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PM検定2級①

いよいよPM検定の実技当日が迫ってきましたね…!

 

自分は今年1級に初挑戦なので、過去の問題を頼りに練習を繰り返しています。

 

 

今回はPM検定2級で出題された型について解説します。

 

 

 

↓1型目のデザイン画がこちらです

 

 

両玉縁ポケットでボタンが3つ。

第一ボタンの位置が高く、襟のふくらみが特徴的なジャケットです。

 

 

↓寸法です

 

 

着丈 = 58c


肩幅 = 39cm


バスト = 92.8cm


ウエスト = 78cm


裾周り = 100cm


袖丈 = 58cm


袖幅 = 33.4cm


袖口 = 24cm


袖山 = 16cm

 

ボディはキプリスの9ARです

 

 

↓パターンです

 

 

 

ウエストダーツは、後中心(背削り)15mm、後ろの切替50mm、前のダーツで12mm取っています。

数字はあくまで参考値になります。会場によってはボディが異なる場合があるので、目安として覚えておきましょう。

サイドネックは5mm削り、肩のいせは7mm入れています。

バストダーツは衿ぐりで3°開いて4分の1残しで処理しています。

 

あらかじめダーツ処理する分量を決めておくことで、アームホールの寸法が変わらないので同じ袖を付ける事が出来ます。

 

 

↓袖山です

 

 

イセは全体で37mmです

イセの分量は参考値ですので、袖山の高さやトワルを組んだ時の状態を確認して数値を確認してみてください。

袖山を作図する際に高さを出そうとしすぎると袖幅が狭くなりやすいので、幅を十分に確保したうえで作図ができるとよいかと思います。

 

 

↓衿です

 

 

 

衿腰25mm、衿幅41mm、衿の開きは23°で設定してます。

衿先の角度やゴージラインの位置などのバランスを取る練習は本番までに何度も練習し、定数として覚えておいても良いでしょう。また、衿の角度は外回りの状態に応じて調整するようにしましょう。

 

 

↓前身頃です

 

 

ボタンの大きさは20mmで第一ボタンはBLから35mm上がった位置、ボタン間隔は100mm程度になります。

第一ボタンの位置がすべてのバランスを決めるので、そのポイントを基準にボタン直径、間隔、ラペルの大きさ、ポケット位置を考えていくようにしましょう!

 

 

↓提出用パターンです

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク・必要と思われる記号は忘れず記入しましょう。試験中は見落としやすいのでチェック項目を自分の中で作って臨みましょう!

 

 

↓完成トワルです

 

 

ピンの打ち方でシルエットに変化があるので、生地をすくいすぎないよう注意しましょう。

 

AH付近はピン同士が重なりやすいのでピンの方向に注意して下さい。

また、肘の内側はシワになりやすいのでくせ取りをすると完成度が上がります。

ボタンやフラップの付け忘れ、ピン打ちのミスなど、予期せぬ事態が起こらないように、毎回時間を計りながら、最後に見直しが出来る時間を作れるように、作業のペースを上げておきましょう。

 

試験本番では、作業の順番が異なる受験者(トワル組みの前に提出用のパターンを仕上げるなど)もいるので、周囲のペースには惑わせれず、自分が練習したペース通りに進めることだけに集中して本番に臨みましょう!

 

 

↓工業用パターンです

 

 

 

 

提出は縫代なしパターンになりますが、工業用パターンも参考にご覧ください。

 

 

 

近いうちにもう1型も投稿します。

お楽しみに!

 

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デニムジャケットのリペア補修

皆さんこんにちは、いよいよ6月が終わり夏本番が近づいてきましたね…sun

 

自分は暑さが苦手なので今年もどれだけ気温が上がるのか不安になりながら天気予報を確認する日々が続いています(˘・_・˘)

 

 

さて、今回は以前古着屋にて購入したデニムジャケットに傷みがあった為リペア補修に挑戦してみました!

 

リペア補修が初めてなのですが、当校に通われている生徒さんで洋服のお直しの仕事をされている方数名に相談させていただきながら実践しました!

 

今回補修する箇所は表衿の衿折れ線です。

 

縦糸は切れていないのですが、横糸が切れてしまいその部分から穴が広がっている状態です。

 

この様なお直しの場合、

 

①傷口部分をミシンで叩いて穴を塞ぐ。

②裏衿と表衿を反転させた状態で付け直す。

③クイックリペア(解体せずにミシンで叩く)

 

など様々な手法があるようです。

 

 

 

今回の場合裏襟に月腰(消し台衿)があったので②の手法が不可能なので、①の方法で行いました!

 

 


↓早速作業にとりかかります↓


 

まず衿周りの糸を解き衿を開いた状態にします。

 

基本的にミシンで叩く前に補修部分に芯地を貼るのですか、今回は元々接着されており傷みも無い状態だったのでこのまま進めることにしました。

 

 

 

次に毛羽立った糸をアイロンで均します。

 

 

 

 

ここからミシンで叩く作業に入ります!

