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ゾゾのスーツレポート③パンツ

こんにちは :-P

昨日はとても暖かく、夜は雹が降るという謎の天気でしたね・・・来週あたり暖かくなるといいんですが。。

 

引き続き4月期の生徒さん募集中ですが、3/25月が今期最終の授業になりますので、来校予定の方はお電話で一度ご確認お願い致します!

 

では・・

今度はゾゾのパンツを調べてみました。

前回穿いた状態から少しくせとりしてみましたが、生地が戻り過ぎてあまりくせとり出来ません :cry:

左がくせとりしてみましたが、後ろのシワがちょっと減ったくらいですね・・基本戻ってきます :cry:

 

「吊るした状態だと元に戻る」というのもなかなか考えものですね・・

 

 

シルエットだけですが、簡単にパターンもとってみました

 

 

特にどうという事はないのですが、あえていえば「既製品のパターンそのもの」な気が。

デニムの時は、ある程度反映されているような、少しクセのあるパターンでしたが、今回のスラックスは着用している人の体型に合っているかと言われると、そうではないと思います。

データがとられたばかりでシャツと同じ様にまだほとんど生かされていない感じの印象です。おおまかなサイズだけ合っているだけな感じ。

前に結構引っ張られてるなあ・・ :-|

 

 

 

縫製のほうはどうか?

これはきっちりとした工場さんの印象です。ただ、これもオリジナリティのある仕様というのは見られませんでした。

検証します。

前立て部分は特筆することはないですが、この値段でこのクオリティは十分だと思います。仕様だけでいえば、どこどこのセレクトショップくらいのレベルはありそうです。

股のシック部分もありますしね。

 

 

裾にも靴スレ防止の当て布が付いてました。耳端を使ったりしますが、さすがにロックでしたね :-?

 

 

前のパンツのファスナーもサンプル縫っている人から良く聞く、ファスナー曲げて縫うもやっていました。ファスナーが見えてしまうのを防ぐテクニックですね。しっかりしてます。

 

 

マーベルトはどうでしょうか?

開いてみるとしっかり作っています。スレキも捻じれ難いものを使用していますし、中の芯もスーツ系のパンツとしては十分な厚みを感じます。ただ、両面接着が多用されていて、接着力はある程度あるのですが、ちょっと力をいれると結構剥がれました。一時的な意味合いの方が強いのでしょうが、ちょっと気になりましたね。

 

 

脇ポケットもきっちり作っています。ただ、あまりオリジナル感のある工夫は見られないです。

この部分でちょっと気になる縫製方法を聞いたので、次回ちょっと試してみるかも・・ ;-)

 

地縫いはほぼ環縫い(チェーンステッチ)でした。そのほうが、すこしくらい縫いズレてもある程度伸びて融通が利くので失敗は少ないのでしょうが、穿いていたら結構伸びそうです。。

パンツもパターンはまだ研究中で、特殊体型なんかにはまだ対応出来なさそうで、縫製はきっちりした工場さんで縫っているが、まだ試行錯誤中か?という印象です。

 

シャツと一緒でこの価格でこのクオリティはすごいと思うんですが。

 

最後にジャケットですね。これがちょっと気になる・・・ :-?

 

 

 

 

 

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部分縫い 比翼

こんにちは 暖かくなり花粉がこれでもか元気に飛び回っていますね :cry:

生徒さんで花粉症の方は辛そうです パターンを引くときは集中出来なくてほんとシンドイですよね、、

 

 

引き続き生徒さん募集中です :-P

もうすぐ春になりますし何か新しい事を探している方は服を作ってみるのはいかがでしょうか?

ものを作る作業の中での知識や技術は、作れるようになるとデザインなど色んな知識が必要になるので幅広い事に興味が出てきます。

もちろん服を見に行くだけでも楽しくなります。 このポケットはこんな意味がありそうとかこういう縫い方したらキレイだなとか、ほとんど美術館に行く感覚です :roll:

絵を描く人はこんな感じで美術館に行っているのかな?

