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未分類 – パタンナーズライフ
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ピヨの服~ドルマンマチ付きワンピース①~
こんにちは
まだまだ暑い日が続きますが、9月に入りもぅどこのショップも秋服が並んでますよね
服も靴もバッグも欲しくてウズウズしてます。
でもこの夏は色々出費がかさんだのでちょっと 自制して…、
って事で服は自分で作りましょう(´∀`*)
この間トレンド講習でドルマンシャツを作りましたが、今回はドルマンスリーブワンピースにしてみました。
参考にしたデザインはこちら
今回のドルマンは袖下~脇線にかけて、カーブになっているのでは無く、マチが付いているタイプです。
早速パターンを引いてトワルチェックしてみました!
が、 なんか取って付けた様な三角マチが気に入らないのと、それ以前に参考画とも何か違う様
な…゚(゚´Д`゚)゚
袖の切り替え位置が下がり過ぎている事から、切り替え~脇にかけての繋がりがおかしい事に気付きました
(ざっくりですが)スタイル画はこんな感じ。
このマチの付く位置や大きさによってどの様な変化があるのかを、実際のパターンを修正する前にサンプルを作って見てみました。
マチを大きめに作った仕様
マチを小さめに作った仕様
2つ並べてみました
(左がマチ大・右がマチ小)
腕を下ろした時にマチ大の方が押される分、身頃にドレープが多く出ます。
なのでもちろん着用時のゆとりも多く、今回のデザインだったらその分がウエストを絞った時に出るシワにする事が出来ます。
そしてカーブではなくマチにする利点は、カーブにした時にどうしても出てしまうつりじわが出ない事です。
(つながりが直線的になるので、ゆるいラインのシルエットが出ない事は欠点になるのかもしれませんが…(´Д`))
今回はここまで。
次回はパターンを完成させて縫製まで入れればいいなぁって思っています。
お楽しみに~ (ノ∀`)
メンズカジュアルシャツ(半袖)①
こんにちは!
あっっついですねー!
そんな中、今月の26日に10月期の募集をし始めたところ・・・
ほぼ満席!!!
ありがとうございます・・・年々生徒数が増えているのですが、募集日にほぼ満席というのは初めてです。嬉しい限りです(*^▽^*)
皆さんが物作りをして楽しんで頂ける様に私も頑張ります!!
8月30日現在では残り座席数がほとんどない状態ですので、入学をお考えの方は必ずお電話で残り座席数を確認されてからお越し下さい。先着順で、早いもの勝ちですので宜しくお願いします。
てなことで、暑ーいので自作のシャツを作成していました。
(また夏が終わりそうですけど・・・(-_-;))
前からすこーしづつ進めていたものです。
完成したら今度は雰囲気を見て、長袖に変えてみようかなと思います。
少しだけ厚手の雰囲気のいいシャンブレーの生地を頂いたので、こいつを使用したいと思います!
いい雰囲気じゃないですか?シャツを作りたくなる素材です!後は、資材屋さんで手に入れた
11.5mm4mm厚ボタン
10mm4mm厚ボタン
を使用しようかなと思います。
ボタンホールはちょっと大きくなりますが。
雰囲気としては、少しワークっぽい雰囲気にして、ペン差し付きのポケットを付けたいと思います。
・・・というわけでトワルを両身で組んでみました。
(運動量など自身で確認がしやすいので)
シルエットは(私にしては)やや細め。タックも無しにしました。
まあ私は猫背ですね。
自身の体型に合わせすぎると服自体のバランスが悪くなるため、既製服の形状からそこまで外さないシルエット作りを目指しました。
ポケットはあまり上に配置せずに少し大きめのものを付けようと思います。(この位置にペン差しがあると使いやすいんです)ちょっとダサめで個人的にはお気に入り・・・。
衿は少し細めのもので、ボタンダウンにしました。後中心の場所にも10mmボタンを付けようと思っています。
では次回は裁断。縫製ですかね。
芯も多用せずに柔らかめに作ろうと思っています。
お楽しみに!!