 

糸は細い方が馴染みやすく硬くなりにくいようなので90番手のミシン糸を使用ました。

補修部分のグラデーションに合うよう2色を使い分けながら縫い進めていきます。

 

 

 

まず毛羽立ちの目立つ箇所は部分的にミシンで叩いて立ち上がった糸を落ち着かせます。

 

縫い目が目立ちにくいよう

上糸→ 下糸→グレー

を使用して綾方向に叩いています。

 

意図的に上糸を強めてしたの色が見える様に調整しました。

 

この時点では往復する時に糸と糸の間隔が気持ち広くなるようにザックリと縫っています。

 

 

ここから全体的にミシンで叩いていくのですが今回はグラデーションに馴染みやすくなるよう二段階に分けて縫い進めていきます。

 

一回目は上糸に青を使用し全体的に馴染むよう間隔を空けながら叩きます。

二回目は上糸にグレーを使用し折り返り線を重点的にふり幅と間隔を小さくしながら叩いていきます。

 

 

 

 

1回叩いた状態です。

裏から確認するとこのようになっています。

 

同様に二回目も叩いていきます。

 

 

 

 

 

折り返り線で返してみると、糸の毛羽立ちが残っていたので部分的に叩いて傷口の補強を強化していきます。

 

 

 

現時点までは綾方向に叩いてきましたがその線に垂直になる様に部分的に叩いていきます。

この作業をするとより補強されるようですflair

 

それでも気になる部分は綾方向に追加で叩きましたが、やり過ぎてしまうと部分的に硬くなったり地の目が歪む原因になるので様子をみながら進めました。

 

 

最終的にこのような状態になりました!

 

 

あとはアイロンで表面を整えて元の状態に戻せば完成です!

 

 

 

初めてにしては満足な出来でしたが、今回の改善点としては最後に追加で補修した部分としていない部分が折り返り線上表面に多少の凹凸ができたので次に行う時はより馴染みが良くなるよう注意してリペア補修を行いたいです!

 

 

今月は以上になります、ありがとうございました!

 

 

 

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ル・オペラ開発!「Vカット」

_____________________________


ただいま途中入学者受付中です!

席数が限られていますので、お早目にご連絡ください!

ルオペラ東京校

TEL 03-5473-1519


_____________________________

 

 

 

皆さんこんにちは、少しずつ湿気が増えてきて季節の変わり目を感じますねrun

 

今回は某スポーツメーカーでも採用されている、ル・オペラ代表が生み出した,

 

袖の細さをキープしたまま運動量を十分に確保できるⅤカット


と呼ばれる技法について紹介します!

 

この技法は高度なパターン技術から生み出され、当校の魅力の一つでもありますshine

 

 

 

 

 

袖の細さをキープした状態で運動量を確保するにはかま底を上げたり、マチを付けたりすることもありますがそのような技法だと、

 

・運動量を確保しきれない

・抱きジワができる

 

などの問題点がでてきます…

 

そこで問題解決出来るのが今回ご紹介する「Ⅴカット」です!

 

 

・AH

 

 

まず袖作図の元となるAH(アームホール)を作製します。

 

通常袖が付くAHは前振りを良くするため後は浅く、前は深めにラインを引きますが

Vカットの場合はかま底を下げAHを細くなる様にラインを引きます。

 

この様な形状にすることで腕を入れた時にAHが横に広がり、かま底がその動きについていくことで脇に近づき腕を動かしやすくします。

 

ですがかま底を下げた状態で腕の付け根に近付けようとすると裾が引き上がってしまうため身頃側の工夫のみでは限界があります…。

 

 

その為ⅤカットはAHだけなく袖側にも工夫があります!

 

 

 

 

・袖

 


 

通常袖をタイトに引くとかま底付近の生地が足りず腕が上げにくくなりますが、Vカットの場合その付近に生地を追加することで袖幅を追加せずに+αの運動量として増やすことが可能です!

 

 

 

パターンにするとこの様な形状になります。

 

 

 

このVカットの場合腕を上げた時のかま底の位置は正確に表すと袖側の生地を追加した部分になります。

 

 

実際に着てみると動きやすく、裾も上がりにくいのでストレスフリーで運動できそうです\^o^/

 

当校ではVカット仕様のパーカー・ポロシャツの講習を行っていますので、実際に生徒さんにも紹介したり、製作のキットをお渡しして実際に縫製していただいています!

 

来月の6/21に画像のポロシャツ講習を行いますので是非ご参加ください^_~

 

今月は以上になります、また来月!

 

 

 

 

 

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シームポケット&ファスナーポケット

皆さんこんにちは、すっかり緑の綺麗な季節になりましたねclover


今月から「パタンナーズライフ」を担当させていただくことになりましたSです^^

 

 

 

___________________________

5月入学のお申し込みは4月28日までとなります!

5月以降のお申し込みは6月入学となりますのでご希望の方はお気軽に東京校までお声かけ下さい。


東京校 TEL 03-5473-1519

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今回は以前古着屋に足を運んだ時に面白い仕様のポケットを見つけたのでそのパターンを製作し、実際に縫製してみました!