 

販売員の人は「お客さんへの説得力が違うんですよ^_^」という事も言われます。販売する人がパターンの知識あるとそりゃあ説得力違いますよね ;-)

 

 

趣味の方もプロの方も幅広く通われています。ちょっとでも興味のある方はお気軽にお問合せ下さい :-o

残り座席数も少なくなってきたのでお早目にお願いします!

 

 

 

さてそんななか服を見に行って、ディティールで気になったものがあったので、zozoの前にまたもう一個挟みます :-P

 

 

厚地生地の比翼仕様で、良いのがありました。

工夫されたディテールを見るのは楽しいです。

 

 

こんな感じの仕上がりです。

薄いです :lol:

厚地の生地がほとんど折り込まれていないので厚みを感じません。 通常の比翼仕様はダッフルコートやPコートに使うメルトンとかには何枚も生地が重なり向かないです。

 

 

↓ 普通はこんな感じです

ここの部分に厚みを感じるのでこの生地(ギャバジン)で限界かなと思います

 

 

ではここから。パターンはこんな感じです(左で作成してます)

 

両玉縁ポケットの口布とほぼ同じです

なので比翼布は実は分けなくても出来ます :-P

 

では縫っていきましょう!

見返しに比翼布を叩きます

くっついていてもできますね。

 

 

切り込みを入れて ひっくり返します

ここまで両玉ですね ;-)

 

 

ひっくり返して、アイロンをかけ

 

 

次に一度前端側の布をどけて、落としミシンして

この段階でホールを入れていた方が良いでしょう(今回は入れずに省略しました)

 

 

三角布にステッチを入れて

 

 

裏から比翼布をとじ、浮き押さえの横ステッチを入れます。

この部分にステッチをもう一度入れても良いでしょう。

 

 

あとは身頃と見返し端を縫って、

 

 

表から貫通のステッチで完成です。

切り込みを入れて包んだだけなので実質折り返しは三角布部分だけです。薄い!

 

 

比翼は色んな種類がありますが、厚地の生地の場合はこんな仕様にしても良いと思います。

あとはこういう仕様は色んなところで使えますポケットにしたりとか工夫次第で色んなものに対応出来ます。

大体私は縫いながらじゃないとアイデア出ないタイプですが、、 ひとまず縫ってみながらアイデアを出しています。

 

 

まだまだたくさんの工夫された仕様があるんだなあとどこか良い映画を見終わったくらいの気持ちですw

 

ダッフルも調べてみよw

ではまた次回!

 

 

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ゾゾのスーツレポート➁シャツ

先ほどラジオで「梅は咲いたが桜はまだか」と歌が流れていましたが、まさにそんな時期ですね :lol:

もう少しで温かくなる季節です。短い期間ですが・・・

生徒さんもたくさん入りました :-P

席がもう埋ってしまっているところが出ていますので、入学をお考えの方はお電話での確認をお願い致します。

 

 

では前回の続きです。かなりマニアックになります・・すいません :-|

 

シャツの縫製とパターンがどうなっているか調べてみました。

 

まず衿です。カラーキーパー付きです。中の縫製がどうなっているかばらして確認してみました。

まず羽衿です。

固めのバイアスふらし芯が裏衿についていて出来あがりカットではなく縫い代もついていました。芯は2mm控えて貼っていて、衿の縫代は7mmで表のステッチは6mm(表のステッチを乗せたいのでしょう)。

衿先は芯だけぎりぎりまで裁ち落としていました。個人でやるならあとでカットしたほうがやり易そうです。

 

 

台衿は裏台衿側に接着芯を貼っていて、芯押さえのステッチが5mmで入っていました。縫い代は5mmか7mmか縫製が微妙ではっきりしませんでした。台衿先の縫代カットはやっていましたね。

ちなみに表台衿を先縫い、裏台衿被せて表からコバでした。

 

 

衿をはずすと襟ぐりが伸びているのがわかります。伸ばして縫っている可能性が高そうです。3mmくらいかな?縫代は6か7mmにして縫いやすくしているようです。

肩線中縫いでした :roll: このヨークの幅だと、個人でやるのはキツイなあ・・しっかり作っています。

 

 

次にカフスです。

ちょっと剣ボロのボタン位置が短くないですか?

