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2017 年 6月 12 日 – パタンナーズライフ

ダッフルコートの襟ぐり仕様ー③

こんにちは K です。( ´_ゝ`)

 

とうとう本州も梅雨入り致しましたねー

紫陽花のきれいに咲く時期なのですが、カラカラに暑い日が続いたので近所の紫陽花はシナシナになってました…。雨が降るのは大変ですが、降らなさすぎるのも考え物ですねぇ…

 

さてさて、今回はダッフルの仕上げまで完成させましょう。

前回でメインのフード部分が終了したので今回は身頃の完成と袖です。

身頃(2面体)の前と後ろを繋げます。

身頃の縫い代は全てパイピング片倒しの後ステッチをかけてます。

 

チンストラップも作っておきます。

これはフード部分のアゴに当たる箇所を止めるための物です。

 

そして2枚袖を縫い合わせ、つくっておいた袖ベルトを配置します。

このとき、ボタンを付ける裏の部分は布の強化のために芯地を貼っておきます。

 

 

ボタンをつけて袖を縫い、裏地をつけておきます。

 

 

袖を付けて、縫い代はパイピングで処理しておきます。

 

それから、前立てのステッチとトグルボタン付け

チンフラップのボタンをつけます。

 

あとは裾をステッチで止めたりして、完成です。

着用するとこんな感じです。

今回私は前端にガッツリステッチを入れましたが、トグルボタンの紐のみ押さえのステッチをかけるタイプもあります。

個人的には、ステッチがない方が上品な雰囲気があります、ですが見返しを安定して押さえるには、しっかりステッチを入れたほうがいいかなぁとは思います。

(押さえる位置が少ないと見返しがカパカパしますし、

ポイントで止めるためステッチが入ってるものより引っ張った時の負荷がかかりやすい)

そこはどういうイメージで作るかだとは思います。

 

あとは、トグルをひっかける紐も、今回はレザーをチョイスしてますけど、ルーツである軍服本来の形は麻の紐です。ただ今回はその素材ですとカジュアルによりすぎるので革ひもにしました。

トグルの素材も木製や角をお薦めしたいのですが価格が高めです。

ですが、市場にあふれてるテカテカしたプラスチックのトグルよりは重厚感がでるので、本物志向の方は天然素材をチョイスしてもらえればと思います!

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