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ドレス④

今月末に体験セミナーを開催するのですが、ほぼ満席状態です 8-O
例年よりお問い合わせが多く、この分だともう埋まりそうです・・・

お早めにお電話を・・・ :-o
東京校のみ開催です。
東京校電話番号 03-54731519



さて、前回の続きで、を作成しております :roll:
これがなかなか大変で・・・
まず・・・

オーガンジーを蝶型にカットし、端をピケ(ほつれ止めの液体)で塗ります

次に蝶の柄になるようマニキュアを塗ります。
ここはセンスのいるところなので、後輩ががんばりました :-D




キラキラのラメ入りのマニキュアを使ったりしています。




という作業を永遠繰り返し・・・



この体数は結構つらいものが・・・ :roll:




そして体と触覚も・・・触覚はツレデ(ボタンホールなどに使う丈夫な糸)を使ったり、けっこうなこだわりになりました ;-)  

全体像はまた後ほど・・・

そしてコルセットです。
コルセットは基本、体を締め上げる目的と胸にボリュームを持たせるために使用されます。
(※映画とかでやたら胸を強調するような服は見かけたことがあるかと思います。) 

中でもボーンは重要な資材です。
柔らかすぎると形が崩れますし、硬すぎて曲がらなければ体のラインに沿いません。
適した場所に、適したボーン。というわけです。ということで使用する資材のお話を少し :-)



結構サンプルを購入しました。作りながら変えたりして、値段のことも考えながら悩みました・・・ :-o







良く仕様されるものでおススメは、金属製のスパイラルボーンです。
これは曲がりやすく、体に馴染みやすいので、カーブしているところには多様しました。
硬さも2種類出ていてソフトとハードを選べるのもいいです。
ちなみにかっちりさせたかったのでハードタイプのものをチョイスしました。




曲がるものもありますが、曲がったまま形がキープされるので、コルセットのボーンではなくイレギュラーな裾の形をキープさせるなど別の目的に使用されたりします。




これは鋼で、洋裁用で販売はしていません 8-O ハンズなどの資材コーナーに置いているものですね。下のバッスルに使用しました。丸さと硬さ。曲がり具合。洋裁用では見つかりませんでした。




鋼も1mずつでしか販売していないので、チューブで接ぎました。(このへんはアイデア次第ですね :lol:




他の資材で特殊なものは、テープについているタイプのホックです。
コルセットの明きはこれか、紐でしばるタイプのものです。




こんな感じになっております。





生地は綿素材で少しだけ伸びるものでピケです。

次回もうちょっと詳しくお話していきますね!!

あ・・
あとこんなものも作っております。
ハットの講習があるのでその試作です :lol:
結構いい感じに立体的にできました!
詳しくはハットの講習の時に :lol:



 

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ドレス③

1週ごとに気温がめまぐるしく変わり体調が悪くなる方も多いです。
みなさんもお気をつけ下さい・・・ :-|

まだまだ寒いですが、季節の変わり目あたりの
2月28日(日)に東京校のみで体験セミナーを行ないます。

お電話での予約制です。

東京校電話番号 03-5473-1519 です

毎回言いますが、ほんとにいっぱいになりやすいのでお早めに!!
暖かくなっているといいですねえ :-D


さて前回「染める」というお話をしましたが・・・
これがなかなかでした 8-O

グラデーションで染めるという意見があがりました。
専用の機材や設備もなく生徒たちでも実現可能な範囲、金額を予想して大掛かりなことはしませんでした(所謂大きな寸胴などでお湯を沸かして染めたりです)

ということで「大きな木枠をつくり生地を貼り付け染料で塗る」手法を選びました。
扱う素材がシフォンで顔料(Tシャツなどにするプリントなど)だと素材が硬くなってしまうので、あくまで染めです。