ここもはずしてみました。地縫いなしの挟み込みでステッチです。

多分カフスがカーブしているので地縫いが難しいのかなと思います。

カフスは表に固めのバイアスふらし芯がはいっていました。上側には芯押さえのステッチ。

縫代が重ならないようにするための縫代カットが入っていました。気を使っているのが分かります。

挟み込みのために縫い代角が中縫いしてました。これも量産ではいちいちアイロンをかけなくてすむのでラクそうです。

 

 

脇、裾は3mmの折り伏せ。ラッパを使っているんでしょうけど、個人でこれはしんどいなあ・・・ :-|

前たてはボタン、ボタンホールで三つ折りを押さえていて開いてくる下だけステッチで止めていました。値段も安いので極力ステッチをへらしたいんだろうと思います。

シャツの縫製はよく出来ている(きっちりしたドレスシャツの工場さんで縫っている印象です。縫製の工夫が少な目だったのは値段のせいかなと思います。

それでもこの値段でこの縫製はいい仕事だと思いました。

 

 

パターンです。シルエットだけ抜いておきました。そこそこ近いかなと。

ドレスシャツとしてはそこまで変わった所はないかなあと思います。ゾゾスーツのデータを使ってどうやってパターンをセレクトしているかが気になるところです。

カフスは曲げていることに拘りを感じました :-P ドレスシャツでわりと見るパターンですね。

微妙な袖口のカットになるのでここは真っ直ぐにしておいて量産の時に安く仕上げるかなと思ってました。頑張るなあ・・ :roll:

 

 

パターンに関しては袖口以外は普通のパターンという感じでした。「パターンオーダーをゾゾスーツを使って作った」という印象そのままという感じです。特殊な体型の人ならどうなるか気になるところ(まあ袖丈はいかがなものかと思いますが・・)

データが集まってからどんなパターンになっていくのか楽しみにしたいと思います。

 

 

 

ちなみにアイロンで前回のツキジワを消せるかなと思い、肩周りのくせをとってみました。

やっぱりちょっと残っていますね。完全に消し去るのは難しそうでした :-|

 

では次回パンツです :lol:

 

 

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ゾゾのスーツレポート①

暖かくなりましたね :lol:

昼夜の寒暖差で風邪をひかない様に皆さんもお気を付け下さい!服装は前開きですぐ脱ぎ着出来るものがおすすめです。

 

 

今週末日曜日2/24は体験セミナー開催です :lol: もうあまり時間がありませんが、興味のある方は若干数空いていますので、東京校にお電話でのお問い合わせお願い致します :-P


合わせて4月からの入学者募集が開始します!申し込みをお考えの方はお早目にお越しください!席が埋まってしまっている事もあるので、まずはお電話お願い致します ;-)

 

 

さてさて、、忘れたころにやってきた、ゾゾのスーツ。巷での評価が色々あり、着心地が云々など言われております。

さあどうでしょうか?検証してみたいと思います。

まずは全体の着画を ;-)

シャツです。

 

後輩くんの体型が極端に右肩下がりでちょっと分かりにくいですが・・ 8-O

 

 

衿ぐりはかなり大きいように感じます。指2本くらい入ってしまっています。もし次回購入するとしたら、サイズ調整で小さい状態で購入すればよいでしょう。

 

 

後ろはツキジワ(首の後ろのシワ)がちょっと気になるところ。ここは着ている内に少し馴染む可能性はあるかなと思います。

 

 

袖丈はかなり長いです 8-O 結構短くしないといけませんが寸法指示が出来るみたいなので、どうにかなりそうです。

因みにサイズ調整出来る所は、

首回り、肩幅、胸囲、袖丈、着丈、手首 が調整出来るようです。

 

フィット感に関しては袖丈を大きくはずしています。2回目購入することを考えるといいのですが、1回では難しいんでしょうか・・

 

 

 

とりあえず他のものも。

パンツです。

バックのシワが多い感じです。

 

 

