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ル・オペラ スクール紹介動画はコチラ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=azziDUpZi9w

オペラの生徒さんが雑誌『SPINNUTS』にて連載を開始しました!

皆さんこんにちは

 

東京では蒸し蒸ししていた暑さがここ数日嘘のように涼しくなっています。いよいよ体調管理が難しくなる気温変動が続いています。私事ですが、最近は暑さでなかなかご飯が食べれない日が続いていました。巷では100日咳も流行しているらしいので、皆さんも体調管理には十分気を付けましょう!

 

 

いよいよパターン検定2級の時期がやってきました。筆記試験に臨まれた方々、お疲れさまでした!


ですが一息付いている間もなく、9月には実技試験の時期がやってきますので、対策動画を参考に、実技試験対策も少しずつしていきましょう!

 

 

 

オペラに通われている生徒さんがなんと雑誌『SPINNUTS』にて連載をされています!

 

 

『SPINNUTS』とは羊毛と手仕事、そしてそこから広がる衣食住をテーマにした雑誌で、羊毛を紡ぐことから始まる、様々な手仕事や文化、暮らしに焦点を当てています

 

生徒のAさんは裂き織りの先生をされている方で、雑誌ではベトナム北部の少数民族による伝統的な手仕事への取材記を交えながら、手で作ることについて深く考察する内容になっています。

 

本誌では個性溢れるリメイク作品や編み物、織物の数々が紹介されています。

 

 

ここで、雑誌掲載について、Aさんにインタビューを行いましたので、ご紹介します。

 

 

 

↑元々真っ白いシャツをご自身で段になるように染め、カード織りのバンドを前立てに付けたシャツだそうです

 

 

Q.『SPINNUTS』で連載することになったきっかけや経緯を教えてください

 

2024年秋に横浜で開催された染物のイベント『スピニングパーティー』に自分の作品を着用して行ったところ、『SPINNUTS』の編集長さんにお会いし、面白がっていただけたのがきっかけです。

 

 

Q.自分の作品が載ったときの感想は?

 

これでお世話になった方々に自分の作品を見てもらえるので、これも一つの恩返しとして嬉しかったです。ただ、印刷物になるとなんだか凄そうに見えてしまうので、勘違いしないように気を付けようと思います。

 

 

Q.裂き織りを学んだきっかけは?

 

もともと大学で機械工学を学んでいましたが、機械を作るよりも自分の手で作ることに興味が出て、独学で編み物や洋裁を始めました。洋裁を初めて気づいたのは、結構布のごみが出るということです。その時に裂き織りという技法を知り、この技術なら布を有効活用できるのではないかと思い、裂き織りを始めました。

 

 

Q.自ら現地へ足を運ぶことで得られる経験等があれば教えてください

 

自分の目の前にある物がどのような風土で、どのような生活をしている方々が作ったのかを知ると、その物の後ろ側にある広がりを想像できるようになります。そして、それを想像できるということは、ものを作る上でとても大切なことだと思います。繊維の選び方、色の運びなど、その物がなぜその形にできているのかを納得できるようになり、自分の制作が小さくならずに済むのではないかと思います。

 

 

Q.オペラで学んでいる内容は、普段の創作活動にどう生かされていますか?

 

ずっと独学でやってきましたので、教えていただけることに本当に感謝しています。独学では分からなかったところを、一つ一つ納得しながら進んでいます。独学と言うと凄そうに聞こえますが、効率も悪いし完成度も低いので遠いところには辿り着けないと思います。今オペラで見ていただいたパターンで裂き織りのジャケットを作っていますが、パターンの完成度が高いので、安心して布を織ることができました

 

 

Q.これから挑戦してみたい作品や技術はありますか?

