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ル・オペラ スクール紹介動画はコチラ ↓ http://www.youtube.com/watch?v=azziDUpZi9w

ボディにラインテープを付ける方法

皆さん、こんにちは

 

ここ数日は、秋晴れでとても過ごしやすい天気が続いていますね(^^♪

こんないい天気の日には、外に出て体を動かしたら気持ちが良いんだろなぁと思うのですが、最近部屋のベッドを冬仕様に変えたので先日は、半日ベッドから出られませんでした( ゚Д゚)

今年の秋は、アクティブな趣味を見つけてブログで紹介したいと思います!

 

 

先日、キイヤ・ニューキプリス9ARの1/2サイズの縮尺ボディが届きました(*^▽^*)

 

 

上の写真を見てボディに何か足りていない物がある事にお気づきでしょうか?(@_@)

 

バストラインとヒップラインがありません!!

 

ボディは出荷時には、ウエストラインしか貼られていないので、この機会にラインの貼り方をブログで紹介したいと思います( `ー´)ノ

 

ボディにテープを付けるのは、初めてなので少々緊張しましたが、頑張って付けました( `ー´)ノ

 

 

それでは、ヒップラインの付け方から紹介致します!

 

まず初めに、ヒップの一番張っているトップ位置を探してシルクピンで印を付け、そのピンを目印に水平器のレーザーを当てます。

 

 

 

水平器のレーザーに沿ってピンをボディに一周刺していきます

このとき下から上にピンを刺すと後でテープを貼る時に邪魔にならないです(^_-)-☆

 

 

 

一周刺したらこんな感じになります(^^)/

 

 

続いては、ピンを目印にテープを付けていきます

 

 

写真のカーブ針を使って、黒い5㎜の平織テープをかがっていきます

かがる時の糸は、今回ブログ用で分かりやすく白のシャッペスパンを使いましたが、テープとおなじ黒色で大丈夫です(^^♪

 

一般的に使う真っ直ぐな針はボディに針を通しにくので、カーブ針を使う事をオススメします( `ー´)ノ

 

 

左脇からテープをかがっていきます( `ー´)ノ

この時、テープ上端からかがった方が目印にしたピンが邪魔にならずに縫えます!

テープをかがる最中に糸が捻じれて絡まる可能性があるので

糸の捻じれを直しながら縫った方がいいです(^_-)-☆

私は、糸の捻じれを直す事を途中忘れていて何度か絡まりそうになりましたので皆様お気を付け下さい…( ;∀;)

 

 

 

最初はカーブ針の持ち方に慣れていなく、かがる作業はかなり苦戦しました(-_-;)

 

 

 

ひとまず上端をかがった状態は、こんな感じです!

 

 

 

それではテープ下端もかがっていきます!!

 

テープ上端をかがっていているので、シルクピンは、取ってしまって大丈夫です(^^♪

少しずつカーブ針の扱いに慣れてきたので、比較的スムーズにかがれたかなとおもいます( `ー´)ノ

 

 

テープ上端、下端をかがり終えました(*^▽^*)

 

 

続いては、バストラインを付けていきます(^^)/

 

と、その前にバストトップの間の段差に折ったシーチングをピンでとめます

これを付ける事で、トワルを着せ付ける際にバストラインとCFを正確に合わせる事が出来ます(^^♪

 

 

バストラインを付ける際も、ヒップラインを付ける時同様にバストトップの位置にピンを打って、そのピンを目印に水平器のレーザーを当てて一周ピンを刺していきます(^^♪

 

 

 

ここからはヒップラインを付ける時と同じ流れで、カーブ針を使い目印にしたピンが邪魔にならないようにテープ上端からかがり、その後テープ下端をかがります。

この時もテープの捻じれに気を付けながら、かがって下さい(*^▽^*)

 

バストラインも付け終わりました(^^)/

 

 

ボディにラインテープを付ける方法の説明はいかがだったでしょうか(*^▽^*)

 

最初は、慣れないカーブ針の使い方に悪戦苦闘しましたが、作業していくうちに段々とボディに愛着が沸いてきました(笑)

今後、YouTubeの動画やブログにこの1/2縮尺ボディが登場しますのでお楽しみに(^^)/

 

 

近々、YouTubeでもテープ付け作業中の動画をアップしますので是非ご覧ください(*_*;

