TOP » toukyou-opera – パタンナーズライフ

作成者別アーカイブ: toukyou-opera

toukyou-opera の紹介

ル・オペラ スクール紹介動画はコチラ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=azziDUpZi9w

デティール研究①

涼しくなってきましたがゲリラ豪雨的なものに良く遭遇します。
雨男ってわけでもないんですけど・・・
靴とか服とか選ぶのが大変ですよね。

スタッフのKさんが長靴を履いて来たときは大体晴れます。


ところで、今月末29日に大阪で芯地講習をするために大阪へ出張します。
年に1回のことなので、大阪校の方はぜひ参加してみて下さい!!


きっと為になります!!


さて今回はパンツの縫製の練習をした時に、以前から気になっていたのですが
2mm幅の玉縁ポケットってどうしたら綺麗に且つ簡単に縫えるかな?
と考えて、やってみました。
簡単っていうのがすごく大事ですね。
Kさんがパタンナーのたまごで41カーキというチノパンを紹介していますが、細い玉縁ポケットが多く見られます。




まずはセッテイングです。


パンツのヒップ部分ですね。
玉縁布を先に赤線のように仕上がりで折ります
袋布を裏にセットして縫う箇所を仮止めします。



アップです。


裏から見た状態です。(ちなみに向こう布は先に袋布にたたいておいて下さい)


仮止めしたところに返し縫いなしの捨てミシンをかけます。



固定できたら出来上がりに折り直して2mm幅のステッチをかけます。


こんな感じです。ここがポイントなのですが。折目を確認しながら縫うことができるので、ここで綺麗に縫えていたらこれが仕上がりそのままになります。


上も同じ様に縫います。


後はYの字に捨てミシン箇所に切り込みを入れて、ひっくり返して・・・


こんな状態です。アイロンもかける前です。

あとは・・・

赤線のように縫います。


裏からです。下だけステッチが2本入っているのが分かると思います。

最後は袋布を引っ張りだして袋縫いした後、口布上に貫通ミシンをして最後にカンヌキで終了です。



若干口が歪んでしまいましたが・・・(すいません :cry: )完成です。
こんな感じで部分縫いもちょくちょく紹介できたらなと思います!!

ぜひ皆さんも挑戦してみて下さい!!

カテゴリー: オシャクレ | コメントをどうぞ

メンズパーカ

こんにちは K です。

夏も盛りは過ぎて、秋に向かっている今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか?

 

今回私は先日のオシャクレさんのウィメンズパーカに触発され、メンズパーカのパターンに挑戦してみたいと思います。

メンズのパターンもそれほど引いた訳ではないですし、カットソーのパターンなんて尚のこと…というスキル状態でしたが、色々とアドバイスを頂き、実際にカットソーで仮組みを繰り返し、なんとかそれなりの形にするように勤めさせていただきました…。


カットソー素材自体伸びる素材なので何か不都合があっても着用は可能ですが…それに甘えたような形にはしたくないとは思い、実際に着てもらったりして修正を重ね…

向かって右半身に修正

(ある程度大きめに作るつもりではいたのですが、

…大きすぎました!wwセンスないな!とセルフツッコミ)

↓修正後

メンズとレディスとでは気の使う部分が微妙に違いますし

カットソーだからこそ削れる部分というものがあります。その辺のバランスはまた勉強していかないといけないなと思います。実際にニットで形にしないと伸び率とかよくわかりませんでしたし、

 

↓こんな形になりました。ムム…意外なところが削れたりしました。

そんなカットソーの講習を近々する予定です。(内容はポロになりそうですが)

今回初の講習なので興味ある方はお声かけ下さい。

 

 




カテゴリー: 未分類 | コメントをどうぞ

10miss 原型 2nd 3rd

こんにちは
お盆も明けて、明日25日の日曜日から10月期の入学申込開始です。

ただ・・・残り座席数が少なく、体験セミナーの申込が多いので初日に全部埋まってしまう可能性が非常に高いです・・・。申込に来られる際は2度手間にならないように必ずお電話下さい!



