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toukyou-opera の紹介

ル・オペラ スクール紹介動画はコチラ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=azziDUpZi9w

カットソー講習③


関東でも梅雨入りしましたねえ。皆さんパターン持ってくる時は防水に気を付けて(´д`)

(私はビチョビチョにしてパターン引き直しって事をしたことがあります・・・) 

では続きです。

袖が付いたところですね。
ファスナーを取り付ける前に裾リブを付けます。


今回は生地の厚みや生地の伸び率が安定していたのでさほど難しくなかったですが、本体の生地が薄いのに、リブが分厚い!とかは止めておいた方が無難ですね。
本体の生地に合ったリブ選びをしましょう。
家庭用の1本針では難しいかと思います。


地縫いしてロックをかけた後、表からコバステッチです。
コバステッチをかける時はあまり伸ばして縫うと糸が戻り、緩んでしまうので注意します




袖口リブも同様です。




後はファスナーを地縫いしてコバステッチをかけ、フードを取り付けて・・・


(ちなみにコード通すホールは先にあけておいて下さいね)

完成です!!




まあなかなかな感じでカジュアルに仕上がりました。
ただ、金属ファスナーを使用して、引っかかりが気になります。
本番にはタブを付けるのと、金属以外のオープンファスナーを使おうかなと思っています。

他にもカットソーを縫って研究中です。1本針と簡易なロックでどこまで縫えるでしょうか。
今度はユルーイ生地でも挑戦してみたいですね。

持っているミシンでパターンを変え、仕様や縫い方で調整する。
家庭で縫う方もすぐに専用のミシンを買うのではなく、持っているミシンの縫い方や、生地選び、デザイン、糸選び、仕様変更、シルエット等を変更して、自分で縫いやすく、作りたいカタチを表現してみましょう!!

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オペラ現役生徒紹介

こんにちはhappy01

本校には様々な職種の方がいろんな理由でパターンを勉強しに通われています。
今回からシリーズで、オペラに通っている生徒さんを少しずつ紹介したいと思います shine

ではまず生徒紹介シリーズ1人目は…

土曜日14:00~パターン入門コース
S.Tさん(♀)



<ペンケース拝見 :lol:

職種 携帯会社販売→アパレル生産管理に転職

オペラ歴 2年目(最初の1年間は週2回)

カリキュラム ブラウス④作成中
(その他にPM検定2級試験勉強、自分のスカート縫製 等) 

オペラを知るきっかけ ネット検索


S.さんに質問しました!!
問①パターンを引いた経験はありますか?
答:無し


問②:オペラに来る事にした、当初の目的は何ですか?

答:パタンナーになりたかったから。

問③:オペラで実際に受講してどうでしたか?感想を聞かせて下さい。
答:個人のペースで出来るから良い。
疑問点に対しても的確な答えが返ってくるので、理解しながら進めて行ける。


問④:今後の目標は?
答:・デザインを見ただけでパターンがすぐ引ける様になりたい。
・自分のフレアースカート、サロペット、コートが作りたい。


問⑤:何か要望はありますか?
答:特に無し


S.Tさんは念願叶って、半年前に生産管理の職種に転職されました。
現場では有名人に囲まれて慌ただしく仕事を頑張っている様です( ´艸`)
学ぶ事が沢山あると思いますが、パターンと併用して頑張って下さいね~!!
講師一同応援していますよrock


只今PM検定2級試験猛
勉強中(;´Д`A




次に紹介するのは、
土曜日9:05~パターン入門コース
U.Mくん(♂)



<ペンケース拝見 :lol:

職種 Web関係

オペラ歴 1年半目(途中1年間休学)

カリキュラム ブラウス④作成中

オペラを知るきっかけ ネット



U.Mくんに質問しました!!
問①パターンを引いた経験はありますか?
答:無し


問②:オペラに来る事にした、当初の目的は何ですか?