廃材を利用して木枠をつくり・・・



以前にもお見せしたように1枚ずつグラデーションになるようハケなどで塗りました。




最初はスプレーという案もありましたが、どうしても「だま」になってしまうためスプレーをしてから塗りこむというとても手間のかかるやり方になりました。



ただ染料自体はそこまでかからずもともとグラデーションのはいった生地を購入するよりはよっぽど安価に仕上がりました。(高いものだとm1万円くらい 8-O


とまあ130c×100c程度の生地を×10枚以上染め・・・なんとかスカートにしました :roll:


下地のスカートにはパール調の生地を使っているので透けるとキラキラします。

で・・・それだけではさびしいので、今度はキラキラをさらに・・・うーん :cry:


1個ずつボンドで手付けです・・・ :roll: 私は作業をしていませんが、全面に付けていきます。



生地が透けるので、ある程度均一にラインストーンが配置されるよう下に案内の紙をひいて等間隔に付けております・・・



紫と青のグラデーションでキラキラした雰囲気になりました :lol:
ここから調整はしますが、なかなか良い感じ


次は・・・「マニキュア」・・・?となる方も多いかと思います。私もやり方を聞くまでは?でした。



これを使って・・・




こんなことになります 8-O
なかなか大変そうな作業でした・・・美術系が得意な後輩が担当しましたが、私は苦手です・・・ :-|


次回何になるかお楽しみに!!

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ドレス②

お先に・・・
体験セミナーの日程が決定しました :lol:
毎度人気でいっぱいになります!


2月28日(日)に東京校のみで体験セミナーを行ないます。
お電話での予約制になるので、気になる方は連絡お願いします。

東京校電話番号 03-5473-1519 です 

毎回人気で席は埋まりやすくなっているのでお早めに!!


この前の雪は電車が大混乱でしたね :-|
人によっては4時間かけて出勤した人もいたり、3時間電車に閉じ込めとかあったみたいですね・・・

土曜も降るかもしれないので要警戒です・・・ :-?


では前回の続きでドレスです。

スカートはめちゃくちゃボリュームが欲しいので先にバッスル(ボーン入りのスカート)を作成してからスカートをのっけていきます。
これを作っておくと足捌きもよくなるのでステージでもこけません(実際にこけそうになった子は多かったです :-|




ボーンは横に薄い鋼を入れて丸くつくっています。
縦はこの上に生地を乗せるので、重さに耐えられるように切り替えたり軽いボーンを入れたりしています。
種類に関してはまた後ほど説明しようと思います。
斜めに入れたのは、後ろのヒップ辺り形を作るためです。




丸さが出なかったりで結構試行錯誤しつつでした。




その上にスカートをはかせます。パニエですね。裾周りがたくさん欲しいので各切り替えに三角に布を足しています。




その土台の布にオーガンジーなどのヒダが出やすい生地を足していきます。
シルエットを確認しながら少しずつ足していきます。 




ピン打ち→様子を確認→足りなければ足す→全体の分量バランスを整えていく→手でまつる(ミシンより2人がかりでやれば早いです)
といった流れで進めていきます。
ひたすら手縫いはちょっとしんどかったですが、いい練習になりました :-D




そしてさらに足していき・・・




こんな状態に 8-O
後にボリュームが欲しかったので、チュールなどの硬い生地を入れたりしました。
ただ土台の生地がやや弱かったので裂けるんじゃないかと心配であとで補強しようかと思います(特にウエスト)





その上にさらにスカートをかぶせて全体のボリュームを確認です。
ここでもさらに足りなかったのでプラスで生地を足したり、イメージに合うまでひたすら・・・ ;-)

・・・と土台になるパニエが出来ると最後にまたさらに生地を作ります。
今回はイメージに合う生地がありませんでしたので、

「染めようか・・・」
この一言でかなりの苦労をします :cry: お楽しみに・・・
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ドレス①

あけましておめでとうございます :lol:  
本年もよろしくお願い致します!