 

 

そのポケットがコチラです(o゚v゚)ノ


メンズのミリタリージャケットにあった仕様なのですが、一つの口の中にシームポケットとその奥にファスナーポケットが施されていました。

どちらか一つの仕様で仕上げられている物は一般的に見られますが同じ位置に二つのポケットがあるのは珍しく、つい目に止まってしまいました^^

 

 

ミリタリー系なのでおそらく

 

寒さから守るため手をしまいやすい位置

物をしまいやすい位置尚且つ物が落ちにくい


この2点を重要視した結果このような仕様になったと考えられます!

 

 

 

では早速製作の方に入っていきましょう

 

 

 

こちらが今回のパターンになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

断面図はこのようになります。

 

 

ここから縫製に入りますrock

 

 

 

 

 

まず土台布の口布位置に①と④を中表の状態で出来上がり線上で縫います。

土台布に切込みを入れ①・④と矢羽根を裏に返しアイロンで整えます。

 

 

 

 

アイロンで整える際に前述の部分を厚み軽減のため割りにします。

 

 

 


①・④の口布部分が表から5㎜幅になる様整えます。このタイミングで矢羽根にSTをしました。

 

 

 

 

 

ここで④とファスナーをしつけし、口布の外周にコバSTをかけます。

 

 

 

この際ファスナーのしつけした側にのみST をかけたいので、もう片側は避けながら縫い進めていきます!

 

 


裏から確認するとこの様にSTが見える状態ですeye

 


次に②・③を縫代5㎜で中表で地縫いし、割りアイロンをした後②の方に倒します。

 


口布部分を合わせた状態で③・④をしつけで止めます。

 

 


裏に返し他の生地を噛まないよう①・②の外周を地縫いしシームポケットを完成させます。

 

 

表から②と③の間に落としミシンをしてファスナーを縫い止めます。


 

最後に④と⑤を合わせて外周を地縫いすれば完成ですshine

 


最初は複雑そうに見えたのですが、工程自体は簡単なものが多く実物を解体しなくても再現することができました!


ミリタリー系の洋服を製作する際にこの仕様でチャレンジしてみたいですね…

 

今回はシームポケットとファスナーポケットで製作しましたが他の仕様のポケットでの組み合わせでも面白そうなので色々試してみようと思います♪(´▽`)


今月のパタンナーズライフは以上になります!

皆さんも気になった仕様があれば積極的にチャレンジしてみて下さいpunch


ありがとうございました^^


 


 


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生徒さんにインタビューしました!

皆さんこんにちは!

 

また、今年も桜が咲く季節に雨が降るという悲しい日々が続いていますね、、

 

毎年開花の時期は晴れているのに、満開近くになるとこのような雨が続くのは、どうしてでしょうか、、

 

天気を見計らって桜を見に行けたらなと思います(^^♪

 

 

3/8(日)より4月からの生徒さんを募集開始しています

まだ空き席もありますので、検討されている方はお早めにご連絡ください


また


授業見学もできますのでお気軽にお越しください!

 


ー-----------------------------------

 

今回はオペラで定期的に行っている生徒さんへのインタビューを行いましたのでご紹介します!

 

 

 

Q.オペラに通われて何年ですか

 

1年半ほど通っています。

 

 

Q.通おうとしたきっかけはなんですか?

 

古着のお直しの仕事をしていて、パターンを学べばより自分の業務での強みになるのではないかと思い通おうと思いました。また、見学に来た際に先生がお若い印象を受け、服についての知識や経験など、自分と同じ立場に立って楽しく教えてもらえると思ったのも、入学を決めたきっかけです

 

 

Q.通われてみてどうですか?

 

オペラでは個別に指導してくれるので分からないところも、立ち止まって考えることができます。また、自分に合った課題を取り組むことができるので、仕事上での相談や、自分の体型に合わせた服作りを理論的な説明で学べるので、とても楽しく課題ができています。

 

 

Q.今後の目標は?

 

パターンだけでなく、デザイン、縫製、生産管理など、服作り全般の知識を身に付けたいので、まず今年はパターン検定に挑戦してみたいです。

 

 

 

こちらは生徒さんがご自身で縫われたセットアップの作品になります。

 

Q.これを作ろうと思ったきっかけは?

 

ウールギャバでセットアップでも着用できるジャケットとパンツを作りたいと思っていました。パンツはなるべく細身で綺麗なスラックスを作るというテーマで、ジャケットはせっかくドレープ性のあるギャバで作るので、全体的にゆったりしたジャケットを作りたいと思いました。

 

 

Q.苦労した点はありますか?

 

始めはメンズボディで作ってしわのなかったパンツも自分で着用すると大きな違いが合って、細かい修正は先生と一緒に作っていきました。また、ジャケットにも言えることですが、ファスナーやポケット、全体の縫い順など、仕上がりをイメージして縫うことが初めは難しく、縫製工場の技術の高さを改めて感じました。

 

 

Q.次はどんなアイテムに挑戦していきたいですか?