ヒップは足りずでポケットが開いているのと、あと前の股グリに引っ張られている感じですね。ふくらはぎにあたり過ぎているのが気になります。

 

 

パンツの調整は

ウエスト、ヒップ、丈、裾幅 が変更可能なようです。

ヒップを足せばある程度改善されそうですが、穿いていくうちに伸びるのでその辺りは好みによるでしょうか。

 

 

最後にジャケット

ジャケットは袖がちょっと・・・

引っ張られてます :cry: 袖が振りすぎて後ろに結構シワが溜まっています。

 

 

前のVゾーンがカーブしてしまっているので、少し開いてしまっています。

 

 

こっち側に引っ張りたくなる感じですね。袖がちょっと薄い気がします。

 

ジャケットは

胸囲、肩幅、袖丈(左右)、着丈、胴回り で調整可能。

胸囲などを変えてもいいんでしょうが、余りそうなのでこれはもうちょっとパターンの種類を増やすか何かした方がいいんじゃないかなと思います。技術力的にかなり難しそうですが・・

 

 

総評としては・・・「それでもよく出来ている」と思います。

理由はこの金額で、ゾゾスーツで計測し人のアドバイスもなく1回目だからです。正直もっとおかしな感じのサイズで来ると思っていました。

 

かなりの可能性を感じます。5年10年続ければもっと精度があがり、技術革新出来るんじゃないかなと思います(もちろんこの後のデータの使い方によると思います。)

ここからサイズを自分の好みに合わせれば、ある程度のフィット感は得られると思いますが、1回目は正直そこまで合わないものになりそう・・

ただ、適切な寸法感や、どこがおかしいのかを判断できる目がなければこのままで良しと思ってしまいそうで怖いですね・・・

 

 

できれば、サービスでアドバイザー的な人がいた方がいいんじゃないかなあと思います・・・でもそれって店で買うのと変わらないんじゃあ・・・うーんメリットデメリットどちらもありますが、それでも新しい事には変わらないのでこれを5年10年続けて欲しいです。いろんな差別化が出来そうです。

 

次回はもう少し突っ込んで調べてみて、パターンと縫製がどうか確認していきます!

 

お楽しみに :lol:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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部分縫い(簡易版コンシールファスナー付け)

寒かったり暖かかったり結構無茶苦茶な天候ですね 8-O

 

24日の体験セミナーは晴れてくれると嬉しいんですが・・・

現在まだ募集中ですが、そろそろ埋りそうですので、体験セミナーをお考えの方はお早目にお電話をお願い致します :-o

 

東京校03-5473-1519

 

 

さて、スーツのレポートに行く前にちょっと間に簡単なものを ;-)

コンシールファスナー簡易版です。

たまたまレディースの結構値段のするワンピースをみたところ変わった付け方で簡単そうだったので試してみました。

 

 

パターンは↑こんな感じで注目するところは「裏地がコの字縫いではない」です。

裏の出来上がりをナナメにして明き止まり下の縫代は1cmです。

ファスナーを0.5cmで縫います。

 

通常裏地はファスナーを付けるときコの字に縫いますが、これが切り込み入れたり、ちょっと噛んじゃったりで難しい・・・

強引さはありますが、この仕様はやり易そうで切り込みがはいらないので良さそうです。なんだそんな事・・・と思うかもしれませんが、意外にこのアイデア出ないです :roll:

 

 

という事でちょっと試しにやっている事に

 

 

ここがカックンになっているのでシワができやすいです・・・

まあとりあえず・・・

 

 

裏地です。

 

 

表は普通に1cmの縫い代を付けるだけです。

 

 

表を1cmで中縫いして割った状態です。まあ普通です。

 

 

ファスナー下を1cmで中縫いします。表より明き止まりを2cm下げています。

 

 

この白く塗った所にキセが入ります。このおかげで縫いやすく、ファスナーに噛みにくくなります。

 

 

人によりますが私はファスナーのムシはアイロンで立たせておく派です :-P ギリギリまで縫いたいので。

 

 

で裏の裁ち端と合わせて0.5cmで地縫いします。これは裁ち端合わせて縫えるのとコの字で縫わなくて済むので本当にラクですね

 

