TOP » 2022 年 8月 22 日 – パタンナーズライフ

2022 年 8月 22 日 – パタンナーズライフ

前裾角の縫代を薄くする方法

9月4日の日曜

大阪 10時~

東京 15時~

10月期の生徒さん募集開始です!


同時に東京校のみ

9月4日の10時~、13時~の2部制で体験セミナーを行います!

体験セミナーは事前のお電話でのご予約が必要になりますので↓までお電話お願い致します!

TEL 03-5473-1519 東京校

 

 

真夏が一気に去った?感じですが、湿気が凄いですね・・・筆圧が高い私はあまり好きな時期ではありません :-|

ここからまた暑くなったりするので、油断は出来ないですが、秋の雰囲気が少し感じられるようになるのは嬉しいですね! :lol: 着る服にも飽きてしまっているので・・・

 

さて動画は引き続き色んな事を紹介しております!

以前ご紹介した剣ボロのアフレコ入り説明動画です!

音声が必要ない場合はこちらのブログでも見ることができます!

電車に乗っている隙間時間などで是非ご覧ください!

 

 

 

また似たような投稿ですが、

比翼仕立てのシャツの場合、裾の角はどうやって薄くするか?(いきなりですね ;-)

比翼の場合は特に何枚も生地が集まってしまいます。

そこで「前裾の角の生地が集まる場所のデザイン」をお伝えしようと思います!

縫製の方に「カットしておいて下さい」とお伝えするのは簡単ですが、実際にやり方を知っておかないとまずいですよね :-| パターンで予めカットしておく方が良い事もありますので参考にして下さい!

 

これはただの三つ折りですが、これでも何もしないと↑こんな感じになります。

角の部分が何重にもなり厚くなるのですっきり上げることが出来ません。比翼になると10枚くらい重なったりするのでかなりの厚みになり、縫製も難しくなります。

ではどうするか。

普通に作ると中の縫代が多く集まってしまうため、縫代をカットしておいた方が良いかなと思います↓比翼のパターンでやってみましょう :lol:

ポイントは角のカットを斜めにした事です。

やや手間がかかるものの斜めにカットするだけでかなりの厚みが軽減できます。

 

縫ってみましょう!

 

↑のように折り込んでいきます。

縫代の寸法はパターンに記載しているので見て下さい!

↑のようにステッチを入れておいて・・・

↑角の縫代を折り、裾を折ります。ここがポイントです。ほんとにこれだけですが、全然違いますので :lol:

↑出来上がりに折り込んで、

ステッチを入れて(この時角は斜めに縫います

↑完成です!写真では伝わり難いですが、持って厚みを確認すると全然違います!

「なんだそんな簡単な事・・」と思われるかもしれませんが、簡単な事のほうが良いと思いますし、縫う人もラクです!

服の角全般に使う事が出来るので、丁寧に作る際は是非試してみて下さい!

思ったより簡単に出来ますよ!

次回はたまに古着で見る「ラウンドしている角」「前立て別接ぎ」です。

色々なやり方(デザイン)がありますので、お伝えしたいと思います!

 

ではまた次回!

 

 

カテゴリー: オシャクレ, 部分縫い | コメントをどうぞ