 

次は、実寸サイズボディのテープ付けにチャレンジしてみようとおもいます( `ー´)ノ

 

 

 

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2022PM検定3級②

皆さん、こんにちは

 

10月が終わりに差し掛かり、街中の人の服装を見るともうダウンを着ている方がいる事に驚きました(‘_’)

自分は暑がりなので冬仕様の服装はもう少し先になりそうですが(‘Д’)

 

つい最近まで夏だったような感覚なので秋を通り越してもう冬が訪れたんだなぁと、、、

年々1年が過ぎる早さに驚きと老いを感じております(笑)

 

そんな私の近況報告はさておき!

 

先日、ブログでも紹介したPM検定3級の1型目の解説動画をYouTubeにアップしたので是非ご覧になって下さい!!

 

 

 

 

 

それではPM検定3級の2型目の解説をしていきます

 

 

 

デザイン画です↓

 

 

 

今回のデザインは台衿付シャツカラーの半袖ブラウスです

前身頃には、ウエストダーツとバストダーツがあり、後身頃はウエストダーツと肩ダーツがあるデザインです。

前回紹介した1型目とは違い前後ともダーツが裾手前で止まっているので比較的前後バランスが取りやすいと感じました。

 

 

寸法です↓

着丈 = 56cm

肩幅 = 40cm

バスト = 96cm

裾廻り = 102.3cm

袖丈 = 18cm

袖幅 = 33cm

袖口 = 31.7cm

袖山 = 13.9cm

 

 

以上になります。

ボディは1型目と同じくキプリスの9ARです。

 

 

 

パターンです↓

 

 

SNPは、0.4cm削り、FNPは1.3cm下げました。


ウエスト位置は原型より2cm上げた所に設定しています。

ウエストダーツ量は後ろで2.6cm、脇で2.6cm、前で1.1cm程取っています

前下がりは、0.5cm付けています。

 

ボタン直径は11.5mmで、FNPから5.5cm下がった所に第一ボタンを決め、そこから8.3cm間隔で設定しています。

 

持ち出しは1.2cmで付けています。

 

あくまでも目安の数字になりますので、ダーツ量や裾廻りバランス、ボタン位置等は、トワルを組んで調整して下さい。

 

 

 

前身頃です↓

 

 

前後身頃フレアのバランスを取る為に、前身頃はプラスアルファでバストポイントを基点に裾で1.8cm展開しています。(特にキプリスボディの場合は前のフレアが不足しがちです。)予め逃がす量は決めておかないとやり直す時間はないと思います!

前身頃のバストダーツは、13°たたんでいます。

前回同様、実際に着用した際には腕が上がりずらいかと思いますが、試験用トワルなので見た目最優先でバストダーツを多くたたんでいます。

 

 

 

 

 

 

袖です↓

 

前回の袖山の高さだとかなり難易度が高い為少し山を低くしています。前回の袖が難しく感じる方はこちらの方がやりやすいと思います。

袖のイセ量は画像の通り、合計18mm入れています。

 

袖山は、13.9cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

袖付けは難しく時間がかかるので何度も練習して本番に焦ることがないように備えましょう!

半袖は不具合が目立ちやすいので、本番で不具合が出た時に備えて袖山の修正方法も練習しておくといいでしょう(^^♪

 

 

 

 

 

衿です↓

 

今回は台衿付シャツカラーなので練習に時間がかかるかと思います。

私も、衿外回りのラインを何度も修正しました。

何度も練習を重ねて、自分の中でベースとなる数字を持っておくと本番も迷わず衿が作れるかと思います(^^)/

 

 

 

 

 

 

完成トワルです↓

 

 

実技試験は、3時間半なので、作図1時間半写してトワル組みまで1時間、提出パターンを抜き出して記号記入で30分

このペースで取り組めば、見直しに30分時間を使えます(^^)/

 

 

 

 

 

完成パターンです↓

 

 

地の目、わのマーク、CF、CB、見返し線、合印、イセマーク、パーツ名称、ダーツ倒し方向、ステッチなどの必要と思われる記号は忘れず記入して下さい。

 

 

 

工業用パターンです↓

 

提出は縫代なしパターンになりますが、工業用パターンも参考にご覧ください。

 

 

 

 

 

本番まで一カ月ちょっとと、検定が目前まで迫ってきています( ;∀;)

 

練習する際は、作図、トワル組み、パターンを抜き出しにかかる時間をメモしておくと、回数を重ねていく度に縮まっていくタイムに自信が付くのでオススメです!(^^)!

