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未分類 – パタンナーズライフ
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メンズシャツ②~体型に合わない既製服~
こんにちは(^_^)
間が空きましたが、前回の続きです。
既製服を着た時に出る、シワ等の原因と解消法を今回は説明していきます。
まず、
①第一ボタンが閉まらない 。
②第二ボタンから肩先に向かって吊りシワがでる。
これは天幅が小さく、体に合っていない事から起こっています。
解消法
下図の様に天幅を開く。
③身頃のカマ底に向かってシワが入る。
これは前後に引っ張られてカマ底が上がり、シワになっている状態です
。
解消法
チェストを大きくし、カマ底を下げる。
補足
上の要因+なで肩体型に対して、既製品の肩傾斜がゆるい為、落ちてしまってシワが出る事もあります。
その解消法は
肩傾斜をきつくする。
<図のヨークライン(波線)は無視して下さい。>
今回は極端な例ですが、既製服にぴったり合う体型の人はいないに等しいと思います。
ですので、自分の体型に合った着心地の良い服を着た事がある人もすごく少ないのではないでしょうか?
パタンナーという仕事に携わっているからには、家族や友達等、せめて身近な人には体型に合ったお洋服を作ってあげたいですね^m^
次回は縫製し完成したシャツのUPをしますのでお楽しみに
メンズシャツ①~体型に合わない既製服~
こんにちは
寒い日が続いていますが、皆さん風邪等引かれてないでしょうか?
春までもう少し、お身体ご自愛下さい
では、今回のテーマはメンズシャツです。
と言っても、既製服ではなくて、人体に合わせたオーダーメイドです^m^
モデルになってくれたのは私のダンナ様です
(あっ、年末に結婚しました!!)
メンズシャツにとりかかったのはちょうど1年前。
途中夏になってしまい半袖になり(パターンも縫製も手間が省けてラッキーって思いつつ…)、
しかしまた冬になり結局長袖に…(汗)
縫製もおおよそ出来ました!
でもそちらはまた後日UPしますね(*^_^*)
それにしても、時間の合間にやっていたという事はもちろんあるのですが、やはり人の体型に合わせてパターンを引くというのはすっっごく難しかったです。
(おしゃくれ先生がよくメンズのオーダーメイドは難しいから勉強になると口にされていたのを思い出しました)
うちのダンナ様の体型ですが、お世辞にもスタイルが良いわけではございません。
(あまり言い過ぎると怒られるんですけど‥)
体型の特徴としては、
ネコ背
なで肩
前肩
横に厚みがある
です。
なので試着をせずに既製服を購入してしまうとこんな事になります(笑)
①第1ボタンが閉まらない。
②第2ボタンから肩先に向かって吊りシワがでる。
③身頃のカマ底に向かってシワが入る。
なぜこの様になるのか原因と、それを解消したパターンについて次回お話しようと思います。
でもその前に→
<クリックして拡大図を見て下さい。>
ボディの様なバランスのとれた体型と比較した図です。(手書きですが)
これを参考に皆さんも1度改善パターンを考えてみて下さい
ではでは次回をお楽しみに(^_^)
三つ揃えスーツ(ベスト編①)
こんにちは K です。
今回の更新は前回から引き続きスリーピーススーツ(三つ揃え)の続きです。
ベストの工業用パターンを引くところまで!
ベストというとジャケットなどと違い、安易であるという印象がつきやすいですが、私はそうでもないかと思います。なんといってもアームホールの形状のバランス、衿ぐり形状がなかなか…カタパットもはいりませんしね。
私が今読んでおりますテーラーの古い本でも、
「形の簡単なものほど、かえって仕事は難しいもので、アラがよく目立ちます。セゼロ、チョッキ、ズボンのうち、私にはチョッキの仕立てが一番難しい。※タスキがでなければツキが出る。ツキとタスキ両方出たものもある。急所といえば全体が急所だと思ってよろしい…」
と、書かれています。ははあ、やはりそうですねぇ…
※タスキ も ツキ もシワの種類のことですが、どちらも主に首廻りによくでるシワです。
タスキジワはなで肩の方によく見られ、ツキジワはいかり肩に良く見られます。(絵型おいておきます)
大体の全体図は前回写真で上げたカタチになりますが、そこから少し微調整し、仕様をきめます。
微調整後↓
このときは右肩が重いもの持ってた後なので下がってますね…いけませんね反省(´д`、)
そして今回の縫製方法はテーラーの縫い方の一部を取り入れて、さらにオリジナルにアレンジを加えた方法にしようかと思います。
成功しても失敗しても、その原因と考察等のレポートをここにアップする予定ですのでお楽しみに、