答:自分の体に合った服が作りたかったからです。趣味の範囲でやってみようと思っていたので洋裁教室も考えましたが、服の構造や服が出来る過程も知りたかったのでパターンスクールのオペラを選びました。

問③:オペラで実際に受講してどうでしたか?感想を聞かせて下さい。
答:一つは職種や年齢が違う様々なバックグラウンドを持つ生徒の皆さんと交流ができること。そして1番良いと思ったのは、先生たちとの距離が近く、堅苦しい感じがないのがオペラの良いところではないかと思います。わからないことがあれば 先生にすぐに質問でき、論理的に分かりやすく教えてくれます。以前は服を表面的なデザインだけで見ていましたが、オペラに通い始めてから既製服を見るときも、どうやってできているかを意識するようになりました。
あと、雑学知識豊富な先生もいるので、いろんな意味で勉強になります。


問④:今後の目標は?

答:出来る範囲で、自分の体に合う着心地の良いものを作ってみたいです。

問⑤:何か要望はありますか?
答:特に無し

U.Mくんは今現在ちょっとカリキュラムを脱線して、自分のシャツを作成中です。
もちろん1人ではまだ難しいので、山田先生に手伝ってもらいながらです(*^_^*)

こんな感じに仕上げたいそうですdiamonddiamond





パターンだけで無く、縫製の仕方等難しい部分もたくさんありますが、自分で作りたいものに挑戦する事で、ものづくりの楽しさが分かりますよね~!!
完成を楽しみにしていますo(^▽^)o


お二人共、今回はご協力ありがとうございました(^ω^)

 

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カットソー講習準備②

GWがあけて急に暑くなって来ましたね(^O^)
暑がりなのでそろそろきつくなってきたと思ったら、追い打ちをかける様に花粉症になりました・・・
去年はなんともなかったのですが、今年は結構目が痒くて辛いです・・・・目を取って洗いたい・・・


さてさてカットソー講習準備の続きです。


今回は縫製からですね。

前回色々試して縫ってみましたが、ロックミシンも一応確認を・・・

結果は、ボロボロとこぼれてくるので、幅を太めにして、細かめに縫う設定にしました。
皆さんロックミシンをかける際、表裏には注意して下さいね



ポケットにロックミシンをかけて、ポケット口を縫います。 

四つ折りにすると生地が厚くなりすぎてしまうので、裏はロックで始末しました。


地縫いして・・・


表からステッチをかけ・・・


ポケットを身頃に縫い付けます。もう生地端がボロボロになってきました(´Д` )ちゃちゃっと縫わないと・・・


次は先にフードを縫っておき、



身頃肩を縫います。

肩の地縫いですが、伸び止めのウーリースピンテープを挟んで縫います。ナイロンなのでポリエステルよりもちょっと強度はあります。

地縫いをして、ロック後・・・

袖も地縫いしてロックして・・・


ここまでできました(^-^)



カットソーを縫製する際の注意点は、(設備が整っていれば別ですが・・・)

今回は特に少しだけ伸ばし気味にして縫製しました。

ミシンにただ生地を送らせて縫うだけだと、生地の引っ張りに糸が付いて行かず、ブチっとちぎれてしまうのです。
だからといって伸ばしすぎると、シルエットが崩れるし、生地が戻った際に地縫いした糸がゆるく浮いてきてしまうので、難しいところです。

やはり一番の難所はミシンのセッティングとそれに適した縫製方法を生地によって見つけていく事ですね。

皆さんも1本針ミシンでゆるい素材を縫ってみて下さい。

ではでは次回完成です。お楽しみに!!