 

裏を表からみるとこんな感じでV上になっています。明き止まり辺りにはキセがはいっています。

 

 

あとは通常つけるようなやり方で大丈夫です。

 

 

明き止まりが2cm下がっていることとキセが入っているおかげでそこまで裏を噛みません

ですが、薄い生地や噛みやすい生地の場合は不可でしょう。

 

実際やってみて思ったのは

裏地を強引に曲げるので細かいシワが出る(裏地がコットンやウール系の融通の利く生地なら気にならないかも)

下の縫い目が割りなのでにキセを入れる事が出来ない(タイトなものには向かないです)

です。結構あるな・・・キレイさを求めるならちょっとどうかなと思います。

かなり条件が合えばやってもいい仕様かなという事でした :-|

 

シンプルなことですが、このアイデアはなかなか出ないアイデアです。海外のブランドにこのような工夫されている仕様が多い気がします。

多分工場さんがやってるんでしょうが。

 

 

使い方によっては誰でも縫いやすいやり方かもしれません。ただ、この仕様にする事でデメリットもあるので、やってみる場合はそのあたりを考えながら挑戦してみて下さいね :roll:

 

ではまた次回!

 

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ワークベスト(作り直し)②

寒くなってきました :-|

風邪も流行っているので、手洗いうがいを忘れないようにしています。

特に手のアルコール消毒をするようになってから風邪をひいていない気がします。皆さんもお試しを :lol:

 

引き続き体験セミナー募集中です!いつも2月に入ると急に予約が入りますので、午前中を受講をお考えの方はお早目にお電話お願い致します!

 

 

では、ベストの続きですが、さらりと終わります :roll:

 

縫製で苦労したのは、脇と肩の当て布が叩き付けだったのですが、キレイに見せようと思い縫い代に流し込んでしまったせいで、あとで後悔します。 :cry:

脇は問題なかったです。その分キレイにはなりました。

 

アーム周りも意外とややこしく、肩周りのアームホールは裏と中縫いで、途中から三つ折りに変わるというなんとも手間な(中に切込入ります)

 

 

ここです。裏地の肩先が縫えなくなってしまいました :cry: (ちょうどピンをうっているところです・・・)

肩当て布を衿ぐりに流し込むだけでここまで縫製手順が変わるとは思いませんでしたので、やっぱり縫わないと分からないですね・・想像だけでいけるだろうはダメですね・・ :cry: ちょっと強引な縫い方になってしまったので、あとで叩き付けるが正解だったかもしれません。

 

 

このあたりはそこまで手順は難しくないですが、段差を付けるなり、生地の厚みを考慮したパターンにしても良かったかもしれないです。ここも縫っているうちに気づきました。

 

 

ポケット口は厚み軽減でスレキに変えて縫いました。ついでに角も生地を減らしています。大量なロット数ならパターン的に難しくなるのでここまで丁寧にやらない方がいいかもしれませんが :-| 1着だけ縫うメリットですね。

 

 

ポケットが珍しく、裏地端を叩いてから、表のポケットをL字で縫うので右側の写真のように中途半端なところまでステッチが裏地にかかっています。カジュアルものならではな感じです。

 

 

ステッチ多めで細かいシワ感を気にせずざっくり縫いました。後ろのハネがなくなったので満足です :lol:

 

 

↓パターンはこんな感じに修正しました。

 

点線が元のパターンで、後ろが思いっきりハネていたので、肩線前進と後ろ中心のウエストを絞らない感じにしたくらいですね。あんまりいじってないです。

 

後ろ中心接ぎのみで、生地があまり必要ないので結構余った生地で作りやすいです。

脇で接いで前後2枚にして、生地変えても良さそう。ネックでダーツにして後ろ中心接ぎも無くすとか :roll:

 

またぼろぼろになるまで着たいと思います!

 

ではまた次回!

 

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ワークベスト(作り直し)①

こんにちは!

 

引き続き体験セミナー募集中です!入る人数に限りがございますので、気になる方はお早目にお電話下さい!

