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パタンナーズライフ

ミリタリーレインコート①

こんにちは :-)

涼しくなってきましたが、雨もよく降るのでちょっと寒いくらいですね・・皆さんも着る服の温度管理気を付けて下さいね :-?

 

10月期の募集も始まり、動画の作製、9月末には大阪での講習も控えておりバタバタしております。

 

10月期から入学をお考えの方はお電話にて空き状況を確認をお願い致します。

既に埋まってしまっている時間も多くなってきていますので、お早目にご連絡を :-P

 

 

さて雨が多い時にいつも困っていたのですが、いい服を手に入れました :lol:

 

レインコートです。綺麗な内にパターンを作って、調整をしてもう一枚作ろうと思います。袖丈をちょっと調整しようかなと思います。

フランス軍の最近のレインコートのようですが、ビンテージとまではいかないもので値段も手ごろでした。

 

 

生地はナイロンツイル(綾織)です。つるつるの生地で縫製が非常に難しそうです。

裁ち端はロックをしなくてもほつれてこない生地で「乗せ縫い」を多用していました。

「乗せ縫い」は私も練習しておきたかったので、やってみたいと思います。

 

 

背中は通気性のためのメッシュ生地が使われていて、後ろが開いている状態です。

開いているので、通気性だけでなくて運動量も確保されています。

 

 

 

肩線の接ぎ無しの1枚袖で身頃まで続いている状態です。

袖下にもメッシュ生地が切り替えられています。

 

衿は立てると首の後ろが当たりますが、柔らかく、軽いのであまり気になりませんでした。

綾織ですので、地衿側は後ろ中心で接ぎを入れて、生地のねじれを防いでいるようです :roll:

 

ポケット口は箱ポケットで中の服のポケットにも手が入る様に穴が開いている仕様です。

ジャケットの上に着るオーバーコートに良く見られる仕様ですね。

補強の裏布です。共生地で三つ折りの補強布です。

カンヌキだとナイロンの生地が裂けてくるのか、長い距離の返し縫いがされていました。

 

非常に縫う箇所が少ない仕様ですが、古着の中でゴム引きのコートなんかも同じように極力少ない縫製で仕上げているものが多いです。

ちょっと縫製の難易度が高そうですが、ナイロン系はあまり縫わないので練習をしておこうかなと思います!

 

ではまた次回!! :lol:

 

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