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縫代の角処理動画 変わり剣ボロ

この時期にしてはまだ寒いですね・・あまり暖かいのは好きではないので、ありがたいですが、あまり寒暖差がありすぎるのも体調を崩すので程々にして欲しいですよね・・ :-|

 

現在も入学者募集中です!

見学をご希望の方は是非お越しください!お待ちしております :-P

 

 

↓結構反応が良い動画です ;-)

「縫い代の角処理」の動画です!

基本的な事ですが、非常に大事な事です!なんとなーく付けていた方は是非参考に!

プロの方も、「あ」っていう事があるかも知れません!

 

 

ではしつこく剣ボロです ;-) どんだけやるんだ・・

↑これが生徒さんが持ってきた凄い変わり種・・見たことなかったのでむしろこれがメインです。

↑パターンはこんな感じでした。

まず縫製箇所と切り込み位置に印を付けておきます。

↑そうです剣ボロと思いきや、凄い太い幅のパイピング始末です 8-O

これには驚きました!所謂「いってこい始末」です。

縫い方は単純で、コの字に挟むだけです。角は切り込みを入れながら縫います。

 

 

↓挟んでステッチを入れた後のここがポイント 8-O

 

なんと、ただ折るだけ!厚みなんて気にしないでやっちゃいます!「雑!」といえばそれまでですが、「折るだけで出来る」というのもすごいと思います。まずこの発想は出ないですね・・「アメリカのワークウェア!」って感じです。

ちなみに最大の「デメリットは剣の先が凄く分厚い」です。けっして綺麗を目指しているものではなく、あくまで「いかに簡単に」を目指した結果の縫い方かと思います。

この仕様を考えた方、ありがとうございます・・・ :lol:

 

デメリットは他にもあって

「裏が落ちやすい」です・・実際落としました・・

 

ただ、上手く縫えてもこの部分だけは隙間が空きっぱなしです。気になる方は気になるところ

というなんとも変わった剣ボロの仕様でした ;-)

他にも縫製上で細かいところはありますが、ここまで変わったものを見たのは久しぶりだったので楽しかったです :lol:

剣ボロという事で話をしていますが、これは、プルオーバーやポロシャツの「前明き」にも使える仕様かと思います!

たくさんありますが、剣ボロに関してはとりあえずここまでで、、

 

ではまた!

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㊙縫代の厚みを減らすプロテクニック!おしゃれ剣ボロ

4月期の授業が始まりました!

新しい生徒さんも2週目になり少し慣れてきたかなと思います :-P

パターンの授業は特に最初地味ですが、ここを超えると形になり面白さがぐっと増すと思います!丁寧にを心がけましょう!

 

入学は現在も受付中ですのでご興味ある方はお気軽にお電話下さい ;-)

 

 

色々動画更新しています!↓

まさかの無料のテキストや、他にもプロの方から初心者の方まで為になる動画が盛りだくさんになってきました!是非チャンネル登録をお願いします!

生地の厚みについて動画を作製してみました :lol: ブログのほうでもかなり触れている内容ですが、縫製だけでなくパターンの事にも触れているので是非ご覧ください!

 

 

では、前回も剣ボロでしたが、今回も剣ボロで ;-)

といっても同じではなく、「ドレスシャツに見られる剣ボロ」です。

パターンを先にお見せしますのでどんな形になるのか予想してみて下さい ;-)

レディースのパタンナーの方はあまり見ない仕様かと思います。

下が三巻になっている仕様で剣のカタチがL字にカットされていないやり方ですね。

イタリア等のドレスシャツによく見られる仕様です。

 

 

まず裏に切り込み位置を記入して

切り込みます。

多いのは「裏に三巻の縫代を出す」ですが、断ち切りが見える状態は嫌だったので、私は「表に縫代を出す」でやってみました。

出来上がりはカーブさせて最後まで極力縫うようにしましょう。

短冊はこんな感じで折っておきましょう。斜めに折られているので厚みが分散され薄く仕上がるのがポイントです。

裏から土台に地縫いします。

高さが合っていないように見えますが・・

切り込み先はこの位置での高さで合っていれば大丈夫です。

折るとこんな感じになります。

表に返して開くとこんな感じの見え方です。

あとはぐるりと縫って完成です。

裏から見るとこの位置に隙間が空いている状態ですが、この中から糸が出てくることはないかなと思います。

最初にも言いましたが、ドレス系のシャツに多くみられる仕様で、理由は「薄い」からかなと思います。生地が硬いとその部分のシルエットを崩す恐れがあるので、剣ボロの明きはこの仕様が多いのかなと。

