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2020 年 7月 18 日 – パタンナーズライフ

ゴムの戻り率➂ Tシャツ失敗①

こんにちは :-P

コロナの感染者が増して、不安な状況が続きますね・・出来る事は限られていますが、毎日の手洗いうがい、室内の換気、衛生面ももう一度気を引き締めて行おうと思います。

 

引き続き動画推しです :-D

家にいる状況が多くなっているので、動画で皆さん復習される方が非常に多く、すこしずつですが生徒さんの理解度が上がってきているなと感じます。理解度が増せばそれだけ作る事のできる服も増えるので、いろんなものを作ってくれる事を期待しています :-P

 

 

では。

ゴム戻り率のまとめです。

前回の結果は↓

①厚い生地は戻りにくいけど縫い易い。→ステッチを減らして戻り易くする。

➁薄い生地は戻り易いけど縫いズレしやすい。→伸び率の減らして、あまり引っ張らないで済む長さに変える。

結論としては「縫わないと分からない」です :roll: まあ分かってはいますが、生地によって戻る固さや、縫製のしやすさは変わりますので、それぞれに合ったパターンにしましょうという事です。これは3Dでも縫製のし易さまでは分からないと思うので、、縫った方がいいでしょうね。

 

 

 

こんな事もやってみました。

A「先にゴムの下端縫代をくるんで縫う」というやり方です。

実際に某アウトドアウェアでは良く見るやり方で、ゴムの位置を気にして縫わなくていい(ゴムを入れながら縫うと横にズレやすい)のですが、以前から「難しくないか?」と思っていたのでやってみました。

うん。やり難くてしょうがないです :cry: 縫代が引っ張られるので横にずれて凄く縫い難い・・・

 

Bもう一つの「ゴムを入れながら縫う」の方が圧倒的に縫い易かったです・・こっちの方が主流ですね

ゴムが噛まないように奥の端に合わせながらになるのでこれでも難しいですけどね・・ :cry:

 

ゴムの伸び率が低ければ(長ければ)難易度はぐっと下がってAの方がやりやすそうなので使いどころといった感じですね(あと設備とか整っていればやりやすいのかな?)


ただし、、、Aはステッチが1本増えて、固い生地だと戻らなくなるので注意が必要です・・・デザインだからといってステッチを増やすのはちょっと考えものです・・

 

まあ、ここまで予想して最初からパターンを引くのは難しいかと・・やっぱり縫わないと分からないですね。

 

以上ゴムを使用する場合は、ゴムの伸び率、生地、ステッチの本数、縫製のし易さ。これら全てをマッチさせないと難しいというお話でした :-P

 

 

 

と今回縫わないと分からないをもう一つ・・

「Tシャツ失敗しました」

です :cry:

 

以前にプリントが気にいって購入した某ブランドのTシャツでどうしても気になるなあ・・というものがあって、、

新品だったのですが、衿ぐりがビロビロです・・高級ブランドなんですが、、みんな気にならないんですかね?

やりたかったのはもう1つ。袖口の折り返しの幅太!です。ここまで太いのはなかなかないので、一度やってみたいと思いました(縫代が太いことで裾や袖口にどう影響するかが見たかったのです。

 

 

 

・・・で出来た!・・・・・

 

と思ったら・・・・・あれ?

 

あ!

ああ!・・・という失敗を、、、これは縫製でミスをしたわけではない事だけは伝えておきます :cry: ただ、試し縫いで確認怠ったせいなので、反省です・・

失敗です・・次回この失敗をちょっと説明しようと思います。

 

ロックの幅が・・・

 

 

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