッチをかける。
⑩裏地の股下を縫う。
止まりの位置まで縫い合わせ、縫い代は割る。
あと表地と離れすぎないように中で糸ループかテープ状に切った裏地で繋げておくといいでしょう。
⑪ヨークベルト、見返しを縫製し、本体につなげる。
見返しは今回伸ばした状態で縫製するので、裁ち端をパイピングテープでくるむ。
(見返しベルトは曲線なので先に生地のくせとりを行ってからつけるときれいにつきます。)
本体は事前にウエストで裏地等を仮止め行っておきます。
パイピングは表から見えないように端を折り込んでおくといいと思います。
今回は共布ベルトがつくのでウエストベルトに共布ベルトループを先にセッティングしてから本体と縫い合わせるようにしましょう。
順番としては
1、表ベルトと見返しの間にベルトループを挟み込んで縫う
2、表ベルトに止めステッチをかける
3、本体と縫い合わさる側の縫い代にベルトループの下側を仮止めする。
4、本体と縫い合わせ、ベルト高で折る。
5、落としミシン
※ベルトループを持ち上げて境目に落とすようにしましょう。
⑫カギホック、釦つけ
⑬共布ベルト作成
出来上がったらベルトループに通して形状確認。
⑭完成
いやぁ、長くなりましてすみません…とりあえず一通り気をつけるべきことを載せておきました。
年内の更新はこれで最後になりますので、ご挨拶を…
皆様良いお年をお過ごしください。(^o^)ノシ
リフォーム こだわりある服づくり ⑨
年末です。
毎度早いなと思いますが、振り返ると生徒さんがどんどん増えてきております。
ありがたいお話です
モノを作る人の絶対数が上がったのでしょうか?
最近は男の人も趣味でされる方が多いです。
(オペラにもアパレルではない方が結構来られています。)
私も昔は趣味みたいなところから始まりました。
リメイクから始めた記憶があります。
(今見ると多分恥ずかしい感じだと思います )
夏前あたりからのリメイクの続きですが
リメイクをやるとちょっと初心に戻ります。
色々自分の服を紹介したりで間があきましたが・・・
デザイン画はコチラ・・・
結構カワイイ感じでアンティークレースなんかも使って女の子らしいデザインです。
使用した古着はコチラです。
前
裾がスカラップで刺繍が施されているタイプです。
こいつを使って仕上げていくので、裾のラインは強制的に決定です。
(パターン上で制限がかかるということです。)
後ろ
裾
いつもの様にバラバラにして・・・
生地を確認。
薄いブロードかローンあたりでしょうか。
薄くて若干の透け感があります。
素材に針穴跡がついていたので、消せるかなと思い、プレスとスチームなどで塞ごうとしましたが、やっぱり出来ませんでした。やはり綿は難しいですね・・・要尺は注意が必要です。・・・結構ぎりぎりカモ・・・
後、切り替えの位置が非常に中途半端な場所にあります。できれば使いたく無いところですが・・・使わないと生地が足りなくなりそうです。
アンティークレースは色々用意しました。このあたりは実際に完成に近づいたら決めていきたいと思います。
ストラップのアジャスターです。これもちょっと可愛い感じ。
次回はパターンメイクです。裾のラウンドはうまくいくでしょうか・・・そして生地は足りるでしょうか・・・
ピヨのショートキュロットパンツ
こんにちわ
めっきり寒くなってきましたね。
この寒さにやられて少々風邪を引いてしまいました
みなさんも気を付けてくださいね!
さてさて、先日トレンド講習のキュロットも無事に終わりほっとしている私ですが、この間にちゃっかり自分用のキュロットも作成していました。
講習で作ったキュロットは膝下丈のものなのですが、自分用はお決まりのショート丈です
参考にしたデザインはこちら。
キュロットというか、ほぼショートパンツですよね(笑)
ラッキーな事に、私の体型がほぼ9ARのパンツボディと変わらないので、そのまま9ARのスカート原型を使用しました。(サイズの微調整はトワルを組んでからしています。)
両身組んだものを実際に着用して着丈やフレアー感も自分の好みに合う様に修正をかけていきます。
使用した生地はこちら
これはオランダのヴィンテージ生地です。
(おしゃくれさんからもらっちゃいました)
オランダといえばレトロな花柄が多かったりしますが、こんなシンプルな柄も残ってるんですねぇ☆
ヴィンテージ物なので1mも無い長さだったんですけど、ショート丈のものを作るには全然余裕でした
あとポイントは、裏地に付けたパイピング布です。
縫製上は特に付けなくても大丈夫なのですが、アクセントとして赤のパイピング布を使用しました。
でわでわ パターンが仕上がった所で早速裁断に入ります。
次回は縫製です。
早く履ける様にちゃちゃっと縫いあげますので、完成をお楽しみに~
メンズカジュアルシャツ(長袖)②
さっそくですが、シャツが完成しました!
前
前回より少しだけポケットの位置を上げて、身幅も若干出しました。
ウールと麻の生地なので、少し縫い難かったのですが、シワ感がなんともいえない雰囲気のものが出来ました。
後ろはこんな感じです。袖と身頃には運動しやすいよう、十分なゆとりを持たせました。
(タックもなしの状態です。)
襟は前回と同じように、ボタンダウンの仕様です。カジュアルなものですので、極力、柔らかく仕上げました。(衿芯は柔らかめのものを表、裏共に貼っています。芯を貼ると、形状が安定するので縫製がしやすくなります。今回は特に、ぼろぼろと生地端がこぼれてくるようなものだったので、表、裏貼りました。)
横はこんな感じです。
後ろで出すぎていたドレープも少し減らしています。
ボタンダウンの裏はメルトン生地を使用しました。
ボタンは古着屋でバラ売りしていたものを使用しています。
ヴィンテージとまではいきませんが、光沢が抑えられて、削れていい雰囲気の11.5mmボタンです。
ヨーク裏も綿100%のヘリンボーンで作っています。綾織りですので、比較的なじみが良く、着やすなったかなと思います。
脇はワーク仕様の三角ガジェット挟み込みです。
最近のものは、飾り、強度の意味合いが強いですが、完全にマチの役割になるよう、三角生地を挟み込みました。
これでようやく、作ってすぐ着用できます。
生徒の方は私が着ていたら、実物を見てみて下さい!
では!
あ、あとPコート着ていますよー 自分で作ったものを着ると良し悪しが良く分かるので、皆さんもぜひ!!