ドルマンスリーブ縫製
こんにちは(*´∀`*)
もうすぐお盆休みでウキウキしている今日この頃です
以前行った特別講習のドルマンスリーブシャツですが、縫製手順を載せていなかったので、ここでUPしたいと思います
DVDとテキスト購入された生徒さんも、既にお手元にパターンがあると思うので、縫製がまだな方はぜひ参考に作ってみて下さい!
ではでは…
マーキングです。(W幅で1.5mギリギリでした)
下前立の表側を地縫いします。
身頃の前立付け位置の角をカットします。
下前立で身頃を挟み、こばステッチをかけます。
下前立の下側の縫い代と身頃の角をカットした部分を合わせて地縫いします。
上前立は先に布ループを仮縫いしておきます。
(先は形をきれいに整えてアイロンをかけておきます。)
上前立も下前立同様に、表側地縫い後、挟んでコバステッチをかける。
注①:下前立の角は見えている部分をカットし、上前立で包み込む。
注②:布ループにコバがかからない様に、布ループの中側を縫う。
前立が付いたら後は簡単です!
後身頃のギャザーを寄せてヨークに挟みます。
前身頃もヨークと縫い合わせます。
衿を付けます。
袖にロールアップ様の布をたたき付け、身頃と縫い合わせます。
脇を一気に地縫いします。
(脇地縫い後、カーブのきつい所の縫い代を細めにカットして、逆カーブにしてアイロンをかけると、つらずにきれいな仕上がりになります。)
ピーコート④
そろそろ梅雨も終わり
夏本番!!
で、暑苦しいお話ですが、コートの続きですいません!
さあ今回で終わりです。
前回の続きで、袖付けから。ぐるっと縫っちゃいましょう。
あまり、シャープな袖ではなく。割とゆったりとした雰囲気の袖にしようと思いました。(最近のデザインはシャープすぎるので)
袖は捻りを多めに入れています。メンズの方がレディースに比べると捻りは多いです。
袖山には少しイセを入れて、丸みをもたせました。
身頃高のカジュアルな仕様です。
昔の将校さんが来ていたものは、袖高のドレッシーな雰囲気のものが多く、袖のイセもかなり入ったものを見かけました。
うーん。前袖の山あたりの形状をもう気持ち削っておけばよかったかな。少し丸みを加えすぎたかなといった感じです。このあたりは着倒して着用感をみたいと思います。
(レディースはこれが出来ないのが、いつも歯がゆい・・・)
あとは裏袖を縫って、表地と裏地をぐるりと縫うだけです!
裏袖の雰囲気は結構デザインにマッチしていたので、正解でした。
ただちょっと滑り難いので、もう少しタイトにする場合は、キュプラなど、滑りの良いものを使うべきだと思います。
完成!!!
後ろのシルエットは結構いい感じに絞れたかなと思います。
素材は形が作りやすく柔らかいので、、肩のイセを12ミリ入れましたが、もっといけたかなと。
もっとタイトな形もつくることのできる素材でした。
ボタンは30ミリで用意しました。
Pコート用のイカリボタンにしようかなとも思ったのですが、25ミリで存在感がなかったので、30ミリの通常のボタンを使いました。
ボタンホールは練習も兼ねて、手縫いです。
一番面白かったのは厚みですかね・・・難しいんですが、極限まで縫い代をカットする(もちろん強度はのこしつつ)のは面白かったです。
次回縫製する時は、袖高で全体的にドレスよりの仕様にしてみようかなと思います。
ポケットは別布にし、厚みを減らして、ディテールももう少し増やそうかなと。(またパターン数増えますね・・・)
ではまたクタクタになった頃に紹介しようと思います!!
ピーコート③
こんにちは!
暑くなってきましたねー。寒暖差が激しすぎて、みなさんも着ているものに困っているんじゃないでしょうか?
というわけで、コートの続きです。(すいません、季節感無くて:-( )
前回は裁断前でしたね。
早速カットしました!
ウーン。ざくざくっとした感触がなんとも・・・
この厚み、すさまじいですね。さすがダブルフェイスです!
