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オシャクレ – パタンナーズライフ
>カテゴリー別アーカイブ: オシャクレ
2018年パターンメーキング検定3級②
梅雨明けした傍から台風や雨という、、、
暑いですね・・・熱中症になった方もいらっしゃいますが、あまりクーラーを利かしても体調が崩れるので皆さん体調管理は今の時期慎重に・・・
外に出るのが億劫なこの時期は皆さん家に籠ってパターンを引きましょう
では、3級の2型目です。
デザイン画です。
珍しいセーラーカラーの半袖ブラウスです。
タイトめの身頃でダーツが前後に入っています。
袖山はもちろん高いです。これは前回と同じくらいだと思います。
寸法はコチラ↓
着丈 = 58.5cm
肩幅 = 40cm
バスト = 97cm
裾周り = 105.8cm
袖丈 = 19cm
袖幅 = 33.1cm
袖口 = 31cm
袖山 = 14cm
前回の3級①から裾周りを若干小さくしているくらいで他はほぼ同じです。
ボディは同じキプリス9ARです。
パターンです↓
①
まず展開の仕方が分からないと結構質問されることが多いので、順番に掲載しましたから、この画像でイメージできるようになって下さい。
SNPは0.4cm削り、FNPは5.8cm下げました。
前下がりが強いデザインものの襟ぐりです。
ウエストの位置は原型よりも1.5cmくらい上げた所です。
後ろダーツは3.2cm 脇は3.0cm 前は1.8cm
ここで前のダーツのラインを引いていませんが、この段階で考慮しましょう。
➁
裾で2cm位開きます。
➂
ダーツを記入します
④
バストダーツを裾に展開します。
前回と同じくらいの分量たたみました。
このあたりは自分のバランスで確認してみて下さいね。
後身頃は後ろアームホールが大きかったですから少し裾に展開しました。
前後でバランスをみて調整しましょう。
衿はかなり大きいもので難易度は高めかなと
参考の寸法を記載していますが、あまりこの数字にとらわれ過ぎないようにして下さい。
自分のバランスを見つけましょう。
袖は前回とほぼ同じです。
完成トワルです↓
提出用パターン参考です。写すのに慣れない方は練習しておいてくださいね。あわてて記入漏れが無いよう余裕を持って挑みましょう。
提出はしないですが工業用パターンです。
ご参考に
では皆さん!練習を始めている方もいらっしゃいます。ひとまずやってみて下さいね。
思った以上にうまくいかなかったり、時間が足りなかったりしますよ
一緒にがんばりましょう!
カテゴリー: オシャクレ, パターンメーキング検定関連
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2018年パターンメーキング検定2級①
ジメジメ、梅雨の季節の到来です
嫌な季節ですが、皆さんパターン検定は合格発表を待たず、練習を始めましょう!
3級も大変ですが、2級はもっと大変
同じ時間でジャケットですからね・・・
では、さっそく2級の一型目です。
デザイン画です。↓
4つの面のジャケット、4面体、4パネルなどと呼ばれるジャケットです。
去年は3面体だけだったので、今年は例年通り3、4どちらが出るかは当日にならないと分かりません。
デザインは1つボタン、ショート丈で衿先が丸いものです。
寸法はコチラ↓
着丈 = 53cm
肩幅 = 38cm
バスト = 94cm
ウエスト= 78.6cm
裾周り = 96.2cm
袖丈 = 58cm
袖幅 = 32.9cm
袖口 = 24cm
袖山 = 15.8cm
ボディは10missです。
会場によってかなり用意されるボディが違いますから、注意して下さい。
キプリス9ARで出た場合は肩幅も少し出しておいた方がいいでしょう。
パターンはコチラ↓
ウエストダーツは
後中心 1.0cm
後ろ切り替え 4.4cm
脇 2.1cm
前切り替え 2.0cm
