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オシャクレ – パタンナーズライフ
>カテゴリー別アーカイブ: オシャクレ
良く使う押さえ金動画①
10月~の生徒さんを募集中です!
埋まってきている席もありますので、入学を考えている方はお早目に!
授業見学もお気軽にお越しください!
初心者の方も本当の意味で「パターンが引けるようになる」システムがありますので、見学の際はじっくりお伝えいたします
今回は動画の出来が良かった(笑)のでブログでもお伝えしようと思います!!
その動画がコチラです↑
ちなみに「You Tubeのチャンネルからはみる事が出来ない」ので、コチラのブログから見る事の出来る特別仕様です(笑)
ブログをご覧の方は運がいいと思います(笑)
押さえ金ってどれを選んだらいいか正直学生の時なんかは分からなかったです
気にも留めていませんでした・・
パタンナーとしてミシンを扱うようになって思う「良く使う押さえ金」について語ってみたので是非ご覧頂ければと思います!
特徴は「量産の縫製や、サンプル縫製されている方程細かくなく、趣味の範囲として知っておくと後々役に立ちそう」くらいの内容です
初めてミシンを触る方はちょっと難しいかもですが、ゆくゆくはこういった知識が必要になるかと思いますので、「そういう考え方するんだ~」とふわっとみておくだけでもいいかなと思います
まあ全員見て欲しいです(笑)
では少し動画の内容をお話していきたいと思います!
まず基本の押さえ金でポプリンを縫ってみました。
針は11号で糸はスパンの60番です。
運針は12~14針くらいです。これは押さえ金の違いを見るためあとの生地も全て統一にしています
表からコバステッチを入れるとかなり縫い縮みします。
先に押さえ金による縫い縮みはどんな理由で起きるのか考えてみましょう。
針が生地を貫通すると生地が穴の中に入ってたわみます。
そうすると前後に生地が引っ張られるので縫い縮みが起きると考えられています。
なので、生地が上に引っ張られる際、押さえ金の穴が大きいと(押さえる面積が少ない)縫い縮みは起きるという事です。
もちろんそれ以外にも、「糸が太い、毛羽立っている(スパン糸)」などの要因も重なります。
他にも100番くらいのブロードで試しましたが似たような結果です。
逆に厚手のデニムで試すとほとんど起きませんでした。これは生地が上下に引っ張られても生地が硬いので動かないせいだと思います。(糸と針は本来14号、30番など太いものを使うので縫い縮みすると思います。)
「薄物押さえ」に変えて見ましょう。
横幅もあり、穴の隙間も少ないため↑の画像のように引っ張り上がる量が少ないのだと思います。
ちなみに下の「天板」にも種類があって、穴の小さな「薄物用天板」に変更するとより縫い縮みを抑える事が出来ます。
↑実際ブロードで縫うとかなり軽減できました(画像では分かりにくいですが、実際縫ってみると分かると思います)
今度は良く使う「テフロン押さえ金」について考えてみたいと思います。
これは「上下の布の縫いズレを防止する」ものです。
分かりやすい例として合皮で縫ってみました。
実際これくらいズレました
これは
上の生地が押さえ金と摩擦する事で生地が手前側に移動し、且つ下の生地は送り歯で奥側にズレているため起きる現象です。
これが「テフロン押さえ金」になると押さえと生地の接地面が滑るため「縫いズレ」を防いでくれます。
もしこれ以上ズレを押さえたい場合は押さえの圧力を減らしたり、送り歯を少し下げたり(これは職業用では出来るものと出来ないものがあります)します。
先程はかなりの縫いズレがおきていましたが、これくらい抑えられます。
さて今度は厚手の生地(デニム)と薄手(キュプラ)で縫ってみましょう。
基本押さえ金で縫うと上の生地(薄手)が縫いズレ+縫い縮みでシワがよってしまいます。
じゃあ今度はテフロン押さえ金で縫ってみます。
「縫いズレ」よりも「縫い縮み」が多く発生しているためズレてしまっています。
では↓薄物押さえです。
薄物押さえだと縫い縮みは防止出来ました。この現象を考えると