 

ずっとメンズのものばかり作ってきたので、レディースも作ってみたくなっています。ただ、漠然とレディースを作るよりもある特定の人に向けて作る方が良いようにも思います。挑戦してみたい技術のアイデアはあり、実験しているのですがなかなか良い表現にならず日の目を見るかどうかは微妙です。

 

 

Q.最後に、これから服作りを学ぼうとしている人に伝えたいことがあれば、お願いします

 

自分も修行中の身で偉そうなことは何も言えませんが、恩師の先生が「服は最初の発言である」と仰っていました。色んな物作りがありますが、服の良いところは何も言わなくても会ってすぐに発言しているというところだと思います。それは恐ろしいことでもありますが、それ故に人と繋がるきっかけになると思います。こんな服を着たい、着てほしい、喜んでほしいという気持ちを胸に、お互い頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

インタビューにお答えいただき、ありがとうございました。

 

 

オペラでは、その方の本業や背景にあった服作りを行うことができます。基本的なパターン理論を学べば、自分がやりたいジャンルでパターン知識を活用することができるので、自分の武器にもなります。皆さんも自分だけの服作りをぜひオペラで実現してみませんか?

 

講師一同お待ちしております!

 

 

 

 

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タックパンツ研究

皆さん、こんにちは

 

↓昨今話題となっているChatGPTを服作りに活用した動画がyoutubeチャンネルにて投稿されました!

これからの服作りに関わってくるかもしれないので皆様必見の内容です!

私はアナログな人間なので凄まじい技術の発展に驚いています(@_@)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今月はタックパンツのトワルを組んで、発生した不具合の原因と修正方法を解説していきます(^_-)-☆

 

 

 

↓まずは2つのトワル写真を見比べてみましょう!

左のトワルは脇側のタックが開いてしまっていて、右側のトワルは脇側のタックがしっかり閉じているのが写真を見ると分かると思います

 

 

 

 

タックが開いてしまっている原因は、ウエストからヒップ間(中ヒップ)のゆとりが少ない事で腰に当たりタックが開いてしまっています

そこで、ついついやってしまう修正方法は脇線でヒップのゆとりを追加する操作です

脇線を膨らませる事で中ヒップのゆとりは確保できますが、腰回りが大きく見えると言ったシルエット面でのデメリットがあるので、コチラの修正方法はあまり好ましくないです

(元々の脇線が直線的である場合は、脇線を多少膨らませて修正しても問題ありません)

 

 

 

 

今回は以下の画像のように中心側のタック先を上げると言った修正をしました

 

修正前はダーツ先を下げ過ぎていた為、中ヒップのゆとりが不足して

脇側のダーツが開いてしまっていました

ダーツの様に三角に中縫いしている場合はすぐに不具合の原因が分かりそうですが、

タックだと不具合の判別が難しくなりますねぇ(-_-;)

タックでもダーツと同じよう長すぎるとヒップ周りのゆとりが削れる事は

忘れないように設定をしましょう!(^^)!

 

 

 

 

 

↓続いてはコチラのトワルをご覧ください

写真だと少し分かりにくいですが、後のヒップが当たってしまっています

 

 

 

 

 

 

同じトワルを上から見ると前のヒップには十分にゆとりがありますが、後ろは当たっている状態になっています

これらの画像からヒップの寸法には問題はなさそうですが、どこに原因があって後ヒップが当たっているのでしょうか?(p_-)

 

 

 

 

以下の方法で修正しました

ボディの形状に対してダーツ分量のバランスが悪いと、

ヒップの寸法はボディよりも大きいにも関わらず円筒(パンツ)が前進して

前はゆとりが多くなり、後ろヒップが当たってしまいます

 

 

 

従って今回は前パンツのダーツ分量を減らし、後ろパンツのダーツ分量を増やして不具合の修正をしました!

ダーツ分量を決めるイメージは、ヒップ寸法+ゆとり分量を含んだ周長の円筒から

ウエストの余りを削った分量がダーツになります

 

 

 

 

 

 

 

今回のブログはタックパンツで発生した不具合の解説でしたが、スカートやトップスのアイテムでもこの円筒を削ってシルエットを作ると言った考えは同じなので、是非イメージしながらパターン作成やトワル修正をしてみてください!

