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オシャクレ – パタンナーズライフ
>カテゴリー別アーカイブ: オシャクレ
ミリタリーコート(イタリア)②
降りましたねー 雪
降った夜の会社近くです。
次の日にはもうほとんど雪が解けて歩きやすくなっていました。もう降らないで欲しい・・・
前回の続きで謎コートを
裏返した状態です。
謎の見返しです
良くみてみるとポケットの袋布が見返しにたたかれています。
結構見たことない仕様で、少し手が入りにくいです。強引な仕様です。
裾は雑な断ち切りを2つ折りでステッチ入れてます・・・ もう少しキレイに見せたくなりますが、工賃を減らす為なんでしょうか・・・だったらこのてんこ盛りのディティール減らせなかったのか・・・
肩も謎ですね・・・そもそもここまで見返しが必要だったのか?シルエットは綺麗になりそうですが・・・うーん
衿ぐり後ろのフード出し部分です。かなり強引な仕様でゴツゴツです このディティールは面白いですし、特徴でもあるのですがそもそも私はフードしないなあ・・・と思いちょっとやめておこうと思います。
あくまで、身頃のパターンの面白さを生かしたかったので。
後ろは蒸れ防止のために穴が空いていました。採用するかは、生地選びによりますね。断ち切りでいける生地ならやってみようと思います。
アームホール下などWステッチなのですが、どう見ても強引過ぎて吊りジワが凄いです も少し細めの幅のダブルかなあと思います。
鎌底、アームまわりの仕様があまり綺麗とは言えなかったので、要検討です。パイピング始末とかして少しキレイに見せたいなと思います。
ライナーが酷かったですね・・・歪みまくってますし、所々かんでますし・・・
パターンは寸法感のみ参考でいこうと思います。裾が酷い・・・
袖も謎の2枚袖。1枚でいいんじゃない?何故2枚にした・・・
ウールとポリエステルの2枚仕立てだったので、非常に重い!
袖口のリブが伸ばしすぎでボワンと広がって気持ち悪い形・・・リブと袖口の差寸が多すぎですね・・・
もちろん1枚袖にしますし、ウールはキルティングとか軽い素材に変更して着易いものを目指していこうと思います!すでにパターンはほぼ完成ですが、生地とデザインに迷っています。
衿は全体的に大修正な気がします・・・
ではまた次回!!
ミリタリーコート(イタリア)①
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します!
今年も色んな事を試していきたいと思います。少々マニアックな所もありますが、お付き合い下さいませ
上の写真は御岳山の初日の出です。結構空いていたので、なかなかの穴場でした。
快晴で、めちゃくちゃ綺麗でした
さて
今期も残す所あと2か月ほどになりました。
早いです・・・
4月期の申し込み日が決定致しましたので、お伝えしておきます!
東京 2月25日15:00~当日は17:00迄 以降は随時受付
お問い合わせ 東京校 03-5473-1519
大阪 2月25日10:00~当日は12:00迄 以降は随時受付
お問い合わせ 大阪校 06-6765-1550
体験セミナーも募集開始致しました!
2月25日(日) 1回目10:00~12:00/2回目13:00~15:00
の時間帯です。体験セミナーは東京校のみの開催になりますので、ご注意下さい!
お問い合わせ 東京校 03-5473-1519
毎回早くに埋まる傾向ですので、ご興味ある方はお気軽にお電話下さい!お待ちしています!
では、年末に1人古着屋ツアー をしていたのですが、なんとも言えない物を発見。
ぜひやってみたいと思います!
大物です!