 

「ちょっと今日は勉強する気が起きないな~」なんて日があると思います( `ー´)ノ

そんな日は、YouTubeに過去のPM検定3級動画があるので、サクッとイメージトレーニング出来ますので是非ご活用下さい!!

 

 

これから本格的に寒さが強くなるので体調管理に気を使いつつ、試験に向けて頑張って下さい!!

 

 

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2022PM検定3級①

皆さん、こんにちは。

 

 

12月10日(土)に行われるパターン検定3級の1型目お届けします。

 

 

※出願期間は2022年9月15日(木)~10月14日(金)です。

 

 

 

3級の試験は筆記も実技も同日に行われます!

 

現在出願期間です!お忘れないようにご注意して下さい(^_-)-☆

 

 

こちらは2019年の3級のブラウス作図動画です。

デザイン等は違いますが、参考までにご覧くださいませ↓

 

 

 

では、パターン検定3級の1つ目のブラウスです!

 

デザイン画はこちら↓

 

 

シャツカラーの半袖ブラウスです。

前は縦のダーツ、後ろは縦のダーツとヨークのシンプルなデザインです。

前のダーツは裾まで伸びているのに対して、後ろのダーツは裾手前で止まっているので、前後バランスを取るのが難しかったです。

袖山は今年も高めです。

 

 

 

寸法はコチラ↓

 

 

着丈 = 56cm

肩幅 = 40cm

バスト = 96cm

裾回り = 101cm

袖丈 = 18.5cm

袖幅 = 31.7cm

袖口 = 30cm

袖山 = 14.4cm

 

 

以上になります。

ボディはキプリス9ARです。

 

 

 

 

 

パターンです↓

 

 

 

 

SNPは0.4cm削り、FNPは1.2cm下げました。

 

ウエスト位置は原型より2cm上げた所に設定しています。

前後のフレアを抑える為に脇で1cm削り、前は後ろフレアとのバランスをみて3.2cm出しています。

ウエストダーツ量は後ろで2.6㎝、脇で2.6cm、前で1.2cm程取っています。

 

今回、前下がりは0.5cm付けています。

あくまでも目安の数字になりますのでダーツ量や裾廻り等のバランスは、トワルを組んで調整して下さい(*_*)

 

 

 

 

 

 

 

前身頃です↓

 

 

 

前身頃はバストダーツを13°たたんでいます。

実際に着用した際には、腕があがりずらいかと思いますが試験用なのでこのように多くたたんでいます。

ボタンは11.5mmでFNPから1cm下がった位置に第一ボタンを決め、そこから9cm間隔で設定しています。

持ち出しは1.2cmで付けています。

 

 

ボタン位置等も目安になりますのでトワルを組んで、自分でバランスを確認してから決めて下さい

 

 

 

 

袖です↓

 

 

 

袖のイセは量の画像の通り合計18㎜入れています。

 

袖山は14.4cmですが組んでみて吊ったり、余ったりするようでしたら調整して下さい。

 

本番で袖に不具合が生じた時に備えて袖山の修正方法も練習しておきしょう!(^^)!

袖付けのピン打ちは難しく時間がかかるか箇所なのでたくさん練習して早く綺麗なピン打ちを目指しましょう!!

 

 

 

 

 

衿です↓

 

 

 

今回衿は、デザイン画とのバランスを取るのが難しく何度か修正しました。

太い衿幅の作図やトワル組みに慣れてない方は、何度も練習して自分の中でベースを作って本番に臨むことをお勧めします(^^♪

 

 

完成トワルです↓

 

 

 

実技試験は3時間半です。

作図1時間半、写してトワル組みまで1時間、提出パターン抜き出して記号記入で30分

このペースで取り組めば見直しに30分時間を使えます(*^▽^*)

 

 

冒頭で申し上げましたが今回のデザイン画は身頃の前後バランスを取るのが難しかったので、精度とスピードを上げられるように作図とトワルの練習頑張って下さい!

