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フライフロント①

天気が安定しませんね・・ :-|

雨が降ったり急に寒くなったり・・一番体調崩しやすい季節だと思うので、空調管理と着る服の調整にはお気を付け下さい・・

こんな時期の休みには↓を参考に家に籠ってイメージトレーニングをw

 

さて、続いて2、3級パターン検定の動画を作成中ですが、ちょっと間に部分縫いを。

 

 

パンツの前開き部分のボタン仕様のでちょっと面白いの見つけました :roll:

↓これです

右の持ち出しでパンツを挟み込んでいます

普通はファスナーが付くのでこの仕様は無理で(ファスナーを折らないとダメになってしまうから)ボタンフライならではです。

40年代くらいのフランスのミリタリーパンツと店員さんは言ってました。

この年代のものはどれも股上が深い :lol: 結構好きです。

 

もひとつ変わっているのは、持ち出しと見返し端が後ろ股グリまで流し込まれていることです。かなりごつくなるので、現代ではあまり見ない仕様です。ほかにもところどころ「?」という仕様があり縫製の手順はかなりイレギュラーになりそうで、やってみることにしました。

この前開きの仕様ですが、ステッチが1本増えるだけでも、縫製手順が大きく変わったり、むしろ縫えないことも多々あるので、実際縫うべきだと思います。

 

・・やはり意外にややこしい・・・

パーツはこれだけあります。比翼布になるので、前見返し側3枚必要ですね。サンプルでスレキのものはチェックで分かり易くしておきました。

持ち出しと比翼布、見返しがややこしいのでいちおうパターンも↑

 

 

前パンツです。これは特にどうということはありません。

まず右パンツを挟む持ち出し(ボタン付いてる方です)の端を地縫いしてひっくり返します。

そのあと裏は地縫いするので、表だけ縫い代を折っておきます。

 

 

次がややこしい見返しと比翼布です。持ち出しと同じように比翼布の表と裏の端を地縫いしてひっくり返します。

次に比翼布と見返しの端を地縫いしてひっくり返します。

↑こんな状態になります。比翼布の裏は生地の厚みを減らすために控えました

出来たらこのタイミングでボタンホールを比翼布の表と裏のみ貫通で入れます(今回ステッチで簡単に表現しています)

・・で見返しと比翼布貫通で押さえステッチを入れて・・(1本だけ入っていてかなり簡易版という感じでした。ちょっと下のほうがペラペラめくれる感じがするので、もう1本入れてもいいかも :-P

 

見返しと左パンツを地縫いして・・(明き止まりまでではなく、下まで地縫いします。これが普通のパンツと違いますね

表から見返し貫通のステッチを入れます。(カジュアルなので股部分は地縫い無しでした。)

 

・・・と長くなってきたので次回また続きを。ウエストベルト挟み込みが中縫いという謎仕様・・・ :roll:

 

ではまた!

 

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続き衿の芯➁

今週も天気が良すぎて、日中の気温が30℃超えています・・・

暑くなるのはいいんですが、夜は寒くなったりするので体温調節が非常に難しいですね・・・今月は花粉症も重なって、結構大変です :cry:

アパレル業界は結構天気に左右されるのですが、さすがにここまでの天気の変動は読めないだろうなあと思います。

 

 

さて、前回のブログでも紹介しましたが、2019年パターン検定試験のジャケット参考動画をYouTubeにあげています。

↓内容濃いめですので、検定を受けない方も見てみて下さい :lol:

 

 

 

・・・で前回のシャツの続きです。

シーチングで縫っても分かりにくいかなと思い、余っていた生地でまるっと縫ってみました :lol:

 

 

ちょっとハリがあり過ぎましたかね :-| もすこし柔らかくても良かったです。

 

衿は結構キレイにつきました。

 

 

さて検証です。

衿先が変わった芯の貼り方をしていたので、結果↓こういう形になることが分かりました。

左の方が衿折れ線がより直線的になり、右のほうは衿先に芯が無ければこうなるだろうという形です。右はカーブしていてサイドネックが少し抜けています。

内側から見ると線が入っているところで折れようとするので、こういった形になるようです。

正面から見ると、テープを貼っている所が折れて立体の面が出来ています。

 