「上の生地(キュプラ)は滑りやすい生地」です。「縫いズレ」は起き難く、「縫い縮み」を防ぐ方が良かった。と考えられます。
ちなみに薄い生地(キュプラ)を下にして縫うと、送り歯による縫い縮みがおきます。
これを利用して下側をいせるというテクニックもあります。
次に「段付き押さえ金」です。
↑こういう生地に厚みがある場合ドライバーの下に隙間があるような現象がかなり起きます。
問題という事もないのですが、押さえ金で押さえている量(面積)が少ないので生地がズレやすくなります。コバステッチも入れ難くなりますね。
そんな時に使うのが「段付き押さえ」です。
これはその名の通り片側が上がって、もう片側が下がっているので、段差があるような箇所の縫製に向いています。
コバステッチはかなり正確にかける事が出来ます。
コバステッチばかりかけるような時はこの押さえ金を使うと良いと思います。
最後にイレギュラーですが、私はベルト等の「落としミシン」はこの段付き押さえ金で代用する事があります。
少しだけ生地が横にズレる事が防げます。
本当は落としミシン専用の押さえ金もあったりするのでそちらの方がいいと思いますが、
「全ての押さえ金を揃える」事は現実的ではないのと「押さえを変える時間」を考えるとそこそこ使うこういった押さえ金だけでいいのかなと思います。
あるに越した事はないですけどね
では第2弾も準備しておりますので、お楽しみに!!
飾り前立て②
いよいよ今週末日曜日10月期の生徒さん募集開始です!!
いよいよ服の価格が上がってきて着たいものを着る事が出来なくなる時代にある前に、是非「つくる」を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
ただつくるだけではなく、洋服の色んな事が「見える」事もオススメの理由です!
洋服が好きな方は是非一緒につくってみましょう!
10月期生徒さんの受付は・・
東京 9月3日~随時*当日は17:00まで受け付け
大阪 9月3日~随時*当日は12:00まで受け付け です!!
無料体験セミナーはまだ若干数残り席がありますので、是非お電話でご予約下さい!!
9月3日(日) 1回目10:00~12:00/2回目13:00~15:00
東京校のみの開催ですのでご注意下さい!
東京校TEL 03-5473-1519
是非お越し下さい
さてそんなパターンの面白さをお伝えするのがコチラ↓
またまた「無料でいいの?」という内容です
コチラの内容も普段の授業もそうですが、「見える人には見えている景色」があると思っています。細かい事のように思えますが、ここが違うと「美しさ」に繋がると信じております。
個人的には「洋服の歴史」を学んでいるような感覚で凄く面白いと思っています(オタク気質ですね・・ )
こういった内容のお話が授業では沢山出ます!
是非パタンナーの方も、初心者の方も一度見学にいらして下さいね!!
あと、登録、いいねもお願いします
ではマニアックなお話の続きです
↓「続き飾り前立て」です
?となる方も沢山いらっしゃるかもですが、、縫っていきましょう!!
上になる方は一応芯を貼っています。硬い素材だと必要ないかなと思います。
そうですね、ただ中表に合わせて地縫いするだけです
あとはロックをかけて、前中心を縫って、表からステッチをかけるだけ!
なんて簡単なんでしょう・・・
初めて見た時は感動しました(大げさ)
ポイントはロックがかけやすいカーブの縫代にするくらいですかね。
さあ今度は最後の「飾り前立て、縫代袋縫い、前中心キセ」バージョンです
長!と思いますが、↓早速縫ってみましょう!
?なパターンかなと思います・・
先程の縫い方と同じスタートですが、袋縫いをしますので、「外表で地縫い」を気を付けて下さい!
そうですね、端が袋縫いになっているので、メンズに好まれる仕様ですね
そんな事?と思われるかもしれませんが、メンズはそういった「違い」を出している事が多いです
そして、前中心は「キセ」を入れて縫います!
まあマニアックです・・・おそらくより「前立てっぽさ」を求めた結果かな?と思います。
遠目だと実際に開くのかな?と思ってしまいますね
あとはステッチを入れて完成です!