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キャンバストートBAG作りました

こんにちは K です。

季節は春をむかえているはずなのに、寒くなったり暖かくを繰り返しておりますね。

こう不安定な気温ですと体調も崩しやすくなってしまいますね。皆さん気を付けください…

 

さてさて、本日はごく一般的でつかいやすそうなトートBAGを作ってみようかと思います。

カバンは工場さんによってはパターンをつけなくても寸法などを示した製品図があればそれだけで十分商品を作り上げることが可能です。

今回つくるカバンの製品図はこんな感じです。

これを作図で製品図にしたものがこちら。

そしてこれをパターンにしたのがコチラ

↓図形が潰れてる方はwordでも一応。

KトートBAG

基本一枚布で仕上げます、底布と持ち手テープも同じ地の目でとります。

※このカバンの高さは30cm、底の長さは33cmで設定してます。拡大して使用なさる場合は参考にしてください

パターンが出来たところで紙で仮組みをし、形のバランスをみます。

この時に縫製方法も決め、それに合わせて縫い代を書き、細かい微調整をします。

使用生地は8号帆布で精錬前の生成りをつかいます。(ホントはもうちょっと厚手にしたかったんですけど、おそらくミシンのパワーが足りなさそうなんで…)

その他の副資材はコチラ

綿の綾テープ1cm幅

持ち手用綿テープ3cm幅

使用した糸はシャッペスパン30番手

※この持ち手用綿テープは少し手配に手間取りました。といいますのも、現在手芸屋さんで置いている持ち手テープはだいたいポリエステル系が多く、どうしても綿100%にこだわりたかった私は市場では手に入りにくい(オーダーで巻¥5000位かかるといわれましたんで…)事を知り、ネット購入いたしました。いやぁ、ネットって本当にいいものですね(・∀・)

 

①では裁断します。

直線なので楽ですね、スパスパ!

 

②トートバックのカバン口を三つ折りして上下コバステッチをかけます。両端とも行います。

 

③片側に外ポケットをつけますんで持ち手と一緒に一気にたたきます。

(生地が厚すぎてまち針ささらないので、極力さしません、どうしても動いてしまう場合は仮接着できる接着糸のようなものを使うといいのではないでしょうか?)

 

④上から底布をコバステッチでたたく

 

⑤両サイドの片側づつ(縫い代をつけていない方)を綾テープでくるむ。

 

⑥両脇を重ねて縫う

マチ分があるのでそれを先に印付けてから縫うことをおすすめします。(うー、縫いづらい)

縫えたあとはマチが捻れずキチンと確保されているか確認をしておく。

 

⑦三角系マチを縫う。

このときm角の部分がかなり厚くなりますので先に縫い代を処理してから縫いましょう。

 

⑧完成

いっぱいモノ入りそうでなかなか良さそうです!

うまくいけば一日で縫い上げられますよ。

 

 

 

 

 

 

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カットソー講習準備①

皆さんこんにちは(」・ω・)
4月に入り、バタバタと忙しくしておりますが、
以前からアンケートで要望の多かった


カットソー
の研究をしております!

講習を予定していますので、研究しているところをお伝えしていこうと思います。

ットソーは工業用の専門的なミシンがないと、完全に既製服と同じにはなりませんが、生地によっては縫えるし、丁寧に縫えばむしろ綺麗にできるんじゃないかと思い、パターンを引き、縫っての繰り返しで研究中です。

職業用ミシンと1本針3本糸ロックミシンで縫っています(^O^) (これでできないと専門のミシンを多数揃えないと縫えないし、家庭では難しいので)

扱うアイテムはベーシックなもので人気のある

パーカー

を縫ってみることにしました。

生地はスウェットです。


いろんな種類がありますが、少し柔らかめのもを使う事にします(硬い生地なら伸びないので布帛よりですから縫製はしやすくなるので)

(以前のマイブランドで説明したところと重複するところもありますが・・・)
ではではでは



こんな生地を選びました

ロールしてボロボロと裁ち端がこぼれてくるのでサっと縫いたいですね・・・



では糸選びです。
一般的な生地屋さんでどこでも手に入る3種類を選びました


シャッペスパン(60番)ポリエステル製


皆さん馴染みの糸です。家庭で縫製される方はこれを一番使われているんじゃないでしょうか?

