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東京のアトリエ講師のこだわりや、物作りの様子をお知らせします。ファッションの情報やイベント告知も行います。
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2021 年 1月 – パタンナーズライフ
2021 年 1月 – パタンナーズライフ
誰にも聞けない!地直し動画 共生地スウェット
こんにちは
いつのまにかもうすぐ2月でもう今年1ヵ月が過ぎようとしています・・・
あっという間に4月期の入学を考える時期ですね・・・
入学をお考えの方は見学もそうですが、動画を見て頂いて、どんな授業かイメージして頂ければと思います。
今回は「今さら聞けないシリーズ」の「地直し」です。
「地直し」は服作りに必須です。
正確に地直ししておかないと後で崩れてしまって「なぜ間違ったのか?」が分からなくなります。
また、縫製時にも「地の目」を確認しながら縫わないと、衿ぐりなどが伸びてしまったりしても気付かなかったり、服を作る上で基本ですが必要です。
慣れてくるとなんとなく、「縦糸がこう通っているな」とか見えるようになります。
技術職特有の「目」ですね。何十年やってもほんとにこの基礎は今になっても非常に必要だと感じます。
最初はホントに難しいと思います。最初の頃を思い出すと「頭ではわかってるつもりでも手が動かない」というもどかしい感じになったのを覚えています
ハンカチとかでも練習は出来るので、興味のある方は思いっきりハンカチを引っ張ってみてからアイロンをかけてみてください。
地の目が分かると普段のアイロンがけで、買った当初の形に近い状態まで戻す事も出来ます。
是非お試しを
では、前回新生児用のベストを作っていて、「あ、この縫い方してみたい」というのを思い付いたのでやってみる事にしました。あとついでに気に入っていたスウェットを作り直そうと思います。
背中がいつものように跳ねてますね 大体そうなります・・
サイズだけは上に重ねて着る事が出来るので頻繁に着ています。。
ここくらいは修正して作りたいと思います。
ちなみにパターンはこんな感じ↑でした。
超量産のパターンに比べると、比較的前後差をつけて立体で作っています。
まあ私には合わないですが、、、サイズは気に入っているので、、
縫製は家庭用でも縫えるような簡単な縫い方が多いです。
ではやってみたかった仕様です。
ジグザグ縫いの応用です。
テープを4つ折りしないで、端にロックをかけて↑のように折ります。
挟み込んでそのままジグザグステッチです。
単純なようですが、メリットが
「伸びすぎないで戻る」ことです。
普通にTシャツのようにフライスで縫ってしまうとどうしても着ていくうちに生地が薄いので伸びやすいです。
この方法だと端まで生地があるので強度がかなり増します。
デメリットはある程度衿ぐりを大きくしておかないと伸びないので頭が入らないところです。あまり首の詰まったデザインの時は出来ない仕様です。
こんな感じ↓の仕上がりになりました。
少しだけバランスを変えただけであとは同じ仕様です。
袖口と裾も伸び率が少ない仕様で共生地です(共生地でやる場合は戻り率が少ないので倍率は少ない方がいいです)
Tシャツはみ出てしまっていますが 強度的には満足の出来上がりです。
こんな風に家庭用でもちょっと考えて縫うだけでクオリティが上がります。
ただその分その縫い方に合ったパターンを引かないといけません。
ではまた次回子供服に戻ります
新生児用ベスト①
こんにちは
今年は去年よりは暖かい気がしますが、電車が寒いので、より重ね着必須になりましたね
以前作製したトレーニングジャケットとコートを毎日のように着ています。
皆さんコロナもそうですが、風邪にも気を付けましょう
では、今回も赤ちゃん用のものを。
以前某メーカーのベストを買いました。非常に使い勝手が良かったので、2枚目が欲しいなと思い買いにいったらもう売り切れていました。
多分お子さんのいらっしゃる方は結構そういった事が多い気がします。
大人と違って洗濯をよくするので2、3枚は同じものがあるといいですね。
という事でないなら作っちゃいましょう。
↓これです。
すごく使いやすいです
基本赤ちゃんだと重ね着をして、袖が3枚とかになると動かしにくいのか、結構嫌がると思います。
なので、家の中だとベストくらいがちょうどいいです。
だから人気なのかなと。
あとリバーシブルも多いですが、これは汚れの問題かなと思います。
脇などの接ぎ目は薄く仕上げるため、フラットシーマで縫われているのかな?