テーラーの見栄えを既製服に何処までおとせるか…、できれば一般的な既製服との縫い方との比較で伝えられたらなとおもいます。
縫製方法の検討の末出来上がったパターンがコチラです。
アイロン操作によるくせ取りも少々おこなう予定です。
パターンを決定したので、さっそく現在裁断中です。次回は縫製ですね。
ベビー服
こんにちは
一気に寒くなりましたね(>_<)
朝早い通勤の日が億劫になってきました(泣)
さてさて、今回は赤ちゃんの服を作ったので紹介します。
って言っても、作ったのはまだまだ暑い日だったので夏服ですが…(-”-)
ベビー服を作るのは初めてでした。
身近に赤ちゃんがいなかったので、赤ちゃんがどういった体型なのかも正確に把握する事が出来ず困りました。
しかも赤ちゃんの大きさは、同じ年齢でも一人一人全然違います。
そこで、いくつか既製のパターンを抜き出してベビー服の形状を調べてみました。
シルエット的には決まってお腹部分が出ている形状なのが分かりました。
メンズに近い形状の様です。
そして足。まだまともに歩くことが出来ない赤ちゃんは膝が外を向いています。
その為パターンも膝が外を向いた様な、O脚っぽいシルエットになっていました。
この辺りを踏まえて、次回はオリジナルのパターンを引いてみようと思いますが、今回はほぼ既存のパターンを少しだけアレンジして縫製までしてみました。
アレンジしたパターンを工業用におこします
(ちっさいから狭いスペースでも良いので楽チン)
前後身頃を地縫いします。
始末は赤ちゃんの肌に縫い代があたらない様に折り伏せにします。
AHはこの間マスターした裏バイ始末です^m^
裾は2cm幅で三つ折りステッチをかけ、中にゴムを通します。
そして、股の部分はファスナップを叩きつけます。(これが付くとすごくベビー服っぽくなりますよね(*^_^*))
後明きにしました。
くるみボタンと共布ループを作ります。
共布ループはバイヤスに3cm幅で裁断します。
(薄い芯を貼ると作り易くなりますよ)
半分に折り…、
端だけ少し太めにしますが、ワから4ミリ幅で地縫いします。
糸で輪っかを作り、生地の端を巻き込み…、
表にひっくり返してきます。
あとはアイロンで形を整えて見頃に縫い付けます。
衿ぐりはパイピング始末からの後ろリボン(^^♪
こちらが完成品
服に合わせて同じ柄のウサギの人形も作りました。
(名前はピョンタロウって言います^m^)
赤ちゃんが触るのでとても柔らかいパイル地を使って作りました。
プレゼントには持って来い!な感じで出来上がりました。
ベビー服はお母さんが赤ちゃんに着せるので、着用させやすさというのも重要です。
そして、赤ちゃんに負担がかからない様な仕様や生地を選ばなければいけません。
お母さんになったら当たり前に分かる事も、身近に赤ちゃんがいない人はあまり考えた事ないですよね。
今回はお子さんのいる生徒さん方にたくさん話を聞かせてもらい勉強になりました。
(今回作った服は少しデザイン重視で、あまり着用させやすい感じでは無いですが…)
今後もベビー服や子供服も作ってまたブログをUPしたいと思いますのでお楽しみに(^u^)
三つ揃えスーツ
こんにちは K です。
いやぁ…つらい天気が続きますね。
暑くなったり寒くなったり、体がついていきません。
多少若い(?)私でこれだけ辛いので、うちのおじいちゃんとか体調大丈夫なのかなぁと気になったり、
けどわざわざその為に連絡するのも照れくさいなと思うと出来ずじまいでもんもんとしてしまいます。
さて、まあそれはそれで置いておいて…
私の別ブログ(パタンナーの卵)で前に少し触れてたのですが、そろそろ自分のスリーピーススーツが作りたいなと思い、今回から何回かに分けて作る工程をアップしていこうかと思います。
何故?作ろうかと思ったのは、単純な理由で「市場にないから」です。
一度学生のとき、なけなしのお金でポールスミスでスーツを購入したのですか、小さいサイズを選んでもどうもしっくりきませんし、なんというか本当に「スーツ」って感じで普段からカジュアルな服装の自分には本当に数回しか着ませんでした。
けっこういいお値段したんですけど、もったいないと思いました。
なので今回自分が目指すスーツは
●なるべく普段から着用できるような形
●だが作りはそれなりにしっかりしたものを
●長方形っぽい形のシルエット
を満たす仕様にしようとおもいました。(断じて駄洒落ではない)
そして、それを反映したデザイン画がこれです↓
肩パットなどはあまり入れず大きくても5mm程度のナローなライン。
全体のシルエットはメンズっぽいシルエットで、フィットはしているが運動量などはしっかりいれる。
※これは個人的にそのシルエットが好きなので…というか市場にそういうシルエットの三つ揃えってなかなか見ないとおもいませんか?