ファイン(シルク形状糸)ポリエステル


これはシャッペスパンよりツルツルして生地に当たらず、薄地に適した糸です。

後はニット用として売られている、

レジロン ナイロン製

今回は結果この糸を使う事になりました。
ポリエステルより強度があるので、ある程度の伸びに対して対応できます。


最近でたのがこれ
エッフェル ポリエステル製


よく伸びる糸なので、ストレッチ素材に向く糸です。でも糸自体が太いので今回のものには不向きです。



次に針ですが、
通常ならこれ
11号


ウチで使っているミシンは家庭用のこの針を使えるのでいいですが、皆さんはミシンに適した針を選ぶようにして下さいね(^-^)

他にも針先がボールペンのような形状のニット用のものがあります。
これも生地への摩擦を軽減してくれます。


今回はこれを使います



押え金は
テフロン押さえ金


を使って滑りを良くして、送り歯の摩擦を軽減します。
もちろんこれを使います。


では実際に縫ってみましょう!!


シャッペスパンで縫い・・・


伸ばすと・・・



ブチ・・・



ああ(´Д` )

切れました・・・まあ予想はしていましたが、結構簡単にちぎれてしまいました・・・
これがニットで一番怖い現象です。
生地の伸びに付いていかないので、糸が切れてしまうんですね・・・ 

何度やっても・・・


ブチブチ

嫌な音がします・・・

いろんな縫い方、をしましたが、やはり
シャペスパン

ファインはどうやっても切れてしまいます。

でもレジロンなら大丈夫!
ちょっと調整と縫うときにコツがいりますが、(それは講習で・・・) 
対応できそうです!!

最後にロックですが、幅だけ太めにしておかないと、裁ち端がボロボロとこぼれてくる事に注意すればいけそうです。(幅を調節できるロックミシンは必要ですが)




というところで、次回から縫っていきます。
職業用ミシンでキレイに短時間で縫えるかな?

お楽しみに(´∀`)


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ピヨの服~ドルマンマチ付きワンピース③~

こんにちはhappy01note
新学期が始まり、賑やかで慌ただしい日が続いております(´・ω・`)

前回の続きで、ドルマンマチ付きワンピースの縫製です。


前回袖とマチを縫い合わせた所まででしたが、今回は身頃も縫製し、完成させていきます。


まず、
衿ぐり見返しを作り、身頃と縫い合わせます。



ウエストの位置でタックを作り、付き合わせの状態で伸び止めテープを貼って上からジグザグミシンでたたきます。
(後からウエストリボン通しを付ける事によって隠れるので、今回はこの様にしました。)





前後の脇を縫い、袖をつけます。
(シームポケットも縫い付けました。)







ウエスト
リボン通しとその見返しで、頃を挟み縫い合わせます。 



<裏側>                              <表側>



リボンを作って通したら完成です!!







全然暖かくならなかったので、完成してもしばらく着れなかったのですがそろそろ大丈夫そうですね。
また近々着てくる事もあると思うので、東京校の生徒さんはちょっかい出して下さい(*´ω`*) 

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デニムリペア③

早速ですが、前回の続きで、デニムリペアです。

修理を頼んできた人の生活が結構ハードなので、全体的にリペアをかけております・・・

前の膝から腿にかけては、また破けてしまいそうだったので、当て布をすることにしました。

ある程度滑りが良く、表地と同じくらい伸びる生地を選びました。

(脇も外してほとんどバラバラ状態です。)





ポケット口もズタボロだったので、別生地で接いでしまったほうが早いと思ったので、切り替えています。


ポケット口はジグザグ縫いをして補強しました。


こまで来るとついでに後ろポケットも補強しました。(どんどん作業が増えていく・・・(>_<))