さてさて今回はパターン検定も近づいていますが、
ここで10miss 2nd 3rd のボディの原型を一度比較してみようと思います。

今後 2ndは生産していないので 3rdに移行していく可能性もありますので。
検定試験では10miss 2ndを使用していることが多いですが、実際にはどんなボディなのでしょう?
皆さんもこれを期に、原型について一度考えてみて下さい。

ではストレートスローパーを実際に組み上げて見ました(^_^)
2ndと3rdを並べて確認していきましょう!

2nd(左)/3rd(右)



前、後ろはさほど変化してないようにみえますが・・・






横から見ると、3rdのほうが薄い形になっています。

横アップ

上半身のダーツ量や、肩傾斜にさほどの変化はありませんでした。

横ボディ差

一番変化のあった部分です。
かなり反身に変更しています。そうとう上半身が後ろにある状態です。
写真のAには相当差寸があります。
バストラインに対して直下したラインをみても相当上半身が後ろにあるのが良く分かると思います。

姿勢がいい人!?になっています。そのせいで腰が前に出ている形になっているので、ストレートスローパーではヒップがあたりやすくなります。3rdを使用して普段タイトなものを作る場合は裾で少しだけフレアを出しておくと良いでしょう。

バストトップを上から見た写真

やはり上から確認しても3rdのほうがヒップ辺りで飛び出ています。

肩甲骨付近を上から見た写真

後ろは2ndのお尻部分が出ています。

このような違いが出ました。
生産している会社が変わったというのもあるかもしれませんが、相当な変更です。日本人は所謂「前肩」と呼ばれる体型が多いので、2ndのほうが適しているように思えるのですが、姿勢のいいボディのほうが需要が多いのでしょうか、外国人体型に近いボディ作りになっています。

ブランドごとに理想のシルエットは違いますし、理想の体型も異なりますが、実際には前肩の人は非常に多く感じます。

皆さんならどちらのボディがお好みですか?

ではでは皆さんもお考え下さい :-D





カテゴリー: オシャクレ | コメントをどうぞ

夏服

こんにちは(^_^)
PM検定試験の題材が続いたので、服作りのブログを久しぶりにUPしますflair


以前トレンド講習で使った生地が少し残っていたので、同じ生地を新たに買い足してノースリーブシャツを作る事にしました!!



形は自分で持っていたお気に入りのシャツの寸法を測り、9ARボディに合わせてほぼ同形状で作りました。
こちら↓



このノースリーブSH、なんせ涼しくてゆったりしていて着易いものでcatfacegood



あと、これは6月の事なんですが、その頃母親の誕生日が近かったので生地違いで母の分も作る事にしました 。

母用に用意した生地は、プロヴァンスプリントでお馴染みのソレイアードですshineshine


ご存知の方も多いと思いますが、ここで少しソレイアードについて紹介しましょうか(^^)v

ソレイアードは(※)プロヴァンスプリントの中でも最っも古いフランスの生地ブランドです。
(※)=梨の木の版木に模様を彫り、主に植物系の染料を用いて、布地に捺染したプリント生地またはそのプリント技法の事。

その土地からも分かる様に、
天然染料の素材となる草木や木の実、ハーブ等が豊富に採れる事から、きれいな空や海、太陽をイメージした色彩を作り出す事が出来ます。
更に、茜、アネモネ、ヒマワリ、ラベンダー、バラ、オリーブと言った植物や昆虫等の個性豊かなデザインがモチーフになった生地が作られました。


<イメージ>

ソレイヤードとは、「雨上がりの雲の間から射し込む陽の光」を意味するプロヴァンス地方の古い言葉
だそうですdiamond

最近ではトゥモローランド等のセレクトショップでも扱っているので良く目にしますよね。
私も日傘を愛用中ですconfidentsun



こちらを参照しました。 
http://souleiado.info/story/index.html



話は戻って、
パターンを引く上で困った事は、前身頃のヨーク切替線位置から大きく入るインバーテッドプリーツのせいで、前身頃の裾が大きく跳ねてしまう事でした。
(サンプルの生地は綿とシルクですごく薄くてフワッとしているのに比べ、実際に縫製する生地は綿ブロードなのでハリがあり、余計に裾が跳ねてしまいます。)