どうでしたでしょうか?かなりマニアックな内容になってしまいましたが、こういった細かい所にパタンナーのクセや、仕事っぷりが現れると思っています。
ただ、難しくすることで縫製する方が大変になったりするので、金額とデザインとのバランスが必要になるかと思いますが・・
他にも変わった「飾り前立て」はあります。
今回前中心でキセは5mmでしたが、結構控えて20mmというものも見たことがあります。
いやあ色んな仕様があるものですね。。。
是非お持ちの服を見て確認してみて下さい!これは!というものが見つかるかもしれませんよ
飾り前立て①
暑くて出たくないですねえ・・・
日傘はまだ抵抗がありましたので、麦わら帽子的なものを買って対策してみましたが、効果は薄く、日陰を探しながら出勤しております(笑)
みなさんも熱中症には十分に気を付けて下さい!
引き続き9月3日(日曜日)から10月期の生徒さん募集スタートです!!
http://www.leopera.com/news/20230720/1217
埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!気になる方は見学にお越し下さい!
と同時に東京校のみ
9月3日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!
東京校 TEL03-5473-1519
東京校のみの開催となりますのでご注意下さい !
↓かなり皆さんに見て頂きたい動画UPしております!
代表が生徒さんのアンケートにお答えしていく動画になっているのですが、
・これから通う事を考えている方
・既に通われている方
・パタンナー、縫製されている技術職の方
は必見の内容になっていますので是非ご覧ください!!
さてマニアックなお話をまたさせて頂きたいと思います
スウェットパンツなどに見られる「飾り前立て」です(正式名称かはちょっと分からないですが・・)
前開きの無い、ファスナーが無いタイプの仕様ですね。
「なぜあるか」は定かではないですが、あるとちょっと固さが出てシルエットが変わる気がしてます
その仕様で「これは手が込んでいるなあ」と思う仕様を見つけましたので、お付き合い頂ければと思います!!
ではよくあるタイプで簡単なものから↓
まあほんとに「飾り」という感じですね。ただ開きが無く「見返し」のパーツがあるだけです。
早速縫っていきましょう。前見返しには芯を貼っています。
左パンツに見返しを叩き付けるだけですね。(見返し端にはロックをかけた方がいいかと思います。)
先に叩きつけて、そのまま右パンツと中表に合わせて地縫いするだけ。
非常に簡単なやり方ですね。
裏側はロックをかける事がほとんどですが、縫代がちょっとペラペラめくれて気にはなります。
何も考えないとこんな感じの仕様かなと思います
さて続いて↓の仕様です
パターンは完全に同じです。
3枚一緒に縫います。
見返しに先には叩きません。
↑そうですね「見返しと左パンツで右パンツを挟む」という仕様です。
そのあと見返しの飾りステッチを入れます。
これだと裏側の縫代がペラペラめくれる事が無いですし、見栄えは良いですね。
色々市場調査しましたが、この仕様が多い見られ、主流のやり方と言えそうです。
これくらいが「普通」のやり方かなあ・・と思うのですが、ちょっと変わった
「袋縫い」「キセ」という凝った仕様を見つけましたので次回お伝えしたいと思います!!
片玉縁ポケット(袋布タック)②
暑くて外に出る事が出来ないですね・・・この前スーパーに買い出しに行くだけで軽い熱中症になりました・・・皆さん気を付けて下さい
最近日傘を視野に入れています・・
そんな暑い中ですが、ちょっと涼しくなるかも?な時期
9月3日(日曜日)から10月期の生徒さん募集スタートです!!
http://www.leopera.com/news/20230720/1217
埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!気になる方は見学にお越し下さい!(8/8火~8/18金まではお盆休みを頂きますので、ご注意下さい!)
と同時に東京校のみ
9月3日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!
東京校 TEL03-5473-1519
東京校のみの開催となりますのでご注意下さい !
↓こんな動画作成してみました
紙で形を見てみる動画です!実際にシーチングで組み立ては絶対に必要ですが、紙で一回どんな形になるか試してみるのもアリだと思います!紙の方が形がはっきりしますので、見やすくなる事もしばしばあります!大きいサイズではなく小さいサイズだと気軽に試せ」ますよ!!