イタリア軍ミリタリーレインコートです。
また「レインコートかよ」と思いつつ、カッティングがかなり変形で面白いですし、ライナー付きという事とディティールてんこ盛りなのもちょっと面白かったので。
結構時間がかかりそうですが、お付き合い下さい
トレンチタイプのダブルの仕様です。正直ライナーが分厚すぎるせいと、サイズが小さいため着用出来なかったので、自分サイズに変更して作ろうと思っております。必要ないかなと思うディティールや形は変更しつつ作り変えていきます。まあこれを参考にデザインし直しですね。
後ろの雨除けは前回のレインコートと同じように前まで続きです。
これはやはり雨が入ってこないよう、肩線を省略したかと思います。
前回と違うところはガンフラップになっている所です。裏返すとベストみたいになっています。
かなり見たことない仕様です
パターン何枚必要なんだと
脇、後ろ中心共に縫い目がないので、1枚続きです。
ライナーを外した状態です。
形が全く変わります・・・これくらいなら着用しても気にならないんですが。
袖の振りはそこまで強いものではなく。コートらしい振り感です。
衿の後ろはタブが付いていて・・・
中からフードが出てくるタイプです。この時点でかなりてんこ盛りです 仕様が汚いのでちょっと工夫が必要そうです・・・
ちょっと形が悪いのですね。無いよりマシくらいのしょぼいフードです・・・
この後ろのドットボタンだけ、用途が不明だったのですが、おそらく高さ調節の為かなと思っています。これは必要なのか迷います・・・
ライナーです。
「普通」なんです。
このライナーの着心地が非常に悪い・・・
表だけだと着心地がいいのにもったいないなと思います。
こいつは全体的にバランスを変えて、重たい生地を変更してもっと軽くしたいと思います。キルティングとかかなあ
袖の角度が緩くないため、非常に腕が上げにくい・・・
恐らく自分よりももっと小さい人が大きく着用するサイズ感なのでこれでもいいのかもしれませんが・・・
かなり全体的に修正をかけながらオリジナルのデザインになりそうです
ちょっと楽しくなってきました!
ではまた次回!
ミリタリーレインコート⑥
今年最後のアップです。
皆さん如何お過ごしでしょうか?
私は大掃除が終わりません
来年に持ち越ししたくないですが、作業場がしっちゃかめっちゃかです
さて最後になんとか縫製出来ましたので、こちらのブログは切り良く終われそうです。
結構こいつは苦労させられたなあ・・・
ナイロンはしばらく休憩したいです・・
さてこちら
生地が薄いのでシワは多いです、、前端はパッカリング減らしたかったですね カジュアルに着用するレインコートとしてはぎりぎりオッケーかなと思います
横はわりと好きですね。衿は仕様のおかげで抜けていません。
全体的にはサンプルより薄手の生地なので、ダレてしまっていますが、非常に軽くて着ている気は全くしません。
後ろの雨除けで中が開いた仕様になっている事がこんなにもメリットがあると思いませんでした。肩甲骨に張り感が一切ありません。研究が必要になりそうです
肩甲骨の張りは一切ないので引っ張られている感じはないです。
後ろのベント上のパッカリングはもう少し減らしたかったです...
衿は3枚で仕立てましたがこれでも少し柔らかかったです。
4枚でも良かったかもしれません。
衿の返り量はかなり入れてみました。多すぎたかなと思いましたが、以外にすんなり収まりました。
衿を立ててみても結構いい感じになりました。
喉にもあたりませんし、首の後ろは柔らかいせいかあまり当たっている感じはしません。硬い生地だとちょっと気になるかなと思います。
切り替え(台衿か月腰台衿)無しにしてはこれくらいかなと思います。
釜底は非常に縫いにくかったですが、上げやすくラクですね。
ボタンは裏に力ボタンを使っています。持っていた服で着なくなったものの再利用です(こんな風に使うからなかなか服が捨てられず、大掃除大変なのですが )
薄手の生地だからこそ負荷がかかりますので、当て布だけでなく力ボタンは付けたほうがいいなと思います。
しかし、結構アメリカにくらべるとフランスやイギリス、ヨーロッパのミリタリーものの方が、手が込んでいるし、要尺かかるしで贅沢な気がします・・・
最後に失敗の写真です・・・お恥ずかしいですが、次に生かすため
こういう何度も縫う所に関してはパッカリング押さえる、「縫い方」「押さえ金」「伸び止めを貼る」など色んな方法を試すべきでした・・・素材変えでここまで不具合が出てしまうんですね、、、、最後駆け足になってしまったので反省・・・
来年リベンジです!