これもあくまで参考の寸法です。自分の寸法を見つけて下さいね
サイドネックは4mm原型から削っています。
衿ぐりには10mm程(3°位)逃がし、切り替えに7°程で合計11°位たたみました。
衿腰27mm
衿幅45mm
衿の開く角度は22°くらいです。
今回衿腰が高いし衿幅も割と広めのデザインですから結構シビアで難しいです。
自分の形を完全に決めて行かないと難しいでしょう
年々衿が高くなってきている気がします。
袖です↓
イセは↑位の分量を入れています。
少し多めのほうが調整はしやすいでしょう。
ピン打ちが難しいと思いますが、慣れるまで何度も練習して下さい。
袖下は↑これくらいで。
いつものようにですが、20分切るくらいで引けないと時間が足りないかなと思います。
トワルです。
ピン打ちは正確かつ早くです。
3時間半の中でトワル組みの時間は1時間位です。ほんとに時間がありませんしアイロン台は混み合います。なんか脅しているみたいですが、ホントに時間ないですから・・・
完成パターンです。↓
CB、CFなどの記号、地の目、パーツ名、見返し線、イセの記号がないとマイナスの採点になりますから忘れずに。
内袖ももちろん反転状態で提出ですから、意外に時間を取られるかなと思います。
試験は↑抜き出しまでです。
最後に
いつものように参考の工業用パターンも↓
ご参考までに。
では皆さん一緒に頑張りましょう!
カテゴリー: オシャクレ, パターンメーキング検定関連
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カバン 生地替えリペア➁
そろそろ梅雨入りですが、湿気でシーチングがふにゃふにゃになる季節です。
組んで1時間もしたら結構影響出てきますね。
やっぱり乾燥している冬とかのほうが少し張りがあるんですよね。
カバンですが、頑張りました
苦労したのはやはり分厚いところ。
工業用の専門的なミシンじゃないと、あまりに分厚くて下糸が掬えないことが結構ありました
ここなんかは縫製するときの音が、「ドゴドゴ」でしたからね・・・
あとはファスナーとテープが重なっているところなど厳しかったです。ファスナーの隙間を上手く針を落としてなんとか縫いましたが、あまりキレイと言える仕上がりには出来ませんでした
こういったところの角の丸みもかなりきついです。
ナイロンという条件でもしんどかったですが、カタチ保持のチューブをさらに縫う所は何回もやり直しました。
完成がこちら↓
結構生地が合っていて違和感全然ありません。
何回か使ってみましたが、合う人にはバレませんでした
張り替えたんですよと伝えると、「え?ホントに?」というリアクションを頂きます。
ありがとうございます
ついでにいえば撥水生地なのでカバンにはもってこいの生地でした↓
資材は再利用しました。カバンの資材に明るくないのでなんともですが、売っているのを見た事ないものも多かったです。
資材目的で、安く売られているあまり状態の良くないカバンを購入してもいいかなと思います。
カバンは資材多いですしね。
使った資材は
逆開コイルファスナー110cm×2本
コイルファスナー50cm×2本
持ち手太幅テープ(綿風のポリエステル素材)、ドットボタン、カン(これも売っているのは見た事無いタイプ)・・・と上げればキリが無いくらい集めるのが大変そうです。
資材を購入したりの手間を考えるとこういうリペアもありだなと思いますし、気に入った形のカバンなので作り直して良かったです。その時にちょこっとデザイン変えてみたり、工夫して使い勝手よくしたりできますしね。
むしろ自分の好きな生地で作り替えられたので、このカバンを販売したところにリベンジ出来ました。
ありがとうございます
まあ、でも購入時にこの状態の裏はホントにひどいと思いますので、購入の際はよく確認しましょう・・・
カバン 生地変えリペア①
GW明けから天気がおかしいですね
早く例年通りになって欲しいですね・・・
さて突然ですが、皆さんは買った製品に文句を言いたかったことありますか?