このトワルは脇線も後ろに振ってしまっていて失敗作です(笑) 
プリーツの量を変える等して調整しましたが…。


シンプルな形ではあるんですけど、なかなか前後のバランスがうまく取れなくて大変でしたがなんとか完成(^_^;)





縫製はそこまで難しい所も無く、順調にできました。 
でもおもしろいなぁと思った仕様や、山田ティーチャにレクチャーしてもらった仕様等もあるので、また次回UPしようと思います。

お楽しみにです^m^

カテゴリー: ピヨ, 未分類 | コメントをどうぞ

ミシンプロ 田中

こんにちは

今回はちょっと
ミシン屋さんの紹介を

以前から生徒さんに
「ミシンを買いたいのですが、何処がいいですか?」という質問が多くあったのでミシン屋さんとお話をしてきました!

新宿にある
「ミシンプロ田中」さんです。

http://www.mishin-pro.com/index.htm


以前、ミシンの事で都内のミシン屋さんを調べていました。

そのときは
「とにかく安い」
「アフターケアがしっかりしている」
「ミシンの事で相談にのってくれる」
の3つを重点的に調べていました。その中でド真ん中だったのが「ミシンプロ田中」さんです。

まあとにかく安い!私もミシンを持っていなかったら絶対コチラで購入してました。え?って疑うくらい安いです。

インターネットで購入すれば安く買うことはできるかもしれませんが、やはり不安ですね・・・
ほんとにこれでいいのかな?高い買い物だから失敗したくない・・・ミシン購入の際に一番大事なことは

「目的」

だと思います。将来どんな服が作りたいか?という事です。
だったらやっぱりしっかり接客してもらって自分がどのようなものを作りたいのかを伝えて、それに合ったミシンを信用できるプロにお任せする。とうことを私はお勧めします。

田中さんだったら、相談にのりすぎちゃ
って縫製指導・・・なんて事もしばしば・・実際私が伺った時もミシンを購入された方と縫製の相談されていて、ミシンを使って縫製指導されていました(^_^)

あとお勧めミシンがはっきりと決まっているので分かりやすい!!

ミシンの詳しい話はこちらのサイトで見てもらうとして

http://www.mishin-pro.com/osusume/index.htm

縫製の重要性をちょっとお話しておきます。


私もパターンを引いてるだけでなく縫製の練習、確認をしていますが、ミシンを知るということはすごく重要だなと思います。
特にミシンのセッティング
これは必須ですね。

糸の調子が合わなければいくら技術がある人でも縫えません。逆に言えばミシンのセッティングが
完璧にできる人は縫製に技術がなくても(ある程度は必要ですよ(^_^))縫えちゃうんです。

そのためにはミシンの構造をちゃんと把握する必要があります。
構造を知るといろんなアタッチメントが使えて非常に縫いやすくなります。


個人的に欲しいのはハスクバーナですね。

ジグザグって意外に使うんですよ。その中で職業用に近い馬力で色んなものが縫えちゃうっていうのは魅力ですね。


ロックも欲しいなと思いますが、何種類かに分けて欲しいですね。最近はTシャツやカットソーを縫う機会も増えてきたので2本針のロックミシンも欲しいところ。



ミシンだけではなく色んなことを試したり企画することが好きな方なので、作業スペースもあり、過去にも色んな講義をされていたようで、外部の方を招いて「下着の講義」もされていたようです。もしかしたら私も講義させてもらうかもしれませんね。


ではこれから意見交換で連携して皆さんの服作りの手助けが出来れば :-P と思います。

 

ではでは

 

 

 