裁断後
今回のピーコートでは、
針は14号(やや太め)
地縫い糸は60番スパン糸。
表側のステッチは30番スパン糸を使いました。
芯はあまり硬すぎると、針も通りませんし、ドレープしなくなるので、比較的柔らかいものを使いました。
伸び止めテープも、かなりごつくなるので、薄手のものを使用しています。
衿の伸び止めです。要所要所で薄くする工夫をしています。
まずは身頃のクセ取りをして、地縫いします。(かなり形が作り易い生地だったので、比較的楽にできました。)
自分で着ながらの確認なので、非常にやり難かったですが・・・
裏地はさくっと縫いました。(綿のヘリンボーンの生地を使っています)
ポケット玉縁布をどうしても共布を使ってチャレンジしたかったので、
一番苦労したのが、ポケットです。
細くするのは難しい!やはり、別布で玉縁布を取るべきだったか・・・と
でもかなり薄く仕上げられました。
中の縫い代を限界ギリギリまでカットしました。
ダブルフェイスの生地だったので、剥がしながらカットしています。
フラップも極力薄くして、生地の厚みを減らします。
これを全部の縫い代で行ったので、だいぶ手間にはなりましたが、その分薄く仕上げることはできました。
セッティングはピンですると、生地の厚みで捻れてしまうので、重要な箇所は、しつけをしてから縫いました。
ポケットの裏側です。
深さは自分の手のサイズちょうどでした。手をいれると、おさまりのいい場所です。ヴィンテージのピーコートだと、垂直のポケットがついているので少し入れ難いです。
少しだけ傾斜を加えたので、手は入れやすくなっています。
衿は月腰の、切替えた衿にしました。
これも、カジュアルなピーコートなどは、衿腰をあまり高くせず、1枚で作られていることが多いです。
少しだけドレスっぽい雰囲気を出したいなと思い、衿腰は少し高めに設定しています。(このあたりの好みははっきり分かれるところですね・・・)
衿も極力生地の厚みを減らしています。2重の生地1枚をわざわざ剥がしているので、手間もかかりました。
さあかなり完成に近づいてきました!!
次回は袖付け、どんでん、仕上げです。お楽しみに!!
リフォーム こだわりある服づくり ⑧
もう暑くなってきましたね。
今Pコートの続きをしているのですが、試着の時、暑くて暑くて・・・
またご紹介するので、お楽しみに!
では、前回の続きで縫製です!!
要尺を確認しながらパターンを引いたのですが、それでも裁断するときギリギリでした・・・ほんとは柄が変わるので避けたかったのですが、前中心は接ぎにしました。
ちなみに芯はこちら
これがもともと貼られていた芯でした。
接着芯で、比較的薄手の少しハリのある、接着樹脂のドットが多めで、おそらく低温で張り付くタイプだと思います。
で・・・それに似たものを用意してみました。ただ、そこまでハリは出さないで、表地の斜行にあわせたものを選びました。
裁断完了です!!まあパーツ数も少ないので、ラクチンです。
縫製です!!
必要な箇所にロックをかけておき・・・(もちろんロック端の処理もきちんとしましたよ!)
ダダダっと縫っていきます!!
ちなみに・・
針は9号
糸はシルク形状のものを使いました。(糸のすべりを良くしておいて縫い縮みを抑え、生地の糸切れを防ぐため)
まあ縫製手順的には難しい箇所がないものです。
衿ぐり見返しの縫い代はかなりごつくなったので中でカットしています。あと、衿ぐりはややイセながら縫っています。(衿ぐりの浮きを防ぐため。)
こんな感じで身頃をくっつけたら・・・
下スカートを作ります。
先に少しギャザーを寄せておいて、ウエストリブを伸ばしながら縫い合わせます。
あとは裏地と一緒に上と下をくっつけて、
ファスナーを縫い付けます。
リブの位置が非常に縫い難く、ピンでの固定が困難なため、やむなくしつけしてから縫いました。(まあかなり正確にできるから、こちらのほうがいいのですが、手間がどうしてもかかりますね)
取り付けた裏側です。
あとは裏地裾に、レースを付けて、脇に手で閂をして・・・・・・・
完成!!!!
どうでしょうか?
完全に別のものに生まれ変わりました!!
なかなかいい雰囲気になったんじゃないかと思います。生地のクタっとした質感がなんとも既製服にはない雰囲気です。
ウエストリブの伸び具合によってはもう少し絞ることも出来ます。
では、次回はちょっと冒頭でも触れましたが、Pコートを進めていますのでそちらを・・・お楽しみに!!