ゆるーく見るタイプの動画(笑)ですので皆さん暑いこの時期にあまり考えないで見て下さい(笑)
さて・・マニアックなお話の続きです(笑)
前回は↓ここまでお伝えしました
両サイドの中縫いが出来たところです。かなり正確に縫わないと結構ズレてくるのでこの段階で慎重に縫うようにして下さい
出来たら↑アイロンでプレスしてこんな状態です。
角は切り込みを入れています。裏から見るとこんな状態↑口布の裁ち端が見えていますね これは汚い・・と思ったのでしょう・・こうしてしまえば綺麗じゃない?↓
そうです。謎タックは「口布の裁ち端隠しの為」でした
袋布で口布端を被せて・・
中縫いします・・とっても簡単!!
考えられるメリットは
①口布が2枚重ねて一緒に縫うのでズレにくく縫いやすい
②縫うのが楽で失敗が少ない
③メリット?か難しいところですが、この部分が硬くなる(この部分が硬くなるので多少口は開き難く感じます(かなり微妙ですが)パンツのバックポケットとかいいかもしれないです。
デメリットとしては・・
①伝わり難い・・パターンの説明を相手側(縫製する方)に伝わるか不安ですね。部分縫いとかと一緒にお願いしないと難しそう・・
②メリットの③と同じですが硬くなることです。通常薄く仕上げる方向性が多いので、より薄い仕様にしたい場合には向かないかもです。
上記以外にもたくさんありそうですが、個人的には非常に縫いやすく綺麗に仕上がりやすいんじゃないかと思いました
では続きです↓
向こう布と袋布の外周を袋縫いします。(ポケット口から袋布を引っ張り出して外表で地縫いあとステッチです。)
あとは切り込んだ土台の縫代を折り込んで、袋布側からステッチをいれます。
両サイドも縫って口がズレないようにします。
完成です
地縫いだけで強度的に不安な場合は周囲にコバステッチを入れたり、アレンジしてもいいと思います(カジュアルタイプならそっちかな?)
↑最大の特徴ですね
このおかげで硬く仕上がっているので、開き難く感じます。(向こう布側は柔らかく感じます)
厚みがある生地(レザーとか)でも袋布はスレキを使う事が多いのでそこまで厚くならずに済むかなと思います。
ほかにも沢山片玉縁ポケットの縫い方はありますが、選択肢の1つに入れてもいいんじゃないでしょうか?
是非試してみて下さい!!
ではまた!
片玉縁ポケット(袋布タック)①
暑いですねー
熱中症に気を付けて過ごしましょう・・外で暑くて頭が痛くなったりしたらすぐ外出は避けるべきですね、、この前ちょっと危険でした・・ほんとに怖いです
暑くなってきたところで、来期(10月入学)の申し込み日決まりました!
↓
http://www.leopera.com/news/20230720/1217
9月3日(日曜日)から募集スタートです!!
埋まりやすい曜日もありますので、10月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!
と同時に東京校のみ
9月3日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!
詳しい内容は↓の動画でどんなことをするかご確認下さい!
こちらも席が埋まりやすいので、お早目にお電話でのご予約お願い致します!!
東京校 TEL03-5473-1519
東京校のみの開催となりますのでご注意下さい
さて、お盆前に軽いものを・・・と思いましたが結構マニアックなチョイスになりました(笑)
「片玉縁ポケット(袋布で口布の縫代をタック状に挟む)」・・・というディティールです・・・マニアックすぎる?
趣味で、ハイブランドや面白いディティールの服を安く買って調べているのですが (ほんとに趣味です(笑))ちょっと変わった縫い方のものを紹介したいと思います!
↑まあ見た目普通に見えますよね・・見落としてしまいがちですが、箱ポケットではなく「片玉縁」です。
↑これ
最初見た時は???ってなりました。なんの意味が・・・
ちょっと縫ってみないと分からないですね ←楽しいです
では早速準備していきましょう!!