 

 

完成パターンです↓

 

 

 

地の目・わのマーク・CF・CB・見返し線・合印・イセマーク・パーツ名称・ダーツの倒し方向・ステッチなど、必要な記号は忘れずに記入して下さい。

 

 

 

工業用パターンです↓

 

 

 

提出は縫代なしのパターンになりますが、参考までに工業用パターンも紹介します。

 

 

 

筆記も実技もバランス良く勉強して時間と気持ちに余裕を持って試験に臨めるように

残り2カ月頑張って下さい!!

 

 

 

2型目のブログも近日投稿しますのでよろしかったら参考にしてください!

 

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薄手生地の袋縫い(ロック袋縫い)

いよいよ台風が去って、少し夜は肌寒くなってきました!10月期も始まります!

入学を逃した方も席が空いていれば途中入学する事が出来ますので、見学に来られた際ご相談下さい!

 

「買う」から「つくる」に変えてみませんか?色んな面白い事に気付けると思います!

お待ちしております!

 

初心者の方にも分かりやすく復習もしやすいように各種動画を作製しています!

課題に関しても動画を用意しているので、「見てるだけ」でも理解力が高まります!

「パターンは難しい」という課題を解消するため、色んな取り組みをしているので、気になる方は是非見学にお越しください!

 

 

では、今月の末に大阪で講習(接着芯と生地の講習)を行ってきたのですが、シフォンやチュール系の生地での良い仕様を見つけましたので、大阪で講習を受けた方も参考にしていただければと思います!

 

「袋縫い」のお話です!

私自身も袋縫いは苦手で、特に薄手のシフォン(この前縫って苦労しました・・・ :cry: )は縫っている時「裁ち端を合わせて縫う」が異常に難しいです・・

これを解消するやり方(ちょっと誤魔化し気味・・)を見つけましたのでお伝えします!

ほんとは腕を磨けば、いいんでしょうが、、、

 

ではちょっと画像が透けてる生地で見えにくいですが・・・

↑みなさんこんな感じでズレませんか?私は苦手です・・ :cry: こうなってしまうと結果↓

・・・折り返した時に中の縫代の幅が違うので、表から中の縫代端が飛び出て・・・縫製している方は経験があると思いますが、後でカットは中々難易度高すぎますし、時間がかかります・・・

 

なので・・

「ロックしてしまう」というやり方です!

ロックしてしまえば、カットしながら幅を均一にすることが出来ますし、ロックの性質で「縫い縮み」も少なくて済みます。↓

これで表からステッチを入れるのですが、透けているためロックの糸を噛んで縫う事もありません!やりやすい!(まあ厳密に言うと少しカットしているので完璧にパターン通りではないというのは気になるところですが、、、)

 

チュールでも↓

やりやすい!

 

糸が少し目立つものを使いましたが、生地の色に合わせればもっと目立たなくなりますし、地縫いがロックになっているので縫い縮み少なく出来ます!(むしろこっちのほうが大事?)

 

是非お試しあれ!

 

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前裾角の縫代を薄くする方法③

体験セミナーも終わり、10月期の入学者も多数応募がありました :lol:

 

そろそろコロナも落ち着きそうで皆さんなにか始めたくなっている頃ではないでしょうか?

コロナのせいで色んな事に制限がかかっていましたが、ようやくやりたい事を出来そうです。

「服を買う」という行為は皆さんされているかと思いますが、「服を作るという体験を買う」という考え方はどうでしょうか?

普段着ている服にはどんな意味や考えがあるのでしょうか?

ル・オペラはパターンの学校です。服の形を作る中で色んな発見があります。

形を作ったりその過程での発見の楽しさを是非体験して頂きたいです!もちろん自身で作った服を着る楽しみも!

 

入学をお悩みの方はお気軽に見学にいらして下さい。雑談をしに来る感覚でも大丈夫です ;-) 是非お待ちしております!!

 

 

↑こういう変わった素材でも作る事が出来るようになります!

形を作る事自体を学ぶので、レディースもメンズも犬の服もウエディングドレスもリメイクもなんでも出来るようになります!見学に来られた際はこのふんわりスカートの実物を見て頂けたらと思います :lol:

 

 

さて間があきましたが、前裾の角の縫代処理です。

どんだけあるんだと思われるかもしれませんが、実はもっとあります :lol:

基本さえ分かっていれば、アイデア次第でオリジナルの仕様も出来ると思いますので、思いついたら試してみて下さい!行動あるのみです!