 

今回デザインから縫製まですべて考えてみて、デザイン・パターン・縫製仕様・資材選びまで、すべて一貫していないと綺麗な洋服ができないと感じました。パターンだけでなく、接着芯の適正やシルエットを考えた縫い方なども一緒に勉強しながら、既製品を超える服作りができるようになりたいです。

 

 

 

 

 

今回お手伝いをしていて、改めて実際のボディと個人の体型の違いを感じました。実際はボディほど股の厚みがなかったり、逆に脇が多めに出ていたり、、フィッティング後に個人に合わせた修正がないと、このような綺麗な仕上がりにはならなかったかなと思います。

 

また、芯地についても、少し厚手の芯にしたことで、ややそこだけが固い印象になったので、ウールギャバの柔らかさに合わせるために何度も直したりしました。

 

 

 

オペラでは、服作りに関する知識全般を学ぶことができます。パターン・縫製仕様・生地の知識、どこまでもこだわった服作りを学びたい方は、ぜひオペラにお越しください!

 

 

ー-----------------------------------

 

 

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ドクターコートの運動量③

皆さんこんにちは

 

少しずつ暖かくなってきて、ようやく春の訪れを感じます。

 

毎年思いますが、年齢を重ねるごとに桜に感動したり待ち遠しくなるのはなぜでしょうか(^_-)-☆

 

 

さて、春ということで、3月8日(日曜日)から4月期入学生徒の募集スタートします。


また、


同日3月8日(日曜日)に行われる体験セミナーのご予約も受付中です!体験セミナーは東京校のみの開催で、お電話でのご予約お願い致します。


無料体験セミナーのご案内(東京アトリエのみ) | 東京・大阪の現役パタンナーによるアパレルパターン・ソーイング・洋裁教室・学校 (leopera.com)


東京校TEL03-5473-1519

 

 

 

 

体験セミナー参加希望の方はお早目にご連絡ください!!

 

 

さて、以前ドクターコートの袖が降り戻る不具合についてご紹介しました。

 

 

 

 

 

こちらの修正を行いましたので、ご紹介していきます。

 

 

 

 

 

まず、かま底の位置がかなり前進していたので、修正しました。

 

前進したかま底の位置にAHを引くため、後ろが浅く、前が深いAHになり、さらに前振りにした袖を付けたことで、今回のような大きな振り戻しが発生しました。

 

 

 

 

また、バスト寸が小さい割には前のバストダーツの処理分量が少なく、着せ付けた時にバストが当たっていたので、AHで余り分を畳みました。

 

そうすることで前AHの寸法が減るので、袖が後ろに振ることも抑えられます。

 

レディースのサイズ感にしてはバストダーツの処理分量が少ないため、このような不具合が起こったと推察されます。

 

 

 

 

こちらが修正後のトワルです。

釜底位置を8mmほど後退させ、バストダーツを畳み、修正したAHを元に袖山作図を行っただけで、振り戻しのない綺麗な袖を作ることができました。

 

ドクターコートということで袖山自体は低めに設定されてあったので、山の高さは変えずに修正しました

 

 

今回はこの修正のみで袖の振り戻しを修正することができましたが、かま底をずらしたり袖下をずらすことで袖にひねりを入れ内巻きにすればより袖が外側に開きにくくなります

 

 

 

 

 

前回ご紹介したこのような修正も使えるかなと思いますので、ぜひ試してみてください。

 

医療の現場では腕の前振り動作が多くなるため、内巻き構造にするメリットはあるかなと思います。

 

 

 

今回修正してみて感じたのは、白衣という、ある程度動きやすさが求められる用途の衣類であるため、かま底を前進させていたのかと思いますが、人体には適切なかま底の位置というのがあるので、そこは変えずにAHや袖山の形状、かま底の高さなどで運動量を考えるべきかなと思いました。

 

 

また、メンズレディース問わず同じアイテムを着用する前提で作られているので、どうしてもその体型ぴったりに作ることが難しいために、今回のようなAHの不具合も起きてしまうのではないかと思いました。ユニフォーム系のパタンナーをされている方に聞いたところ、小柄な男性の方も着用できるようにマスターを作るため、バストダーツの処理などもそこまでできなくいつも悩むとおっしゃっており、量産での難しさを実感しました( 一一)

 

余計なしわであったり、動きにくさを感じた時、どこを直せばよいのかというのは普段パターンをされている方はイメージできるかもしれませんが、どこを直せば最も他で影響がないのか、という点も踏まえて考えていくと、修正の選択はかなり難しくなるのではないでしょうか。

 

 

オペラでは、このような修正の引き出しを増やしながら、自分の思った通りの立体にする練習を繰り返し行っているので、完成度の高いトワル作成が可能になります。

 

 


 

 

ご興味のある方はぜひ見学にお越しください!

 

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1/2ボディ販売のお知らせ・ドクターコートの運動量②

皆さんこんにちは。

 

最近は寒すぎて朝起きるのがつらいですが、お昼になると晴れ晴れとして気持ちいいですね。東京出身ではない自分にとっては、1、2月の東京の安定した気候はとても心地よく感じます。

 

早く桜の季節になってほしいですね(^^♪

 

3月8日(日曜日)から募集スタートです!!

埋まりやすい曜日もありますので、4月から入学を考えている方はお早目に手続きをお願い致します!!