年末年始はいかがでしたでしょうか?
私は浅草に行きましたが、人が多すぎて浅草寺ではなく浅草神社のほうでお参りしてきました。
3時間並ぶのはちょっと・・・
今年は暖冬で過ごしやすかったですが、昼と夜の温度差のせいで風邪をひきやすい気候です。
皆さんも気をつけて下さい :-|  

年が明けてお問い合わせのお電話が増えています!
春から受講を考えていらっしゃる方はお気軽にお電話下さいね :-P
見学に来られるとスクールに通うイメージは沸きやすくなるので、是非ご来校ください!


さて・・・
高校で来年の文化祭用に私達も準備しております。
より分かりやすく伝わるよう、自分達の練習のためにもドレスを作成しております。
あいてる時間でやっているのでなかなか進みませんが・・・ :-|

こんな感じになっております 8-O

予定ではまあまあの大作になります。

どんなものになるかは出来上がってのお楽しみで :lol:
ボーンなども多様してより本格的なものを目指します。


今回は薄物生地についてちょっとお話を

扱う生地は・・・

サテン
シャンタン
ナイロンシャー
シフォン
オーガンジー
など薄い生地のオンパレード :-(
とってもつらい生地 :roll: ですが、新しく気づいたこともたくさんあるので、やっぱ縫わないと分からないなと思います。
オーガンジーはいいのですが、シフォンでバイアスになるところは非常に伸びるので苦労しました :cry:


基本としては
ゆるい生地でバイアスになる場合は地縫いはさけて、ロックで縫います。割りでは強度が下がるので片倒し。
ただ透けて見える一番上の生地は頑張って袋縫いで・・・大変ですが・・・ :roll:

ロックミシンをかける時は、
地の目の傾斜が少しでも変わると調子が狂います。ロックの調子を合わせるのが難しいですが、慎重に仮縫いでよく確認を・・・ :-)



裾の三つ折はカーブがキツイとまず縫えません。
メロウ始末(巻きロック)にしたり、ステッチの幅を調整したり、パターン、生地に応じて適切に仕様を選びます。




ミシンのセッティングも非常に重要です。
特に今回は運針と天板について、考えさせられました。
針で刺す回数が多いと、生地が吊ります。
これは天板の穴に針が落ちて、生地も一緒にくぼんでいるので起きる現象です。

運針をあまり細かくせず、尚且つ生地を伸びない程度に微妙な力で縫うのは苦労しました・・・特にバイアス・・・ :cry:  
(薄物用の穴が小さい天板を使えば解消しますが・・・)

捨てミシンは端過ぎると生地が引っ張られてからまりますから、多めに縫い代をとって縫ってからカットするなど、生地に応じて調整が大変でした。



次回・・・・こんな感じになっております :roll:  
もりもり

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デザイナーごっこ⑲

師走・年の瀬、早いものでもうすぐ2016年です。

今年もいろいろありましたが、パーカのVカットが一番楽しかったですね :lol:  
パターンは研究すればするほど色んな事ができるんだなと、先は長いといつにも増して実感した年でした。 
一生かけて研究して、なにかひとつやり遂げたいですね :roll:  

さて、それも地道な作業があってこそ・・・
前回古着のミリタリージャケットのパターンをお見せしましたが、
今回は仕上げたコートのパターンを比較しながらお見せしたいと思います。

さっそくこちら


結構変更しました 8-O  
ポケットは3つ足しました。
バックポケットは珍しいですが、私はサイフをおしりのポケットに入れておく派なので、いちいちコートをめくらなくて良いようにしました。盗られないかやや不安ですが、そんな人は日本にはいません :-D
腰のポケットは手を入れたときに少しだけ肘が曲がるくらいの位置にしています。
手を入れておきたくなる位置です :-o  