3つ巻きの幅が狭く切り込み先がほつれやすいですが、ここも「ほつれても気にしない」で「薄くなる事が優先」と考えた仕様かと思います。

雑とみるか、それでいいじゃないかとみるかは好みかと思いますが・・

個人的にはこの仕様は好みです。ステッチがあまり入らないので吊りシワが出来ないですから仕上がりもスッキリします。

 

このやり方で尚且つ「剣ボロ裏を控える」という仕様もあります・・いろんなやり方がありますね・・・

次回はヘンテコ剣ボロを紹介したいと思いますのでお楽しみに!

 

 

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まとめ動画はじめました! 超簡単!1枚剣ボロ

水曜日の授業を残して10月期も終了です!

長いような短いような・・・

申し込みやお問い合わせをされる方は↓の時間になりますので、ご注意下さい!

大阪アトリエ、月曜~金曜日10:00~17:30迄

東京アトリエ、月曜~土曜日12:00~20:00迄

4月期の申し込みはまだ受付中です!お考えの方はお早目にお願い致します!

 

 

さて、動画作製も色んな方向性を考えております!

動画をまとめてみました!今まで作製していたもの1個1個分けて見るのが結構面倒だったりするので、シリーズとして1まとめに出来るものはこんな感じでまとめてみました!

今後シリーズ化しているものや、関連性の高いものもまとめていこうと思いますので、よろしくお願いします!

 

 

さて、なかなかダウンが再開しませんが、そうこうしているうちに暖かくなってきました・・生地がなかなか見つからないんですよね・・・・ :cry:

 

という事で合間に気になっていた部分縫いでも挟もうかと思います!

1枚の生地でつくる剣ボロ始末です!

見た目は普通にしか見えませんね・・・

ですが、「ものすごく簡単」です!たぶん一番簡単なんじゃないかと思います :roll: 剣ボロの裏側が難しいので苦手な方も多いかと思いますが、これはラクチンです!初心者の方は是非試してください!

↓分かりやすく表裏に切り込み位置を記載しました

短冊の布(剣状になったもの)と下持ち出し(四つ折りのパイピング布)に分かれている事が普通ですが、これは違います。

そう続いて1枚になっているのです。

やり方は簡単 :lol:

袖裏に短冊布をコの字に縫います。

縫った後、Yの字に切り込みを入れて・・

ひっくり返します。すごい簡単・・

あとは↑のように折ります。

↑こんな感じです。コの字の隙間に持ち出しを作るように折ります。

 

↑短冊側も折り込みます。

簡単!

あとは持ち出しにコバステッチを入れて・・

短冊をぐるっと縫うだけです :roll: 簡単!早い!失敗しない!のですごくオススメです!

 

ただ、

唯一裏側のこのポイントだけ表のぐるりステッチを入れる際、持ち出しも一緒に縫ってしまうかもしれないので、1mmくらい控えておいた方がいいかと思います。

 

 

さて、簡単簡単!と言いましたが、デメリットはないのでしょうか?

1つデメリットは「生地の厚みが1箇所に集中する」です。

生地に厚みが出ると生地が引っ張られるため少し気になると思います。生地としての扱いがそこまで難しくないのであれば、通常のやり方のほうがすっきり仕上がると思います。

 

使いどころは・・「ほつれやすい生地」これに尽きるかなと。シフォンとか・・・(シフォンの剣ボロとか難しい・・・)

ほつれやすい生地の場合は通常裏側を三角に折ったりするのでどうしてもほつれが出たりします。

このやり方であれば切り込みを入れてもほつれる事はありません。

 

是非お試しあれ!

 

 

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紳士パンツスラックスパターン動画 ファスナーについて③

今年最後です!

12/28~1/6まではお休みで、問い合わせや見学ができませんのでご注意下さい!

 

寒さもピークで年末年始らしくなりました。この時期になるともこもこのダウンの出番になりますが、一応ダウンも私は洗うようにしています。アウトドア系だと止水テープというのが縫い目の裏に貼ってあることが多いので、剥離してしまうかもしれないのであまりお勧めしないです :-| 洗うときは洗ったダウンが下に集まらないように平干しにするようにしています。洗う場合はダメになるかもと覚悟の上でお願します 8-O

 

 

動画は今回「紳士パンツ」です!