 

最後は↑たったこれだけです ;-)

?そうです。裾がラウンドしているだけです :roll:

 

そんな事・・と思われるかもしれませんが、意外とこういう仕様は思いつかない事が多いです。

「現代の服の常識」というのは場合によっては新しい発想を邪魔する事があります。

柔らかい頭で「普通はこうだけど、その考えが絶対か?」と疑問に持つ事で問題が解決する事が良くあります。

これも古着で良く見かける仕様ですが、意外と知られていないやり方です。

 

では縫ってみましょう!説明するほどありませんが 8-O

裾を三つ折りします。

裾にステッチを入れて

三つ折りします。この時斜めになっている所が最大のポイントです。

最後は前端の三つ折りステッチをかけておしまいです。角は斜めにステッチです。

 

説明するまでもないですが、だれでも出来る簡単薄く仕上がる仕様です。

「デザイン的にあり」であればこんなにいい仕様はないと思います。大量に生産するものであれば、直線に比べると生産性は悪いかもしれませんが、それでも全然採用していい仕様じゃないかと思います ;-)

 

薄さは当然のごとく、厚みを避けて折られているので非常に薄いです ;-)

 

3回に渡って説明してきましたが、「薄く仕上げる」ということは非常に重要です。仕様を考える時にかなり悩むところです。

発想1つでクオリティがぐっと上がりますが、中々ぱっと出てくるものでもありません。こういう「その発想はなかったわ」という仕様を知っていると変わった角度から考えられるので、皆さんも色んな仕様を探して、オリジナルの仕様を考えてみて下さい!

ではまた面白いものがあればお伝えします!

 

 

 

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生徒さんへ「インタビュー!!」

 

みなさま、こんにちは。

 

今回は生徒さんへのインタビューを行いました!

久しぶりということでパタンナーズライフの方でご紹介したいと思います!

 

丁度、ご自身で作製されたワンピースを着ていらっしゃいましたので、ついでに作品紹介も(^_-)-☆

 

現在、オペラの課題授業はラグランコートを終了されてる方です。

 

製作意欲のある方で以前にもハットやバッグ等の小物類も紹介致しました(*^_^*)

 

ご自身の原型から作製したものです!

特に肩回りが普段の服だと全く合わないそうなのですが、これはきっちり合って非常に楽!と感動されていました!

こんな風に「本当の着心地」を体験すると病みつきになりますので、皆さんにも是非味わって頂きたいです!

 

 

仕様的にもかなり拘られて、↑のように前でリボンのように結ぶことができる身頃からの続きベルトを作製しました!非常に面白い仕様ですね!

 

既にスカート・ブラウスの課題は終了していますが、ワンピースを作製することで両方の復習にもなりますし、課題とは別のデザインを引くことで勉強にもなるので良いですね!

 

 

 

 

ここで『インタビューのコーナー』です!

 

(Yさん 30代 オペラ歴6年目)

現在、パターン検定1級合格へ向けて猛特訓中です!!!笑

 

 

Q.LE・OPERAに入学したきっかけや理由を教えて下さい

 

自分の体型に合った服がなかなか世の中に無く、着たい服が着れないことが多かったため、自分で作れるようになりたかったからです。

 

きっかけはそういうことだったんですね~(*_*)

 

 

 

Q.では、LE・OPERAのどういうところに惹かれましたか?

 

自分のペースで進めるという事と、初心者でも大丈夫!という事です。

入学にあたり、周りの人のレベルが高かったらどうしよう…等、色々不安もありましたが、皆で同じ授業を一斉に受けるわけではなく、個々に進めていけるので初心者の私でも安心して受講できました。

 

LE・OPERAでは趣味で通われてる方や、現役のパタンナーの方等、いろんな方が通っているので、目的も様々です。

不安は解消されたようで何よりです(^_-)

 

 

 

Q.実際に通ってみてどうですか

 

最初は細かすぎて辛かったです。笑

今日もまた線を引いてはやり直しになるのか…

どうなるのかイメージできないまま進んでいました。

 

ただ、宿題等もないので無理なく続けられ、疑問が一つ一つ理解に変わっていき、楽しくなっていきました。

1mmの重要性も今ではとても理解しています!笑

 

細かい作業もその重要性が分かると楽しくなりますね。

実際に作製されたモノを見ても垢抜けた印象になり全然違うので良かったです!