実際にスカートのパターンを引いて頂きながら説明をしていく講習です!

初心者の方でも出来るようになると、実感して頂けると思いますので是非ご参加下さい!お待ちしております!

東京校 03-5473-1519

セミナーの様子はコチラ↓

http://www.leopera.com/md/?p=5051

 

さて・・・暖冬ですね :-P

生活はしやすいですが、服飾業界的には厳しいようです・・・

ダウンとかは正直今着ると電車の中だと暑いですね(私だけじゃないと思いますが :-| )気候に左右されるものは売れないんだろうなあと思います。町の人をみたとき結構薄着で自分だけ厚着だとちょっと恥ずかしいですしね :roll:

1枚でものすごく暖かいものよりも何枚も重ねて着るほうが、都会の生活では合っている気がします。

最近は何枚も重ねて暑ければ脱ぐという着方をしています。(アイロンかけてる時とか暑くて・・・)

 

そんな中ベストってその体温調節にすごく便利なんです。スーツ用のベストはなかなか着用出来ませんが、カジュアルなものならモノが一杯はいるので、男としてはカバンにモノを入れなくて済むので便利。

ただ愛用していたベストがボロボロになってしまいました・・・ :cry: なので愛用しているベストを作り直してみる事にしました。

+どうせなら気になっているところも修正しちゃいましょう ;-)

 

この子です。随分お世話になりました・・・もう7、8年は着ているものです。

ウールの生地ですが、くたくたになってきて(雰囲気は好きですが)これ以上ぼろぼろになる前にもう一着作っておきます。

残念ながら、自分の体型には合っておらず、背中に当たって裾跳ねているんですよね。。

 

 

前の裾が表地が柔らかく伸びてしまっていて、対して裏はスレキなので裏に入り込む状態になってしまっています。アイロンである程度戻してみましたが、それでも出てくるので、パターン的にも調整が必要そうです。

 

 

ここは是非ともやりたい部分。昔のハンティング用のポケットでゲームポケットと言われているポケットです。

中全体がポケットになっているという優れもの(正直使った事ないです :-| 何を入れていたんでしょうか)

 

 

裏側脇にはコーデュロイのスレ防止の当て布と、肩にはズレ防止のコーデュロイが当ててあります。肩の当て布はホントにズレにくいのでかなり便利です :lol: いいディティールです。

 

 

脇は2個に分けたポケットが付いています。正直後ろのほうのポケットはほとんど使わないです。

ハンティングとか、釣りとか、小物を沢山もつ用途のポケットですね。パターン引く時にハサミ入れとくとか?うん重いですね :-|

 

このベストをちょっと修正して作り直してみたいと思います!

 

 

 

・・・と作業をしていたらこんなものが届きました :roll:

そうです。忘れていたwゾゾのスーツです :roll:

4か月くらい前に注文したので随分かかりましたね・・・さっそくあけてみると真空パックに入った状態で届きました!

え!しわしわ!と思ったのですが、ハンガーに1日ほどかけていると元に戻るとの事。

なんか色んな事をしてくれますね :-P

こちらの方もレポートしていきますのでお楽しみに!

 

 

 

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フランスコックジャケット➁

あけましておめでとうございます :-P

 

2019年今年もよろしくお願い致します!!

 

さっそくですが、2/24(日)の体験セミナーの募集が始まりました!

年明けすぐに予約がかなり入りました!ありがとうございます!

この分だと1月中に埋まってしまうかも・・ :lol: お考えの方はお早目にご連絡下さい!