↑のパターンを裁断、印付けした状態です。
ポイントは口布が2つ折りの単純な形である事と、袋布(手前)に謎のタックがあることです(正確には地縫いします)
このままでは?だと思いますので、進んでいきましょう!
土台には芯を貼り、口布にも芯を貼っておきます。
向こう布には、あて布を叩いておきます(あとで袋縫いする事を考えて、周り2mmくらいカットしています)
土台布には袋布をセットしておきます。
出来上がり1,2mm手前で仮ステッチ(袋布を押さえる)をいれます。
これは無くても出来ますが、やりやすさを考えて入れておきました。
口布は2つ折りにしておき、↑のように地縫いします。口は縫代1cでカットしておきます。
角に切り込みを入れて・・
回転して上下を地縫いします。ものによってはここを地縫いしないで外周コバステッチを入れるものも多いですが、おそらく「綺麗さ」を優先して地縫いは絶対入れたいという意思を感じます(妄想)
ここで正確に出来ていないとかなりズレるので慎重にした方がいいかなと思います。
・・・とここまでで一度区切りたいと思います
謎タックはなぜ入っているのか、次回お伝えしようと思います!!
ではまた!
特殊袋縫い②
雨が降りながらも暑いという嫌な季節です・・
そしてもう7月に入ったので、もっと熱くなるというツライ季節に突入です・・・どちらにしても夏は昔から苦手です・・・
体調も崩しやすい季節(冷房で・・)だと思うので皆さんも気を付けて下さい
言ってる私は鼻の調子が悪いですが・・・
さて気を取り直して
またファスナーの説明ですが・・(しつこいです )色んな縫い方や仕様があるんだなと感心する内容ですので皆さん是非隙間時間にご覧ください!!
しかし、前回のアイロンがけ動画そこそこ伸びましたね・・また何かやろうかな・・・ ちょっと企画しておきます!!
では前回の「特殊袋縫いの続き」です。
↑こんな感じの縫い方でした!
個人的な感想ではおそらく「滑脱防止」では?と考えています。
滑脱とは、縫い目に力が加わった時、その部分の生地の糸が滑るように動いて縫い目が開いたり、縫い代が抜けたりすることを指します。
麻の生地など打ち込みが甘い生地などで良く起きる現象です。
なので、良くやる手法としては伸び止めテープを貼ったりするんですが、それは非常に手間です。
なので「ステッチを1本増やして生地の密度を上げる」という選択をしたんじゃないかな?と予想しました・・
わざわざ入れるんですからそれなりに理由はあるはずなので、そう考えると腑に落ちました。ちなみに他のアイテムではこの縫い方はされていなかったので、「滑脱防止」が有力かなと思います。
そして、それだけでは面白くないので、「ほかにもアレンジ出来ないかな?」と思い縫代幅を変えたりアレンジしてみました
↑こんな感じで幅を変えて見ました!見た目割っているみたいで綺麗ですね
あとは実際の甘目の生地で試してみました!
↑普通の袋縫いです
↑さっきの縫代幅左右均等になるようにしたアレンジ版です!
アレンジ版のメリットは
「見た目綺麗」
「左右縫代の生地枚数が同じで分量も同じ」なので捻じれも少なそうです!
最後は実際に引っ張ってみて確認してみましたが、正直短い距離では分かりにくかったですね
そしてもっと甘い生地の方が分かりやすかったかなと思います・・
それでも感覚的には(見た目)普通の袋縫いよりたしかに滑脱はしにくい感じがしました!(感覚ですいません
かなり縫製もし易く見た目もいい仕様なので是非皆さん試してみてください!!
特殊袋縫い①
梅雨入りしてすぐに晴れの日が続く良くわからない天気になっていますね・・
雨の日にはレインコートを着用したいですが、通気性悪くてなかなか手が伸びないです
皆さんレインコート着て厚くないんでしょうか・・そして着たまま電車に乗ると迷惑・・・
長袖でもまったく暑くない服を誰か開発して下さい・・
新規の方もスカート原型という最難関 も終わりまして、線が綺麗になってきました!正確に出来ると気持ちがいいもんですね!