では皆様良いお年を!!
ミリタリーレインコート⑤
師走です!残す所わずかですね
今年もいつの間にか年が終わります。。。。
早いですね
授業は本日12/25(月)で終了で、
12/26(火)~1/8(月)までお休みを頂きます。
在校生の皆様1/9(火)からまたよろしくお願い致します。
さて、レインコート続きです。年内になんとか終わらせたい!
ナイロン系を縫うのはやはり難しいですね・・・ある程度のパッカリングはしょうがないかと思いますが、まだまだですね。。
今回はピンを刺すと穴が空くので、極力ピンを打たないで縫製しました。
どうしても仮止めしておきたい場所は糊を使って縫製しています。
ベント部分はやや仕様を変更しましたが、吊りますね・・・結構パッカリングおきますが、これ以上細い糸だと千切れたり、針は折れたりしそうです・・・生地がちょっと薄すぎました・・・
今回謎部分だった前身頃の乗せ縫いです。上がバイアスになっているので、縫うと伸びやすく、難易度高かったです。ただ、パターン的には肩先がバイアスになのでフィットしている気がします。要検討ですが。ウールでやると伸び、袖丈長くなるので、ナイロンとか伸びない生地限定です、、、
釜底は切り込みが入るので、正直縫いにくいです、、、ただ、肩回りに縫い目がないので雨の水も侵入はしにくいだろうなあと思います。無理のある縫製をしてまで、仕様に拘るところに当時の人たちの想いが伝わる仕様でした 縫わないと分からない部分ですね。
前立て部分は簡易版の比翼です。
比翼はほんとに色んな種類がありますね。
ボタンホールを入れるタイミングが縫製の途中になるのが、非常に面倒な仕様です。
今回は生地が薄すぎたので、ホールを入れるところの裏だけ共地の当て布をしています。
衿を仮に挟んだ状態まで出来ました
やっとここまで来ました、、、反省点はやはりほつれる事を想定していなかったので、縫製しながら仕様を微妙に変更したことで時間がかかりました・・・
やはり樹脂加工を施したナイロンを探すべきだったかなあと思います・・・
年末までに完成させて年末アップ致します!
ではまた次回!
ミリタリーレインコート④
寒くなってきて、風邪が流行っております
寒暖差(特に電車)にお気を付け下さい・・・。
最近は動画の編集をひたすらしております。合間合間に縫製、パターンも引かねば・・・
さて今回からようやく縫製です。
化繊は縫製が難しいので、下準備に時間がかかります。
化繊はピン打ちで穴が開いてしまうのとツルツル滑るので、試しにスティックのりを使ってやってみる事にしました。
↑これです
ピンだとかなり縮んでしまうのと、穴が戻らないので跡が残らないタイプの仮止め用の糊を使うといいかなと思います。
かなり種類が出ていましたが、水でキレイに拭き取れるタイプにしました。
水できちんと落ちるところがポイントですね。
思いがけないメリットは↑こういうカドの縫い代に糊を付けてひっくり返すと綺麗にできた事ですね。
今度シャツの衿先でもやってみようかな。
何でも試してみるもんです
メッシュの部分を縫う時は端にロックをかけるか迷いましたが、裁ち端がこぼれてこないのでロックは無しでやってみようと思います。
さて時間のかかるポケットですが、違いを見てみようと思い、左右で仕様を変えました。
右だけ表から裏まで手が入るタイプです。
↑こいつです。
オーバーコートと呼ばれるジャケットの上に着るコートとかでよく見る仕様ですね。中のジャケットのポケットに入れたものも取り出せるという仕様です。
サンプルのレインコートもこの仕様でした。非常に簡単に縫われている仕様ですが・・・。バーバリーとかのコートはもっと丁寧な仕様でした。
左は普通の縫い方で・・・
①箱布と袋布をたたいて
②向こう布をたたく
③切り込みいれてひっくり返す
④向こう布、袋布周囲ステッチ、表から箱ポケットの端にぶち抜きステッチ
という具合ですが
右は
①は同じ
②でいきなり切り込みを入れて、通常向こう布をたたく位置を折り込んでステッチ
浮いてる状態ですね
③向こう布、袋布周囲ステッチ、表の箱布端ぶち抜きステッチの順番です。
非常に簡単・・・
裏↓は向こう布が開く状態です。
今回はロックで処理しましたが、サンプルは加工をしているのでほつれないですから裁ち切りのまま。
これだけ簡単な仕様ですが、逆にこれ以上シンプルに出来ないんじゃないかと思います・・・良く考えられてるなあ・・・
次回「乗せ縫い」です
ミリタリーレインコート③
こんにちは!