これも無料で出してもいいのかという内容(ほとんど無料で出していいのかと思うものばかりですが :lol: )メンズのパンツは(トップスもそうですが)特にパターンの引き方が確立されていない分野です。まずその段階で貴重な資料ですし、引き方も全て理にかなっているのでパタンナーの方(もちろん趣味の方も)は必見です!是非見てみて下さい!

 

 

 

では、今年最後はしつこいようですが、「ファスナーポケット」です!

前回のファスナーポケットの改良版で

↑ステッチが0.5cmバージョンでファスナーの位置が縫い目に近いタイプです。

↑最大のデメリットはファスナーの引手がかなり見えてしまいます 8-O

あまり良くないかなと思いますが、引手があまり大きくないコンシールファスナーなどであれば良いかもしれません。使いどころは難しいですが、使う際は縫代幅とファスナーの位置をよく確認して上でステッチの幅を決めるようにしましょう!

 

 

そして・・プラスで↓このタイプのものもやってみました。

縫製している人からの質問があったのでやってみようと思います。

ファスナーポケットの中でもライダースによく見られる「両玉縁ファスナーポケット」です。

裏地があるタイプに使われるもので、袋縫い等は無しで極力薄く仕上げたい時に有効です。

ほんとはポールチェーンというタイプの引手が付いていますが、今回用意できなかったのでお許しを :cry: 最大の特徴は「袋布が向こう布と共通ではなく、控えている」です。

なんだそんな事、と思われるかもしれませんが、パタンナーの方は結構向こう布と袋布を共通でされる事が多いと聞きました。実際は工場さんが調整されているかもしれません。

縫い方を知らないのは良くないと思いますので、やってみようと思います!

 

では

↑パターンの土台はこんな感じです。ファスナーの位置は分かりやすくするため赤で表記しています。3か4号のテープ幅24mmファスナーを使う事が多いと思います。30mmはあまりないかなと思います。

なので表のステッチがファスナーをちゃんと貫通するように0.7cm×0.7cm幅の両玉縁にしました(0.8cmでもいいと思いますがちょっと狭いかもです)

 

パターンは袋布が玉縁の下端までで縫代が0.5cmです。口布は上下分けました(×2枚でもいいです)

 

 

縫製です。

裁断したら口布を2つ折りにして出来上がりに線を引いておきます(慣れている方は必要ないと思います)

口布を2つ折りの状態で叩きます。

Yの字に土台のみ切り込みを入れて

ひっくり返してアイロンで整えます。

私はこの段階で三角布を押さえています。

出来たらファスナーを裏側にセットします。

ファスナーのムシの中心が完全に口布の中心になるように見ながら口布上側に仮止めします。

下側が開いている状態です。

下側と袋布を0.5cmで地縫いします。

出来たら表から下側にコの字ステッチをいれます。

この時ムシの中心がきっちり合うように見ながら縫うようにします。(口が開かないように)

下側が縫えた状態です。

 

あとは向こう布を裏にセットして上側にコの字ステッチを入れて

向こう布と袋布に外周ステッチをいれて完成です!

 

比較的簡単に出来ます!こうする事で、かなり薄く仕上げることが出来ますから、レザーなどの厚みのものには有効かと思います。やり方はほんとに色々あると聞くので自分でやりやすいやり方を探してみて下さい!

口布は中縫い無しでも出来ますし、袋布の地縫いも無しで表からの貫通ステッチで出来ます。

 

 

ちなみに縫製の方からの質問では「1.0cm×1.0cmの両玉縁」の場合は2.4cmファスナーで出来るか?でした・・・・出来ないことないかも知れませんが、上下のファスナー端まで0.2cmはちょっと・・・

 

なんでもデザインとは考えずに「縫うことが出来るか?」を副資材ありきで考えるようにしましょうというお話でした!!

 

それではよいお年を!!今年も1年ありがとうございました!

年明けにはもう4月期の入学準備が始まります!またいつでも見学に来て下さい!