カテゴリー: オシャクレ, ミシンプロ田中 | コメントをどうぞ

2013パターンメーキング技術検定試験 2級②

こんにちは K です。

皆様、更新遅れまして申し訳ありません!パターンメーキング2級のもう一型を上げさせて頂きます。担当は私、Kです。

検定の結果もお手元に届き、実技に向けて目下勉強中の皆さんに参考になればと思います。

ではまず絵型から

形は4面体のショートジャケットですね。

けっこうウエストがくってる形になると思います。

寸法は以下の通りです。(10MISS使用)

着丈=51cm
肩幅=38cm
バスト=93cm
ウエスト=79cm
裾廻り=97.7cm
袖丈=58cm
袖幅=32cm
袖口=24cm
袖山=14.8cm

袖のイセは3.3cmです。


以下トワルです。

個人的に苦労したと感じるのはやはりバランスだと思います。

ショートジャッケットの場合、本体のウエストラインうんぬんではなく、デザイン画の丈感のバランスに合わせてウエストの削る位置を決める必要がありますが

何処でそれを決めたらいいのか?


比率で見る目安は袖丈ではないかと思います。

2級の問題は袖丈が指定のケースが多いので、その袖丈の設定の時着丈はいくつなのか?を比率で割り出し、さらにその着丈の何処が一番削られているのか?をさらに比率で割り出すと、さほどデザイン画からずれないはずです。

なので最初にそのバランスの寸法をデザイン画に書き込んでしまうと良いでしょう。(デザイン線も然り)

その削り位置も後ろと前では、微妙に前のほうが削り位置が高かったりするので、よくデザイン画を確認する事が大事です。

後でトワルを修正する時間はおそらくないので、ここでほぼ完璧に決めといたほうが良いです。

削るべきダーツ寸は事前に実物トワルでよく練習をしてバランスを確認しておきましょう。

 

 

それともう一つ注意すべきは衿もとですが、今回は衿の返り線が長く、BL下まであるので前の天幅の展開を1、0cmぐらいと気持ち多めにしておきます。

衿の幅はあまり大きくとりすぎず、シャープなラインが望ましいでしょう。

襟の形は大事ですので、ちょっと時間を多めに配分しても良いかと思います。

後ろに抜けた形にならないように気をつけましょう!

袖は授業で教えている方法で、高めの設定にしていただければ問題はないかと思います。

実技試験は時間との勝負です。その時間を短縮させるには練習で経験を積み、時間配分を考え、仕上がり時間に余裕をもたせる工夫が必要です。(最後にチェックできるようにね)

 

試験で提出するパターンには縫い代が必要ありませんが、完成形として工業用パターンを載せておきますので、参考になさってください。↓↓↓

自分の得手不得手を知り、対策を立てて万全の状態で望めるようにしましょう!

 

 




 

 


カテゴリー: パターンメーキング検定関連, | コメントをどうぞ

2013パターンメーキング技術検定試験 3級②

こんにちは。

前回に引き続き 2013パターンメーキング技術検定試験 3級の模範解答をUPします。

パンフレットに掲載されているデザイン画はこちら。





サイズは、
着丈59cm
肩幅38cm
バスト94cm
裾回り102cm
袖丈20cm
袖幅31.3cm

袖口28.5cm

で設定して引きました。
袖のイセの量は1型目同様18mmです。






シンプルなデザインなので特に難しい事も無いと思いますが、前後のダーツ位置とダーツ分量に気を付けてパターンを引いて下さい。

後は①型目にも言える事ですが、衿は出題されるデザイン画をよく読みとって、パターンを引きましょう。
おおよそパンフレットと同形状のものが出ると思いますが、もし外してしまった場合修正にかける時間はほとんど無いと思います。


解答としては必要ないですが、工業用パターンも載せておきます。

試験まで後2ヶ月。
それまでの授業の回数は7~8回です。
決して時間があるとは言えないので、受験生は早めに取り掛かる様にして下さいね(*^_^*)

カテゴリー: パターンメーキング検定関連, ピヨ, 未分類 | コメントをどうぞ

2013パターンメーキング技術検定試験 2級①

こんにちは。
梅雨明けしたんでしょうか?東京は今日快晴で夏日でした。
最近はポロシャツばっかり着てます(>_<)

一応カットソー研究のためですよ・・・楽・・・いや、ちゃんとシャツ着ますよ。


さてさて前回検定の3級を1型紹介したので今回は2級です。

もう始めておかないと絶対間に合いません!!

