TOP » 前裾角の縫代を薄くする方法③ – パタンナーズライフ

パタンナーズライフ

前裾角の縫代を薄くする方法③

体験セミナーも終わり、10月期の入学者も多数応募がありました :lol:

 

そろそろコロナも落ち着きそうで皆さんなにか始めたくなっている頃ではないでしょうか?

コロナのせいで色んな事に制限がかかっていましたが、ようやくやりたい事を出来そうです。

「服を買う」という行為は皆さんされているかと思いますが、「服を作るという体験を買う」という考え方はどうでしょうか?

普段着ている服にはどんな意味や考えがあるのでしょうか?

ル・オペラはパターンの学校です。服の形を作る中で色んな発見があります。

形を作ったりその過程での発見の楽しさを是非体験して頂きたいです!もちろん自身で作った服を着る楽しみも!

 

入学をお悩みの方はお気軽に見学にいらして下さい。雑談をしに来る感覚でも大丈夫です ;-) 是非お待ちしております!!

 

 

↑こういう変わった素材でも作る事が出来るようになります!

形を作る事自体を学ぶので、レディースもメンズも犬の服もウエディングドレスもリメイクもなんでも出来るようになります!見学に来られた際はこのふんわりスカートの実物を見て頂けたらと思います :lol:

 

 

さて間があきましたが、前裾の角の縫代処理です。

どんだけあるんだと思われるかもしれませんが、実はもっとあります :lol:

基本さえ分かっていれば、アイデア次第でオリジナルの仕様も出来ると思いますので、思いついたら試してみて下さい!行動あるのみです!

 

最後は↑たったこれだけです ;-)

?そうです。裾がラウンドしているだけです :roll:

 

そんな事・・と思われるかもしれませんが、意外とこういう仕様は思いつかない事が多いです。

「現代の服の常識」というのは場合によっては新しい発想を邪魔する事があります。

柔らかい頭で「普通はこうだけど、その考えが絶対か?」と疑問に持つ事で問題が解決する事が良くあります。

これも古着で良く見かける仕様ですが、意外と知られていないやり方です。

 

では縫ってみましょう!説明するほどありませんが 8-O

裾を三つ折りします。

裾にステッチを入れて

三つ折りします。この時斜めになっている所が最大のポイントです。

最後は前端の三つ折りステッチをかけておしまいです。角は斜めにステッチです。

 

説明するまでもないですが、だれでも出来る簡単薄く仕上がる仕様です。

「デザイン的にあり」であればこんなにいい仕様はないと思います。大量に生産するものであれば、直線に比べると生産性は悪いかもしれませんが、それでも全然採用していい仕様じゃないかと思います ;-)

 

薄さは当然のごとく、厚みを避けて折られているので非常に薄いです ;-)

 

3回に渡って説明してきましたが、「薄く仕上げる」ということは非常に重要です。仕様を考える時にかなり悩むところです。

発想1つでクオリティがぐっと上がりますが、中々ぱっと出てくるものでもありません。こういう「その発想はなかったわ」という仕様を知っていると変わった角度から考えられるので、皆さんも色んな仕様を探して、オリジナルの仕様を考えてみて下さい!

ではまた面白いものがあればお伝えします!

 

 

 

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>