背抜きを入れてアーム下にも裏地を作成しましたが、これは従わなかったほうがよかったですね :-
めくれて非常に鬱陶しいです・・・裏ポケットをよけるように裏地が付いていましたが、普通に裏地にポケット付ければよかったです・・・意図としてはわからなくもないですが、そんなに手間ではないように思います。
袖裏は迷いましたが、結局付けてすべりを良くしました。
以前裏無しの綿ジャケットを作成したときどうしても気になった部分です。

次は、元型と比較してみましょう。
点線が元型です。

一番の変更点は肩線です。

元型でどうしても気になっていた肩先後のあまりジワを修正しています。
素材が硬かったので少しわかりにくいですが、自分の体型が猫背なので肩先後がいつも余ります。

右肩がひどいですね :-| 姿勢も矯正しないと・・・

袖の振りも修正しています。
あまりに前振りすぎたので、やや戻しています。



並べるとわかり易いですね・・・
衿の抜けも後下がりの修正と衿外をたたんで修正しました。

全体の細かい調整はしましたが、大きな変更はしていません。
ちょっと修正するだけで、着心地は格段に良くなりました :lol:  
生地が同じようなものを使っていたらもっとわかり易かったと思います・・・難しいのに挑戦したかったんです・・・ :cry:  ベンタイルでリベンジしたい・・・

今年1年古着をメインにやってみましたが、現代の服にはない魅力が私には感じられました。
来年もちょこちょこ試しながら、仕様やパターン、縫製など研究したいと思います :lol:  
生徒の皆さんも試してくださいね!!

では今年もありがとうございました :lol:  良いお年を!!

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メンズトレンチコート、ジャケットトワル

こんにちは
今年は暖冬で微妙な天気が続きます。
電車の中と外の温度差にご注意を :-|

今回は・・・
大阪校のスタッフ(私しゃくれの先輩)が作成したものをご紹介!!

忙しい中大変だったかと思います :-)  さすがです。欲しいです。






紳士用のトレンチコートを作成しました。
トワールの段階で細かいディテールにもこだわったので
満足のいく出来栄えとのコメント
ほんとにキレイです :lol:

オペラで学習しているパターン理論でメンズのボディーを使えば、こんなコートも作れます!
どんなボディでも応用が効く本当の理論です :-P

こちら,メンズジャケットのトワルです :-o






先ほどとボディが違いますがキレイです :-P
もしこれが、どんなボディになったとしてもできます。
もちろん個人の体型に合わせるということも可能です。

最近は
趣味の性の生徒さんもオペラには多いので、入学を考えていらっしゃる方は自分で作ってみませんか?
「買う」から「作る」 へ
ごだわりのディティールやシルエット作りが出来るようになりますよ :-P


年末は12月28日まで授業を行なっております。
年始は4日からですので、ご都合が合えば是非見学しにきて下さい :lol:  
お待ちしています!! 






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デザイナーごっこ⑱

師走でばたばたですが、皆さん風邪はひかないように気を付けて下さいね ;-)
あっという間に1年が過ぎましたが、毎日集中していると早いですね・・・

ここ10年ほどの記憶が曖昧です :roll:



さて、前回完成までさせましたが、パターンをお見せしようと思います。
あまり他の方は見せないことが多いので、割と貴重なのかなと思っとります。













正直、いらないディティールてんこもりでした 8-O
内胸ポケットフラップ付きは絶対使わないです・・・
ウエストドローコードも結構ウエスト絞っているのであまりいらないですね・・・
袖口もかなり細いので、ボタンで閉じることが出来ない・・・ :-x

ミリタリーものはどんなものにも意味があるという方がいらっしゃいますが、現代生活する上ではいらないディティールが多いですね・・・比翼も好きですが、ボタンがかけにくいのはちょっと・・・

簡易背抜き、ポケットの位置を避けるようにしていますが、ぺらぺらめくれて鬱陶しいです・・・うーんちゃんと考えたのだろうか?



