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2016 年 4月 – パタンナーズライフ

リメイク鞄②

こんにちは

GW前ですが、ぎりぎり鞄作りが終わりました :roll:

これをもって旅行に行こうと思います。

作る時間はそんなにかからないので、みなさんもためして下さいね!

 

では前回で縫製までは終わったのですが、ここから少し手を加えます。

リメイクもので気になるのが「馴染んでない」という所です。

これは以前の生地のダメージに比べて、新しく縫ったところが新品っぽくなって目立ってしまい、なんというか「リメイクしました~」という感じになってしまいます。

なのでちょこっとダメージをあたえていきます。

 

 

注意点は糸はあまりこすらず、生地のカドを少し多くダメージをあたえるといい感じになります。

やりすぎると目立つので、気持ち削る程度で・・・

 

 

削った後は洗いにかけます。

削ったので、少し色が落ちやすくなり、全体に馴染むのを狙っています。

 

 

洗う時も少し硬い食器洗い用スポンジでこすっています。

 

 

 

出来たら天日干し。

これでも少し色が落ちますね。

 

 

で、完成がこちら↓

 

 

結構気に入りました :lol:

古着独特の雰囲気が良いです ;-) もともとフランスの形をドイツの服で作るという多国籍な感じも気に入ってます!

 

 

 

一応ボタン付けました。

 

 

服だった時の名残りです :-) 使用目的はいっさい無いのですが、なぜか気に入りました :-)

 

 

 

ヒモ部分はバイアスに接いで正解でした。持ち心地?もあまり硬くならずに済んで、肩にかけた時柔らかくなりました。

 

 

ここの位置はやや厚いですが、家庭用でも十分縫えるレベルです。

通っている生徒さんにもお勧めして作ってもらおうと考えております。

ペアルック的な感じにならないようにデザインを変更したりして・・・ :roll:

 

在校生の方はパターンの課題だけでなく、合間合間に縫製したり実際に使える(着ることができる)ものをつくったりしましょう!半年に1つは何かつくって欲しいところですね!

自分がつくったのものを使うのは楽しいですよ :lol:

 

ではまた!

 

 

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リメイク鞄①

こんにちは

ゴールデンウィークが近づいてきましたが、その前にちょっと仕上げておきたいことがあります。

古着を使ってリメイクです。リメイクというか生地として扱いますが。作りなおしですね ;-)

 

以前に形をぬいたものがかなりのダメージだったので、なにか再利用できないかなと考えていました。

 

 

 

コイツです :-P

ボタンもはずしてしまい、着ていなかったので別のものに変えようと思います。

後輩が鞄を作っていたのでわたしもやってみたいなあと思い、もったいない精神でリメイクしてみます ;-)

 

まずはどこを使うかです。

 

ちょうど前から後ろ身頃あたりが入りそうだったのでここでカットしようと思います。

フラットにカットできない場合はどこかで接いでもいいかなと思いますが、後で生地が厚くならないような箇所がいいかと思います。

 

 

 

せっかくなのでポケットはそのまま使います。

デザイン的に外にポケットが合ったほうが私は使うので、アウトポケットにします。

フラップも付けて、ものが落ちないように :-)

 

 

ちなみに意外と厚みを気にして縫い代カットしていました :-) こういう気遣いはドイツっぽい気がします。

 

 

後はなぜか気になるタブとハンガーループ・・・何かこれを使ってあげたい気がします・・・ :-?

こういったものはもう機能性云々ではなくて、なにかこうその服の歴史みたいなものを捨てるのがもったいないなと思います・・・ :-| まあいらないっちゃいらないんですけど・・・

 

 

 

 

紐は袖をツギハギして作ることにしました。

生地が厚くなるので、中心をジグザグ縫いして厚みを減らそうと思います。(中縫いのほうが仕上がりはキレイですがひっくり返す手間を考えてこちらを採用しました)

 

 

縫製の工程などはコチラ↓

http://blog.livedoor.jp/darger___217/archives/2016-01-22.html

 

 

やはり角は後輩の言うとおり縫いにくい・・・ :roll:

 

次回完成&ちょっと加工(洗いをかけたり)をしていこうと思います!

 

ではお楽しみに!!

 

 

 

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オリジナル仕様研究②

こんにちは

4月期の授業が始まり、皆さん1回目の授業が一回りしております。

「細かい!」と思われた方もいらっしゃっると思いますが、これがとても大事。

基礎が大事といいますが、ほんとにそうです。

最初によくあることが、「何処で間違ったか分からない」という意見です。

これは正確に作業をしていればどこで間違ったか把握出来ます。

それと最初に0.5mmの細かな作業をしておかなければ最終的にいつの間にか1cm違う目も当てられないものになります :cry: どんどんずれていくわけです・・・

服をつくる事は大変で細かなことですが、これが分かってくると普段着ている服の見方も変わってくると思います。

「ものの見方が変わるので面白い」

私はそう思っています。

皆さん一緒にがんばりましょう!!

 

さて、

前回は前立てのパターンをひいてみました。

ややこしいですね :roll:

 

さっそく縫ってみます。

前立てはそれぞれアイロンをかけておきます。

 

で・・・

でかい方(上前立て)を身頃に裏から地縫いします。

 

ポイントはここ。

下前立ての下を身頃に裏から縫います。

 

その後切り込みを入れて・・・

 

身頃を下前立てで挟んで(下端の縫い代は割っておきます

 

地縫い無しのステッチ(挟んで縫う)です。コの字に縫います。

 

こんな状態です ;-)

 

で、あとは簡単。

表に上前立てを出してたたくだけです。

 

 

 

 

メリットは裏側がきれいに仕上がることと、生地が1箇所に集まらないので薄く仕上がること。

デメリットは「理解するのにちょっと時間がかかる」 :cry: 難しい仕様だと間違いも増えるので、ちょっと注意が必要でしょうか。このあたりは値段などによるかなと思います。

袖口や前立てに使ってみようかなあと思います ;-) ではまた!!

 

 

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