 

 

 

 

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2025年PM検定2級②

皆さんこんにちは!

 

暑くなったり寒くなったりが続いていますが、徐々に湿気が増えてきているように感じます。もうそろそろ東京も梅雨入りでしょうか、、

 

蒸し暑さに負けず頑張りましょう!

 

 

 

さて、youtubeにてパターン検定1級動画を公開しました。今年受検を考えている方は、ぜひ一度ご覧ください↓

 

 

 

今回はパターン検定2級2型目の要点を解説していきます。

 

↓2型目のデザイン画がこちらです

 

 

 

3面体で衿はピークドラペルで2つボタンになります。

 

形としてはかなりシンプルなデザインですが、バランスの取り方が難しかったです。

 

第一ボタンの位置が正しくないと。ラペルの角度、ボタン間隔、ポケット位置などのバランスがすべて崩れてくるので注意が必要です!

 

 

 

↓寸法です

 

 

着丈 = 59cm


肩幅 = 40cm


バスト = 94cm


ウエスト = 80.9cm


裾周り = 105cm


袖丈 = 58cm


袖幅 = 33.1cm


袖口 = 23.7cm


袖山 = 16.6cm

 

 

ボディはキプリスの9ARです

 

 

 

 

↓パターンです

 

 

 

ウエストダーツは、後中心10mm、後ろの切替40mm、脇で16mm、前のダーツで12mm取っています。

 

サイドネックは4mm削り、肩のいせは7mm入れています。

バストダーツは衿ぐりで3°開いて4分の1残しで処理しました。

 

 

寸法はあくまで参考値になるので、練習しながら自分の数字を見つけましょう!

 

 

 

 

↓前身頃です

 

 

 

ボタンの大きさは21mmで間隔は125mm程度になります。第一ボタンの位置はバストラインの32mm下に設定しています。第一ボタンの位置は寸法を覚えておくと、試験当日もスムーズに作図できると思います!

 

 

 

↓袖山です

 

 

イセは全体で36mmです

 

イセを入れながらの袖付けの練習は必須になります。特に2級はいせの分量が多いうえに組みなおしている時間もないので、何度も組んで確認することをおすすめします。

 

 

 

 

↓衿です

 

 

 

 

衿腰25mm、衿幅44mm、衿の開きは24°で設定してます。

ラペルと衿外周り、衿先の角度、ゴージラインの位置などのバランスを取る練習は本番までに何度もして試験対策をしておくようにしましょう!

 

 

 

 

↓提出パターンです

 

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク・必要と思われる記号は忘れず記入しましょう!

また、内袖は反転しての提出になるので気を付けましょう。

 

 

 

 

↓完成トワルです

 

 

 

 

 

第一ボタンの位置、衿の大きさなどの位置のバランスを取るのが難しく、何度か組みなおしました。

 

試験までに自分のバランスを決めておくようにしましょう。また、シーチングへの写し、裁断、ピン打ち含めて目安として1時間で終えられるように意識できると、かなり見直しに時間をかけられるかと思います。

 

見直しでは提出用パターンだけでなく、トワルのフラップや袖口ボタンの付け忘れなどないよう、練習の段階から抜かりなく確認するようにしましょう。

 

 

 

↓工業用パターンです

 

 

 

 

提出は縫代なしパターンになりますが、工業用パターンも参考までにご覧ください。

 

今年度から最優秀成績者には協会から賞が授与されるとのことなので、トワルだけでなく筆記でも高得点を狙えるように細部まで勉強し、ぜひ表彰目指して練習してみてください!