 

 

 

 

 

 

 

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誰にも聞けない!地直し動画 共生地スウェット

こんにちは :-P

いつのまにかもうすぐ2月でもう今年1ヵ月が過ぎようとしています・・・

 

あっという間に4月期の入学を考える時期ですね・・・

入学をお考えの方は見学もそうですが、動画を見て頂いて、どんな授業かイメージして頂ければと思います。

 

今回は「今さら聞けないシリーズ」の「地直し」です。

 

「地直し」は服作りに必須です。

正確に地直ししておかないと後で崩れてしまって「なぜ間違ったのか?」が分からなくなります。

また、縫製時にも「地の目」を確認しながら縫わないと、衿ぐりなどが伸びてしまったりしても気付かなかったり、服を作る上で基本ですが必要です。

慣れてくるとなんとなく、「縦糸がこう通っているな」とか見えるようになります。

技術職特有の「目」ですね。何十年やってもほんとにこの基礎は今になっても非常に必要だと感じます。

 

 

最初はホントに難しいと思います。最初の頃を思い出すと「頭ではわかってるつもりでも手が動かない」というもどかしい感じになったのを覚えています :roll:

 

ハンカチとかでも練習は出来るので、興味のある方は思いっきりハンカチを引っ張ってみてからアイロンをかけてみてください。

地の目が分かると普段のアイロンがけで、買った当初の形に近い状態まで戻す事も出来ます。

是非お試しを :lol:

 

 

 

 

では、前回新生児用のベストを作っていて、「あ、この縫い方してみたい」というのを思い付いたのでやってみる事にしました。あとついでに気に入っていたスウェットを作り直そうと思います。

 

背中がいつものように跳ねてますね :cry: 大体そうなります・・

サイズだけは上に重ねて着る事が出来るので頻繁に着ています。。

 

 

ここくらいは修正して作りたいと思います。

 

 

ちなみにパターンはこんな感じ↑でした。

超量産のパターンに比べると、比較的前後差をつけて立体で作っています。

まあ私には合わないですが、、、サイズは気に入っているので、、

縫製は家庭用でも縫えるような簡単な縫い方が多いです。

 

 

 

ではやってみたかった仕様です。

 

ジグザグ縫いの応用です。

テープを4つ折りしないで、端にロックをかけて↑のように折ります。

 

 

挟み込んでそのままジグザグステッチです。

単純なようですが、メリットが

「伸びすぎないで戻る」ことです。

普通にTシャツのようにフライスで縫ってしまうとどうしても着ていくうちに生地が薄いので伸びやすいです。

この方法だと端まで生地があるので強度がかなり増します

 

デメリットはある程度衿ぐりを大きくしておかないと伸びないので頭が入らないところです。あまり首の詰まったデザインの時は出来ない仕様です。

 

 

こんな感じ↓の仕上がりになりました。

 

少しだけバランスを変えただけであとは同じ仕様です。

 

 

袖口と裾も伸び率が少ない仕様で共生地です(共生地でやる場合は戻り率が少ないので倍率は少ない方がいいです)


Tシャツはみ出てしまっていますが :lol: 強度的には満足の出来上がりです。

 

こんな風に家庭用でもちょっと考えて縫うだけでクオリティが上がります。

ただその分その縫い方に合ったパターンを引かないといけません。

 

ではまた次回子供服に戻ります :-P

 

 

 

 

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オランダトレーニングジャケット③

雨が続きますね :-|

洗濯物を干せないので極力ポリエステル系の乾きやすい素材の服を着ています。

ポリエステル系素材のやっかいなところはアイロンがかけにくいところと、暑いときはものすごく蒸れるところですね。

なので体温調節しやすい前開きの服しか着ることができないです :cry: 最近セーター、スウェットもだめですね・・快適さを追求すると開きが欲しい・・

 

 

さて新規の方も入られて、パターンの細かさに皆さん驚かれているところです 8-O

最初に細かく丁寧にやっておかないといい加減なものが出来てしまいますからね。

凄く綺麗な服は絶対に細やかさが必要です。

皆さん一緒に乗り越えましょう ;-)

 

 

 

では、そんな細かい(マニアック)なお話を

トレーニングジャケットの続きです。

表生地はコットンナイロンでやってみることにしました。

コットンが入っているので通気性はよくナイロンで非常に丈夫という生地です。

ちまたにはあまり売られていないので、ネットショップで購入してみました。セール品ですが、かなりいい生地です。

裏はまたカットソーの生地でやってみたく、Tシャツと同じ天竺で、「シルク混」でやってみました。少しシワになりやすいですが、肌触りはすごくいいです :lol: かなり伸びます・・

 