そして、作図とトワル組を進めたのですが、なかなか進まない、どうやったらメンズっぽくてちょいゆるなシルエットになるだろうかと授業時間の合間も色々やりました。
そうして結局作り直すこと×回くらい、微調整につぐ微調整でした。
色々悩んだポイントは多いのですが今回は自分の肩まわりについてお話しようかと思います。
まず、自分は猫背で、肩が前に出ています。それもなかなか大きく…
しかしこの形態はこういった前かがみで作業される方には多い形態です。
とくにオペラに来ていただいている生徒さんの大体はみんなこの形の肩形状をしていました。(※何人かの方に肩を触らせていただいた結果)↓肩パットで前肩をつくってみました。
その肩形状に合わせて作ろうとすると背幅をもっとだしてAHの形状自体を傾けて修正していくのですが、どんどんメンズ袖っぽくなっていくんですよね。
あまりやりすぎもいけないのでほどほどにしましたが…
右側(袖をつけてるほう)の形でいきます。
AH回りの身頃のゆとりも残して動きやすく意識しました。
また本縫いのときに微調整しながらあわせていきます。
夏服②
夏が終わってしまいました…(ーー;)
1ヶ月程間が空きましたが、前回の「夏服」続きです。
パターンが完成した所で、今回は縫製に入っていきます。
まずは裁断
前身頃のプリーツを縫います
前立てのパーツを作り、前身頃に挟み込みます
後身頃のタックを仮縫いし、ヨークに挟み込みます。
前身頃もヨークに挟み、衿を付けます。
脇を地縫いし、袖ぐりをパイピング始末にします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここで、袖ぐりを簡単にきれいに縫えるレクチャーを一つ
①まずパイピング布を二つ折りにします。
②身頃とパイピング布を中表にして地縫いします。
③身頃の裏側へパイピング布を返します。
④5mm幅でステッチをかけます。
この縫い方だとパイピング布の幅も一定で、コバステッチも落としにくくとても縫いやすいです。
ぜひ試してみて下さい(#^.^#)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後に裾を三つ折りSTをかけて完成です。
母用に作ったブラウスは、最初ポケットを付ける予定ではなかったのですが、やっぱりあった方がかわいいと思い急遽付けました。
自分用は最初から付ける予定だったので前身頃のプリーツを縫った後に叩き付けました。
そして自分用は途中試着をしながら、身幅やAHを小さく修正しました。
母は出かける度にこのブラウスを着てくれていた様でよかったです
また来年も作れたら作りたいと思います(^_^;)
メンズパーカ
こんにちは K です。
夏も盛りは過ぎて、秋に向かっている今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか?
今回私は先日のオシャクレさんのウィメンズパーカに触発され、メンズパーカのパターンに挑戦してみたいと思います。
メンズのパターンもそれほど引いた訳ではないですし、カットソーのパターンなんて尚のこと…というスキル状態でしたが、色々とアドバイスを頂き、実際にカットソーで仮組みを繰り返し、なんとかそれなりの形にするように勤めさせていただきました…。
カットソー素材自体伸びる素材なので何か不都合があっても着用は可能ですが…それに甘えたような形にはしたくないとは思い、実際に着てもらったりして修正を重ね…
向かって右半身に修正
(ある程度大きめに作るつもりではいたのですが、
…大きすぎました!wwセンスないな!とセルフツッコミ)
↓修正後
メンズとレディスとでは気の使う部分が微妙に違いますし
カットソーだからこそ削れる部分というものがあります。その辺のバランスはまた勉強していかないといけないなと思います。実際にニットで形にしないと伸び率とかよくわかりませんでしたし、
↓こんな形になりました。ムム…意外なところが削れたりしました。
そんなカットソーの講習を近々する予定です。(内容はポロになりそうですが)
今回初の講習なので興味ある方はお声かけ下さい。
夏服
こんにちは(^_^)
PM検定試験の題材が続いたので、服作りのブログを久しぶりにUPします
以前トレンド講習で使った生地が少し残っていたので、同じ生地を新たに買い足してノースリーブシャツを作る事にしました!!