と同時に東京校のみ


3月8日(日曜日)10時~12時まで 13時~15時までで無料体験セミナーを実施します!!


こちらも席が埋まりやすいので、お早目にお電話でのご予約お願い致します!!

東京校 TEL03-5473-1519

東京校のみの開催となりますのでご注意下さい !

 

 

 

さて、お知らせです!

 

皆さんは現在、工業ボディの価格が高騰していることをご存じでしょうか?

 

 

株式会社キイヤは、1919年(大正8年)の創業以来、日本を代表するダミードレスフォームメーカーとして、長年にわたりドレーピング用ボディを国内外の服飾教育機関やアパレル現場へ供給してきました。

 

しかし2025年1月に民事再生法の適用を申請し、横浜地方裁判所の管理下で再建を進めることとなり、同年9月には新たな投資家の参入を受けて経営体制が刷新され、代表権の交代とともに社名を「キイヤ株式会社」とし、新体制での再スタートが切られました。

 

この再生プロセスの一環として、原材料費や製造コスト、今後の安定供給を見据えた価格体系の見直しが行われ、2025年12月15日付で販売価格が大幅に改定されています。

 

 

また、代表的なキプリスのボディだけでなく、シェア率の高いドレスフォーム miss10 も同様に価格が上がり、現在では量産現場で使用される標準的なボディは、ほぼすべて高価格帯となっています。

 

 

 

 

 

元々5-6万円台だった両ボディでしたが、現在は15-20万円の価格帯となっています。

 

 

特にフルレングス仕様のボディになると、さらに価格は跳ね上がり、個人で導入するにはかなりハードルの高い状況になっているのが現実です、、

 

アパレルの現場では、「フィッティングはモデル着用が前提」という声を耳にすることも増えましたが、それでも、ボディを一切使わずに服作りを進めることは難しいというのが、多くの方の実感ではないでしょうか( 一一)

 

シルエットの方向性確認、バランスの把握、パターン修正の検討など、ボディだからこそ立体的に見えることは、やはり存在します。

 

そこで、オペラでは現在、1/2サイズのボディの制作および販売を行うことになりました!

 

 

 

・検定対策で、何度もトワルを組み直したい

・パンツの検証をしたいけれど、パンツボディを持っていない

・作りたい服のイメージはあるけれど、いきなり実寸で作るのは少し不安

・省スペースで、効率よく検証を進めたい

 

こういった声にお応えする形で、

「1/2サイズ」という現実的な選択肢として、今回の取り組みを行うことになりました。

 

 

 

1/2サイズであっても、

 

全体バランスの確認、シルエットの方向性、パターン修正の考え方、といった点は、十分に検証が可能です。

 

特に、学習途中の方や、

「考え方を整理しながら作業したい」「試行錯誤を重ねたい」という方にとっては、

とても扱いやすいツールになるのではないかと考えています。

 

 

今回の1/2サイズボディについての詳細は、

日頃オペラで学ばれている皆さんに向けて、改めてこちらのブログでご案内していく予定です。

 

実際の使い方や、どのような検証に向いているのかなども含めて、順次お伝えしていきますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

 

----------------------------------------

 

ここからは前回に引き続き、袖修正についてです。

 

前回は、袖山、袖下それぞれの変化について、紙上での考え方をご紹介しました。

 

今回はその内容を踏まえ、実際にトワルを組んで確認してみました。

 

 

①ひねりなしの二枚袖

 

 

②袖山をひねる

 

 

 

 

 

 

③袖下でひねる

 

 

 

 

 

④袖山、袖下両方ひねる

 

 

 

 

紙の上では成立しているように見える修正でも、トワルを組んでみると

 

・袖の内巻きの流れ

・肩からの落ち方、立体感

 

など、より表情の違いを確認できるかと思います。

 

 

今回の検証では、「袖が後ろに流れてしまう」という前回挙げた不具合が、

どの部分の構造によって起きているのかを次回詳しく見ていきたいと思います(^^♪

 

また、今回はテーラードのジャケットでの検証なのでこのようなわずかな修正での変化を見ていましたが、これがミリタリーやワークジャケットのような、より袖の振りや運動量を必要とするアイテムになってくると、より極端なラインの変化になってきます。

 

 

趣味で洋服を作られている方はもちろん、実務でパターンを引いているパタンナーの方にとっても、こうした「表情の違い」を意識して使い分けられるようになると、一段階レベルの高い設計ができるようになるはずです!

 

 

オペラでは、「形を覚える」だけでなく、なぜそうなるのか、なぜそう修正するのかという考え方を大切にしています。

 

トワル検証や細かな修正は、一見遠回りに見えることもありますが、その積み重ねが、確実にパターンの引き出しを増やしてくれます。

 

今後も

・検証の過程

・失敗と修正

・考え方の整理

をできるだけ具体的に共有していきたいと思っています。

 

 

ではまた!

 

 

 

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ドクターコートの運動量

皆さんこんにちは

 

寒くなり、ご自身で作られたコートを着ていらっしゃる生徒さんもちらほらおり、完成度の高さに驚かされます。今月はダッフルコート講習がありました。参加された方で今期の冬物を縫いたいという方は、縫製自体そこまで難しくないので、ぜひ縫ってみてください!