ではさっそく・・・

2級の一型目です。

デザイン画はこちら。

所謂3面体
サイズは、
着丈61cm
肩幅38cm
バスト93cm
ウエスト81cm
裾廻り103cm
袖丈58cm
袖幅32.1cm
袖口24cm
袖山15.7cm


で設定して引きました。
袖のイセは前後で36㎜と少し多めです。(一応中肉ウールなのでいけるかなと思います。)






このデザインでは衿の設定がややシビアでした。

バストダーツを始めに衿ぐりに逃がしているのですが、分量が多いと、衿がぬけてしまうので、今回は少なめです。
衿全体のバランスを整える作業がちょっと苦労しました。

衿ぐり、衿腰、衿折れ線、衿外まわり、展開量など全体で調整しました。
他に影響が出てしまうので、
皆さんも一箇所だけでは絶対修正しないように注意して下さい。

イセの量も私は多めに設定していますが、難しいなと思う場合は少なめにすることをオススメします。

とにかく時間がシビアなので、スピードが求められます。なのでパターンもシンプルに設定していますが、それでも時間がないかなと思います。
下にパターンを掲載しておきますので参考にしてみて下さい。






最後に工業用パターンの一部を掲載しておくので、何かの参考にして下さい。

実際にはこの形に似たものが出るそうなので、キレイに組む練習をして応用力とスピードアップを頑張って下さいね!!オペラの皆さんは全力でサポートしますo(^▽^)o


この他にもカテゴリーの中から、パターンメーキング検定関連をチェックして下さい。
過去のデザインも記載されています。

カテゴリー: パターンメーキング検定関連 | コメントをどうぞ

2013パターンメーキング技術検定試験 3級①

こんにちは。
梅雨真っ只中、蒸し暑い日が続きますね(´д`)

6/8
(土)にパターン検定2.3級の筆記試験がありました。
受験された生徒さん、お疲れ様でした。

合否の結果が出るのは少し先ですが、合格する事を信じてそろそろ実技の方に取り掛かりましょう(*^_^*) 


今回は3級の一型目を紹介します。

デザイン画はこちら。



サイズは、
着丈57cm
肩幅38cm
バスト94cm
裾廻り101cm
袖丈20cm
袖幅31・2cm
袖口28・5cm


で設定して引きました。
袖のイセは前後で18㎜と少し多めです。







このデザインで苦労した事は、切り替えの位置とギャザーの入る位置でした。

切り替えの入る位置はデザイン画に合わせると、AHのカマ底辺りになります。
実際に縫製する事を考えると縫い代が重なり、あまり良く無いなぁ…とか思いつつ。

カマ底と切り替えの位置を微妙に色々変えながら、結果この位置に決定しました。


ギャザーの倍率は1、4倍で設定しました。
ギャザーは脇側には入っていないので、前後のギャザー止まり位置を決めるのも少し悩みました。
前後、脇様々な角度から見て決定しました。


受験される皆さんは参考にして下さい。



そして、
今年は1級試験が東京より先に大阪で行われます。
試験日
大阪  9/28(土)
東京  12/21(土)


受験される方はこちらも参考にどうぞ!!
2011年1級の参考トワル
http://sv360.xserver.jp/~leopera/leopera.com/pl/?p=206

この他にもカテゴリーの中から、パターンメーキング検定関連をチェックして下さい。
過去のデザインも記載されています。

カテゴリー: パターンメーキング検定関連, ピヨ, 未分類 | コメントをどうぞ

6月トレンド講習(ワンピース)レポート

こんにちは K です。

夏が近づくのを感じさせるような気候になってきました、

そんな先週末にトレンド講習を行いました!