実は同じ続き衿の形のもので、同じ芯の貼り方(台衿先だけ芯を貼らない)をヨーロッパの古着のシャツで見た事があります。

1着だけたまたまだったのかなと思っていたのですが、2着あるとなると、わざわざこの芯の貼り方をして表現したい形があったんだろうと思います。

衿折れがV状になってくれているおかげで、のど元には適度に空間があいて、サイドネックあたりはぴたっとフィットすることが分かりました。特に喉元に空間が空くので、第1ボタンを留めても気にならないです :lol: いいなコレ

 

芯の貼り方1つで形が変わるというのは非常に面白かったですし、まだまだ色々ありそうです・・・ :lol:

ちなみに身頃と袖は↓こんな感じでした。

身頃も袖も普通でしたが、袖口は微妙にカーブにしていました。

ドレス系のシャツに見られるパターンですね。そこまで特筆する事はなかったですが、直線的で非常に縫い易かったです。裏ロックでしたしね :lol:

 

今回変わった衿のものをたまたま見つけました。

衿は芯の貼り方やステッチの入れ方で形が大きく変わるので、もっといろいろ調べてみようと思います :roll:

 

 

ではまた次回!

 

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続き衿の芯①

 

暑いですね!生徒さんもTシャツだけの方もちらほら見かけるようになりました!

一気に夏に近づき、ブルゾンやジャケットの出番はありませんでしたね :roll:

この時期は体調を崩しやすいので、シャツ1枚は必ず持って外出する事をオススメします。

 

GWは瀬戸内芸術祭に行ってきたのですが、人があまりにも多すぎて・・・ごはんを食べるところも一杯ですし、移動の待ち時間も凄かったので、ちょっと後悔しました :cry: ただ、後半に行ったので天気が良かったことは非常にありがたかったです。わざわざ行く価値がある作品が多かったので、今度はもうちょい空いてる時に行こうと思います・・・ :cry:

 

 

さて、古着屋さんでへんてこなシャツ見つけました。

生地で有名なMから始まる某ブランドなのですが、10年くらいの前のシャツは持っていて、もっと前のものを手に入れました。多分90年代くらいと古着屋さんは言ってました。

 

最近のものは簡単に作られ過ぎているのですが、(正直雑・・・)

このころのものはまだ丁寧に作られている感じがします。

 

気になって着用すると衿が綺麗で、気になって調べてみました。

 

 

 

サイズが大きい事もありますが、古着特有でVの字になるように前下がりかなりついています。

 

衿をめくると台衿先変わった所に折り癖が付いています。わざとかな?

触ると芯の貼り方が変わってそうだったので、外して確認してみました。

裏は芯無しで、表衿は全面バイアス芯で、羽衿部分は増し芯していました :roll: 他のブランドのものでも見た事あります。

これ生産管理の方に聞いたら、「工場さんがものすごく嫌がる」って言ってました 8-O

芯貼って、さらに芯だとどうしても縮んでしまうから寸法が安定しないんでしょうね・・・古着ならではのざっくりとした作り方ですね。

右の写真の赤い糸部分まで増し芯です。台衿部分だけがバイアスに芯を貼っているので、衿が丸く曲がってくれるようです。

パターンは↓の感じです。

 

お?やっぱり変な芯の貼り方してました。台衿先は明らかにわざと貼り方変えてますね・・・ :-) はずした甲斐がありました!

この台衿先だけプラスで貼る事がどんな影響するか見てみようと思います。

次回は縫製してみますね :lol:

 

 

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ZOZOジャケット②

GWですね!皆さん如何お過ごしでしょうか?

学校は明日4/28~5/6までお休みさせて頂きます。お問合せ、見学は5/7~になりますのでご注意下さい。

 

早速初日から寒い+雨と何とも言えないスタートになりましたが、後半は晴れそうですね。気温はちょっとおかしいので、ちょっと羽織れるものを着て外出したほうが良さそうです。(私は今日フリース着ました 8-O 流石にこんな時期に着るのは初めてですね)

GWはどこもかしこも人が多いので、家に籠って服作りましょう ;-)

 

 

さあ、最後になりました、ZOZOのジャケットです。

・・・ばらしてどうなっているか確認しました ;-)