私はあります。↓コレです
某ブランドのカバンですが、良くない商品を購入してしまいました。
以前友人が持っていた型のカバンで欲しいなあと思っていたところネットで見つけました。
しかも廃盤なのでもう出回らないだろうというものでした。
それがたまたまセールになっていたので、迷いましたが購入。
・・・で届いて驚きました・・・
裏の加工はポリウレタンか何かのコーティングなのですが・・・剥げています・・・
しかも縫い代がほつれていてファスナーにひっかかる・・・
しかも4、5回使ったらこんな感じです・・・
多分昔に出た形なので、保管環境が悪かったせいで劣化し、販売店は気づかずそのまま売ってしまったのだろうと思います。
セールなので恐らく返品不可だろうなあと思い、残念がっていましたが・・・
うんせっかくなのでばらして生地変えちゃおう
生地も薄そうだしいい生地が手に入ったら作ろうと
・・・でいい生地が手に入って、しかも都合よく余ったので作る事にしました。
副資材はもったいないのでリサイクル。
手に入れるだけでも結構な値段と労力になりそうでしたし、比較的好みの資材を使っていたので全部バラバラに・・・
色が違ったので合うかなあと心配でしたが、結構合いそうです。
で、進めてみて↓これくらいまでは結構すいすいでしたが・・・
↓このあたりで徐々に雲行きが・・・
角丸の難易度高い・・・めちゃくちゃ縫いにくいです・・・
このコードも硬いし伸びないし・・・
ファスナーデカすぎて針が折れそう・・・・
というカバンづくりの洗礼を受けながら、なんとかかんとか出来ました・・・
やはりカバン用のミシンがないとかなり厳しかったですね・・・
もう少し扱い易い生地にしておけば良かった・・・いや、失敗したことで伸びない生地の縫いにくさが分かったので良しとします!
では次回完成です!
ミリタリーコート(イタリア)④
GWは富士山見に行ってました。意外に近くで見た事なかったので、近づくと迫力が違いやっぱり圧倒されますね。いつか登りたい・・・
休みが終わり、授業が再開されましたが皆さんラインが少しずつキレイになってきました。
継続している方も少しずつ線がキレイになったり、トワルがキレイになったりするのはやっぱり嬉しいですね 一緒に頑張っていきましょう!
さて、私はこの時期花粉症になるので、早く梅雨入りして欲しいです。
レインコートも出来たので雨でも大丈夫!
ではそのレインコートです。
なかなか良かったです
若干シワなのは生地特性と何回か着用したのでご勘弁を・・・
ポケット位置もうちょっと下が良かったですが、、、
何よりめちゃくちゃ動きやすいのが良いです。あと蒸れない(結構大事)
寒くなった日に着てみましたが風は完全にシャットアウトでした。ウールでも作りたい気分です
オリジナルは生地裏がベトベトになってしまっていて(コーティングが劣化したんだと思います)着用するには抵抗がありました。高い買い物かなと思いましたが、参考にもなりましたし、ついている付属もそのまま使ったので他にはないリメイク?になったかなと思います。
生地もかなり用尺かかりましたし、絶対に売っていない雰囲気になるので出来た時は本当にうれしいです。
生徒さんにもこの楽しみを味わってもらえるようにパターンをお伝えしていきたいなと思いました。
↓パターンはややこしくなるかなと思ったのでメインパーツのみですが、ご参考に
衿はまだもう少しカーブゆるく修正かけたかったので、機会があればまたリベンジです。
そして裏のライナーは今作るのは暑すぎるし、ワタの種類も色々考えたいので、冬場近づいたらまた縫おうかなと思います。この生地あまり伸びないですしね。
・・・生地9m購入したのでめっちゃ余ったのでどうしようかな・・・何か考えて作りたいと思います!
ではまた次回!