 

 

 

Q.学んで良かったことは何かありますか

 

スカートから勉強して基礎を学び、今では自分のトップス原型も作れるようになりました。

何より、入学するきっかけでもあった自分の体型に合ったワンピースが作れたことです。

 

そしてその着心地の良さにさらに感動しました!

 

自分サイズの服を作製された方から一番に聞くお声です!笑

是非、皆さんにも体験して頂きたいです!

 

 

 

Q.現在、パターン検定1級取得を目指し日々努力されていますが次の目標は

 

パンツやメンズ等、次の課題です。

なんでも作れるようになりたいのでジャケットやコートも縫製したり色々チャレンジしていきたいです!

 

インタビューにご協力頂きまして、ありがとうございました!

 

ひとまず、目の前の目標に向かって練習していきましょう!(^^)!

また何か作製されたら教えて下さい!笑

 

ありがとうございました。

 

 

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前裾角の縫代を薄くする方法②

いよいよ今週末9月4日の日曜日に10月期募集開始!

&体験セミナーです!

体験セミナー若干数空きがありますので、是非お電話でご予約お願いします!

東京校 03-5473-1519

 

 

さて↓動画は夏の間もずっと更新しておりましたが、皆さん見てくれているでしょうか?

テキストを無料で配布しているのと同じ状態 :lol: プロの方も絶対に見た方が良いテクニックも入っております!

是非ご覧になってチャンネル登録お願い致します!

 

 

前回に続いて、前裾角の縫代の厚み解消についてお話します!

 

↑パターンはこちら

前立て部分が別裁ちで先が剣になっているタイプです!

さっそく縫ってみましょう!

 

裁断後、先にアイロンで↑のように折っておきます。

剣ボロと同じと思って頂いたら大丈夫です!

 

端を縫います。この時地縫いしてもいいと思いますし、地縫い無しでステッチでもいいと思います!ここでポイントが0.3cm程控えている事です!

表から0.5cmでステッチがかかりますが、ちょうど裏側はコバステッチになるようにして下さい!こうする事で厚みが少し軽減できます!

ここで裾も三つ折りしておいて下さい!

 

あとは反対側の0.5cmのステッチを入れておいて折り込みます。

最後に三つ折りステッチから続きで前立ての部分は↑の写真のように山型に縫います

端までしっかり縫うようにしてください。

裏からだとこんな感じです。

 

 

↑どうでしょうか?

かなり薄く仕上がっていると思います!

正直前回のもののほうが薄いかなと思いますが、斜めに折るがいかに有効か分かって頂けたと思います!

アイデア次第ではもっと薄く出来ると思いますし、縫代をカットすればもっと薄くなります!

 

是非一度お試しあれ!

次回は「あ、そういうやり方もあるのね」というものをお伝えします!

 

 

 

 

 

 

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前裾角の縫代を薄くする方法

9月4日の日曜

大阪 10時~

東京 15時~

10月期の生徒さん募集開始です!


同時に東京校のみ

9月4日の10時~、13時~の2部制で体験セミナーを行います!

体験セミナーは事前のお電話でのご予約が必要になりますので↓までお電話お願い致します!

TEL 03-5473-1519 東京校

 

 

真夏が一気に去った?感じですが、湿気が凄いですね・・・筆圧が高い私はあまり好きな時期ではありません :-|

ここからまた暑くなったりするので、油断は出来ないですが、秋の雰囲気が少し感じられるようになるのは嬉しいですね! :lol: 着る服にも飽きてしまっているので・・・

 

さて動画は引き続き色んな事を紹介しております!

以前ご紹介した剣ボロのアフレコ入り説明動画です!

音声が必要ない場合はこちらのブログでも見ることができます!

電車に乗っている隙間時間などで是非ご覧ください!

 

 

 

また似たような投稿ですが、

比翼仕立てのシャツの場合、裾の角はどうやって薄くするか?(いきなりですね ;-)

比翼の場合は特に何枚も生地が集まってしまいます。

そこで「前裾の角の生地が集まる場所のデザイン」をお伝えしようと思います!