縫製前に色々試してみましたが・・布帛とカットソー生地の切替部分の縫い縮み、ズレは絶対出るなと思い、少し工夫してみることにしました。

ちなみにカットソー同士は伸びなければならないので、ウーリーロックで縫製しています。

 

カットソー同士はいいんですが、、、

 

 

表地と縫い合わせる際にものすごくズレました・・・ :cry: 5cmくらい縫っただけで0.5cmはズレましたね・・・

 

なので表と縫う位置に伸び止めを貼って縫いずれ防止しました。少しだけ伸びるタイプの伸び止めです。工場さんでは、ミシンの設備的に必要ないかもしれません(アタッチメントなどで)

家庭用では縫いずれ防止にはまず伸び止めを貼って、様子を見ると良いかなと思います。

端がカールしてしまうのも防止できて一石二鳥でした :-P

 

 

 

・・で今回一番やってみたかった事です。

袖口の仕様がこんな感じでした↓

 

 

謎の当て布です 8-O

イタリアのブルゾンで見たことありますが、ほとんど無いですね。

 

さっそくなぜやるのか検証です。

ゴムを袖口カフスの間に挟んで、裁ち端を合わせてゴムおさえステッチを入れます。

ゴムが短いので引っ張られますね。

それを無理やり伸ばした状態で3本ゴムもカフスも貫通ステッチをいれます。

・・・縫いやすい!

まっすぐに引っ張るだけでいいので縫製はしやすいです。この縫製がしやすいというのが、ゴムを扱う上で非常に大事でステッチの綺麗さに影響します。

まっすぐ縫った裁ち端を突き合わせ(重ねない)にして

 

2c巾の布でくるみます。

 

凄くラクで綺麗に袖口を縫う事が出来ました。

1パーツ増えてしまいますが縫製は非常にしやすいのですごくオススメです。ゴムは全部これでいきたいぐらいです。

 

あとは裏地と一緒にぐるり縫うだけです。

↑完成

これが、「あとでゴムを入れて筒状で縫う」となると袖口が小さいので非常に難しいですし、ステッチ巾が安定しません。

簡単且つ厚みも軽減出来てよく出来た仕様だなあと感心です。

 

 

 

他はさほど難しいところはなかったですが、ドルマンスリーブでよくあるのが鎌底が吊って引っ張られてしまう問題です。今回は裏地がついているので普通に切込ました。

↑切り込んだのでかなり軽減出来ています。

 

 

あとは裾のゴムです。ここも袖口と似たような縫い方はできますが、距離も長く縫いにくいという事はないので、「あとでゴムを入れて貫通ステッチをいれる」というやり方にしました。

ゴムは本当に縫製工程(順番)で縫いやすさが極端に変わるので縫う前に「縫いやすい仕様か」を考えると、「簡単=綺麗になりやすい」になります。

 

袖口の仕様は是非お試しあれ ;-)

 

では次回完成です。どんでん口をちょっと変わった箇所にしてみました。

 

 

 

 

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オランダトレーニングジャケット➁

2020年10月期の生徒さんまだまだ募集中です!

10月期は12日(月)から始まります!

空いてる席もありますが入学をお考えの方はお早目に!


このブログではそこそこマニアックなことをしていますが、初心者の方も多く通われているので、お気軽にお電話下さい :lol:

 

 

ではでは・・少し涼しくなってきましたね!このブルゾンも早めに仕上げたいところです :-P

 

 

が・・まずはパターンをしっかりとしておかないと後悔しますので、部分縫いを確認です!

縫製に入る前に紙で構造を確認してからの方がより効率は良いですよ ;-) 紙で出来そうな事も実際に縫うと「あれすごく縫い難い・・」ってこともちらほらあるので、実際に縫って確認するのがベストですね!

 

 

簡単そうに見える縫い目利用のファスナー付きポケットです。

↓パターンです。

分かりにくいとは思いますが、ちょっと多めに記入しておきました。

ポイントは

「ファスナーの位置と袋布の位置」です。やっぱり縫い方複雑・・

 

 

そんな事?と思われるかもしれませんが、これで縫代の付け方が変わりますし、縫い易さも全く変わりますからやっぱり「縫わないと分からない」です。

 

向こう布はそのまま。袋布はポケット口から少し離れています。

もう一点難しい所はファスナーの幅で縫代の付け方が変わる点です。

ファスナーのテープ幅はムシの幅によって違ったり、種類によってかなり違います。

ファスナー端に合わせて縫うのが一番楽なので、「ファスナーの幅によって縫代設定は変えた方がいい」と思います。

 