新規の方も少しずつ慣れてきた頃で質問にお答えするのに忙しいです
動画の方も少しづつ登録者数伸びてきており、お役立ち情報や服の楽しさが伝わっているのかなと思います!ほんとに無料でいいのか分からないレベルのものなので皆さん是非登録してご覧ください!
さてちょっと変わった仕様を見付けまして、やってみたくなったので直ぐ縫って確認してみました 面白い仕様です
特殊な袋縫いです。
そのためには先に普通の袋縫いから・・
↑2枚の生地を外表にして地縫いします(今回は0.5cm幅)
その後アイロンで割ります
毛抜き合わせにして(縫い目が真横にくるようにプレス)ステッチを入れます(今回は0.7cm)
表から見ると片倒しの状態、裏は裁ち端が無く、綺麗な状態です。
良く薄手の生地で綺麗な裏側の見た目にしたい時に使われます。
あとは表にステッチを入れたくない場合なんかにも有効です。
さてそんな袋縫いですが、、ここから変わったポイントです
先程出来た袋縫いの縫代を片倒しします↑の状態です。
その後「コバステッチを入れます!?」
↑こんな感じでもう一度片倒しすると、「割った状態みたい」に見えます
最初見た時は??とかなり混乱しました・・
「なんの意味が・・・?」
分からないので、 とりあえずやって見ながら考える事にしました
見た目は裏側の縫い代の見た目は綺麗ですが、「そもそも袋縫いも綺麗じゃないか?」と思い「?」が膨らみました・・
うーんもう少しやってみないと分からないですね・・・
実はこの生地「Aラインの麻のワンピースの脇の縫い目」に使用されていました
おそらくこうじゃないかなと思う事があるので、次回お伝えしたいと思います!
ちなみに↓こんなのもやってみました!!
ではお楽しみに!
鞄のちょっとリペア
もう4月から2か月経とうとしております・・・
今年もあと半年ですよ・・・
なんか色々焦ってしまいますね・・
そういえばコロナも少し緩和されてちょっとづつですが、生徒さんの数も増えてきたように思います
今、一部の拘った服は高いので(多分未来はもっと)、服を作る事が出来る事はもしかしたらお得かもしれませんね 出来る人がどんどん減っている印象がありますし、、、
仕事にしなくても非常に面白い趣味だと思うので、皆さん興味がある方は是非見学にお越しください!!
そして動画も充実しておりまして↓
パターン検定一級の試験対策用にこんな動画も用意しております!
超貴重な情報もありますので是非受験される方はご覧ください!!
ほんとに貴重ですよ
さて唐突ですが、最近鞄を買いました
作ればいいじゃないかと思われるかもしれませんが(笑)ここのブランドさんが好きで、ただのファンです(笑)
モノはもちろん良かったのですが、どうしても機能面で気になったので、買ってすぐリメイクしました
↓かなり大きなトートバッグを購入したのですが、私はあまり手提げで使う事が無く、肩に掛けるか、斜め掛けするかしかしないのです・・・
↑変える前の状態です。柄と大きさが素敵な鞄です。
袋縫いにして固くなっているおかげでそこまで型崩れしない優れものです
表のチェックはビニールなので、少し雨が降っても気にならないです。
さあそんな素敵な鞄なんですが、持ち手が短くて「手提げ」の状態でしか使えなかったのです・・
どうしても使いたかったので「アレンジしよう!」と購入を決定。肩掛けと斜め掛けどちらもいける様にしました。
↑外す前です。結構小っちゃいです。カバンのサイズからすると、これ以上長い場合は身長が低めの人は地面に擦ってしまうからかなと思います。カバンのサイズを優先したのかなと思います。
外していきます↑
ここはビニールなので針穴が残っていますから、完全に同じ箇所にステッチを入れようと思います。
新しく生地が必要なので、「かなり近い生地は沢山ある」と思っていたので、案の定ほぼ同じ生地はありました。
「オックスフード」です。
これで鞄を作るのはセンスが良いなあと勝手に思っています(笑)
柔らかい素材でそこまで重さは感じません。
ただ鞄作りの注意点は柔らかすぎると機能面で劣ってしまうので難しい所です。
この鞄は「表のビニール」と「袋縫い」で形をしっかり保っています。
良く出来ています。
褒めちぎるのはこれくらいにして
ついでに中にポケットを足してみました。
持ち手が長くなると、今度は底に手が付かず、ものが取り出し難くなるので付けました。
ちなみにA4サイズがキッチリ入るサイズにしています。
開きやすいので、クリアファイルを常に入れております(笑)
↑持ち手を長くしてこんな感じになりました
地面に当たりそうですが、ギリギリ大丈夫でした。
腕が入って満足です!これなら使い勝手が良くなりました!