 

それにしてもあっという間に年末ですね、本当に早い一年でした。

 

 

 

公式youtubeにて過去にこちらでも紹介した、ミリタリーについてのパターン、縫製研究が投稿されております。


生徒さんを見ててもミリタリーが好きな方もちらほらいらっしゃるので、現行にはないパターンの考察がとても勉強になりますのでぜひご覧ください!

 

※上の画像をクリックすると動画が視聴できます。

 

 

 

 

今回は機能服のパターンについて考察も含めてご紹介したいと思います。

 

今回このようなジャケットの型を抜いてトワルを組んでみました。

 

 

3面体のドクターコートになりますが、一般的な3面体のコートの形と比べた時にどのようにパターンの形状が異なるのかについて見ていきます。この袖の形について今回は考えてみたいと思います。

 

 

まず、パターンがこちらになります。

 

身頃に関しては一般的な3面体でしたが、鎌底が比較的高めの位置に設定されていました。腕を上げやすくするためではないかと思います。

 

また、ジャケット、コートにしては袖山も低めに設定されています。触ってみた感じだと、いせを多く入れられない生地という理由もありそうです。

 

ここで、医療の現場での動作を考えながら、パターンの動きを考察すると

 

 

・診察、処置、器具操作などの前振り状態

・点滴フック操作、患者の体位変換補助などの腕上げ動作

 

 

が主になりそうです。そのため、一般的な直立・腕自然下垂前提ではなく、前腕挙上を前提に設計したほうが良さそうですね

 

ということもあり、今回のパターンの主な特徴は腕回りにありそうです

 

 

 

背幅もかなり多めにゆとりを取られているために腕がかなり前に振る動きがしやすくなっています。

 

 

 

ただ、今回一番気になったのが、このように前に振り過ぎているために袖が振り戻ってしまっています。

 

パターンを見てみると、身頃で前振りのAHを作っているため、袖自体はそこまで前に振った形状ではありませんでした。

 

 

 

試しに、背幅を削ってみると、このように振り戻しがある程度解消されています。

 

ただ、背幅を削ってしまうと元の運動量が損なわれてしまうので、今回は別の修正を試みようと思います。

 

ここで、袖口部分でひねりを入れることで袖の表情ににどのような変化が起きるのか、確認したいと思います。

 

袖の表情の付け方として、

 

 

・袖山をひねる

・後ろ切り替え線をひねる

 

 

などがあります。これらをすることで、袖にどのような変化が起きるのでしょう。

 

 

①ひねりなしの二枚袖

 


 

②袖山をひねる

 

 

 

「袖山をひねる」については、袖底よりも後ろ側で合わせて袖山を書くことで、袖付け根から前にひねる形状となり袖山周辺の立体感が増してくれます。

 

③袖下でひねる



 

「後ろ切り替え線をひねる」については、後ろ切り替え線の袖口で、外袖と内袖を交差させることで、肘から下にひねりが入り、袖口が内巻きになるような現象が起きます。

 

④袖山、袖下両方ひねる


 

これは②、③を同時に行った場合です。


①②③④の紙を比べてみると、かま底、袖下ともにひねりを組み合わせることでより内巻きに、かつ立体的に仕上がります

 

※右から①→②→③→④

 

 

このように、ひねりを入れることで、袖山が低くても袖口をこのように身頃に近づけることができるうえ、袖全体が立体的になり、メンズなどでよく見られる腕が強調された形状も作ることができます。

 

余談ですが、このような袖の表情の変化は、パターン検定1級の試験においても求められる知識の一つになります。オペラではパターン検定に関する研究も日々行っており、実際に最難関と言われる1級においても高い合格実績があります。

 

過去のブログ『PM検定1級への道のり』にて、具体的な対策内容がまとめられていますので、ぜひそちらもご覧ください!

 

このような袖の修正などは、ラインを変えたらどのような方向にシルエットが変化するのかを分からなければできない修正でもあります。今回以外にも、袖の表情はアイテムによっていくつもあります。その都度身頃に合った袖を作ることができるように、バリエーションをいくつも持っておくとより自由なパターン作成ができるようになります(^^)/

 

 

また、今回の身頃は肩線を大きく後ろに後退させていました。

これに関しても、過去のブログでも古いカバーオールで紹介していますので、過去ブログ『カバーオール2』をぜひチェックしてみてください!

 

 

ブログでは肩線がバイアスで縫い目がないため伸びて肩回りが馴染み、肩先のふくらみを作ってくれるから、と紹介していましたが、医療の分野で考えたときも、かなり納得のいく理由ではないかと思います。多くの方の肩回りになじませるために、肩線を後退させてバイアスの性質を利用しているのではないかと思います。

 

古い洋服で見られる仕様ですが、この辺の形状を採用しているのは凄いですよね( 一一)

 

 

次に仕様に関してですが、仕様自体は比較的簡単で、今回のドクターコートに限らず、主にロック始末で、洗濯をガシガシしてもいいように作られていました。

 

 

他にも、生地はかなり考え込まれていて、通気性、伸縮性、シワになり難さ、吸汗速乾性、ストレッチ性、防透性、静電、抗菌性など、その着用シーンに応じて最適な生地と、洗濯しても劣化しにくい仕様を考えられており、素材にこだわっているものが多い印象でした。

 

 

このように、特定の職業のために作られた今回のドクターコートのように、極端な動作に対応できる洋服を見ることで、ご自身のパターン修正の幅が広がるかと思います。

 

今回の考えを踏まえて、次回実際の袖の不具合を修正をしていこうと思いますので、お楽しみに!