あとはトリプルステッチで縫います(この作業もなかなか・・・リーバイス501のレギュラーならダブルなので楽なのですが、ワークウェアはトリプルが多いので大変です。)



最後に色付けとヤスリをかけて完成・・・
実はこれが一番大変です。
ステッチは薄いグレーで縫いましたがそれでも光沢があったりすると、
いかにも「縫いました!」感が出て目立つので、少しヤスリをかけてから色を乗せると馴染んできます。

今回は茶系の色も混ぜて全体的にトーンを落とした仕上がりをイメージしました。

これもリペア部分だけだと目立つので、リペアしていない部分まで色を付けていきます。

最後に定着剤を付けて・・・

完成です!!








なかなか雰囲気良く仕上がったかなと思いますが、後何年持つでしょうか・・・
良くデニムを洗わないと色落ちが良くなると言いますが、できれば生地が腐ってしまわない程度に・・・

皆さんもお持ちのデニムをリペアしてみて下さいね!!

オペラの生徒さんはもっと細かい所までお伝えしますよー(^-^)


 

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K:リフォーム続き③

こんにちは K です。

 

…春がやってきてますね…花粉とともに。

 

さてさて、縫製の手順などをちょくちょく挟んだので、UPし損ねていたリフォームの続きを上げようかと思います。

 

①まずはトップス部分の縫製

全体的な寸法を削り、絵型のようにフィットさせた形にします。

ヨークの部分と前タテはそのままにし、バストダーツをとって少しドロップ気味の袖にします、カフス側は気持ちギャザーを入れます。

ポケットはこの時縫い付けておきます、(生地が足りなかったので地の目をヨコにとりました)

 

薄くて透ける生地なので縫い代は袋縫いで縫おうと思います。

袖口のスリットをつけてから本体に袖を縫い付け、脇下~袖口まで一気に縫います。

 

その後薄手の芯を貼ったカフスを縫い付け、ボタン等つけます。

 

襟の形もスタンドにしてはでかいし、折線が少し劣化していたので、その部分を折り込んで形を整えます。

 

これでトップスは完成です。

 

②スカートを縫い付ける。


スカートはそのもので完成しているのですが、タックスカートでしたので解くとすごく大きな輪になってしまいました。

それを見頃の寸法に合わせながら再度たたみなおします。

 

 

見頃に一度縫い付けてから、折り返してさらにステッチでとめるような縫い方をするので、床上がりなどがズレてしまわないようにこまめにボディに着せつけてチェックします。

見頃に地縫いで止めつけてロックミシンをかけます。

 

これでだいたい完成ですが、リメイクものにしては無難です多少オリジナリティが欲しいものです。

 

③別布ベルトをつける。

別に購入していたスカートをベルトの飾りにしますので、スカートをバイアスでカットしてテープ状に繋げます。

②で解体して再度芯を貼ってつなぎ合わせたヨークベルトの周りを、このテープで包みベルトを完成させます。

ボディに着せつけながらバランスを見てベルトつけ位置を決める。

このときそのまま付けるとストンとしたシルエットになってしまうので少し身頃にギャザーをいれ、腰周りで段差をつけるようにします。

ベルトの寸法不足分はそのままデザインに反映させます。

(デザインのつもりで乱雑気味なハンドステッチなどもいれてみます…)

ベルト本体は上からミシンでたたきます。

 

④完成

丈的には158cmの人が着てフルレングスになるくらいです。絵型くらいですね。

少しエキゾチックな雰囲気のシャツワンピースが完成しました。

裏地等はつけておりません、夏向きの素材ですね。

上のシャツなどは多少作図で調節しましたが、細かい部分などはボディに着せつけながら微調整しました。立体と実物での作業がほとんどでしたね。

 

 

 

 

 

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デニムリペア②

ありがとうございますm(__)m

4月期募集後すぐに満席になりました。
一昨年あたりから徐々に増え始めて、最近ではすぐに満席になってしまいます。
キャンセル待ち受け付けています。お気軽に東京校にお電話下さい!



