TOP » 2020 年 1月 31 日 – パタンナーズライフ

2020 年 1月 31 日 – パタンナーズライフ

スウェット衿ぐり➁

体験セミナーご予約受付中です :-P

 

募集開始したばかりなのでまだ空席もございます。

先着順で定員を超えると立ち見になります。

参加ご希望の方はお早めにご連絡下さいませ。

 

 

パターンはヨークスカートの作製、縫製はブックカバーを作製しています。

丁寧な授業を体験して頂けるので是非お気軽にご参加下さい!入学を考えている全ての方に大変オススメです :-P

予約制で東京校のみ開催です。直接東京校のアトリエにお電話お願い致します。

東京校 tel 03-5473-1519

 

 

新型ウィルスの拡大しないか心配ですね・・・

 

ひとまず対策としては、アルコールでの手の消毒、うがいなどを行なっていますが、警戒が必要そうです。また東京ではマスクの品切れとかあるんでしょうか・・あまり情報に振り回されないように注意したいと思います。

 

 

さて、前回の続きです。

やりたかった事が↓これです。

古着のディティールで見た事があってずっとやってみたいなと思っていて、「なぜこの仕様があるのか?」不思議だったものです。

理由は「伸ばして付ける量を減らす事が出来る」からかなと思っています。

もちろんデザインとしての仕様の意味もあるのでしょうが、作ってみて「浮きを引っ張る事が出来る」という使い方が出来るなと思いました。

例えば衿ぐりのカーブをどうしても丸くしたいなどの場合は伸ばす量がどうしても多くしないと落ち着かない(前回画像のように浮いてしまう)のでこのデザインだとよりフィットさせる事が出来ます。

デザイナーの領分?に入るかと思いますが、「なぜこの仕様があるのか?」と考えるのは凄く大事な事だと思います。

 

ちなみにパターンは↓のような状態です。

所謂ミリタリーのMA-1のようなリブが付いてるイメージですね。

衿先でダーツが取れるので「浮き」を押さえる事が出来るという仕組みです。

生地でどうしても浮いてしまう場合はお試しあれ :lol:

 

 

次はどうしても丸く仕上げたくて上の仕様のように特殊デザインはちょっと・・・という時の仕様です。

家庭用のミシンでは難しいかなと思っていたのですが、意外にいけそうなので試してみる事にしました :-P

 

 

↓こういう仕様です。

身頃の裁ち端まで挟み込むタイプです。パイピングをイメージしてもらえればいいかなと思います。

ただ、伸びる量が少なくなるので「頭が入らない!」なんて事が無いように「少し大きめの衿ぐりにする」が条件になります。

 

通常既製品は2本針で裏がロックになってるタイプですが、そのミシンが無い場合は・・・

リブの端にロックをかけておき、「伸縮縫い」で地縫いします。

「伸縮縫い」は家庭用なら付いている縫い方かなと思います。

 

 

因みに肩線はあと縫いにしました。

メリットは縫製がしやすい事です。見た目はちょっと綺麗ではないですかね・・

 

 

アイロンで折り返したら「ジグザグミシン」で縫います。これも家庭用なら付いてる縫い方です。

裏側を落としやすいのと生地の厚みが結構もっていかれるのでリブの幅は生地によって変更した方がいいと思います。ちなみに1回目失敗して5mmくらい厚みで幅が減りました・・・ :cry:

 

 

パターンは↓こちらです

 

中縫いをする前にアイロンで形を作っておくとより綺麗になります。

身頃の縫代が端まであるので伸びにくいのでオススメです。多少手間はかかりますが、試してみて下さい ;-)

 

 

ではまた!

 

カテゴリー: オシャクレ, 部分縫い | コメントをどうぞ