まず仕様ですが、裏は背抜きの仕様です。

このあたりの表の見た目はそこまで特筆するような事はなさそうでした。

他の量販のスーツブランドでも見られる仕様です。

 

 

さて実際中身はどうなっているか見てみました。

前回の環縫いは生地が柔らかいので吊りジワを減らす為に、一緒に伸びる縫製方法を選んだのかなと思います。

 

「ハンガーにかけていたら勝手に綺麗になる」はこれのせいですね。

 

中身も見てみましょう

まず裄綿です :-)

手前が前側でしたが、前に毛芯が2枚で後ろ側だけにフェルト入ってました。メンズなので前のほうが大きいですね。フェルトも2種類使用して肩先にのみ硬さを出すなどかなり工夫が見られます。

 

肩パットは3枚と非常に薄く肩先にだけさらに芯が足されていました。パット自体にクセはほぼ付いておらず、比較的フラットでした。

 

前身頃です。

ダーツが1本で、鎌底あたりまで芯が貼ってあります。

芯はかなり粗目のコートなどでよく見る芯でした。

生地が柔らかいのでアタリが出ないようにしているようですね。

 

?まったくわかりませんでしたが、間違えて貼っちゃったのかな?

 

ポケットの裏は縫い代を割って、厚みを分散していました。

正直これは知りませんでした 8-O 。テープも縫っていてどうやら形を作っているようです。

 

前端はうまく捌かれていて芯もずらして貼っているので、厚みの段差はほとんど感じません。伸び止めは出来上がり手前に貼って表のAMF(ハンド風のミシンのステッチです)で固定していました。このあたりは量産のスーツブランドと同じ感じです。

 

 

前の胸増し芯です。結構枚数多いですね 8-O

芯の膨らみはさほど感じられず、そこまで立体的ではありませんでした。

衿折れ手前をかなりガチガチにしたかったように思います。

 

肩の切り込みは切り込んでから接着芯で貼っているだけで結構簡易な感じでした。

 

毛芯をベロンとめくると・・AH部分は伸び止めではなくて、テープを縫い代にたたいていました。これもメンズっぽい仕様で本格的です。

肩先にも割り布を入れて、補強や、肩先の形に対する拘りを感じます。

 

 

衿の芯とカラークロスを止めるのステッチはすごい少なかったです。少な過ぎない?

衿折れにテープ入れてステッチ入っていました。カラークロスならではの仕様ですね。

表衿は衿先だけ芯を貼って、衿の曲がるサイドネックあたりから後ろは芯無しでした :-) 。衿が曲がった時柔らかく曲がるようにしたかったのかな?

厚み軽減か、台衿側に芯を全く貼っていなかったのは珍しいなと思いました。幅が狭く縫い代が芯替わりになっていました。形はちょっとくずれそうな気がします。

 

カラークロス、衿芯の外回りはかなり浮いていました。衿芯の地の目を見ると、襟ぐり付け側が相当伸ばされていました。表衿になじませた結果ですね。

 

前見返しにも工夫が見られます。わざと全面芯ではなく、少しずらして貼る事で柔らかくロールさせたかったのかなあと思います。

 

それ以外にもほんとに沢山工夫が見られました。・・・生地代と工賃いくらなんだろう・・・聞くのが怖い・・これで4万円切るんですね

多分、以前からスーツ専門でやっていた工場に頼んで作ったのではと思われます。

自社工場で1からだと最初からここまで完成度の高いものは出来ないんじゃないかと・・自社工場とかになったらもっと安くなるんですかね?

 

 

今回は一般的な体型のジャケットでしたが、すごい大きいサイズとかのも見てみたい :-P

仕様的にも変わるのかな?どこかダーツをとったり?前身頃1枚だけでは肥満体などの体型に対応でき無さそうですが、どうなんでしょう?このまま2つボタンだけで進むとも思えないので、新しいスーツが出たらチェックしてみたいですね :-P

 

 

 

最後に・・・

 

まとめると単純に「すごい 8-O 」と思います

 

・・があえていえば、パターン力アップの必要性を感じました。データ上の寸法だけでは、無理が生じやすいなと。

現状、特殊体型の人に対してはそこまで対応していないようですが、今後データが蓄積されフィードバックされれば、ぴったり合った服作りが出来るようになるかもしれません。

計測の方法の精度、計測されたデータをどうパターン上に反映していくか。是非とも続けて、「既製品の先」を目指して欲しいなとおもいました。今後が楽しみです。

 

 

以上レポートでした :-P

ではまた!!