けっこうとんでも肩周りでしたが、肩周りは研究の余地がまだまだある部分だなと思います。
縫製と、自分の体型を考えるとこの肩線は採用しませんでしたが、後ろの肩傾斜がゆるいので背巾がたくさん出せます。
運動量を考えると、ミリタリーものとしては正しい選択かもしれません(しわはでますが :-|

袖口は相当前進させていたので、袖口前がやや空間が開いてしまって気になります
カーブもきつすぎるせいで、吊っているので、柔らかいウールなどで無い限りシワがたくさん入ります
もしかしたら、ウール系で扱うパターンそのままに制作したのかな? :roll:




衿は立てても着用出来るように外回りを多くとっています。
一応アウターとしての機能は考えているようです。


次回は自身の体型に合わせてさらにデザインしたパターンをお見せします!!

お楽しみにー :lol:

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デザイナーごっこ⑰

こんにちは!
寒さも本格的になってきました :roll:
そう・・・コート出来たのですが・・・寒い :cry:

調子に乗ってベンタイルという超高密度な生地を選ぶんじゃなかったと後悔・・・

難しかったですねえ・・・正直もう一度挑戦したいので、別生地でやろうかと思っております。
まだまだ縫わなきゃ分からないことが多いですね・・・。がんばります :-)





全体の雰囲気は良くなりました :lol:
この生地凄くシワになります。
キレイに着るコートには不向きです。
これはこれでやりたかった事が出来ました。

防水生地なのでレインコートな扱いで着ようと思っています :lol:

袖は細くしましたが、似合わないですねと言われました 8-O
次回は袖自体をもっと直線的にして大きくし、オーバーコート(ジャケットの上から着用できる)の雰囲気に近づけてみようかと思います。




狙っていなかったことが、前回ジーパンで仕様したオープンボタン(タックボタンとも、ネオバーボタンとも聞きます)が大量に余っていたので使ってみようと思ったところ、合うボタンホールがありません!!

大きな穴のハトメ穴がないので、しぶしぶ一番大きなものを使いましたが、ボタンに引っ張られて吊ってしまいました・・・(特に胸のボタンに引っ張られてしまいました)
後で設定を変えるとこういうことがおきますね・・・オープンボタンの場合はホール注意ですね :-|






裏地は袖裏を付けました。
さすがにひっかかりが気になるので・・・
素材はナイロンタフタです。
胸ポケットをよけるように裏地を付けています。
超簡易版の背抜き仕様です。
ただ着用の際にめくれたりすることがあるので、微妙な仕様です。
作って、着てみて初めて気づくことですね。




今回もっとも生地が集まってしまったところ・・・
比翼の際は要注意です・・・ :-|
針を2回折りました・・・
比翼パターン自体控えていれば良かったと思います。
落としミシンでぎりぎり貫通しました。



ベントは簡易版で簡単に縫えるようにしました。
今回はロックを使ってやりましたが、裏のキレイさを気にする場合は大体パイピングですね。

次回はパターンと共に説明をしていきますのでお楽しみに!!

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デザイナーごっこ⑯

こんにちは。
高校の文化祭でてんやわんやですが、今週末本番で楽しみです!!

その様子はまたお届けしますね :lol:



寒くなってきましたね。
嬉しい季節ですが、今作っているものの着る季節が終わりそうです :cry:

型抜き→デザイン変更→パターン
で・・・
シーチングで確認中です。
半身で組み上げてみましたが、着心地を確認したかったので、両身両袖で組んでみました。

うーん :-? もうちょっと修正して本番にはいろうかと思います。

では、

ポケットが無かったので、別のコートからデザイン拝借しました。

無いのは流石に、使い勝手が悪すぎて・・・
身幅はでっかく、袖細めで。
コートだか、ジャケットだかブルゾンだか曖昧なシルエットにしようと思っています。
基本のサイズ感は前回のジャケットの感じで。