東京校のみ開催  電話番号 03-5473-1519

 

 

では・・・

コックジャケットの続きです。さらっと終わらせようと思い、縫製までやってみました ;-)

 

 

 

左がウールで縫製してみたものです。

 

 

全体的に少し柔らかい印象になりました。

綿と違い、ステッチで縫い縮みがあまり起きていないので、すっきりした感じです。

 

 

身幅はさすがに大きいですね :-) 少し削りたくなります。綿の時の方が生地が固いのでシルエットに厚みがあった様に思います。横に広い立体感のないものになってしまいました・・


綿のほうもそうでしたが、ポケットが固くドレープの出る位置が広いので胸幅も広く見えます。

 

衿回りは首にジャストで付いている感じで抜けるようには感じません。これが見てみたかったところです。良く見ると写真右側の肩線が湾曲しています。

古着、特に40年から60年くらいのものに多く見るのですが、後ろの肩線が曲がっています。

 

パターンは↑こちら。

後ろの衿ぐりの位置が相当上がっているのが分かります。あと肩の傾斜がきついですね。

 

後ろ首周りです。今じゃあまり見ないラインです :-o

 

着心地を確認すると、

肩先に服の重みを感じ、衿ぐり周りは浮いている感覚がします。

現代の服の場合は、先に襟ぐりの後ろ辺りに圧迫感を感じ、肩先にも張った感覚があります。(体型にもよります。企業が使っているボディのように姿勢の良いひとならこの感覚はないと思います。)

ただ、この服は肩先に乗ってしまっているため、上の写真の様に身頃全体が吊り上がった状態になってしまっています。

私の体型的には今の服の動き難さを考えると、こちらの方が衿も抜けないのでやや好みではあります。吊り上がっているのはイヤですが・・ :-|

昔の服のパターンのカッティングの方法も色々あったんだという事と、量産のために無くなってしまった形もあるんだろうなと思います。

 

袖も今ほど前後差がありませんでした。袖を振ればいいというわけではないですね。

身頃に十分運動量があるため、袖山はすっきりしています。

ちなみに昔のハンティングジャケットで袖が後ろにふっているの見た事あります :-o

多分銃を構えるためなんじゃかなと思っています・・

 

 

すべてそうですが、特に衿回り、肩周りの関係は難しく感じます。今後も良く研究していくつもりです。

 

今回良かったのは異常に肩傾斜が強い服だとどうなるのか?というものが見れて非常に良かったです :-P やってみるもんですね!

 

ではまた!

 

 

 

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フランスコックジャケット①

年内ラストです :roll:

年始は1/7から始まります。ご見学等お問い合わせは7日からお願い致します。

2月末には4月期の募集も始まりますので、年明けご見学お待ちしております!

 

 

では・・

面白い服(決して良い服とは思っておりませんのであしからず 8-Oをもっていたので、これを研究したいなと思います。

フランスのコックジャケット(と古着屋の方は言っていました、ちょっと定かではないです・・)で比較的新しいものかと。60年代くらいかなと思います。(ステッチが環縫いのWステッチだったので。)

 

 

なぜ買ったのかというと・・・

ここです。後ろ傾斜がキツイ状態のものだからです。

もっと昔の年代のものでもいいのですが、お値段が・・・ :cry:

あと傾斜がキツイとどうなるか、それ以外のバランスは比較的現代に近く、判断しやすいので、ちょっと調べてみる事にしました。

フランス系はこのあたりの年代ものはほとんどこんな肩傾斜です。

 

 

結果はまあ見ての通り肩先が張ります :-| ものすごくボックス型に見えます :-| 衿の返りも悪いです、、落ち着きがないですね・・

 

 

袖の角度はそれなりに上がる状態です。まあ身頃がデカいので上げやすいです。

 

 

気になっていたのがここです。ちょっとシワがよってしまっていますが、衿が抜けるという事はありません。後ろの衿周りが浮いている状態です。着た時の首の後ろの圧迫感はほとんどありません。ただ、前述どおり肩先に服の重みを感じます

 

 

袖は振りが弱く、前の袖が余っています。体型の差もあるでしょうが、今の既製品でもここまで前だけが余ることはないです。

また次回お見せしますが、袖山の形がかなり丸く前後で差がありませんでした 8-O

また、肩線はかなり後ろに後退しています。今のパターンとは考えがそもそも違いそうです。

 

 

 

仕様として面白かったのが、見返しを貫通で縫っているのですが、途中まででした :roll:

吊らないようにする為でしょうが、非常に中途半端な感じ 8-O アメリカものだったら下まで縫ってると思います。

 

 

ファスナーもがんばって隠そうとしているのですが、完全に見えてしまっています・・・

 