 

 

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縫製不良

皆さんこんにちわ

 

パターンメイキング検定2級の筆記試験が7/12実技試験が9/6と残りの日数も少なくなってきました

 

↓今年の2級対策ブログが早速投稿されていますので、受験予定の方は是非参考にしてみて下さい(*’▽’)

2025年PM検定2級①

 

 

 

 

私は前回まではPM検定1級対策のブログでパターンについての内容を投稿していましたので、今月は縫製についてのお話をします(^^)/

 

 

↓針目が一部広くなってしまう「目飛び」と言う不良の写真になります

今回はこの不良が起こる原因と改善策を紹介します

 

 

 

 

厚地を縫っていると下の写真のように縫代が集中している箇所に段差が出来てしまいます

この段差を乗り越えて縫う際に「目飛び」が起こります

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは本題の目飛びが起こる原因の前に、ミシンがどのような仕組みで縫い目を作っているのか解説していきます

 

 

針が生地に刺さり上昇する時に天秤が下がる事で糸に緩みが出来ます

この上糸の緩みがポイントです!

ボビンケースを入れる釜の周りにある剣先」と言うパーツが上糸の緩みに入り回転する事でループを作ります

剣先によってできた上糸のループが下糸を引き上げて縫い目を作ります

以上が縫い目を作る仕組みです

 

 

 

 

 

 

それでは本題の「目飛び」が起こる原因について説明していきます

 

 

 

 

厚地を縫製する際に縫代が集中する箇所を乗り越える時に押さえ金が斜めに反り返ります

押さえ金が平行ではないと圧力が分散され、上昇する針と共に生地も動いてしまう事が原因で上糸の緩みが無くなってしまいます

上糸の緩みが無くなると釜の周囲を回転する剣先が空回りして、上糸のループが作れず

下糸を引き上げられないので目飛びしてしまいます

 

 

 

 

 

ここまでミシンの構造からどのようにして縫い目が出来ているかを説明してきました

上記で説明したことを踏まえて目飛びの改善策を見ていきましょう!(^^)!


 

ズバリ、押さえ金の先を指で押さえつけて圧力を均等にかける

目飛びが起こらなくなります

 

 

押さえ金に上から圧力を加えると針だけが上昇し、上糸の緩みに剣先が引っかかり回転する事で出来るループが下糸と縫い目を作ります

目飛びが起こる原因が分からなかった方は是非試してみてください(^^♪

 

 

 

今回のブログで紹介したように、一つ一つ不具合が起きた原因を紐解いていくと予め対策を打つことができます

またパターンの段階でも縫代を薄くする仕様に変更するなどの選択肢が増えていきます

それらが積み重なっていくと既製品にも劣らない綺麗な服が作れますので、ミスは見逃さずに何故起こったのか研究してみて下さい(*’▽’)

 

 

 

 

 

 

 

 

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2025年PM検定2級①

皆さん、こんにちは

 

 

5月に入り、東京では気温が徐々に上がってきており、毎日汗の量が増えていくのを実感しています。

 

今後梅雨時期に入るとアイロン操作が苦痛になりますが、我慢しながら来る夏に備えましょう!

 

引き続き途中入学も募集中ですので少しでも興味のある方はお気軽に見学にお越し下さい(^^)/

東京校TEL03-5473-1519

 

それでは今年もパターンメイキング検定の季節がやって参りましたので、2級の参考作図を紹介したいと思います!

 

まずは2型あるうちの1型目です。

 

 

↓1型目のデザイン画がこちらです

 

 

ポケットは両玉縁でボタンが4つ。着丈が短めのデザインになります

第一ボタンの位置が高いので、そこの位置をバランスよく決めるのが難しいジャケットでした

 

 

↓寸法です

 


着丈 = 55cm


肩幅 = 40cm


バスト = 94cm


ウエスト = 80.5cm


裾周り = 100.7cm


袖丈 = 58cm


袖幅 = 33.5cm


袖口 = 23.7cm


袖山 = 16.9cm

 

ボディはキプリスの9ARです

 

 

↓パターンです

 

 

 