さて、前回からの続きで、デニムリペアですね。
ズタボロなデニムのリペアです。
よっし!

ヒップから股下にかけて芯を貼ったところです。

やや固めのものを使用しました。
着用者の生活が結構ハードなので、柔らかくしてしまうと、またリペアしないといけないからです。

後はダーっと縫います。

使用した糸は
90番手の糸
です。
これは細いものを使っています。
太いもので何回も縫製すると、糸と生地の摩擦で、生地を縮めてしまうので、ガチガチになってしまいます。
今回はその分芯は固めのものを用意しているので、強度的には問題ありません。

糸はやや薄めのグレーを使用しています。

色も重要で、縫った糸がはっきり見えすぎると、いかにも「リペアしました」感が出て、目立ってしまうため、生地に馴染みのいい色を選びます。

(※こだわる人はデニムの色落ちに合わせてグラデーションに糸を変える人もいます。)



ちょっと均一になり過ぎました・・・
もうちょっとランダムにかけた方が良かったですね。


次に裾です。

これもボロボロ・・・。とりあえずバラバラにして芯を貼ります。


裾は基本的に、地面に擦って、生地自体が無くなっている事が多いです。
なので、芯を貼ってジグザグにミシンをかけてから三つ折りします。



ポケット口にも裏から芯を貼ってジグザグに縫いました。
ただリベットは外せないので、私は手前で止めています。
(※ここも設備が整っているところはリベットを打ち直す事もあるそうです。)




ちなみに、表からのステッチは全て30番手で縫っています。
(一本針で3回縫うのはなかなか・・・・・(||´Д`)o)




ポケットの中もこんなことに・・・

これは芯を貼っては出来なさそうなので、別生地で接ぐことにしました。


結構いい生地の余りがあるので、コイツを使います。
(古着のハギレとかでもいいかもしれませんね。)


結構手間かかってきました・・・
ただ、このままだと膝あたりがまた破けそうなのでもうひと手間加えることにしました。

今回はこの辺で・・・
では次回完成です!!
お楽しみに!


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ピヨの服~ドルマンマチ付きワンピース②~

こんにちわ(*´∀`*)

ここ数日でやっっと、寒さが和らぎ暖かくなってきましたねsun
もうコートやブーツに飽き飽きしてて、早く春服が着たくてウズウズしていますbearingsign04


随分前になるのですが、途中でストップしていたものがあります…
お気づきの方もいらっしゃいますかねsweat01

そう、ドルマンマチ付きワンピースですshineshine




パターンは完成していたのですが、素材を探している間に一気に寒くなったので、
「秋服作っても着れないやんっpout」てなって意気消沈してました down

(ちょっとヘンテコなパターンですがsweat01


でもそんな中、春服に良さそうなステキな素材を生徒さんから戴いたのです。
これはちょうどドルマンワンピースに合うっ!!って思って、早速春に向け縫製に入りましたhairsalon


戴いた生地はこちら。

綿ツイルですdiamond

今回はカジュアルな感じに仕上げたかったので、綾がはっきり出ていて光沢がある面では無くて、フシの出ている方を使いました。 
(ちょっと分かりずらいですが、右がフシの出ている方です。)



では裁断からです。
見頃がとんでもなく大きいので、今回はワサで裁断しました。



見頃と袖とマチ布の3パーツを同じ位置で縫い合わすので、縫いずれない様にしっかりノッチを入れます。




袖口をロールアップ出来る様にタブ布を作り、袖にたたき付けます。





袖とマチ布を縫い合わせます。
⇒ 

⇒ 
袖が完成しました!!


袖が完成した所ですが、ちょっと長くなりそうなので今回はここまで。
次回、身頃の方も仕上げていって完成させたいと思います (´∀`) ☆彡

お楽しみに~notenote

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