持ち手の幅は広いですが、生地が柔らかいので、結構持ちやすいです。
斜め掛けも付けました
上が手を底に当てている状態です。取り出しやすいです。
下はあとで付けてみたポケットの底です。
ここにサイフなどの良く取り出すものを入れています。
使いやすいです
最後に斜め掛けで長すぎると歩いている時に足にバタバタ当たって嫌なので、斜め掛けの時は縛って短くし、中のものを出す時は外して使っています。
こんな感じで色々考えてリメイクしてみましたが、
「身長」「腕の長さ」「使い方」「何を入れるか」「どういう用途なのか」
は鞄の場合は考えておかないと「使わない鞄」になってしまいます。
特に大きなサイズの場合は「身長」「腕の長さ」は意識してリメイクしてみて下さい。
個人的には「各身長毎の鞄のサイズ」があってもいいんじゃないかなと思っているくらい「持ち手」と「鞄のサイズ」は重要かなと思っています
皆さんも鞄を作る場合はこういった所を気にして作製してみて下さいね!!
ではまた次回!
ファスナーポケット広幅①
もうすぐゴールデンウィークですね・・・いつの間にこんな時間が進んだんでしょう・・
年開けてから気付いたら5月ですよ・・・
もう半年くらいで年末ですよ・・・
今年のゴールデンウィークは凄い人手になりそうですよね
既に休みの銀座あたりは物凄い人です・・・このまま緩やかに回復していくといいですね
出やすくなってきたので、是非新しい事を始めてみるには服作りなんかいかがでしょうか?最初は難しいですが、分かってくると「なぜこんな仕様になっているか・こんなシルエットにするためにこんな工夫がされている」など色んな事を知る事が出来ます。
個人的には1本の映画をみるくらいなら服を作っていた方が楽しいです
6月からでも入学可能です
「思いついたら即行動」の気持ちで是非一度見学にお越し下さい!!
ゴールデンウィークはは29(土)~7(日)まで休校です。見学をお考えの方はご注意下さい。
動画も、ほんとに「使える」お話をしている事が多いので、是非一度ゴールデンウイーク中にご覧ください!
↑「簡単に原型が作製できる方法」もお伝えしてます!ちょっと変わった「ネックゲージ」を使っています!聞いた事ないと思いますが、これは発明品です 皆さんも是非試して欲しい(パタンナーの方は特に)ので一度ご覧ください!
こんな簡単に原型作る事が出来るの?って驚くと思います
では今回もちょっとマニアックな事を一つ。
↑片玉縁ポケットでファスナー付きです
しかも幅広・・
パタンナーの方は最初にパターンを想像してから見て頂きたいのですが、意外に細かいです・・
ではさっそく見ていきましょう!