ウエストダーツは、後中心(背削り)10mm、後ろの切替37mm、脇で24mm、前のダーツで13mm取っています。

数字はあくまで参考値になります。会場によってはボディが異なる場合があるので、目安として覚えておきましょう。

サイドネックは4mm削り、肩のいせは6mm入れています。

バストダーツは衿ぐりで3°開いて4分の1残しで処理しています。

 

あらかじめダーツ処理する分量を決めておくことで、アームホールの寸法が変わらないので同じ袖を付ける事が出来ます。

 

 

↓袖山です

 

 

イセは全体で36mmです

イセの分量は参考値ですがあまり多くし過ぎると、ピン打ちの際にシワになりやすいので注意しましょう

袖山はピン打ち次第では一か所にいせが多く入ったり身頃がイセられたりと影響が出やすいので、何度も練習して一回で綺麗な袖が付けられるようにしておきましょう。

 

 

↓衿です

 

 

 

衿腰25mm、衿幅43mm、衿の開きは24°で設定してます。

衿先の角度やゴージラインの位置などのバランスを取る練習は本番までに何度も練習し、定数として覚えておいても良いでしょう。また、衿の角度は外回りの状態に応じて調整するようにしましょう。

 

 

↓前身頃です

 

 

ボタンの大きさは20mmで間隔は81mm程度になります。初めにも書きましたが、第一ボタンの位置がすべてのバランスを決めるので、そのポイントを基準にボタン直径、間隔、ラペルの大きさ、ポケット位置を考えていくようにしましょう!

 


↓提出用パターンです

 

 

名称・地の目・CB・CF・イセマーク・見返し線・ボタン・合印・わのマーク・必要と思われる記号は忘れず記入しましょう。試験中は見落としやすいのでチェック項目を自分の中で作って臨みましょう!

 

 

↓完成トワルです

 

 

今回はバストラインから5.5cmくらい上の位置に設定しています。この位置だけは外さないように覚えておくと良いでしょう。

また、ボタンやフラップの付け忘れ、ピン打ちのミスなど、予期せぬ事態が起こらないように、毎回時間を計りながら、最後に見直しが出来る時間を作れるように、作業のペースを上げておきましょう。

 

試験本番では、作業の順番が異なる受験者(トワル組みの前に提出用のパターンを仕上げるなど)もいるので、周囲のペースには惑わせれず、自分が練習したペース通りに進めることだけに集中して本番に臨みましょう!

 

 

↓工業用パターンです

 


 

 

 

 

提出は縫代なしパターンになりますが、工業用パターンも参考にご覧ください。

ちなみに、今年度から最優秀成績者には協会から賞が授与されるとのことなので、何度も引いてはトワルチェックを繰り返し、より完成度の高い綺麗なトワルを目指しましょう!

 

 

 

 

 

この度オペラでは公式SNSを開設いたしました。

日々の授業の様子やブログ、動画等の内容も同時に紹介していますので、よろしければフォローお願いします!

 

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2025年3月 大阪クリエイティブホリデー

皆さんこんにちは

 

この度ル・オペラでは公式インスタグラムとX(旧Twitter)を始めました!


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3月30日にル・オペラ大阪校で開催されたクリエイティブホリデーの様子を紹介致します!

 

クリエイティブホリデーはLE*OPERA大阪校で半年に1度開催されるイベントです

 

 

当日のスケジュールは午前中に『初回セミナー』『衿に沿った美しい衿の作り方』

午後からは『生地の特徴と芯地の種類』『グレーディング』の4つの講習が行わました

東京校から第3日曜日の特別講習で行っている生地講習をこの度大阪校にて講習をしました

 

 

 

生地講習は東京校でも人気の講習で今回のクリエイティブホリデーでも20名近くの生徒さんに参加して頂きました(^^♪

 

講習テキストの中に表地と芯地の生地見本帳がセットで入っていて、生地を触りながら講習が聞けるので実際の縫製やプレスをかける際のイメージが付きやすいです!