後ろにはベントを入れました。
裾周りをやや細くしたかったので。
ウエストはちょっと絞りすぎたかなあと思います。







袖は元にしたものとほぼ同等の雰囲気で・・・
やりすぎ感出ててますが、ひとまずこの位で :roll:
ただし運動量は欲しいので、コートらしい角度で。

これくらいまで上がれば、あまり気になりません。


衿は小さいかなと思い一回り大きくしたのですが、立てて着ることを忘れていました :roll:
外回りが首にあたってシワになってしまっています。
衿ぐり、衿共に修正が必要ですね・・・ :cry:

肩線は一度参考どおりにやってみましたが、どうにも着難く後ろに下げました。
イセが入りやすいですし、後ろのドレープも少し引き上げられます。
自分の体型に向いているカッティングかなと思います。




一番上のボタン位置は考慮中です。
前身頃天幅をたくさん取ったので、当然衿ぐりが浮きます。
それを・・・

参考にしたものは第1ボタンの重なり量を多くしてダーツを取っているようです。
Pコートでも前中心衿ぐりにダーツはいっているものありますね。


前端が捩れるのですが、隙間が開いて寒いなと思い採用しようと思います。

では、さくっと縫える仕様にして縫ってみようと思います!!
ベンタイルという生地で縫ってみようかと思っとりますが、
簡単に縫えるようちょっと工夫しながらやってみます :lol:
寒さに間に合うかな?お楽しみにー!!

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デザイナーごっこ⑮

こんにちは :lol:
秋めいてきましたね!
いい季節です。
何着ようか一番悩む季節ですが、楽しい季節ですね :-o

新規入学の方も初回授業が終わり、細かい指導に驚かれているところです :-P
マンツーマンに近い人数だからこそできることですね。
「あー」の声が飛び交っています :lol:
納得された時、伝わったと感じた時はやはりこちらも嬉しいですね。

最近は
趣味の方でもクリーマなどのサイトで販売したいが、クオリティに自身がない・・・
専門に通っている(もしくは他の学校と並行して)方でパターンの技術力が欲しい!
既製品の合わないサイズが気に入らない・・・
お直ししていて、縫製はいいが、パターンが・・・
会社での指導だけでは不安・・・


といった方が増えていますね。
その中でも、クリーマなどで個人的に販売したい方が増えてきています。
買うから創るの時代になりつつあるように思います。


個人的には創るほうが、映画や本を読んだりの消費(インプット)より創るほうが楽しいと思っています。
それが伝えられたらなあーと日々思って授業をしています :-)

ともあれ、私自身も色々服におけるインプットはしておきたいので、最近は特に古着にまた興味が集中しています。

ということで、これ、デザイン変更してコートにしようかなあと思っております ;-)


スウェーデン軍のジャケットです。
年代は不明。ごく最近のものかと思います。
アメリカ軍のM65に近い雰囲気です。








結構自分のサイズに合ってます
:roll:
スウェーデン人?


袖が思いっきりまげています。
前にスリットという不思議仕様。まあ前のほうがボタンでの調節はしやすいですが。


衿の返りはこれでもかと入れています。




今回やりたいのはここですね。
肩が湾曲してます。


これがかなり自分の体にマッチ。
ちょっと検証してみようと思います。
まあ縫いにくいんですけど ;-)





背抜き仕様となんとも珍しい仕様。
これで購入してしまいました :roll:



縫製は所々かんだり、ミスが見られます。



縫製はインターロックで環縫いされている模様です。
肩に伸び止めがないので、肩線のびるなあと思います。
地縫いはほぼ環縫いでした。



袖口は無理やり感のある仕様・・・









謎のフラップ付き内ポケットで付ける必要があったのか・・・
表にはポケット無しという謎なディティールです 8-O


ウエストドローコードです。





前は比翼でした。

とにかくディティールを見せたくないという意図が見えます。
何かそういった作業をする人用だったのかもしれません。

シルエットと全体の雰囲気が気に入っているので、ここから
コートにして使わないディティールは無くして、欲しいところにポケットをつけようかと思います。

お楽しみに!!

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