変わった天気が続いて風邪をひきやすくなっています。お気を付け下さい
前回の続きですが、生地を購入しました。
ポリエステルのリップストップという破けるのを防止する素材にしました。
裏はメッシュを部分的に使用します。
今回悩んでいたのが、切りっぱなしにするという事を考えていました。
サンプルの生地は裏にコーティングされていたので切りっぱなしで大丈夫だったのですが、なかなかいい生地が見つからないので、「ヒートカット」でやってみようと思いました。
ヒートカットはその名の通り生地の端を熱で溶かすことでほつれを防止するものです。
本格的なものは出来ないにしても家庭用でできないかな?と探していたところ、、、
こんなものを見つけました
これは出来るんじゃないかと思い、知り合いに相談したところ、「持ってますよ」と、、、
という事で、試しに使ってみました。
ホットスライドカッターです。半田ごての一種みたいです。
これを使ってカットすると、、、
こんな感じになりました、、、
うーん 微妙、、、
確かにカット出来て、少しほつれにくくなっていますが、そこまでは、、、着ている内にボロボロになりそうです、、、
この素材にはあまり向いていない処理方法でした、、、残念ですが、諦めて、ロックにしようかなあと思っております、、、まあ試したことは何かに生きるかなと思います!
あとは押さえ金、針、縫糸ですね。
問題になるのが、パッカリング(縫い縮み)かなと思い、色々試してみる事にしました。
押さえ金。
まずはテフロン押さえ
生地が滑りやすいので薄物に良く使っているものです。今回はさらに2種類あったので比べてみることに
薄物押さえ
これは底の溝がやや深いので糸が当たらず縮み難い。という事らしいのですが、正直そこまで、、、
リング押さえ
これは以前良く使っていたのですが、リング部分が壊れやすいので購入をためらっていたものです。今回はこいつの出番です 非常に使い勝手がいいです。ただ完璧にというほどではないので手の加減が必要になりそうです。
針。
他にもたくさん工業用ならありますが、探すときりがないので、DB(工業用針)の9号で行こうと思います。家庭用でも大丈夫かと。ほんとはもうちょっと細いのが欲しいのですが、、、
縫糸。
今回こういうものがあったので試しに縫ってみる事に。使いどころを調べてみます。
エースクラウンのハイパーです。
縫った後、アイロンをかけると少し縮みを戻せるとあったので、期待
後はポリエステル系を縫う定番のテトロン糸
50番 80番です。
スパン糸(毛羽立っている糸)はまあ選択肢から外しています。しわしわになりますからね、、、
で、試した所、、、
上が80番で下の黒い糸が50番のハイパー。
うーん、アイロンかけてもそこまで戻りません。今回に関しては、生地が薄く、目が詰まり過ぎているため、そもそもの糸が細くないといけませんでしたね。
ちなみに50番のテトロンは、、、
しわしわです
という事で、ハイパーの使いどころはもう少し厚地の生地の飾りステッチなどに使えるんじゃないかという事で今回は保留です。
80番テトロンでいこうと思います。
準備で結構大変でしたが、この準備を怠った方が時間がかかります。
急がば回れ。皆さんも縫う前に色々試してみて下さいね!