ミリタリーコート(イタリア)➂
ムシムシして紙が破けやすい季節になってきました
湿度が高いときはちょっと筆圧下げるように気を付けてます・・・
さて、GWが終わると雨の季節に突入ですが、今回は季節感ある服を紹介できそうです
そうです。レインコートです。何回やるんだという声も聞こえてきそうですが、パターンが面白くてつい・・・
ようやくいい生地が手に入ったので、縫製に入ります。
生地は高密度のナイロンタフタで裏に防水加工が入っております。
これで裏は裁ち切りに出来る!・・・と喜んだのですが・・・
上の写真でも裁ち端こぼれてきてますよね?オリジナルのほうは相当濃い加工になっていたのでほとんどこぼれていませんでした・・・なかなか見つからない・・・
結構な用尺を購入してしまいましたし、生地自体はドレープが出る感じで雰囲気もいいので、縫製に入ることにしました・・・ うーん
裁断・・・・
デカい!!身頃、袖共に右から左まで続きというパターンだったので縦に入りません
なので横地の目を通しました。
予想はしていましたが思った以上にデカくなった・・・これは量産では絶対にやらないですね。お金かかりすぎます・・コスト・・・
裁断に相当苦戦しました・・・
縫製はかなり難易度高かったです。所謂パッカリングが無茶苦茶起きるので、細い針を使ったり、押さえを変えたりと調整してなんとか許せる範囲に。それでも高密度の生地は難しいです・・・
ディティールで一番苦労したのがポケット。
こんな感じで裏まで貫通の口が開いている仕様で・・・
見返しにだけ袋布たたき付けです(向こう布の変わりですね)
おかげで縫うのに非常に苦労しました。
ちょっとどういう状態か分かりにくいですね・・すみません。
前端と箱ポケットを縫った後に見返しに叩くので、まあ縫いにくい・・普通に向こう布にした方がいいんじゃない?と思いました 当時のイタリアの方はなぜこの仕様にしたのか、疑問が残ります・・・
あと縫製的に変更したところがありまして、オリジナルは裁ち切りで折りコバだったのですが、いかんせんほつれてきてしまう生地だったため、アームはパイピング始末にしてキレイさを優先しました。
こだわりはパイピングをナナメ縫いして縫い代を薄く仕上げたところでしょうか。
結構手間のかかる仕様です。値段の高い服のアームの仕様ですね。パイピングにした意味はアームに吊りジワがでるのを嫌った為です
あとはちょっと練習しておきたかったので・・・
・・・・で衿ですが・・・失敗!
衿が軽く、薄くなりすぎるのを嫌って、全て2重でやってみようとしたのが運の尽き・・・吊りました・・・高密度の生地の吊り易さを甘くみていたせいで、シワが多くなってしまい、許せるレベルを超えてしまいました
うん・・裁ち直しです。
衿だけですが、これはちょっと悔しかったです・・・
縫わないと分からないなあ・・・生地特性に十分に注意してたつもりでも、縫うと分かる事がほんとに多い・・・ずっと勉強ですねえ・・
悔しい!
お休み挟みまして、次回完成です!
お楽しみに!
部分縫い つなぎパンツ前ファスナー➂
急に真夏日です
暑さが苦手な私にとってはきつい季節です・・・
さて4月生の方も入ってから2廻り、3廻りほどして真剣かつ、ワイワイと楽しく授業を行っております。
皆さん線を引くのに四苦八苦な感じですが、ここを超えると線がキレイになりますから、ガマンガマン
では・・・
前回は部分縫いの手順が終わり、今回はツナギ特有の変わったパターンの説明を。
前回写真が多かったので今回は軽めです。
特にこれが素晴らしいというわけではなく(むしろシルエット悪くなる)こういう仕様もあるんだという一例として見て頂ければと思います。
ではでは、、、
通常身頃には衿が付いているものがほとんどです。
そして当然ボタンもついています。
ここで問題なのが「持ち出し」
上に絵を描きましたが、ツナギはパンツと続いているわけですので、パンツの前明き端に合いません。赤丸しているところですね。
これがいろんなツナギを調べると、
ファスナーが股まで続き
ボタン位置を強引にずらす
衿が左右違う
などかなり強引なものもありました
古着はかなり強引な仕様で、現代になればファスナーなど比較的無理のない仕様のものが多かったです。