形は自分で持っていたお気に入りのシャツの寸法を測り、9ARボディに合わせてほぼ同形状で作りました。
こちら↓
このノースリーブSH、なんせ涼しくてゆったりしていて着易いもので
あと、これは6月の事なんですが、その頃母親の誕生日が近かったので生地違いで母の分も作る事にしました 。
母用に用意した生地は、プロヴァンスプリントでお馴染みのソレイアードです
ご存知の方も多いと思いますが、ここで少しソレイアードについて紹介しましょうか(^^)v
ソレイアードは(※)プロヴァンスプリントの中でも最っも古いフランスの生地ブランドです。
(※)=梨の木の版木に模様を彫り、主に植物系の染料を用いて、布地に捺染したプリント生地またはそのプリント技法の事。
その土地からも分かる様に、天然染料の素材となる草木や木の実、ハーブ等が豊富に採れる事から、きれいな空や海、太陽をイメージした色彩を作り出す事が出来ます。
更に、茜、アネモネ、ヒマワリ、ラベンダー、バラ、オリーブと言った植物や昆虫等の個性豊かなデザインがモチーフになった生地が作られました。
<イメージ>
ソレイヤードとは、「雨上がりの雲の間から射し込む陽の光」を意味するプロヴァンス地方の古い言葉
だそうです
最近ではトゥモローランド等のセレクトショップでも扱っているので良く目にしますよね。
私も日傘を愛用中です
こちらを参照しました。
http://souleiado.info/story/index.html
話は戻って、
パターンを引く上で困った事は、前身頃のヨーク切替線位置から大きく入るインバーテッドプリーツのせいで、前身頃の裾が大きく跳ねてしまう事でした。
(サンプルの生地は綿とシルクですごく薄くてフワッとしているのに比べ、実際に縫製する生地は綿ブロードなのでハリがあり、余計に裾が跳ねてしまいます。)
このトワルは脇線も後ろに振ってしまっていて失敗作です(笑)
プリーツの量を変える等して調整しましたが…。
シンプルな形ではあるんですけど、なかなか前後のバランスがうまく取れなくて大変でしたがなんとか完成(^_^;)
縫製はそこまで難しい所も無く、順調にできました。
でもおもしろいなぁと思った仕様や、山田ティーチャにレクチャーしてもらった仕様等もあるので、また次回UPしようと思います。
お楽しみにです^m^
2013パターンメーキング技術検定試験 3級②
こんにちは。
前回に引き続き 2013パターンメーキング技術検定試験 3級の模範解答をUPします。
パンフレットに掲載されているデザイン画はこちら。
サイズは、
着丈59cm
肩幅38cm
バスト94cm
裾回り102cm
袖丈20cm
袖幅31.3cm
袖口28.5cm
で設定して引きました。
袖のイセの量は1型目同様18mmです。
シンプルなデザインなので特に難しい事も無いと思いますが、前後のダーツ位置とダーツ分量に気を付けてパターンを引いて下さい。
後は①型目にも言える事ですが、衿は出題されるデザイン画をよく読みとって、パターンを引きましょう。
おおよそパンフレットと同形状のものが出ると思いますが、もし外してしまった場合修正にかける時間はほとんど無いと思います。
解答としては必要ないですが、工業用パターンも載せておきます。
試験まで後2ヶ月。
それまでの授業の回数は7~8回です。
決して時間があるとは言えないので、受験生は早めに取り掛かる様にして下さいね(*^_^*)
カテゴリー: パターンメーキング検定関連, ピヨ, 未分類
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2013パターンメーキング技術検定試験 3級①
こんにちは。
梅雨真っ只中、蒸し暑い日が続きますね(´д`)
6/8(土)にパターン検定2.3級の筆記試験がありました。
受験された生徒さん、お疲れ様でした。
合否の結果が出るのは少し先ですが、合格する事を信じてそろそろ実技の方に取り掛かりましょう(*^_^*)
今回は3級の一型目を紹介します。
デザイン画はこちら。
サイズは、
着丈57cm
肩幅38cm
バスト94cm
裾廻り101cm
袖丈20cm
袖幅31・2cm
袖口28・5cm
で設定して引きました。
袖のイセは前後で18㎜と少し多めです。
このデザインで苦労した事は、切り替えの位置とギャザーの入る位置でした。
切り替えの入る位置はデザイン画に合わせると、AHのカマ底辺りになります。
実際に縫製する事を考えると縫い代が重なり、あまり良く無いなぁ…とか思いつつ。
カマ底と切り替えの位置を微妙に色々変えながら、結果この位置に決定しました。
ギャザーの倍率は1、4倍で設定しました。
ギャザーは脇側には入っていないので、前後のギャザー止まり位置を決めるのも少し悩みました。
前後、脇様々な角度から見て決定しました。
受験される皆さんは参考にして下さい。
そして、
今年は1級試験が東京より先に大阪で行われます。
試験日
大阪 9/28(土)
東京 12/21(土)
受験される方はこちらも参考にどうぞ!!
2011年1級の参考トワル
http://sv360.xserver.jp/~leopera/leopera.com/pl/?p=206
この他にもカテゴリーの中から、パターンメーキング検定関連をチェックして下さい。
過去のデザインも記載されています。
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