 

 

 

 

色を変えて表記しています。

水色がファスナー位置で、緑が袋布の位置です。ポケット口からは少し控えられています。

 

 

では縫っていきましょう。

脇前身頃のポケット口にファスナーを仮止めします。ファスナー位置に注意しましょう。

前身頃と脇身頃をポケット口まで地縫いします。

 

 

このままでは縫い代が前身頃高に出来ないので、縫代に切り込みをいれます。

↑パターン上に入っている「切込」と記入しているところです。

 

 

表からwstを入れます。ポケット口と上下は分けて縫います。口のところはファスナーはかまないように。

ステッチが入ってまだ前身頃には縫えてない状態です。

 

 

向こう布を脇身頃、ファスナーと地縫いします。

 

 

で、ここですね。2cmの縫代があるので、表のwstを入れても袋布とファスナー端は縫えるはずです。2cm縫代内の緑の線です。

wstが入ることで意外に難しくなっていましたが、こういうところはやっぱりやってみないと分からないですね・・・簡単かなと思っても、ちょっと不安を感じたらやってみましょう!

 


 

あとは周りを縫って、表からポケット口にカンヌキを入れて完成です。

実際手を入れると少し袋の端が角っぽかったのでここからパターンは丸くしてます。

 

さて、、ようやく次回から縫製です。

 

ではまた!

 

 

 

 

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オランダトレーニングジャケット①

引き続き10月期の入学受付中です!

残りの座席数が少なくなってきている曜日もありますので、お早目にお電話お願いします :-P

10月期は10月12(月)から開始になりますのでお間違えの無いようご注意下さい!

 

 

 

 

やっと涼しくなってきましたね・・ :-P 一番好きな時期です。

運動もしやすい時期で、スポーツをするのにもってこいな時期。

 

 

スポーツという事で?(無理やり)今回はちょっと変わり種。「トレーニングジャケット」です。

 

以前トレーニングパンツを作製しましたが、それのトップス版ですね。

 

かなり変わった服をみつけたので、オーバーサイズですがちょっと作ってみようと思います。

 

 

 

 

結構大きいのは気にしないでください 8-O ちょっと分かりにくいので、腕を上げると・・・

 

 

そうです。ドルマンスリーブです。メンズでは珍しいですね。80年から90年代くらいの古着で割と見ますが、それ以降はレディースのイメージが強いです。見事に鎌底が吊っています ;-) 思いっきり吊ってますね :lol:

 

 

ただ、このドルマンは切替沢山 :roll: パターンも見ましたが、ダーツ処理はされていません。おそらく用尺のためと、ポケットのために切り替えたのかなと。昔のリーボッ〇の服で見た事ある懐かしい感じです。

 

運動量はドルマンなのでものすごい量です。ただ不必要なシワもめちゃくちゃ多いですが・・

衿はかなりぴったり。いえむしろ首に当たっています :roll: たしかに生地が柔らかいので気にはなりませんが硬い生地だと凄く痛そうです・・・

 

 

裏です :roll: 初めて見ました・・裏はラグラン。おそらく切替を入れると縫製の工程が多くて無駄になるのと、ドルマンにすると用尺をとられるのでラグランという選択をしたのかな?ちょっとなんとも言えないですが・・・裏は汗を吸ってくれそうな綿のカットソー生地です。

昔のトレーニングウェアは通気性というよりいかに汗を吸うかで考えられていたのでしょうか・・中にTシャツ着ればいいと思うのですが、ちょっと謎です。

 

 

ゴムはソフトゴムを使っているので引っ張り易いです。苦手なゴムなのでちょっと頑張ってみたいと思います。

 

後ろの見返しはスレ防止、衿の中綴じの為でしょうか。

 

とここで気付いたのが・・

 

 

このポケット。

裏にファスナー付きになってます。

 

なーんだ簡単・・・と思っていたのですが、あれ?結構縫製複雑?

 

そういえば切替利用のファスナー付きポケットをやってなかったなと思い、ちょっと部分縫いしてみる事にします ;-)

 

 

ではではまた次回!!