リフォーム こだわりある服づくり ⑦
こんにちわピヨです
前回の続きをUPしていきますね
早速ですが、パターンが完成したので、縫製していきます。
と言っても、まずはワンピースを解体する所から…
これが結構大変な作業です
次にマーキング。
汚れやキズのある所を除いてパターンを並べます。
そして裁断して縫っていきます。
パンツの切替を縫い、ポケットを付けて…と詳しく見てもらいたいのですが
細かく手順を載せると大変長くなるので、今回はポイントとなる所をUPしていきます
そのポイントとは
このデザインは明きの仕様が少々複雑です。
たま~に見かける仕様ですので、作る事があればぜひ参考にして下さい
…なかなか無いかな(笑)
パターンです
① 前ヨークと前リボンを接ぐ。
② ①と前リボン見返しを中表に合わせて周りを地縫いする。
※表側から縫い目が見えないようにリボン見返しの縫代を少し控えています。
※ここで注意するのは、前リボン見返しの裁端まで縫わない事です。
③ リボンを表に返して、前ヨークに切込みを入れます。
④ 前ヨークと前パンツを中表に合わせて地縫いします。
⑤ 前ヨークにコバSTをかける。
※表から見えるSTなので返し縫いはせずに、裏側で結びます。
⑥ リボン周りにコバSTをかける。
⑦ ヨークとリボンの境目にSTをかける。(パンツに貫通)
(裏側)
⑧ ヨーク×パンツと見返しを中表に合わせて地縫いし、ウエスト上部にコバSTをかける。
これで明きの仕様は完成です
こんな感じ
ではでは完成品をお見せします―っ
ヨークとリボンのパーツは生地の裏側を使用しました。
薄手の生地だったので裏地も付いています。
元は古着ですが、これからの季節に着るのにピッタリ!な感じに仕上がって我ながら満足です(笑)
今回はとても長くなりました
次作もこうご期待!!です(^-^)
リフォーム こだわりある服づくり ⑥
こんにちは!
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
雨が結構降っていて、もう梅雨?という気分ですね。
寒暖差が激しいので、体調には気を付けましょう!
さてさて、
前ちょっとお見せした、ワンピースです!
不思議な雰囲気で、どんな仕上がりになるか楽しみです!
これが解く前の状態です。結構現代的なシルエットですので、比較的新しいものかと思います。
ウエストリブにミリタリーのアンダーウェアを使います。(こいつが曲者・・・)
パターンを引いて、トワルを組んでみました。
前 後
横
こんな感じに仕上げてみました。
もっとも苦労したのが、こいつ!!
いやあ生地が戻らない戻らない。上手くギャザーが入らないのです。
なので、先にギャザーを作って、その後、リブを伸ばし縫いにし、ギャザーの分量を増やしました。
上のシルエットはスッキリさせたいとの事だったので、下だけギャザーを増やしています。
あとは脇が生地の重みで落ちてくるので、切替のラインを修正しました。
生地をばらしてみて生地の性質を確認です!
時間を見つけては、ひたすら解く・・・
解き終わった生地がかなり地の目が狂っていたので、一度干してからアイロンで整えました。
どんな糸を使って織られているのか確認するために、糸を解いて、燃やしたりして確認しました。
ポリエステル等の化学繊維を使用している場合はいやな臭いがするので、すぐ判断できます。
生地の糸は白っぽい縦糸がシルクで、横糸は綿素材と思われます。
地縫い用の糸は、50から60番手のスパン糸が使われていました。(あまり綺麗に縫えていませんでした・・・)
どんな糸と針が合うか判断しにくいので、色々試し縫いをしました。
ポイントとしては、
太い糸と針を使うと、地糸切れ(織られている生地の糸が切れてしまう事)を起こすので、
針は細いもの
糸は滑り易い糸を使用しようかと思います。
今回はこのあたりで・・・次回は縫製しますのでお楽しみに!!
リフォーム こだわりのある服作り ⑤
こんにちわ ピヨです
もうすぐGWですね~
(私は特に用事無いですけど…
でもこの機会にリメイクやトレンド講習、パターン検定1級の勉強をしていこうと思います!)