ちなみに現在進行中の企画です↓
お楽しみに!
ミリタリーレインコート②
こんにちは
お久しぶりです!
大阪に出張講習、動画の編集、新規の生徒さんでほぼ満席状態で忙しい日々を送っております。ありがとうございます
また近々面白い事をお伝えできると思いますのでお楽しみにです!
しかし、今回は10月にしては生徒さんも多く、消費する事に飽きた大人が遊びにきているのかなと
モノをつくることは楽しいですからね。一生かけても発見だらけです。新しい生徒さんも含めて皆さんで遊びましょう(しっかり教えますよ )
では間があきましたが、レインコートの続きからです。
パターンを引いてみましたので、皆さんご参考に。
ミリタリーの特殊なパターンなので結構貴重じゃないかと勝手に思っております。
パターンの中の記号はぐちゃぐちゃになりそうだったので、消していますが、参考までに。
このコートが↓
身頃です。
下端完全に直線でした。ミリタリーならではですが、直線と限定されるとパターンって一気に自由度が下がるので難しいんですよね、、、
!袖!
後でお見せしますが、後中心もわです。かなり特殊ですが、アウトドア製品に多い袖です。実際他の某アウトドア製品も調べてみましたが、ほとんど同じパターンでした。
衿
コートならではの襟の開き具合です。衿ぐり付け側のラインがシャツ衿とか、ジージャンに近いなあと思います。
全部重ねて、肩線(と思われるところ)でカットした状態↓
肩線があいまいなので、はっきりと断定できませんが、後ろの袖の振りが異常にキツイ感じですね。運動量に一役かっています。単純なのですが、このバランス難しいんですよねえ、、、
工業用がこちら
身頃、前見返し、簡易比翼、後ろ切り替え(内側)脇マチです。
衿先の中に芯替わりの生地が入っていたのが、印象的です。
ミリタリーなのに衿先のシルエット気にするんだ というのが、なんともフランスらしいというか、、、
衿は一応展開していますが、様子をみて増やすかもしれないです。が、ナイロンなので、あまり多く展開するとしわしわになるので、本当にすこしだけかと思います。
裏は綾なので接いでますが、平織りなら必要ないかなあと思います。
袖が、、、前身頃とつながって、尚且つ肩線、後ろ中心無しです。
用尺確認したら、4mは超えそうです
いいナイロン結構高いんですよね、、、
あと一応ポケットも、、
ここからは縫製です。
生地と糸選び、針選びなど考えてやらないと、難易度がグンと上がってしまうので、慎重にいきたいと思います。押さえ金も買おうかなあ、、、
では次回お楽しみに!
ミリタリーレインコート①
こんにちは
涼しくなってきましたが、雨もよく降るのでちょっと寒いくらいですね・・皆さんも着る服の温度管理気を付けて下さいね
10月期の募集も始まり、動画の作製、9月末には大阪での講習も控えておりバタバタしております。
10月期から入学をお考えの方はお電話にて空き状況を確認をお願い致します。
既に埋まってしまっている時間も多くなってきていますので、お早目にご連絡を
さて雨が多い時にいつも困っていたのですが、いい服を手に入れました
レインコートです。綺麗な内にパターンを作って、調整をしてもう一枚作ろうと思います。袖丈をちょっと調整しようかなと思います。
フランス軍の最近のレインコートのようですが、ビンテージとまではいかないもので値段も手ごろでした。
生地はナイロンツイル(綾織)です。つるつるの生地で縫製が非常に難しそうです。
裁ち端はロックをしなくてもほつれてこない生地で「乗せ縫い」を多用していました。
「乗せ縫い」は私も練習しておきたかったので、やってみたいと思います。
背中は通気性のためのメッシュ生地が使われていて、後ろが開いている状態です。
開いているので、通気性だけでなくて運動量も確保されています。
肩線の接ぎ無しの1枚袖で身頃まで続いている状態です。
袖下にもメッシュ生地が切り替えられています。
衿は立てると首の後ろが当たりますが、柔らかく、軽いのであまり気になりませんでした。
綾織ですので、地衿側は後ろ中心で接ぎを入れて、生地のねじれを防いでいるようです
ポケット口は箱ポケットで中の服のポケットにも手が入る様に穴が開いている仕様です。
ジャケットの上に着るオーバーコートに良く見られる仕様ですね。
補強の裏布です。共生地で三つ折りの補強布です。
カンヌキだとナイロンの生地が裂けてくるのか、長い距離の返し縫いがされていました。
非常に縫う箇所が少ない仕様ですが、古着の中でゴム引きのコートなんかも同じように極力少ない縫製で仕上げているものが多いです。
ちょっと縫製の難易度が高そうですが、ナイロン系はあまり縫わないので練習をしておこうかなと思います!
