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2013 年 7月 – パタンナーズライフ

ミシンプロ 田中

こんにちは

今回はちょっと
ミシン屋さんの紹介を

以前から生徒さんに
「ミシンを買いたいのですが、何処がいいですか?」という質問が多くあったのでミシン屋さんとお話をしてきました!

新宿にある
「ミシンプロ田中」さんです。

http://www.mishin-pro.com/index.htm


以前、ミシンの事で都内のミシン屋さんを調べていました。

そのときは
「とにかく安い」
「アフターケアがしっかりしている」
「ミシンの事で相談にのってくれる」
の3つを重点的に調べていました。その中でド真ん中だったのが「ミシンプロ田中」さんです。

まあとにかく安い!私もミシンを持っていなかったら絶対コチラで購入してました。え?って疑うくらい安いです。

インターネットで購入すれば安く買うことはできるかもしれませんが、やはり不安ですね・・・
ほんとにこれでいいのかな?高い買い物だから失敗したくない・・・ミシン購入の際に一番大事なことは

「目的」

だと思います。将来どんな服が作りたいか?という事です。
だったらやっぱりしっかり接客してもらって自分がどのようなものを作りたいのかを伝えて、それに合ったミシンを信用できるプロにお任せする。とうことを私はお勧めします。

田中さんだったら、相談にのりすぎちゃ
って縫製指導・・・なんて事もしばしば・・実際私が伺った時もミシンを購入された方と縫製の相談されていて、ミシンを使って縫製指導されていました(^_^)

あとお勧めミシンがはっきりと決まっているので分かりやすい!!

ミシンの詳しい話はこちらのサイトで見てもらうとして

http://www.mishin-pro.com/osusume/index.htm

縫製の重要性をちょっとお話しておきます。


私もパターンを引いてるだけでなく縫製の練習、確認をしていますが、ミシンを知るということはすごく重要だなと思います。
特にミシンのセッティング
これは必須ですね。

糸の調子が合わなければいくら技術がある人でも縫えません。逆に言えばミシンのセッティングが
完璧にできる人は縫製に技術がなくても(ある程度は必要ですよ(^_^))縫えちゃうんです。

そのためにはミシンの構造をちゃんと把握する必要があります。
構造を知るといろんなアタッチメントが使えて非常に縫いやすくなります。


個人的に欲しいのはハスクバーナですね。

ジグザグって意外に使うんですよ。その中で職業用に近い馬力で色んなものが縫えちゃうっていうのは魅力ですね。


ロックも欲しいなと思いますが、何種類かに分けて欲しいですね。最近はTシャツやカットソーを縫う機会も増えてきたので2本針のロックミシンも欲しいところ。



ミシンだけではなく色んなことを試したり企画することが好きな方なので、作業スペースもあり、過去にも色んな講義をされていたようで、外部の方を招いて「下着の講義」もされていたようです。もしかしたら私も講義させてもらうかもしれませんね。


ではこれから意見交換で連携して皆さんの服作りの手助けが出来れば :-P と思います。

 

ではでは

 

 

 

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2013パターンメーキング技術検定試験 2級②

こんにちは K です。

皆様、更新遅れまして申し訳ありません!パターンメーキング2級のもう一型を上げさせて頂きます。担当は私、Kです。

検定の結果もお手元に届き、実技に向けて目下勉強中の皆さんに参考になればと思います。

ではまず絵型から

形は4面体のショートジャケットですね。

けっこうウエストがくってる形になると思います。

寸法は以下の通りです。(10MISS使用)

着丈=51cm
肩幅=38cm
バスト=93cm
ウエスト=79cm
裾廻り=97.7cm
袖丈=58cm
袖幅=32cm
袖口=24cm
袖山=14.8cm

袖のイセは3.3cmです。


以下トワルです。

個人的に苦労したと感じるのはやはりバランスだと思います。

ショートジャッケットの場合、本体のウエストラインうんぬんではなく、デザイン画の丈感のバランスに合わせてウエストの削る位置を決める必要がありますが

何処でそれを決めたらいいのか?


比率で見る目安は袖丈ではないかと思います。

2級の問題は袖丈が指定のケースが多いので、その袖丈の設定の時着丈はいくつなのか?を比率で割り出し、さらにその着丈の何処が一番削られているのか?をさらに比率で割り出すと、さほどデザイン画からずれないはずです。

なので最初にそのバランスの寸法をデザイン画に書き込んでしまうと良いでしょう。(デザイン線も然り)

その削り位置も後ろと前では、微妙に前のほうが削り位置が高かったりするので、よくデザイン画を確認する事が大事です。

後でトワルを修正する時間はおそらくないので、ここでほぼ完璧に決めといたほうが良いです。

削るべきダーツ寸は事前に実物トワルでよく練習をしてバランスを確認しておきましょう。

 

 

それともう一つ注意すべきは衿もとですが、今回は衿の返り線が長く、BL下まであるので前の天幅の展開を1、0cmぐらいと気持ち多めにしておきます。

衿の幅はあまり大きくとりすぎず、シャープなラインが望ましいでしょう。

襟の形は大事ですので、ちょっと時間を多めに配分しても良いかと思います。

後ろに抜けた形にならないように気をつけましょう!

袖は授業で教えている方法で、高めの設定にしていただければ問題はないかと思います。

実技試験は時間との勝負です。その時間を短縮させるには練習で経験を積み、時間配分を考え、仕上がり時間に余裕をもたせる工夫が必要です。(最後にチェックできるようにね)

 

試験で提出するパターンには縫い代が必要ありませんが、完成形として工業用パターンを載せておきますので、参考になさってください。↓↓↓

自分の得手不得手を知り、対策を立てて万全の状態で望めるようにしましょう!

 

 




 

 


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2013パターンメーキング技術検定試験 3級②

こんにちは。

前回に引き続き 2013パターンメーキング技術検定試験 3級の模範解答をUPします。

パンフレットに掲載されているデザイン画はこちら。





サイズは、
着丈59cm
肩幅38cm
バスト94cm
裾回り102cm
袖丈20cm
袖幅31.3cm

袖口28.5cm

で設定して引きました。
袖のイセの量は1型目同様18mmです。






シンプルなデザインなので特に難しい事も無いと思いますが、前後のダーツ位置とダーツ分量に気を付けてパターンを引いて下さい。

後は①型目にも言える事ですが、衿は出題されるデザイン画をよく読みとって、パターンを引きましょう。
おおよそパンフレットと同形状のものが出ると思いますが、もし外してしまった場合修正にかける時間はほとんど無いと思います。


解答としては必要ないですが、工業用パターンも載せておきます。

試験まで後2ヶ月。
それまでの授業の回数は7~8回です。
決して時間があるとは言えないので、受験生は早めに取り掛かる様にして下さいね(*^_^*)

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