今回はコレです↓
身頃は変えずに、パンツの端を変えるタイプです。
これでもやや強引ですので、シルエットは崩れます。
まず右パンツを写して
↑のように左パンツ端のラインを引きます。平行2cにしないのは股のカーブがきつくなるのを少し軽減するためです。
↑次に反転し右も記入します。ここで問題になるのが寸法です。
左右同寸が原則ですから、寸法が合いません。なので、、、
ここで強引に股下からライン修正して同寸にもっていきます。寸法は参考値です。
少し無理がある仕様ですね。
ツナギはワークウェアなのであまりシルエットの綺麗さは気にしないところからこういう仕様が生まれたんだなと思います。
最後にここから自分の手持ちの古着は股グリの厚み軽減か、ずらしていました。
↓ご参考に
調べてみてツナギの仕様は無数に存在していました。決して1つではなくボタンにしたいのかファスナーにしたいのかでも仕様は変化します。何をしたいのかをはっきりさせてから仕様は決定するべきだなと感じました。
でもこの仕様決定はパタンナーじゃないと分からないんじゃないかな・・・
デザイナーの皆様、お気を付けて下さい
では、次回ようやく手に入ったあの生地です
部分縫い つなぎパンツ前ファスナー➁
新学期も始まり、準備などでバタバタしておりましたが、少し落ち着いてきたなと思ったところ今年もパターン検定の案内が届きました。
本校でも毎年受講される方がいらっしゃるので、しっかりフォローしております。
動画も去年作成しましたのでご興味がある方は見てみて下さい
→右のカテゴリー枠の「パターンメーキング検定関連」か「動画」から見てみて下さい
では前回前明き縫製は裁断、印付け、伸び止め貼り、ロックまで終わったところです。
写真多めで細かく見せていきます!
早速ファスナーをたたき付けるところから
見返しにたたき付けます。あとで縫うやり方もありますが、これは楽さ優先です。
コの字に縫います。
次に明き止まりの位置まで左パンツと見返しを中表に合わせて地縫いします。
今度は持ち出しの端を中表に合わせて地縫いします。段差ができますが少し薄くしたかったのでオッケーです。
出来たら表に返して0.5cst入れます。
次に・・・
股グリを合わせて地縫いします。見返し、持ち出し裏側でかまないように気を付けて下さい。片押さえの押さえ金を使ってもいいかなと思いますが無理をして縫うと生地がズレます。
ここでポイント
1c手前で縫い止まります。
これだと見返しと持ち出しの分厚い生地は関係なくなります。間があいてしまっていますが後で解消できますので次に進みます。
見返し端に0.5cstを入れます。縫い止まりより1c手前にしてますから比較的奥まで縫えるかと思います。
見返し端から1cの飾りstです。工場さんでキレイさを求めるところは表からstをかけるそうですが、ここは簡単縫製で裏から縫いました。糸調子に気を付けて下さい。少し上糸を強くすると表のstがまだ見た目良くなります。
ファスナーを持ち出しにたたき付けです。簡易版ですのでガイドになるところがありません。チャコなどで印を付けておくと良いです。ギリギリまでコの字で縫って下さい。
裏側です
最後に見返し端をペロンとめくって、縫い代に切り込みをいれて折り込みます。
最後に表からstをコの字に股グリから続きで入れて終了です。
このコの字stを縫い止まりより奥まで縫う事で、しっかりと明き止まりを塞ぐことができます。
あとはカンヌキなどで強度を上げればバッチリです。
ちなみに、見返しの幅をミスしましてちょっと写真の青色斜線部分いらなかったです
うーむ・・・まあ縫うと良く分かりますねえ・・
今回もボリューム過多なのでパターンとの照らし合わせ、謎の股グリ左右違いの説明は次回という事で・・・
ではまた!
部分縫い つなぎパンツ前ファスナー①
こんばんは。
やっと暖かくなってきましたが、皆さん花粉症の方が多くてティッシュを箱で持ってきている人もちらほらです
春まであと少しですね!
4月からの入学の方も多く、残りの座席数もわずかになってきました!
もしお考えの方はお早目のご連絡お願いたします!
さてコートはようやく生地が見つかりました・・・
知り合いに頼んで裏が加工されているポリエステルの生地です!