 

見た目が可愛いからと選んだ生地とパターンの相性が悪くて仕上がりがイマイチ(;´Д`)

なんてことが起こってしまったらせっかくの生地がもったいないですからね

 

 

 

今回のクリエイティブホリデーと東京校で行った生地講習では

『生地とパターンの相性』生地と作製するアイテムの相性』『発生しやすい縫製不良』などパタンナー目線の生地の説明をしています

 

他にも

・接着芯の種類と貼り方、相性の良い生地

・針と糸の種類と選び方

・縫製不良の原因

 

などなど生地選びから発生した縫製不良まで網羅できるので、生地講習に参加して頂いた生徒さんは是非沢山の生地に触れ、パターンを引く際には縫製している時の事を想像して

今後の課題や作業に活かしてみて下さい(^^♪

 

↓クリエイティブホリデー当日の講習がYouTubeから見れますので是非ご覧になってみて下さい!

『生地の特徴と芯地の種類』

『衿に沿った美しい衿の作り方』

『グレーディング』

 

 

最後に大阪校の生徒さん作品を紹介します

 

半袖やノースリーブなどの涼し気なデザインが多く春を感じますね(^_-)-☆

 

ル・オペラでパターンやソーイングセミナーのカリキュラムを組み合わせる事によって

この様に既製品レベル、それ以上の綺麗で着心地の良い服が作る事が出来ます(^^)/

 

沢山の知識、技術、製作物に触れる事が出来るクリエイティブホリデーはとても刺激になりました!

 

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生徒さんインタビュー

皆さんこんにちは

 

4月入学の生徒さんもカーブの引き方や地直しなどに苦労していますが、原型を作るうえでいかに細かい作業が重要かを実感されているようです!

 

5月入学の生徒さんも募集中ですので少しでも興味のある方はお気軽に見学にお越し下さい(^^)/

 

また、この度ル・オペラでは公式インスタグラムとX(旧Twitter)を始めました!


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↓今期入学された生徒さん向けに、「各部の名称と採寸方法」「パターンに書き込む記号」「地直し」についてまとめた動画になります。

始めに苦労する箇所を分かりやすく解説していますので、是非ご覧ください!

 

 

今回は生徒さんへのインタビューをご紹介していきます!

 

(Tさん オペラ歴半年)

 


Q入学したきっかけは?

 

服飾の専門学校に半年間通っていたのですが、パターンを理論的に学べる機会が少ないと感じていました。

そこでパターンを基礎から理論的に学べるオペラを知り、入学を決めました

 

 

Q通ってみた感想は?

 

とても理論的で、解像度の高いパターンについての説明をしてくれるおかげで、応用する思考が養われているなと感じます

 

 

Q週に複数回通われていますが、専門学校との違いは感じますか?

 

パターンを引く上での線のくせや自分のトワルに起きている不具合を細かく教えてもらえたりして、専門学校と違いマンツーマンでの指導が自分には合っていると感じました。専門学校では理解できなかった数字の意味を理論的に教えていただけるので、パターンが楽しくなり、これまで以上にパターンを引けるようになりたいと感じています

 

 

Q今後の目標はありますか?

 

これまで以上にパターンの理解を深め、自分で不具合に気付き修正していくための引き出しを増やすことで、いつか自分のブランドを立ち上げたいです!

 

 

インタビューにお答えいただきありがとうございました!

 

今回インタビューにお答えいただいたTさんは入学して半年ほどですが、通常よりかなり速いペースで課題をこなされています。一人一人の課題について、起こっている不具合の現状とその修正方法の引き出しを増やしてもらうのがオペラの特徴でもあります。

 

・大勢の授業形式では確認しきれなかった

・会社で引いたパターンが分からないままになっていた

・趣味で作った服の着心地が悪いが、どこに不具合があるのか分からない

 

オペラにはそのような悩みを抱えて入学される方が多くいらっしゃいます。一人一人に合った説明の仕方で、出来る限りのサポートをしております。

 

課題もアイテムごとに豊富にご用意していますので、今回お答えいただいたTさんのように複数回受講することで課題をよりスピーディーに課題を進める方もいらっしゃいます。

 

カリキュラムの組み方は自由ですし、課題の内容等もその方の興味のある課題を通常の講習課題に加えて取り組んでもらうこともできます

 

ご興味のある方は是非一度見学にお越しください!

