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2012 年 3月 22 日 – パタンナーズライフ

リフォーム こだわりのある服作り ②

こんにちわ、ピヨchickです
3月も後半にさしかかり、やっと暖かくなってきましたねariessun


前回のオシャクレさんからの続きです。
東京校では今、古着を解体して新たな洋服に作り変えるという「リフォーム衣料作成」をしていますrecycle

デザイン担当は主に私がやらせてもらっているのですが…、
普段とは違い古着を使用するということで、最初にデザインを起こしてもイメージ通りの材料が揃わない事も多くあります。

そこで、デザインを決めるにあたって3通りのパターンができました。

① デザインを先に決めてから、素材調達をする
② 古着屋に買い付けに行って、その場でデザインを決める(決まる)
③ めずらしいプリントや刺繍・素材等の物は購入しておき、後からゆっくりデザインを起こす。


現時点で数型デザインが上がっているのですが、それらの中から少し分類してみました。



      
リボン付きショートパンツです。
派手目な色使いの花柄で予定していましたが、今回はこのシャンブレー×刺繍のOPを使う予定ですclover


良い点:デザインを考えるにあたって、制限がない。
悪い点:イメージ通りの素材を探すのに時間がかかる。





 


   

デザイン画はウェストがリブ使いのワンピースです。
この古着の刺繍OPを見つけた時に、同店舗にあったカットソーと組み合わせて新たにワンピースorサロペットを作りたいと瞬時に思いましたflair(完成品はまた後日notes


良い点
:デザインや素材の事を時間をかけて考えなくても済む。
悪い点:インスピレーションなので意識的に出来ない。








   

現代、そして日本には無い様な大胆な絵画調プリントに一目惚れでしたheart04
(今を逃したら次に無いかも っていうのも古着の醍醐味ですよねcoldsweats01
で、プリントを生かして考えたのがこのプルオーバーです  <shine完成!!>


良い点:現代には無い、古着ならではの良さをそのまま生かす事が出来る。
悪い点:先に素材(要尺等含めて)が決まっているので、デザインを起こすのに制限がある。




デザインを決める上で一番辛かった事は、やはり素材調達でしたdown
古着屋を巡るにあたっても、慣れない土地(東京生活一年半)の上、最近古着とも縁遠かったので関東の古着屋事情は皆無です(笑)
なので、ネットで調べたり、身近な人に聞いた所を片っ端から行きました。
<情報を沢山頂いた生徒さん達に感謝ですhappy02


逆に楽しかった事や新たに発見した事は、
*古着でもそのまま着用する訳では無いので、サイズが大きかったり、イマイチなシルエットだった
 り、少々欠損があってもお構いなしに良いと思える品が購入できる事。
*現代では無いようなプリントやボタン等の副資材を見つけられる事。
*2着と作れない本当の1点物の洋服を作れる事。
そして最後に、
*自分でデザインしたものが形になる事diamondでした。

細かいデザイン内容等はまた追ってUPして行きたいと思いますので、今回はこの辺で…
ではでは次回もお楽しみに~winknote

 

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