 

 

 

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ZOZOジャケット①

やっと暖かくなりました :lol:

4月最初の寒さはどこへ・・・急激な温度変化についていけないですね・・ :-|

この頃よく風邪ひくので、大分注意して生活しています。皆さんも十分注意して下さいね ;-)

 

さて、新規の方も色んな方が入学されました。プロの方から初心者までほんとにばらばらです。この時期は特に、皆さんには服を作る楽しさを少しでも伝えられたらいいなと思って授業を行ってます。

やっぱり初心が大事ですね :-) 気を引き締めてがんばりたいと思います!

 

 

では、結構時間がかかりました・・・最後のジャケットです。

 

 

 

前回こんな感じで着用しているものを見てもらいましたが、もう一度おさらいを。

 

 

やはり一番気になる袖のシワ。

あとは開いてしまっている衿ですね。

問題にはならないレベルなのかなあと思いますが、ちょっとこうしたくなる感じですね↓

ということで実際パターンがどうなっているか調べてみました。簡易版ですが、結構大変でした・・・ :cry:

柄(ヘリンボーン)の生地なので精度はそこそこ高いと思います。

イセとか伸ばしとか大量に入っている箇所もありますし、縫製で変えていそうなところもあるので、完璧とは言えませんが、参考にはなると思います。

 

身頃です。

結構変わった形をしています。

全体的に丸くてちょっとレディースっぽい気もします。

 

 

前端のラウンドがかなり激しいですね :roll: 第一釦しか止められない設定のジャケットのようです。

第二ボタン止めたらヒップパツパツでした :-|

 

脇身頃は前とくっついているタイプのパターンです。用尺はかかりそうだなあと思いますし、パターンの調整や縫製が難しそうですが、何故これを採用したのかは謎です :roll: なんででしょう?ダーツ1本にして縫製減らしたかった?うーん :-?

 

前の肩線がラウンドしていましたが、かなりきつかったです。後ろと差がありすぎて縫い難そう・・・実際に着用した時は肩線は後ろに後退した場所にありました。実際のショルダーポイントの位置より結構後ろでした。

後ろのシワを吊り上げたかったのでしょうか。

 

アームホールは結構大きかったです。腕が上げにくい感じでした。も少し攻めて欲しいところ ;-)

 

ゴージーの位置は相当上ですね・・・

箱ポケットカーブきつくて縫製めっちゃ大変そうです・・・ :cry:

 

 

袖は幅が足りていない印象です・・アームホールも彼の体型だともうちょっと出して良さそうなものですが・・・あとは無理やり袖丈を変えている感じが・・・ :cry:

表衿は至って普通でしたが、地衿のカラークロスは相当クセをとっていました。

また次回お見せしようと思います。

 

 

全体の感想は、

肩先に引っ張られて全部の形がおかしくなっている気がしました。

これは着用している彼の体型の(前肩、猫背)せいですが、この「体型」までには対応出来ていない様子でした。

こういったところがもし改善されるならすごい事だと思いましたが、まだデータを生かしたパターンや、縫製は調整出来ていないのだろうと思います。

個人的にはぜひともこのあたりを改善して貰いたいと期待しています :lol:

 

前回から言っていますが、それでも・・買いにいって購入したレベルになっているのが凄いところだなと思います。

 

 

次回は縫製のお話ですが、なんと切り替えをチェーンステッチ(環縫い)で!! :roll:

 

ではまた!

 

 

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ゾゾのスーツレポート③パンツ

こんにちは :-P

昨日はとても暖かく、夜は雹が降るという謎の天気でしたね・・・来週あたり暖かくなるといいんですが。。

 

引き続き4月期の生徒さん募集中ですが、3/25月が今期最終の授業になりますので、来校予定の方はお電話で一度ご確認お願い致します!