 

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受講生の皆さんにアンケートを実施しました

皆さんこんにちは

 

東京は少しずつ桜も咲き始めていて、この時期が一番気持ち良いですね(^^♪

 

オペラでは現在来期に向けて、皆さんが快適に授業を受けられるように設備のメンテナンス等を行っております。

 

休講中の説明、申し込み受付時間については

東京アトリエは25~29日14:00~20:30の時間帯のみとなりますのでご注意ください

 

さて、オペラでは毎期パターンセミナーを受講されている生徒さんにアンケートを実施し、その方の希望やご経験になるべく合わせて授業を行うための指標にしています

 

 

そこで今回は、今期セミナーを受講された生徒さんのアンケートから見えてきた傾向や将来の志向などについてご紹介します。

 

主な年齢層

 

 

主な年齢層として、今期で言うと20代の方が全体の36%と比較的多いですが、毎期の傾向としては20代、30代、40代以降の生徒さんが同比率くらいの分布になります。

 

 

パターン経験について


生徒さんのなかには企業に勤めるパタンナー、あるいはスタイリストや縫製、お直し、その他アパレル業界で働かれている方も在籍されています。

 

また、専門学校を卒業されてからオペラに通い始める方、昔服作りを学んでいたが期間が空いてしまった方なども多くいらっしゃいます。

 

もちろん未経験の方も多く在籍しており、パターン経験に関しても生徒さんによって様々になります

 

 

受講動機

 

受講の理由については主に以下の3つの理由が挙げられます

 

・自分用、子供用の完成度の高い洋服を作りたい


・企業での業務に生かしたい


・就活、転職に向けて基礎を固めたい

 

 

興味のあるジャンル


生徒さんが製作したい、学びたいアイテムとしては、レディースのカジュアルウェアを希望する声が多く、現実的にニーズのある年齢層に向けた服作りを学びたいという現実感ある視点が印象的でした

 

また、男性の方はユニフォーム、ワークウェアなどを希望する方も一定数いらっしゃいました。

 

ちなみに、自宅で余った着物地をリメイクしたいという方もいらっしゃるため、オペラでは着物リメイクのデザインなどを取りそろえ、希望する方はそちらも講習に加えて学んでもらうことも可能です。着物リメイクな関しては近日中にブログにUPしますのでお楽しみに!

 

 

講習以外で興味のある内容

 

通常のパターン講習以外に興味のある内容については主に

 

・グレーディング


・検定対策

 

 

などが挙げられました。

 

オペラでは通常講習以外でも特別講習という一つの内容に特化した講習も行っており、そこではグレーディング講習や検定の模擬試験等も行っていますので、そちらに参加することで普段の講習に追加して知識を深めてもらうことが可能です!

 

 

自由記述

 

自由記述では「学習したことの応用方法」「個人ブランドを立ち上げるための知識が欲しい」といった声があり、今後の講習カリキュラムの充実に向けて貴重なヒントとなりました!

 

今回のアンケートから、実務経験者のスキルアップ志向と、未経験者の就職、自立への意欲が見えてきました。年齢、経験の幅が広いからこそ、互いに刺激し合いながら学べるのがオペラの大きな魅力でもあります

 

今後もこのような声を大切にしながら、より柔軟で実践的な学びの場づくりを進めていきます!

 

ではまた!

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PM検定1級合格への道のり⑤

皆さん、こんにちは

今月も終盤に差し掛かりましたが、天候が非常に不安定な一カ月でしたね( ;∀;)

雪が降ったり気温が急に暖かくなったりと身体がついていかない方も多いかと思いますので、新生活が始まるまでしっかり体調を整えて楽しいGWを迎えましょう!(^^)!

