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ピン打ち・着せ付け ブラウス動画 新生児スウェット➂

4月期からの生徒さんを募集中です!

4月は5日からのスタートになりますので入学をご希望の方はお早目にお問合せ、申し込みをお願い致します!


新しい生活に服づくりを取り入れて楽しみましょう!

 

では、今回も動画を作製しました :-P

縫代倒し・切込み・着せ付け・ピン打ち ブラウス編

パターンを引く方は「見て為になる」かなと思います。

是非一度見て下さい :lol: 楽しいですよ!

 

 

 

 

では、子供服のスウェット編最後で完成まで一気に行きたいと思います。

前と重複するところもありますがお許しを・・

 

裁断しました。今回パターンは若干衿ぐりが広かったので詰めて、生地は少し固めのものを選びました。

凄く固いというわけではないのですが、スパン糸で縫ってもちぎれないくらいのものです。

前回の反省点は「厚い生地をロックのみで縫うと、家庭用ロックミシンだと厚みで引っ張られて縫い目が見えてしまう」でした・・

やはりロックは融通が利く代わりに少し弱さもありますね・・なかなかカットソーは難しいです・・・

 

 

 

そして前回のもう一つ反省点が「表からのステッチで生地が伸びてしまう」だったので今回は上手く「布帛」の部分と「ニット」の部分を使い分けるようにしました。

ただ厚みは出したくないので、部分的に貼らないようにしています。

衿ぐりと裾はかなり厚みが出るので貼りませんでした。

あとメリットは前端を折る時芯がガイドになってくれるので折りやすかったです。正確にカットされている事が条件ですが・・

 

 

という感じでざっと縫っていきます。

地縫い糸は

下糸「テトロン」←これは若干伸びてくれます。

上糸「スパン」←これで生地にひっかかってくれるので、地縫い糸が抜けなくなりました。

プラスロックをかけました。ロックは細幅にして極力肌に当たらないようにしています。(ほんとはフラットに縫いたいところです)

 

 

 

↑こんな状態です。横に結構引っ張ってもちぎれない事を確認した上で縫っています。

カットソーを縫う際は何度も試し縫いをする事をオススメします・・・縫って出来上がってちぎれた :cry: とか悲しすぎますからね・・・

 

 

衿は今回地縫いを入れています。前開きにしたおかげで「そもそも衿ぐりを伸びるように作らなくて良くなりました」

 

 

端は角をギリギリまでカットしています。厚みが均一になるか確認しながらカットしたほうがいいかと思います。

 

 

↑こんな感じで結構厚みがある感じで仕上げました。

 

 

鎌底は段差を付けて縫い易く。今回地縫いしているので縫い目が表から見えていません。

 

 

 

あとは裾。ここもギリギリまでカットします。

 

 

袖口は以前の方法で厚み軽減です。

これ思ったのですが、Tシャツとかの衿ぐりにも使えるし色々使えるかも・・・ちょっと試せそうなところがあればやってみようと思います ;-) 縫うのちょっと難しいですが。

↑見事に丸く仕上がってくれました・・・

 

 

 

最後に前端を折り込んでステッチです。

うーん!最後に気になる!

芯はリブ部分にも入れて良かったかも・・・ :cry: あとサンプル縫製している人に聞くと、「ステッチは畝の間に落とす」そうです・・・細かい 8-O

 

まあ最後に心残りはありますが、とりあえず完成です!

かわいい!

スナップを付けてあげるとさらに可愛いです :lol: いやあ結構満足の出来で、衿ぐりも適度な厚みがあって多少着てもビロビロに伸びないと思います :lol:

着せてみたら、「着せやすく、裾が持ち上がらない、適度なゆとりがある服」になってくれました・・・これ何回も作ろうかな・・・フード付けてもいいかも・・・

 

 

やってみて思ったのは

大人の仕様とは少し違い、「子供の事を考えた気の利いたディティールがある事」

これが凄く大事だなと思います。皆さんもパターンや縫製をしている時に「やさしい気持ち」で作るときっといい服ができると思います!

 

 

ではまた!

 

 

 

 

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