↑裁断済です。印を付けておきましょう。
ひとまず、向こう布当て布を叩いておきます。
ファスナー挟み布を先に挟んでおきます。
裏表の布で挟んで下さい。
口布を縫っておきます。
この時ファスナーの位置に注意して下さい。完璧な位置じゃないと、後々ズレてしまうので・・口布の表にはステッチは貫通しません。
袋布を地縫いしておきます。
出来たら、身頃にセットして叩き付けます。
切り込みを入れてひっくり返して・・
口布身頃貫通でコバステッチを入れます。
向こう布をセットして・・
上下三角布、向こう布側を地縫いして、、
表から貫通のコバステッチを入れて完成です
開くと↑こんな感じですね。
この手のタイプのポケットにはもれなく引手が付いてきます。今回雑ですみません
大体グログランのテープとかが多いかと思います。
かなり奥まった所にファスナー引手があるせいかなと思います。
ファスナー横の幅の狭い布がある事で、ファスナーが若干浮かせやすくなっています。
そのおかげで開くときもあまり開けにくさは感じません。
すごい細かい事ですがこういった「思いやり」の仕様をみると試したくなってしまいますよね・・
構造を理解してしまえば(ファスナーの位置)結構簡単な仕様なので、是非ゴールデンウィークにお試しあれ!!
モノを入れても表に響き難いアウトポケット
いよいよ新学期が始まりました!
最初はやはり皆さん「細かい!」っていう反応があります。
そうですね・・最初は特に細かいんですよ・・そこがしっかりしないとどこが間違っているか判断できないですからね・・線が綺麗なのも大事ですね。
線が綺麗だと間違いの判別が非常にし易くなります。大体のやり方だと「大体のもの」しか出来ないですから・・
そんなわけで皆さんには最初の関門「タイトスカート原型」作って貰っています
タイトスカートと侮る事なかれ、たーーくさんの理論が詰まっております!入学された生徒さんはじっくり腰を据えて取り組まれる事をオススメします!
ここが丁寧に出来た方はその後大体伸びる傾向にあるので!
4月からは終わってしまいましたが、5月入学もまだまだ出来ますので、何か新しい事を始めたい方は是非一度見学にお越し下さい!
最近上げました動画が好調です 以前も上げましたがもう一回!
かなり気合の入った(大作にし過ぎて時間かかり過ぎました・・反省です )内容になっております!
内容が良すぎてもったいないので、先日大阪での講習も行ってきました!
東京でも寒くなる頃合いにやりたいと思いますので、その時は東京校の生徒の皆さんよろしくお願いします!
ほんとに無料なのが信じられないくらい濃い内容なので一度ご覧ください!!
さてそんな中でアウトポケットについて1つ変わった仕様を・・
ダッフルコートでもやってみて欲しい仕様です
といってもかなり朧気にしか覚えてないのですが、かなーり昔にみた仕様です。
その名も「モノを入れた時に表に形が響き難いポケット」です
女性の方は全く気にしないでしょう・・
男の人はわりとポケットを使用する事が多く、むしろ「鞄は持ちたくない」のでポケットだけで済ませたいと思っている人多数です・・たぶん・・
そんな方でも「モノをポケットに入れると服の形が崩れて嫌だ」という欲張りさんがいます。
そんな方に向けて作られた仕様なのでしょう・・
さあではさっそく↓
まずパターンです。ざっくり説明すると、
「中の裏ポケットを多めに控えておき、身頃に先に叩きつける」です 分かりにくいですね(笑)
では縫製です。
まず裁断あとポケット口に部分芯を貼っておきます。芯が外れないように押さえステッチを入れておきます。
ポケット口を表と裏地縫いします。裏の方が1.0c~1.2cくらい控えています。
先にアイロンで表の縫代を倒しておきます。。角は綺麗に折って下さい。
めくると少しだけ控えられている状態です。
これが少ないとあとで縫代が折り込めません。
角の部分は縫代を少しカットして捌いておきましょう。
出来たら裏ポケットを身頃に叩きつけます。
この時縫代は折り込まないです。
↑こんな感じで叩きつけます
角はここくらいまででいいです。あとで表からぐるっとステッチを入れるので隠せます。
あとは表の縫代を中に折り込み直して↑のようにステッチを入れます。
結構簡単な仕様かなと思います
では結果を見てみましょう!
↑携帯を入れてみました。表側です。
そこまで響いていません
↑裏です。
写真を分かりやすくなるよう取り直しました(笑)
ほんとにこんな感じになりますのでご安心下さい(笑)
普通のアウトポケットは少しつまらないので変わり種を求めている方は是非!!
ではまた!