縫製の方に「カットしておいて下さい」とお伝えするのは簡単ですが、実際にやり方を知っておかないとまずいですよね :-| パターンで予めカットしておく方が良い事もありますので参考にして下さい!

 

これはただの三つ折りですが、これでも何もしないと↑こんな感じになります。

角の部分が何重にもなり厚くなるのですっきり上げることが出来ません。比翼になると10枚くらい重なったりするのでかなりの厚みになり、縫製も難しくなります。

ではどうするか。

普通に作ると中の縫代が多く集まってしまうため、縫代をカットしておいた方が良いかなと思います↓比翼のパターンでやってみましょう :lol:

ポイントは角のカットを斜めにした事です。

やや手間がかかるものの斜めにカットするだけでかなりの厚みが軽減できます。

 

縫ってみましょう!

 

↑のように折り込んでいきます。

縫代の寸法はパターンに記載しているので見て下さい!

↑のようにステッチを入れておいて・・・

↑角の縫代を折り、裾を折ります。ここがポイントです。ほんとにこれだけですが、全然違いますので :lol:

↑出来上がりに折り込んで、

ステッチを入れて(この時角は斜めに縫います

↑完成です!写真では伝わり難いですが、持って厚みを確認すると全然違います!

「なんだそんな簡単な事・・」と思われるかもしれませんが、簡単な事のほうが良いと思いますし、縫う人もラクです!

服の角全般に使う事が出来るので、丁寧に作る際は是非試してみて下さい!

思ったより簡単に出来ますよ!

次回はたまに古着で見る「ラウンドしている角」「前立て別接ぎ」です。

色々なやり方(デザイン)がありますので、お伝えしたいと思います!

 

ではまた次回!

 

 

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着物リメイク 長袖シャツ

 

みなさま、こんにちは。

 

8月になりました!戻り梅雨が何とかいわれてましたが、気付けば8月ですね(;´Д`)

 

 

9月4日

大阪は10:00~随時

東京は15:00~随時

10月期セミナーの募集開始です!

 

 

http://www.leopera.com/news/20220723/1086

↑東京校のみ9月4日(日)に体験セミナー開催です!お電話でのご予約開始しておりますのでお待ちしております!

TEL 03-5473-1519 東京校

詳しくはリンク先に動画もありますのでご覧ください!

毎回特に午前の部(10:00~12:00)は埋まりやすい傾向にありますので、お早目にお電話でのご予約お願いします!

 

 

 

 

今回は東京校でも着物をリメイクして長袖シャツを作製したので紹介したいと思います!

 

ちなみにアロハシャツを作製した時の動画もYouTubeにてアップされました↓


 

現在、「夏のワンピースチャレンジ特集」も行っています( *´艸`)

 

着物を使ったリメイクワンピースを数種類紹介しています!

ご視聴の際はYouTubeで「ル*オペラ」と検索してチャンネル登録お願い致します!

 

 

 

では、本題に。

今回は半袖ではなく、長袖。着物なので幅に限界があります(;´Д`)

しかし、剣ボロ部分を上手く利用して切替え、袖部分も綺麗に仕上がりました!

細かい仕様に関しては以前のブログでも紹介しています!

是非、ご覧ください↓

2枚袖切替利用オリジナル剣ボロ

 

ということで、こちらが完成品です(^^)/

 

 

フォルムは四角い印象なのでやはり着物にはマッチしますね。

柄も着物っぽくて、まさに本来の良さを残しつつ素敵なモノができました!

 

こちらが例の2枚袖切替利用オリジナル剣ボロです。

切替部分もほとんど分かりませんね(*_*)

 

後中心も柄合わせにより切替がほとんど分かりませんね。

アロハシャツの時の生地よりも柄自体にバラつきがなかったので合わせやすかったです。

あとは生地の柔らかさとかもあるのかもしれませんが、プレスも効きやすかったです!

 

 

胸ポケット等、合わせられる箇所は出来るだけ柄を合わせています!

 

今回の着物は幅が約40cm程でした。

接ぎにする部分も色々と仕様の引き出しがあればそこまで苦ではなく、しかも綺麗に仕上がるので部分縫いなど、改めて日頃の研究は大事だと感じました。

 

少しですが裁断ミスもあったのでまた小物でも作ってみようと思います(^^♪

また、同じように着物をリメイクされる際はご相談下さい!