 

では・・

今度はゾゾのパンツを調べてみました。

前回穿いた状態から少しくせとりしてみましたが、生地が戻り過ぎてあまりくせとり出来ません :cry:

左がくせとりしてみましたが、後ろのシワがちょっと減ったくらいですね・・基本戻ってきます :cry:

 

「吊るした状態だと元に戻る」というのもなかなか考えものですね・・

 

 

シルエットだけですが、簡単にパターンもとってみました

 

 

特にどうという事はないのですが、あえていえば「既製品のパターンそのもの」な気が。

デニムの時は、ある程度反映されているような、少しクセのあるパターンでしたが、今回のスラックスは着用している人の体型に合っているかと言われると、そうではないと思います。

データがとられたばかりでシャツと同じ様にまだほとんど生かされていない感じの印象です。おおまかなサイズだけ合っているだけな感じ。

前に結構引っ張られてるなあ・・ :-|

 

 

 

縫製のほうはどうか?

これはきっちりとした工場さんの印象です。ただ、これもオリジナリティのある仕様というのは見られませんでした。

検証します。

前立て部分は特筆することはないですが、この値段でこのクオリティは十分だと思います。仕様だけでいえば、どこどこのセレクトショップくらいのレベルはありそうです。

股のシック部分もありますしね。

 

 

裾にも靴スレ防止の当て布が付いてました。耳端を使ったりしますが、さすがにロックでしたね :-?

 

 

前のパンツのファスナーもサンプル縫っている人から良く聞く、ファスナー曲げて縫うもやっていました。ファスナーが見えてしまうのを防ぐテクニックですね。しっかりしてます。

 

 

マーベルトはどうでしょうか?

開いてみるとしっかり作っています。スレキも捻じれ難いものを使用していますし、中の芯もスーツ系のパンツとしては十分な厚みを感じます。ただ、両面接着が多用されていて、接着力はある程度あるのですが、ちょっと力をいれると結構剥がれました。一時的な意味合いの方が強いのでしょうが、ちょっと気になりましたね。

 

 

脇ポケットもきっちり作っています。ただ、あまりオリジナル感のある工夫は見られないです。

この部分でちょっと気になる縫製方法を聞いたので、次回ちょっと試してみるかも・・ ;-)

 

地縫いはほぼ環縫い(チェーンステッチ)でした。そのほうが、すこしくらい縫いズレてもある程度伸びて融通が利くので失敗は少ないのでしょうが、穿いていたら結構伸びそうです。。

パンツもパターンはまだ研究中で、特殊体型なんかにはまだ対応出来なさそうで、縫製はきっちりした工場さんで縫っているが、まだ試行錯誤中か?という印象です。

 

シャツと一緒でこの価格でこのクオリティはすごいと思うんですが。

 

最後にジャケットですね。これがちょっと気になる・・・ :-?

 

 

 

 

 

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部分縫い 比翼

こんにちは 暖かくなり花粉がこれでもか元気に飛び回っていますね :cry:

生徒さんで花粉症の方は辛そうです パターンを引くときは集中出来なくてほんとシンドイですよね、、

 

 

引き続き生徒さん募集中です :-P

もうすぐ春になりますし何か新しい事を探している方は服を作ってみるのはいかがでしょうか?

ものを作る作業の中での知識や技術は、作れるようになるとデザインなど色んな知識が必要になるので幅広い事に興味が出てきます。

もちろん服を見に行くだけでも楽しくなります。 このポケットはこんな意味がありそうとかこういう縫い方したらキレイだなとか、ほとんど美術館に行く感覚です :roll:

絵を描く人はこんな感じで美術館に行っているのかな?

 

販売員の人は「お客さんへの説得力が違うんですよ^_^」という事も言われます。販売する人がパターンの知識あるとそりゃあ説得力違いますよね ;-)

 

 

趣味の方もプロの方も幅広く通われています。ちょっとでも興味のある方はお気軽にお問合せ下さい :-o

残り座席数も少なくなってきたのでお早目にお願いします!

 

 

 

さてそんななか服を見に行って、ディティールで気になったものがあったので、zozoの前にまたもう一個挟みます :-P

 

 

厚地生地の比翼仕様で、良いのがありました。

工夫されたディテールを見るのは楽しいです。

 

 

こんな感じの仕上がりです。

薄いです :lol:

厚地の生地がほとんど折り込まれていないので厚みを感じません。 通常の比翼仕様はダッフルコートやPコートに使うメルトンとかには何枚も生地が重なり向かないです。

 

 

↓ 普通はこんな感じです

ここの部分に厚みを感じるのでこの生地(ギャバジン)で限界かなと思います

 

 

ではここから。パターンはこんな感じです(左で作成してます)

 

両玉縁ポケットの口布とほぼ同じです

なので比翼布は実は分けなくても出来ます :-P

 

では縫っていきましょう!