 

東京アトリエでは3月25~29日の間14:00~20:30までが見学、入学申し込み受付時間となっています。

ご来校を予定されている方はご注意ください!


 

数カ月に渡って更新してきた『PM検定1級合格への道』も今月で第5回目となりました!

今回は検定内容の1部となる仕様書について解説していきます(^^♪

 

仕様書に書き込む内容にポケットなどのディテールの断面図があるのですが、

パターンセミナーの生徒さんの中にはポケットの縫い方が分からない方もチラホラいますので

今回のブログで箱ポケットの縫製手順を説明していきます(^^♪

 

 

↓コチラが試験本番で記入した箱ポケットの断面図になります

ポケット口は手を入れる事を想定して13.5cmで設定しています

 

 

それでは早速縫製手順を見ていきましょう!

口布と土台布の裏面には全面芯を貼っています

 

まずはポケット口布の両端を1㎝で中縫いして表面に返します

 

 

 

袋布に口布を仮止めして、土台布の口布の下端上がり位置に

口布を合わせた状態で置き1cmで土台に縫い合わせます

 

 

向こう布と土台布の印同士を合わせて中表で縫い合わせます

 

 

 

土台布のみ切り込みを入れてから、口布は表に出した状態で

向こう布と袋布を裏側に引き出します

 

 

ポケット口布の両端にさえSTを入れて袋布、向こう布の外周にSTを入れて完成です

 

試験のパターン作図でも言える事ですが丸まる寸法を覚えて本番に臨むと

イレギュラーなデザインが出た際に対応が出来なかったり(直近の数年はポケット部分に特徴があるデザインが出題される傾向がある)緊張で忘れてしまう事がありますので

試験本番前までには是非実際に縫製してみる事をオススメします!

 

それでは次回のブログもお楽しみに!

 

 

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PM検定1級合格への道のり④

皆さんこんにちは

去年の10月期の生徒さんが入学されてから半年が経過しますね(*’▽’)

パターン、ソーイングセミナーも最初は慣れない事が多く大変だったかと思いますが、

特別講習にも積極的に参加される生徒さんも多く我々講師も非常に嬉しいです!

更に課題が進んでいくと、より理解も深まり応用的な発想が出来る

様になるので是非様々な洋服を見て、パターンを引いて、縫製をしてみてください(^^)/

 

 

 

3月2日(日曜日)から4月期入学生徒の募集スタートします。


また、


同日3月2日(日曜日)に行われる体験セミナーのご予約も受付中です!体験セミナーは東京校のみの開催で、お電話でのご予約お願い致します。

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今回の「PM検定1級合格への道のり」はについて解説します

 

 

早速ですが不合格トワルと合格トワルを比較していきましょう

 

 

不合格トワルの袖は少し外側に開いてしまっていますね

人が自然にたった時の腕は肘が少し外側に向いて前に振っているので

合格トワルの様に前に回り込んだ袖が良いでしょう(p_-)

 

 

では何故この様な違いが発生するのでしょうか?

 

続いては作図を見ていきましょう!

 

 

不合格作図の方は袖山頂点と鎌底が一直線になっているのに対して、

合格作図は袖山頂点と鎌底が1.5cズレています

 

 

↓袖を外した身頃トワルを見ると肩先の頂点位置と鎌底位置の縦軸はズレているのが分かります

 

 

従って袖山頂点と鎌底をズラシていない袖を付けると捻じれが発生

して袖が外側に開いた状態になってしまいます

 

 

袖はトワルを組んでから時間が経過するとダレてしまったりします

試験本番では今回のブログで説明したポイントやピン打ちをする際の

イセの配分などを注意して臨むと綺麗なトワルが組めるので、練習する際はトワルを1日寝かせてから状態を確認してみのもオススメです

 

それでは次回の「PM検定合格への道のり」もお楽しみに!

 

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