 

 

今回の投稿で年内のパタンナーズライフは最後になります。皆さん今年もお世話になりました。よいお年を!

 

 

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裏地の運動量について~裏打ち編~

皆さんこんにちは

 

 

オペラでは今月、パターン検定3級に向けて、受験される生徒さんが練習を反復する期間となっていました。毎年この3級でパターン検定を締めくくるので、有終の美を飾ってほしいですね!

 

 

 

ここでお知らせです。パターン検定1級を目指している方はすでにご存じかもしれませんが、公式ホームページにて 「実技試験に関する傾向と対策」 が公開されています。

 

内容としては次のようなポイントがまとめられています。

 

・課題デザインとの相違

・構造線の誤り

・パーツ不足

・身頃や袖の未完成

・縫い代処理の欠落


など、採点で特に重視される項目が明確に示されています。

 

また

 

・バストダーツとウエストダーツのバランス

・ビン打ち位置とラインの滑らかさ

・前端や裾の折り返し処理


など、シルエットが崩れやすい典型例と対策が紹介されています。

 

 

さらには1級で合格するための姿勢として、

 

・時間内に作るだけでは不十分

・組み立て後の「見直しと修正」が必須

・完成度の高いトワル提出が求められる


といった、試験に向かう考え方も示されています。

 

 

公式サイトでは、写真付きでより詳しい例が掲載されています。

受験予定の方はぜひ公式ページをチェックしてみてください!!

 

ホームページはこちらから

 

 

 

さて、今回は裏地の考え方についてご紹介したいと思います。

 

 

裏地の運動量について調べてみたくなったので、持っている服などで分かったことをお伝えします!

 

スポーツジャケットのようなものを古着屋で見つけたのですが、裏地はやや伸縮性のある素材を使用していました。

 

 

こちらが身頃のパターンです。

 

まず何が気になったのかというと、裏地と表地が同じパーツになっていた点です。前身頃に関しては全く同じ全面芯の見返しが付き、後ろ身頃、脇身頃は裏打ちの仕様になっており、裾の見返しは表地裏地共に中縫いしていました。キセなどはなかったですが、寸法を確認したら、実際3mmほど長く作られていました。

 

 

ここで裏地の主な役割をまとめると

 

・保温のため

・裏の滑りをよくするため

・表地の形を安定させるため

 

などがあります。

 

そのため摩擦で毛玉になりやすい生地の場合は総裏にしたり、薄い夏物素材の場合は背抜きにしたりと、役割から考えることで、どの仕立てにするかを考えるようにします。

 

ただ、裏地を付ける上で何より注意しなくてはいけないのが、表地と運動量との兼ね合いです。

 

基本的には裏地にはキセを入れます。理由は一般的に裏地は伸縮性がないため、表地の動きについていかないためです。裏地のキセは表地のパターンがタイトになればなるほど必要不可欠になってきます。

 

※ただ、フレアシルエットのように身頃の幅が広いアイテムの場合はキセが不要になる場合もあります。また、表地が全く伸びないときはキセをいれない場合も多いので、必ず必要というわけではない点は注意が必要です

 

 

 

ここで余談ですが、スカートや身頃のウエストダーツの倒し方向ですが、基本的に厚みの分散のために裏地の倒し方向は表地の逆にしているものが多いですが、透ける生地の場合は、表地と同方向にするようにしましょう。

 

 

ただ、裏打ちで仕立てる場合は図のように一緒にタックを取ります。

 

 

次に、裏地のふらしと裏打ちについて、トップスやスカート全般で共通する考え方をご説明します。

 

 

 

例えば写真のような脇の切り替えで考えると、ふらしは図のような状態で、数ミリのキセが入ります。

 

 

対して裏打ちは先ほどのタックのように表と一緒に縫いこむ仕様になります。裏打ちは裏地のゆとりは入れない場合も多いので、伸縮性のある素材を裏地に使うのがおすすめです。ただ、裏打ちにする理由として、運動量というよりは表地の保形や強度を上げるなどの目的のほうが強い気がします、、

 

今回参考にしたジャケットの仕様は前身頃の形と全く同じ見返しパーツが付き、脇身頃、後身頃はそのまま裏地と一緒に縫い合わせて袋縫いという仕様になっています。

 

 

裏地は縦方向に3mmほどのゆとりが入っており、表地と縫い合わせる際に少しいせて縫われています。

 

 

これは、裏地自体が横方向に伸びるものの縦方向の伸縮性がなかったためです。一方、横方向には十分伸びてくれ、運動量的には問題ないため、切り替え線上でのキセは入れていなかったです。