さてさて、おしゃくれさんに引き続き今回もリメイク作品を紹介します。
まずデザイン画はこちら
(以前にもお見せしましたが…)
春夏なんで軽めにショートパンツです
ポイントはウエストリボンがそのままベルトになっているところ。
そのために、パンツの明き位置も前中心ではなくて、左脇に持ってきました。
使用した生地はこちら
シャンブレーにプリントが施されています。
大分劣化しているので、実際はもっとはきりとした白のプリントだったと思います。
と、言うのもこの生地も勿論古着
もとはこんなワンピースでした。
この古着はタグがキレイに残っていたので、ブランド名をネットで調べてみました。
ブランドの詳細は分かりませんでしたが、古いモノだと1950年代のモノが古着を扱うサイトで販売されていました。
予想ですが、1950年~1980年代頃のアメリカにあったブランドで、現在はもう無くなっている様です。
今回使用したワンピースは品質表示のタグから、おそらく1980年代のモノだと思われます。
同ブランドのモノです
60年代 70年代
(おそらく)50年代のタグ
TONI TODD(トニ トッド)
婦人服のみで、シンプルで清楚な感じのものから、インパクトのある総柄のもの等色々あった様です。
今回のワンピースは肩に簡単な補正がされていました。(簡単過ぎますが 笑)
そんな所からも、どんな女性がこのワンピースを着ていたんだろぅ??等、想像が膨らみますよね
ではでは長くなりそうなので、このワンピースがどう生まれ変わったかは、また次回お伝えしたいと思います
リフォーム こだわりのある服作り ③
そろそろ4月で新規の方が入学される時期です。
今期は特に継続された方が多く、ほぼ満席という状態になりました。
これからももっと満足してもらえるような講習を用意していきます!
目指せ継続100%です!
ではでは、前回のピヨさんの続きです。
デザインが決定したので、
もっとも重要な生地の特性を考えながら、パターンを引いていきます。
まずは、前回もう既に完成したものをお見せしたプルオーバータイプから
まずは生地を調べてみましょう
糸を解いてみます
上が生地の糸です
燃やして臭いを嗅いでみましたが、化繊のいやな臭いがしませんでしたし、光沢があまり無いことから考えても、綿と考えられます。
糸は撚り(糸は紡ぐ際に撚りをかけ、短い糸を絡めて長い糸を作る方法が一般的です。)が非常に甘いので、強度があまり無く、安価な生地と思います。(多少劣化しているのでもう少し強度はあったかもしれませんが・・・)
縫糸は綿糸だと思います。ポリエステルの糸ではありませんでした。いわゆるカタン糸です。独特の風合いがあり、カジュアルなものに多く使われていて、後染めの製品などに使うと、一緒に同じ色に染まります。
組織的には平織の生地です。綿素材なので1度縫ったところは穴があいたままなので使えません。
ブロードやポプリンのように密に織られておらず、糸も太番手なので、シーチングだと思われます。
シーチングは普通衣料用に使用されることは少ないのですが、何かの余ったシーツをスカートにしたものかもしれません。
シーツに使われるからシーチングとも言うようですし。
プリントは裏側に染み出していることから考えて、一般的なシルクスクリーンによるプリントだと思います。
裏側に染み出してしまっているのが、昔ならではですね。
という分析のもと・・・
パターンを引いてみました!
単純な構造ほど立体感が出しにくいので、私は難しいと思います。
デザインの意図としては「大きなTシャツを着て、ドレープが出た感じ」ということだったので、あまり複雑なことはしませんでした。
ただ前と後ろのフレアの分量は衿ぐりをイセたり(縮めて縫う)して微妙な調整はしました。(このバランスが難しいんです)
肩先は少しドロップさせ、アームホールのくりで袖に少し立体感を出しました。
身頃と袖のバランスがちょっととりにくかったですかね・・・
トワルはコチラ
衿ぐり、ポケットはデザイン性が表れるところなので、微妙な調整をデザイナー(ピヨさん)と一緒に決めました。
今回はこの辺りで・・・次回は縫製です!
お楽しみに!!!