仕様などのアドバイスもできると思います!

どんどんリメイクしていきましょう(^^)/

 

 

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2枚袖切替利用オリジナル剣ボロ

皆様こんにちわ :lol:

 

梅雨も明けて?夏本番になってきましたね!苦手な季節です :cry:

節電のせいか電車でのクーラーもあまり効いていないので朝から汗が、、

夏になったばかりですが、もう早くも秋が来て欲しいです。。

 

さて夏に入ったという事は、10月期の募集もそろそろ始まります!

http://www.leopera.com/news/20220723/1086

9月4日(日)に体験セミナー募集開始です!

詳しくはリンク先に動画もありますのでご覧ください!

毎回特に午前の部は埋まりやすい傾向にありますので、お早目にお電話でのご予約お願いします!

TEL 03-5473-1519 東京校のみ体験セミナー行っております!お電話お待ちしております:-P

 

 

そしてちょっと新しい方法で動画を作製しました ;-)

癒し動画です :lol:

癒しかどうかは分かりませんが(笑)

何となくぼーっと見たい動画はあると思います。流しっぱなしでもいいと思いますが、そんな動画をボタンホールでほぼノーカットバージョンで作ってみました!

ところどころ手間取っているところもありますが、それも含めて「普段こんな感じ」を体験してもらえたらなと思います!

結構長い動画ですが既に再生数はそこそこ伸びているので以外に需要ある?これからもなにか考えてお送りしたいと思います ;-)

 

 

では・・しつこいですが「剣ボロ」です(笑)

「もういーって!」って思われる方待って下さい・・今回はそう「オリジナル」です!

オリジナルといってももう誰かされてるかもしれませんが、「何も見ないで1から作った」というのは本当です!

オリジナルというのも難しい問題ですよね・・剣ボロという以上完全にオリジナルではないわけで・・「アレンジ」と言う方がいいかもしれませんね!・・ちょっと脱線しましたが・・

 

 

↓こんな感じです ;-)

2枚袖切替利用の剣ボロです。

これが意外に難しい・・・

ワークウェアなんかの袖は2枚袖になっている事が多く、ジージャンなんかはただのスリットが多いですね。そういった場合にちゃんとしたシャツ感を出すのに有効なデザインです。

ただ縫製が結構複雑で、ワークウェアは大体折り伏せか巻き縫い・・なおかつ「切り込み」がネックになってきます・・・

ワークウェアなら気にならないんでしょうが、ちゃんとしたシャツで切り込みって・・・てなってしまうと思うんです。

 

なので切り込み無し(正確には切り込んでますが切り込みは全く見えません)のものを作ってみました!

 

前置き長くなりましたが↓パターンです

ポイントは「縫代の幅」です!全ての幅にキッチリ意味がありますので、1mmのズレも無いようお願いします(笑)あと後袖側は表に縫代折ります。「表に縫代出し」は結構切り込みを入れたくない場合には使えるテクニックなのでお試しを

 

 

では実際に縫っていきましょう。裁断できたら

まず後袖の縫代を「表側」に折っておきます。

 

 

次に短冊布と前袖を合わせて(この時前袖側は「」です)L字に地縫いします。ここは7mm幅です

縫えたらL字の角に切り込みを入れて

ぐりんとひっくり返します。→の写真みたいに捨てミシンで5mmくらい縫います。

 

 

前袖と後袖を中表に合わせて地縫いします(折り伏せなのでずらした状態です)

 

↑こんな状態になってると思います。

先程地縫いした所に表からステッチを入れます。この時短冊布は縫わないで下さい。

後袖の下側を三つ折りステッチします。

 

 

短冊布をぐるっと縫って完成!

 

どうでしょう?見た感じは複雑そうに見えると思いますが、縫うと意外に簡単かなと思います :lol: 個人的な「いいパターン」の条件は「変に複雑な事はせず、縫うのが楽」という風に考えています。初見は難しそうでも、理解してしまえば簡単が一番だと思うのです。

裏側も綺麗だと思います ;-) 返し縫いはご勘弁下さい(笑)

微妙に1mm控えたり細かい事もしているので是非縫って細かさを体験して下さい ;-)

 

 

ではまた!

 

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