見返しに比翼布を叩きます

くっついていてもできますね。

 

 

切り込みを入れて ひっくり返します

ここまで両玉ですね ;-)

 

 

ひっくり返して、アイロンをかけ

 

 

次に一度前端側の布をどけて、落としミシンして

この段階でホールを入れていた方が良いでしょう(今回は入れずに省略しました)

 

 

三角布にステッチを入れて

 

 

裏から比翼布をとじ、浮き押さえの横ステッチを入れます。

この部分にステッチをもう一度入れても良いでしょう。

 

 

あとは身頃と見返し端を縫って、

 

 

表から貫通のステッチで完成です。

切り込みを入れて包んだだけなので実質折り返しは三角布部分だけです。薄い!

 

 

比翼は色んな種類がありますが、厚地の生地の場合はこんな仕様にしても良いと思います。

あとはこういう仕様は色んなところで使えますポケットにしたりとか工夫次第で色んなものに対応出来ます。

大体私は縫いながらじゃないとアイデア出ないタイプですが、、 ひとまず縫ってみながらアイデアを出しています。

 

 

まだまだたくさんの工夫された仕様があるんだなあとどこか良い映画を見終わったくらいの気持ちですw

 

ダッフルも調べてみよw

ではまた次回!

 

 

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ゾゾのスーツレポート➁シャツ

先ほどラジオで「梅は咲いたが桜はまだか」と歌が流れていましたが、まさにそんな時期ですね :lol:

もう少しで温かくなる季節です。短い期間ですが・・・

生徒さんもたくさん入りました :-P

席がもう埋ってしまっているところが出ていますので、入学をお考えの方はお電話での確認をお願い致します。

 

 

では前回の続きです。かなりマニアックになります・・すいません :-|

 

シャツの縫製とパターンがどうなっているか調べてみました。

 

まず衿です。カラーキーパー付きです。中の縫製がどうなっているかばらして確認してみました。

まず羽衿です。

固めのバイアスふらし芯が裏衿についていて出来あがりカットではなく縫い代もついていました。芯は2mm控えて貼っていて、衿の縫代は7mmで表のステッチは6mm(表のステッチを乗せたいのでしょう)。

衿先は芯だけぎりぎりまで裁ち落としていました。個人でやるならあとでカットしたほうがやり易そうです。

 

 

台衿は裏台衿側に接着芯を貼っていて、芯押さえのステッチが5mmで入っていました。縫い代は5mmか7mmか縫製が微妙ではっきりしませんでした。台衿先の縫代カットはやっていましたね。

ちなみに表台衿を先縫い、裏台衿被せて表からコバでした。

 

 

衿をはずすと襟ぐりが伸びているのがわかります。伸ばして縫っている可能性が高そうです。3mmくらいかな?縫代は6か7mmにして縫いやすくしているようです。

肩線中縫いでした :roll: このヨークの幅だと、個人でやるのはキツイなあ・・しっかり作っています。

 

 

次にカフスです。

ちょっと剣ボロのボタン位置が短くないですか?

ここもはずしてみました。地縫いなしの挟み込みでステッチです。

多分カフスがカーブしているので地縫いが難しいのかなと思います。

カフスは表に固めのバイアスふらし芯がはいっていました。上側には芯押さえのステッチ。

縫代が重ならないようにするための縫代カットが入っていました。気を使っているのが分かります。

挟み込みのために縫い代角が中縫いしてました。これも量産ではいちいちアイロンをかけなくてすむのでラクそうです。

 

 

脇、裾は3mmの折り伏せ。ラッパを使っているんでしょうけど、個人でこれはしんどいなあ・・・ :-|

前たてはボタン、ボタンホールで三つ折りを押さえていて開いてくる下だけステッチで止めていました。値段も安いので極力ステッチをへらしたいんだろうと思います。

シャツの縫製はよく出来ている(きっちりしたドレスシャツの工場さんで縫っている印象です。縫製の工夫が少な目だったのは値段のせいかなと思います。

それでもこの値段でこの縫製はいい仕事だと思いました。

 