 

 

実際の縫い方を簡単にご紹介すると

 

 

まず地縫いの前に表地と裏地を各パーツ仮止めします。この時、後ろと脇の切り替え部分は袋縫いするので捨てミシンを入れますが、ややいせ気味に縫います。

 

 

 

 

前身頃だけは全面見返しになるので、前脇は中縫いして表と裏で包み、裾と肩線が中縫いされ、前端はバイアステープで包むという仕様になっていました。

 

 

少し変な仕様ではありますが、実際に縫ってみて感じたことは、身頃は前も後ろも全面芯にしていたことを考えると、裏打ちにしていた理由はやはり型崩れを防ぐためではないかと思います。また、袋縫いにしているのもきれいな形を保ったまま、ある程度の丈夫さがほしいという、スポーツジャケットならではの考え方ではないかと思います。

 

 

このあたりはよく考えられているなと感心しました。

 

まとめとしてはこのような仕様(後ろ・脇身頃裏打ち、袋縫い、前身頃と前見返し共通パーツ)のメリットは

 

・裏地を表地と同じ扱いで考える(キセなどは考えない)ので縫製が楽

・表地と裏地が一緒に縫われ、また袋縫いにすることで表地を裏側から支える役割になる。

 

などがあります。ただ、デメリットとしては、

 

・裏地がくっついていることになるのでゆとりが適切でないと表地がすぐにつってしまう

・薄い表地の場合、裏地の縫い代やゆとりが表側にも響く

 

といったところではないかと思います。

 

そのため、今回のように伸縮性のある素材を裏地にしつつ、それが響かない表地にするという生地選択がきちんとできると、簡単で形が安定した裏付きジャケットを縫うことができるので、皆さんもぜひこの仕様を日々の服作りにも取り入れてみてください!

 

ではまた!!

 

 

 

 

 

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パンツウエストゴム仕様について

皆さんこんにちは

 

あっという間に10月に入りました。最近はかなり涼しくなってきて、夏が終わったことに少しだけ寂しさも感じています。これから寒い季節が始まりますので、皆さんも体調には気を付けてお過ごしください!

 

オペラでは10月期に入り、新規の生徒さんの授業も始まっております。オールアイテムのパターンを引けるようになりたい方、検定を取得したい方、自分の洋服の修正方法を知りたい方など、目標は様々いらっしゃいます。オペラでは通常課題に加え、その方に合わせた自由課題もできるので、初心者の方でも最初に基本的なカリキュラムを学習したあと、自分の設定した目標に向かって最短で学習することも可能です。

 

 

10月期の途中入学も引き続き募集しております。まだ空き席がありますので、検討されている方はお早めにご連絡ください

また

授業見学もできますのでお気軽にお越しください!

 

 

 

今回はパンツのウエストゴムの縫製について、簡単で面白い縫い方を見つけましたのでご紹介したいと思います。

 

 

今回の縫い方はベルト裏の後ろ中心でベルト通し口を作っておく仕様になります。

 

この縫い方のメリットはベルトを伸ばしながら縫う必要がない点にあります。

 

では早速縫っていきましょう!

 

 

まずベルトをCB接ぎにし、ベルト裏CBの位置をゴム通し口として補強ステッチを入れておきます。あとでここからゴムを引っ張り出すことになります。

 

 

ちなみにベルト裏側の縫い代は数ミリ出してプレスしておきます。この時、ベルト裏の縫い代にコバステッチで捨てミシンを入れておくと縫い代が安定します。

 

辺は別のブログ『パタンナーのたまご』にてご紹介しているのでぜひご覧ください!

 

 

 

ベルトの地縫いをし、左右端も中縫いしたら、縫い代にゴムを仮止めし、表に返し、ゴムを収納したら、安全ピンなどで先を止め付け、そのまま落としミシンをしていきます。

 

 

後ろ中心まで落としミシンできたら、今度は逆側も同じように縫います。

 

 

ここまできたら、後ろ中心のゴム通し口から左右のゴムを引っ張り出します。ちなみにこの時安全ピンを付け忘れると引き出すのにかなり苦労しますので注意です( 一一)

 

 

 

 

引っ張り出したら、ゴムの左右同士を縫い、割りアイロンをし、再びベルト内部へ収納します。

 

 

 

 

また、前パンツ中心部など、ゴムを伸ばしたくない箇所がある場合はゴムを引っ張る前にステッチで縫い止めておきましょう!

 

 

 

以上で完成です。

 

普段ゴムを伸ばしてパンツを縫製されている方にとってはかなり簡単に感じる仕様ではないかと思います。

 

こちらの使用のメリットはなにより

 

・ゴムを伸ばしながら縫う必要がない

・ウエストのサイズ変更がしやすい

 

という点にあります。

 

量産を前提とする場合やサイズ調整を前提とする場合はかなり使い勝手の良い仕様ではないかなと思います!

 

以上、パンツの仕様にお困りの方や、パンツを縫ったことがない方など、中々縫いやすい仕様かなと思いますので、ぜひ試してみてください!

 

ではまた!

 

 

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