楽しみですが届くのが遅いので 、、、その前に、、、
この前ツナギを見ていて面白いなあと思うディティールがあったので、ちょっと部分縫いしました。簡単な縫製手順も一緒に考えましたので、今回はコチラを。
パターンはこんな感じ↓
右前パンツです。普通であれば持ち出しが付きますが、続きの仕様です。ちょっと見ずらいですが、分かり易くするために、ファスナー位置を記入しています。
ここにもファスナー位置記入しました。
アップにすると・・・
こんなパターンです。番号を振っていますが、ここが今回のポイントですね。パターンは縫製している最中にまた説明していきます。
股グリの形が違いますが、これもまた次回
まず縫製の方を。
よくパンツ前の縫製の正しい縫い方はどういう手順ですか?と聞かれるのですが、お答えするのが難しい質問ですね・・・
東京校にも縫製のお仕事をされている方が過去に沢山いらっしゃったのでこの部分の縫い方を聞いてみましたが、皆さんバラバラでした・・・
設備やロット数、価格帯、デザインで皆さん縫い方が違うせいかと思います。
縫い方によってはとんでもなく難しくなったり、「こんなの無理だよ!」となったりするので、今回目標にしたのが「生徒さんがやりやすいく、キレイに縫いやすいやり方」を目指しました。
ではでは・・・
まずは裁断、印付けですね。左前見返しにファスナー付け位置を印します。
こんな感じに乗ってきます。ここではファスナーの表裏の注意して下さいね みんな最後に「あ!」ってなる箇所です・・・
ロックを周りにかけておきましょう。気になる人は端側もかけていいかなと思います。
持ち出しには何も印を付けません。これもロックをかけます。
右前パンツは端の裏に伸び止めを貼っています。分厚い生地ならいらないかもしれないですね。これはロック無しです。
これはファスナー付け位置に印を付けておきます。後でこれをガイドにして縫いますから必ず入れて下さい。(無くても行けますがちょっと難しくなります・・・)
左前パンツも同様に端裏に伸び止めを貼ります。これは端にロックをかけます。ここでもうロックは使わないので片付けていいですよ
下準備が出来たところで縫製に入ります・・・というところで気が付いたら結構なボリューム・・・次回にまた!!
お楽しみに
スウェット 寝間着
明後日/2/25日(日)体験セミナー開催致します。
残り座席数が少ないですが、まだ間に合いますので気になる方はお電話下さい!
東京校のみ開催 03-5473-1519
さてお昼は暖かくなってきましたね。
もう少しで出かけたくなる季節になりそうです。
ただそれと同時に眠たーくなる季節の到来です。
その準備というわけではないですが、長年着用していた寝間着がぼろぼろなので新しいものをさっと作りました
コートの方は大作がゆえに遅い進みです・・・なので、間をあけて今回は
スウェットです
こだわりというものでもないですが、あまりタイトではなくゆるーい雰囲気にしました。
リブの伸ばし付けもあまり多くせず、もともとちょっと大きくしています。
自分の体型にある程度合わせているので、衿ぐりの後ろに引っ張られている事はないです。
既製品だと大体前の首が詰まって苦しいので、、、体型に合わせるのは大事ですねえ。
前の首回りは何もしていないですが、肩から後ろの首回りにかけて1本ステッチを入れて型崩れを防ごうと思います。
通常Tシャツなどでは裏側にテープ状の布はありますが、その役割に近くしました。
何もしないとビロビロに伸びますからね。
それと同じでアーム周りにもステッチをかけて伸びを防ごうと思います。
今回は袖口のリブの縫い目と袖の縫い目をずらしました。
衿ぐりも同じようにずらしています。
最近は既製品でも見かけることが多くなった仕様ですね。おかげで縫製時の厚みが軽減できたので非常に縫いやすかったです。なんてことないですが大事ですね。
袖口や裾周りに通常のミシンでステッチを入れると波打つので、ここは何もステッチを入れず、ふんわりと仕上げました。
なんてことのない仕様なので1日かからずに縫製ができました
また素材を変えたり、試してみようと思います。
それではまた!