これなら薄く出来ますし。
ただ家庭用ではちょっと工夫が必要そうです。
端はニットテープが使われていましたが、肌のことを考えてかコットンでした。
スナップはもちろんプラスチックです。
結構海外のブランドの子供服は金属系のものも多いのですが、国産のものはアレルギーなどのことも考えてか、ほとんどプラスチック製でした。プラスチックの方が、使いやすい気がします。
ではでさっそく
お試しで肌触りと強度を考えて、フリース、トリコット芯、フリースの3枚重ねでやってみる事にしました。
3枚重ねてまわりに先にロックをかけます。ロック幅は太めにしておいたほうが3枚仮止めできます。
肩と脇は片側のロックを隠すように乗せて、ジグザグミシンです。
前にフリースベストでやってみた仕様ですね
これである程度薄く仕上げる事ができました。
幅を少し広めにしておくと裏側もペラペラめくれてこないです
既製品でしか使えないようなロックの代用です。
試しに今回はニットの2つ折りのテープを使ってみることにしました。
薄く仕上げられるのがメリットですね。
ただ、売られている種類は少なかったです。色があまりないので、けっこう限定されますね。
先にアームや衿ぐりなどカーブの形にアイロンをかけておきます。
これもジグザグミシンで縫いましたが、かなり難しかったですね
ニットのテープが結構ズレてきてしまって安定しなかったです。
←はうまくいったのですが、→はアームが少し伸びてしまいました・・なにか対策が必要そうです。
脇を片側縫ったら、あとは裾~前端~衿ぐり~前端~裾と一気にテープで挟みます。
で、ひとまず仮のベストの出来上がりです。
右のアームが吊ってますね・・・ 次はちょっとここを解消するためになにか考えてみます!
裾のカーブとかはうまくいったのですが、加減が難しい・・・
ではまた次回!
赤ちゃん用マット
あけましておめでとうございます
年明けすぐに緊急事態宣言が出ましたが前回とは内容が異なり、学校には要請が出ていないため開校しております。
換気、教室内の除菌は徹底して行っております。
4月から入学ご希望の方はご見学して頂けますので、マスク着用でお越し下さい。
では、今回から少し子供用の服や、雑貨なども間に挟んでいきたいと思います
子供のいる方は共感して頂けると思うのですが、子供用のものってファンシーな柄のものがあまりに多いため、男の私は結構抵抗あります。もちろん子供用なのでそれでもいいと思いますが、たまにはそうじゃないものも欲しくなります
今回は「マット」です。
子供用のものって「少しの期間しか使わないのでもったいない 」と皆さん思っているはずです。
なので、「布製品」に関してはある程度縫えると思うので、やってみる事にしました。
生地もあまり新しく買い足すというより、使っていない余った生地で作製できたらと思います。
今回は余った生地や貰って使わない生地で作っています。
マットなのでかなりの厚みが出てくるのでこれをいかに薄くして縫製できるかを考えて縫ってみることにしました。
キルティング、ニット芯、中綿、ニット芯、フリース、ニット芯、キルティングの7枚重ねです。凄く多いですが、これくらいしないとクッション性がないので。
表のキルティングはナイロン系で汚れ防止、裏はスベリ止めも兼ねて、起毛したキルティングを使いました。
パターンは長方形なので、必要な生地を重ねて、欲しい枠の少し内側にしつけしていきます。(重ねて裁断したほうが、1枚1枚の差が少ないのと、地縫いする時の縫いズレ防止になります。)
滅茶苦茶固かったです
ざっくり縫ってカットした状態です。
それでも生地端は多少ズレるかと思います。
端のパイピングテープです。これも強度を考えてデニムで
接ぎはバイアスに縫って少しでも薄くしています。
縫う時にかなりズレやすいので、リング押さえを使用して縫いました。
このままだと縫えないので・・(ミシンの針が入りません・・・)
上下2枚を残して、中の生地は捌いていきます。
↑こんな感じです。
あとはパイピング布を挟んでいくだけです。
因みにカーブ部分はアイロンで先に形を作ってから挟みました
角も反り返らないでいい感じです
これで完成な簡単なものですが、ちょっと工夫するだけでこういう雑貨もつくる事ができます。残布のみで作製したのでほぼタダでした もっと細かい残布しかない方もパッチワーク状にしてつくるといいかと思います!
ではこんな感じで、赤ちゃん、子供用のものをちょこちょこ作製していきたいと思います!
ではまた次回!