 

スリットはかなり強引にカーブさせていました。脇の巻き縫いがあるので無理やりやった

感じですね。

 

 

袖の開きは切羽で開く仕様ですが、結構適当・・・ 8-O 工夫が見られるというよりも、テーラーの名残とアメリカの量産の流れの間でぶれている感じがします。

 

 

ここも謎の見返しの折り方・・多分衿を挟みたかったのでしょうが、折りにくいので無理やり折り込んでやっている感じですね。この折り込みは表から結構見えてしまっています

 

 

ボディに着せるとやっぱり肩先に吊り上がってしまっていますね。

首回りの抜けはないのですが、どうしても気になりますね :-| ブレタス自体が肩がちょっといかり肩なのも相まって結構引っ張られていますね・・

 

 

袖口もあっちこっちに向いてしまって安定していません。ついでにパッカリングも起きていています。結構吊っていますね。

 

これは良く出来ているとはなかなか言えないものですが、のパターンのラインからは結構かけ離れているので、面白みを感じてしまいます(マニアックでしょうかねえ :-|

昔のパターンを抜いて形を見てみましたが、良い悪いという判断ではなく、こういう現象が起こるんだという事が分かって面白いなと思いました。

 

 

また次回パターンを作ってサンプル作成してみます ;-) せっかくなのでウールとかに変えてやってみようかなと思っております。

 

ではまた年明けに!良いお年を!!

 

 

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メッシュベルト➁+ちょっとリフォーム

今年もあと2週・・本格的に寒くなってきたのでこれでもかっていうくらい着こんでます。室内での温度調節の為、重ね着重ね着です。洗濯が大変ですね・・・

 

 

ベルト作成の続きです。

革は難しいですね!初めてやってみましたが、色々考える事がありましたね・・・ :cry:

出るとは思っていましたが、段差が気になりますね・・・あとステッチの間隔とか糸の引っ張り方とか・・・うーん練習が必要です・・・ :cry:

 

 

メッシュ状のものに革を挟んだのでボコボコ感が気になります。ここは要検討です・・・あと先の金具(ピン付バックル)は種類があまりないので、これが優先ですかね・・・今回のはあまり好きではなかったです・・・ :cry: サイズを先に決めて、それに合わせてヒモの幅を微調整しないと・・

 

一応完成です。非常に簡単なベルトですが、革はやはり時間がかかりました・・・ちょっと気軽に出来るものではないですね・・・次はハギレ集めてやってみようと思いますが、ちょっと試行錯誤してみたいと思います!

 

もひとつ :lol:

先週コート洗っていました ;-)

イギリス軍のステンカラーコートです。手で丸洗いして干したままの状態です。古着屋さんは洗濯して出しているみたいですが、独特の匂いが苦手で古着は大抵のもの自分で洗います。お風呂でじゃぶじゃぶやってしまいます :lol:

 

生地がウールのギャバジンでかなり柔らかかったです。前は比翼明きで総裏です。ミリタリーものっぽい雰囲気があまりないです。

 

ただ、袖山に多くタテにシワが出ていて気になるので、ここだけほんの少し修正してみようかなと思います。

ひとまずアイロンをかけますが、ウールのギャバはかなりテカリが出るので、厚手の当て布をしました。

 

 

中を見てみると、綾スレキの胸増し芯がふらされていたのですが、ところどころほつれが・・・気になるところをリペアしておきました。軍ものは中の作りが雑・・・

 

 

袖山のみ外して、肩先に当て布を入れました。

 

 

右はアイロンかけないでそのままの状態です。

左はアイロンかけて、袖山に当て布をしてアームホールを5mmほど削っただけですが、大分変わりました。

これ以上はここだけ綺麗になっても変かなと思い、そのままにしておきます :roll:

 

ちなみにこのコートは中にふらしの綾スレキが見返し、裏地の前後ウエスト上くらいまで入っていました。中の生地が固いので表の生地が柔らかくてもそこまで形は崩れていないですね。

 

また形が崩れる前にパターン作っておきます :lol:

 

ではまた次回!!

 

 

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