ではまた次回!!
動画作成過程①
暑くなりましたね!
明日からお盆休みに入りますが、熱中症、水難などに皆さんお気を付け下さいね!
お盆明けは17日です。
体験セミナーも上々の集まりで午前中は全て埋りました!
午後はまだ空いていますが、お盆明けに集中して予約が入る事が予想されます。
体験セミナーを受講されたい方は17日から東京校にお電話よろしくお願いします。
さて久しぶりの投稿ですが、動画で頑張っていました
もうご覧になられました?
結構珍しいかなと思いますし、非常に面白い取り組みだと思っております。
今後も色々考えております!!
繰り返しになりますが、まずは見て頂ければ
いかがでしょうか?もう見て頂いた方もいらっしゃると思いますが、正直学生の頃にこういう動画があれば色々勉強できたなあと思っています
ここからは苦労話です
なにせ動画でパターンを引いている前例がほとんどないためにどうすればいいか最初はかなり右往左往しました、、、
見易く、分かり易く
というのはなかなかに難しいなと思います。ひとまず参考にしたのは料理系の動画ですね。
極力自分視点で、線のゆがみも少なくと考えた結果↓こうなりました
上からの定点カメラです。カメラも動画用のものではなく所謂写真用カメラで撮っています。調べてみると撮る時間は少ないのですが、こちらのほうが線が綺麗に見えるようなので、写真用カメラで動画撮影です。
余談ですが、SNSで最近簡単な動画が多くなってきていますね。臨場感を伝えるためには動画の方が分かり易いですし、情報量も多くなるので今後こういった知識、技術はほとんどの人に必要になりそうですね、、、
動画を撮る際に気を付けたのが、「分かり易い構成か」「線がちゃんと見えるか」です。
これ以外に難しくて、、、光が足りなかったので最初線がまったく見えませんでした、、、 こりゃいかんと思い、こういうものを用意しました↓
レフ版です 手作り感溢れますが、大きさを考えると手作りのほうがかなり大きくできるので都合が良いのです。今後トワルも撮っていこうと思っているので、こいつは活躍してくれそうです。トワルは特に陰影がないと分かりにくいですしね。
実際にパターンを引いてみるとここでもまた問題が、、、線がかなり濃くないと全く見えないのです、、、プラス姿勢によっては上からのカメラに被って線が見えないので、引く姿勢を変えてみたり苦労しました、、、 何度やり直したか、、、
かなり苦心しましたが、おかげで見やすい動画になったかなあと思っております。
ただまだもっと見やすく分かり易くしていきたいので、パターンと同じで研究ですね。よりグレードアップできるよう頑張ります!!