講習内容はワンピースで、担当はこの私…久しぶりの担当講義でキンチョーしまくりでした。(笑)

今回のワンピース講習は少しドレスよりのミニマルなデザインのワンピースドレスで汎用性が高そうな形にしました。

このワンピースの作図工程と理論を説明させて頂き、それと今回は「自分が作ってる時に何を考えながら作っているのか?」という事をお伝えすることをひとつの目的として講義しました。

 

自分が作ってる上でぶち当たった問題、それをどう考えて解決したか?何処を見ながら修正したのか?というところですね。そういう部分ってみんな知りたいところではないのだろうかと考えた結果でした。

経験があるからできるとか、分かってるとか、そういうのも部分的にはあるでしょうが、それが全てではないです。立体にして初めて気づいたり、作ってみてモノになってから気づくことのほうが多いです。問題の解消法にも悩むこともしょっちゅうです。(笑)

なので皆さんには恐れず沢山間違えて欲しいです。で、作図で悩むようなら、立体にして悩んだほうが近道であると個人的には思います。

 

それで、今回は軽くアンケートも取らせていただき、今回の授業の感想を聞きました。

皆さんご協力ありがとうございます!この意見をもとにもっと授業の質をあげていくようにします!

 

最も勉強になったと感じていただけた部分が、皆さん共通して変形袖の調節と展開いうことでした。

自分的には結構複雑な言い方をしていたのでちゃんと伝わったか不安があったのですが、こうやってお聞きしてその不安も解消できました。

と、同時にわかりづらかった部分にもが含まれていましたので、その辺はもう少し分かり易い伝え方を目指していこうと思います。

あとは縫い方や身頃展開でわからないことがあったようなので、それはまた授業中に確認して頂ければと思います。

 

それと何人か縫製を考えておらえれる方のために授業では触れなかった縫製の時の工程と気を付けるポイントをざっくりと説明しておきます。

授業でもお伝えしていました通り、さほど難しいところはありません。

基本的な工程は

①表の身頃をくっつける(上、下それぞれ)

②裏身頃にそれぞれ見返しをくっつける。

③裏地の見頃をつなげる。

④後裏地にファスナーをつけ、そのまま表地に縫い付ける。

※この時後ろ中心は背削りを入れたことによりカーブしているので、アイロンである程度クセとりを行って縫わないとファスナー周りにシワが発生する可能性があるが、ポリエステルのような動かない生地はその処理ができないのである程度シワが発生することがある。

↑今回はその対応に伸ばしながら縫製したがそれでも少しシワは残った(戻った)

⑤裏表の肩線を縫って襟ぐりを縫って合体させる。

⑥切り替えポケットと表の上下身頃を一気に縫って合体させる。

※生地によっては縫いズレに注意する。

⑦表裏裾を始末する。

⑧表袖のダーツ→袖下の順で縫い、裾を始末して袖を完成させる。

※この変形袖の止まりのダーツを縫うときは緩やかなカーブを描いているのでそのまま縫おうとすると非常に困難なので、クセ取りを行い、カーブ形状の地縫い線を直線に近い状態にするとまだ縫いやすいが、今回のように動かない生地はそれができないので、ほぼ直線のような状態で縫うことになった。

ダーツ分量もハリや厚みがある生地の場合、そのまま縫うと厚みに分量が持って行かれて袖山付近の立体の幅が不足し、肩にあたってくる可能性があるので、生地によってはダーツ分量を減らしたほうが良いだろう。

⑨裏地の袖も縫製し、中綴じを行い合体させる。

⑩付属品をつけて完成。

 

皆さん、ゼヒ作って形にしてみてください。

自分でラインをいじってみてもらっても良いですよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: | タグ: , , , , | コメントをどうぞ