 

パターンです。シルエットだけ抜いておきました。そこそこ近いかなと。

ドレスシャツとしてはそこまで変わった所はないかなあと思います。ゾゾスーツのデータを使ってどうやってパターンをセレクトしているかが気になるところです。

カフスは曲げていることに拘りを感じました :-P ドレスシャツでわりと見るパターンですね。

微妙な袖口のカットになるのでここは真っ直ぐにしておいて量産の時に安く仕上げるかなと思ってました。頑張るなあ・・ :roll:

 

 

パターンに関しては袖口以外は普通のパターンという感じでした。「パターンオーダーをゾゾスーツを使って作った」という印象そのままという感じです。特殊な体型の人ならどうなるか気になるところ(まあ袖丈はいかがなものかと思いますが・・)

データが集まってからどんなパターンになっていくのか楽しみにしたいと思います。

 

 

 

ちなみにアイロンで前回のツキジワを消せるかなと思い、肩周りのくせをとってみました。

やっぱりちょっと残っていますね。完全に消し去るのは難しそうでした :-|

 

では次回パンツです :lol:

 

 

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ゾゾのスーツレポート①

暖かくなりましたね :lol:

昼夜の寒暖差で風邪をひかない様に皆さんもお気を付け下さい!服装は前開きですぐ脱ぎ着出来るものがおすすめです。

 

 

今週末日曜日2/24は体験セミナー開催です :lol: もうあまり時間がありませんが、興味のある方は若干数空いていますので、東京校にお電話でのお問い合わせお願い致します :-P


合わせて4月からの入学者募集が開始します!申し込みをお考えの方はお早目にお越しください!席が埋まってしまっている事もあるので、まずはお電話お願い致します ;-)

 

 

さてさて、、忘れたころにやってきた、ゾゾのスーツ。巷での評価が色々あり、着心地が云々など言われております。

さあどうでしょうか?検証してみたいと思います。

まずは全体の着画を ;-)

シャツです。

 

後輩くんの体型が極端に右肩下がりでちょっと分かりにくいですが・・ 8-O

 

 

衿ぐりはかなり大きいように感じます。指2本くらい入ってしまっています。もし次回購入するとしたら、サイズ調整で小さい状態で購入すればよいでしょう。

 

 

後ろはツキジワ(首の後ろのシワ)がちょっと気になるところ。ここは着ている内に少し馴染む可能性はあるかなと思います。

 

 

袖丈はかなり長いです 8-O 結構短くしないといけませんが寸法指示が出来るみたいなので、どうにかなりそうです。

因みにサイズ調整出来る所は、

首回り、肩幅、胸囲、袖丈、着丈、手首 が調整出来るようです。

 

フィット感に関しては袖丈を大きくはずしています。2回目購入することを考えるといいのですが、1回では難しいんでしょうか・・

 

 

 

とりあえず他のものも。

パンツです。

バックのシワが多い感じです。

 

 

ヒップは足りずでポケットが開いているのと、あと前の股グリに引っ張られている感じですね。ふくらはぎにあたり過ぎているのが気になります。

 

 

パンツの調整は

ウエスト、ヒップ、丈、裾幅 が変更可能なようです。

ヒップを足せばある程度改善されそうですが、穿いていくうちに伸びるのでその辺りは好みによるでしょうか。

 

 

最後にジャケット

ジャケットは袖がちょっと・・・

引っ張られてます :cry: 袖が振りすぎて後ろに結構シワが溜まっています。

 

 

前のVゾーンがカーブしてしまっているので、少し開いてしまっています。

 

 

こっち側に引っ張りたくなる感じですね。袖がちょっと薄い気がします。

 

ジャケットは

胸囲、肩幅、袖丈(左右)、着丈、胴回り で調整可能。

胸囲などを変えてもいいんでしょうが、余りそうなのでこれはもうちょっとパターンの種類を増やすか何かした方がいいんじゃないかなと思います。技術力的にかなり難しそうですが・・

 

 