ところで、かなり時間があいてしまいましたが、
ヴィンテージ生地でのシャツ出来ました
さらっと紹介するつもりが、かなり間があいてしまい、見た目暑くてすみません、、、
ゆるーいシャツです。古着を参考にしながらさらっと好みの感じにしました。
前丈がさすがに短くしすぎた あと3c欲しい
あまりパンツに入れて着用するわけではないので、いいのですが。
ボタンダウン裏はフェルトで力芯です。前立ては端だけステッチ入れて前はすっきりさせました。
袖口カフスのタックはギャザーにしてかなりの量にしました。ギャザーを作ってさらに折り込むという古着で見た仕様です。
衿とカフスには接着芯を使っていません。共生地です。
張りがなく柔らかい仕上がりで、カジュアルよりにしたかったので良かったですが、縫製は難かったです
また縫いたいので、生地欲しいな、、、
ではまたおもしろい物を探して仕込んでおきます!
ヴィンテージシャツ生地①
こんにちは。
あっつくなりましたね
朝夜と昼の寒暖差、花粉症にもやられておりまして・・・特に朝方がグズグズです・・・ 体調には皆さんもお気を付け下さい。
私は体調管理で大事な服装にいつも迷っています。皆さんも迷いますよね?
寒暖差が激しいので特にこの時期服装どうしようかなあとか、梅雨に何着よう?と考えています。
そんな時に薄手の羽織る物が欲しいと思いますが、私は正直シャツくらいしか無いですねえ・・・。コートやジャケットは正直もう暑い・・・
カーディガンとかでもいいのですが、やっぱり結局シャツを年中着用してます。
ということでシャツをまた1枚作ろうかと(何着作っているんだろう )休みの時にヴィンテージの生地を購入しておきました。今回はカジュアルものを。
90CM幅しかないもので、50年代だか60年代だかの生地だそうです。
15cm幅くらいの薄ーい色のストライプで色合いがなんとも言えなかったので買ってしまいました。1m/2500円で高かったですが、、、
そしてせっかくシャツを作るのでシャツのディティールでずっと気になっていた縫い方を試しました。前やった物に非常に似ていますが、こっちの方が簡単。
丁寧に縫製しているなあと感じる箇所です。
それはココ↓
そう袖の開き部分の裏です。
ここが地縫いされていると非常に丁寧な縫い方だなあと感じます。
そんなこと?と思うかもしれませんが、これがなかなか手順のアイデアとしては良く出来てるなあと私は関心します。
では実際の手順です。
袖裏に剣ボロ、パイピング布をセットします。
通常はココで縦に地縫いが入るのですが、
ぐるっと回転して縫い止まり位置を上の写真のように縫います。
縫代の折り方に気をつけて下さい。
剣ボロパーツも縦の地縫いをせずにぐるっと回転
縫い止まり位置を横に縫います。
で切り込みをYの字に入れて
ひっくり返し(表に)て切り込んだ生地を地縫い無しで挟んでコバstです。
私が関心するのはここで、地縫い(通常なら縦に最初に地縫いする箇所)を捨てて横の地縫いを優先した所です。
裏側に切り込みが出るくらいなら、地縫いをしないで挟んで直接コバstというやや難度が高い縫い方を選ぶところがなんとも良いと思います。(マニアックですかね?)
結果はやはり裏がキレイに仕上がるのでちょっと値段の高いシャツはこんなことをしていますよ。(某日本のファストファッションブランドはこれを安い値段で実現しています・・・手間なのにすごいです )
シャツの購入を考えている方はここに注目してみて下さいね!
今回はさらっと作ろうと思っていたので、完成は次回お見せできるかと思います。
あと変わった袖山の形でやってみました。昔の古着で見た袖山です。
お楽しみに!!
あと前回の動画ソフトに続きでこんな事を↓
なんとなく想像は付くと思いますが、大きな企画が進行中!
絵コンテです。書いたことなかったので戸惑いましたし、絵心ないなあ・・・と思いました。まさか自分が絵コンテかくとは夢にも思いませんでしたが、書いてみると意外に楽しいという・・・
試行錯誤の繰り返しですが、動画を撮るには本当に色んな知識が必要になりそうで、またカメラも勉強し直しています。
最近はネットショップの写真も動画で見せることもあるので、服を作って売ろうと思う方など何かの参考になればと思います
ではお楽しみに!