 

 

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裏無しベンツ袋縫い

やっと涼しくなってきましたね・・

 

暑かったので一気に寒くなるこの季節は温度管理に気を付けましょう。

なんか温度の管理って年中言ってる気がしますね・・ :roll:

 

そういえばこの前雨が降った日に電車にのっていて、最近窓が開きっぱなしになっているので電車が止まった瞬間窓から雨が大量に入ってきました。危うくびしょびしょになるところでした・・皆さんも雨が降った時の電車は気を付けて下さい・・・ :cry:

 

 

講習の受付も始まりました!まだ空いている座席はございますが、今後どう動くかは予想がつきません 8-O

10月期の講習は12日(月)からの開始になりますので、入学をお考えの方はお早目にご連絡ください :-P

 

 

さて前回も紹介しましたが、アロハシャツの講習の様子をもう一度↓

パターンから縫製の様子まで解説しているので、ちょっと長いですが見てみて下さい :lol:

普段の講習に近いものがあるので、入学を考えている方も是非見て下さいね :-P

 

 

最近編集の腕も少しづつ上げてより分かり易く頑張っております :-P

 

 

 

 

では・・・前回ベンツの部分縫いをやりましたが、パイピング始末ということで「めんどくさい!」っていう人もいるかと思います :-|

今回はこれ↑

すごく簡単なベンツです。

簡単すぎて、ちょっと気になるところは所々ありますが :-|

 

では

パターンはこれ↑です。

裾の部分で要らない生地はくり抜いているくらいで他は簡単です。

 

 

後ろ中心の縫代は袋縫いになるので仕上がりは綺麗ですね。

裏なしの中では一番簡単なベンツかもしれないです。

まずベンツ端に三つ折りステッチをかけます。右の裾角部分は縫代厚み軽減のためカットしています。途中から2つ折りになってます。

 

 

後ろ中心を外表にして0.5cで縫います。切り込みをいれてひっくり返して・・・

 

 

後ろ中心をベンツ明き止まりまで縫います。とっても簡単です。

↑こんな状態です。

 

 

貫通のベンツおさえステッチを入れて・・

裾三つ折りで完成です・・・ :roll: めちゃくちゃ簡単!!

 

 

 

なのでちょっと小技を少し。裾の角で三つ折りを2回繰り返す場所が出来てしまうので、こういう時は「斜めに折る」です。

こうすると縫代の厚みが分散されるので、厚物のときなんかは有効な手です。

 

 

 

出来あがり!

すごく簡単なやり方ですが・・・

 

厚地の生地には三つ折り2回があるのであんまり向いていません。

三つ折りを袋縫いするところもあるので・・・

薄手生地で使うベンツですね :-P でもほんとに簡単なので是非試してみてくださいね!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

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裏無しベンツパイピング始末

暑くてマスクはなかなか体力奪われますね…

ちなみに布マスクの方が汗をかいてもびちゃびちゃにならないのでオススメです :-P 以前にパターンものせてるので、作成してみてくださいね。http://www.leopera.com/pl/?p=9637

 

さて、今年はコロナウィルスの影響で全体的に日程がずれ込みましたので、9/13日(日)に体験セミナーを開催致します!

除菌や換気は十分に行い、少人数での開催になります。ご予約が必要になるので東京校にお電話頂ければと思います :-P

ご予約のお電話→ 東京校 03-5473-1519

 

前回の様子はコチラhttp://www.leopera.com/md/?p=5869

 

ではでは・・

裏無しのコートの仕様を調べていた時、最近ちょっと気になっていたディティールの部分縫いを少し。

 

結果はコチラ↑です :lol: ベンツのパイピング始末ですね。

凄く簡単に縫えるのでオススメの仕様です。ちょっとパターンの方が複雑ですが・・・その分縫製はラクに出来ます :lol:

ちょっと複雑なパターンです。裏に芯を貼っています。

 

後ろ中心を縫って・・

パイピングで始末します。カーブさせているのがポイントです。キレイに仕上げたい場合はアイロンで形をつくっておいた方がいいでしょう。

そのあと後ろ中心を一気にパイピングします。

カーブしているおかげでとてもキレイにあがりました :lol: これだとパイピングを折らなくても済みますし、すごくラク・・・

あとは端にステッチをして

裾を三つ折りするだけです。(中の縫い代はカットしています)

このあたりの三つ折りの角縫い代を薄くする方法を今度やろうかな。

ベンツのおさえstを入れて完成です :lol:

とっても簡単ですが、見た目もキレイでオススメです。

カーブのラインをもう少しゆるくしたり色々試してみて下さいね :-P

 

ベンツ別バージョンも考えています。ではまた!

 

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