総評としては・・・「それでもよく出来ている」と思います。

理由はこの金額で、ゾゾスーツで計測し人のアドバイスもなく1回目だからです。正直もっとおかしな感じのサイズで来ると思っていました。

 

かなりの可能性を感じます。5年10年続ければもっと精度があがり、技術革新出来るんじゃないかなと思います(もちろんこの後のデータの使い方によると思います。)

ここからサイズを自分の好みに合わせれば、ある程度のフィット感は得られると思いますが、1回目は正直そこまで合わないものになりそう・・

ただ、適切な寸法感や、どこがおかしいのかを判断できる目がなければこのままで良しと思ってしまいそうで怖いですね・・・

 

 

できれば、サービスでアドバイザー的な人がいた方がいいんじゃないかなあと思います・・・でもそれって店で買うのと変わらないんじゃあ・・・うーんメリットデメリットどちらもありますが、それでも新しい事には変わらないのでこれを5年10年続けて欲しいです。いろんな差別化が出来そうです。

 

次回はもう少し突っ込んで調べてみて、パターンと縫製がどうか確認していきます!

 

お楽しみに :lol:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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部分縫い(簡易版コンシールファスナー付け)

寒かったり暖かかったり結構無茶苦茶な天候ですね 8-O

 

24日の体験セミナーは晴れてくれると嬉しいんですが・・・

現在まだ募集中ですが、そろそろ埋りそうですので、体験セミナーをお考えの方はお早目にお電話をお願い致します :-o

 

東京校03-5473-1519

 

 

さて、スーツのレポートに行く前にちょっと間に簡単なものを ;-)

コンシールファスナー簡易版です。

たまたまレディースの結構値段のするワンピースをみたところ変わった付け方で簡単そうだったので試してみました。

 

 

パターンは↑こんな感じで注目するところは「裏地がコの字縫いではない」です。

裏の出来上がりをナナメにして明き止まり下の縫代は1cmです。

ファスナーを0.5cmで縫います。

 

通常裏地はファスナーを付けるときコの字に縫いますが、これが切り込み入れたり、ちょっと噛んじゃったりで難しい・・・

強引さはありますが、この仕様はやり易そうで切り込みがはいらないので良さそうです。なんだそんな事・・・と思うかもしれませんが、意外にこのアイデア出ないです :roll:

 

 

という事でちょっと試しにやっている事に

 

 

ここがカックンになっているのでシワができやすいです・・・

まあとりあえず・・・

 

 

裏地です。

 

 

表は普通に1cmの縫い代を付けるだけです。

 

 

表を1cmで中縫いして割った状態です。まあ普通です。

 

 

ファスナー下を1cmで中縫いします。表より明き止まりを2cm下げています。

 

 

この白く塗った所にキセが入ります。このおかげで縫いやすく、ファスナーに噛みにくくなります。

 

 

人によりますが私はファスナーのムシはアイロンで立たせておく派です :-P ギリギリまで縫いたいので。

 

 

で裏の裁ち端と合わせて0.5cmで地縫いします。これは裁ち端合わせて縫えるのとコの字で縫わなくて済むので本当にラクですね

 

 

裏を表からみるとこんな感じでV上になっています。明き止まり辺りにはキセがはいっています。

 

 

あとは通常つけるようなやり方で大丈夫です。

 

 

明き止まりが2cm下がっていることとキセが入っているおかげでそこまで裏を噛みません

ですが、薄い生地や噛みやすい生地の場合は不可でしょう。

 

実際やってみて思ったのは

裏地を強引に曲げるので細かいシワが出る(裏地がコットンやウール系の融通の利く生地なら気にならないかも)

下の縫い目が割りなのでにキセを入れる事が出来ない(タイトなものには向かないです)

です。結構あるな・・・キレイさを求めるならちょっとどうかなと思います。

かなり条件が合えばやってもいい仕様かなという事でした :-|

 

シンプルなことですが、このアイデアはなかなか出ないアイデアです。海外のブランドにこのような工夫されている仕様が多い気がします。

多分工場さんがやってるんでしょうが。

 

 

使い方によっては誰でも縫いやすいやり方かもしれません。ただ、この仕様にする事でデメリットもあるので、やってみる場合はそのあたりを考えながら挑戦してみて下さいね :roll:

 

ではまた次回!

 

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