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パタンナーズライフ

2021年PM検定試験3級②解説動画 メンズフリースブルゾン②

こんにちは :-P

いよいよ本格的に寒くなり(今年は秋がない :-| )セーターを着ている人もちらほら。

ただ、昼が暑いので汗をかいて寒くなって風邪をひくパターンが多いです・・皆さんも気を付けましょう!

 

前回のパターン検定3級の2型目の解説の動画をアップしましたので参考にして下さい!

試験を受けない人も解説でタメになる事を説明していますし、デザイン画からパターンをイメージする練習になると思いますので是非見て下さい!

 

 

 

ではではフリースの続きです!

 

前回がこんなパターンを引いて・・

縫製しました!間違えるにしてもせっかくなので最後まで作って、ダメなところを実感しようと思います ;-)

 

 

衿ぐり先を割りにしたおかげで少し薄くできたのは良かったですが、フリースは縫いずれが激しいので難しかったですね・・・ :cry: ボア素材や毛足が長いものは苦手意識があるので・・むしろ頑張らないといけませんね!

 

 

出来あがりがコチラです!

ぱっと見ただけでは分かりにくいですが・・

 

 

後ろに比べると・・

袖が後ろ振りになっているのでここの前のシワが多い事が分かります。その分運動量になってはいますが、私の生活をする上でこのシワはいらないと思います :-|

実は後ろ振りの袖を見たことがあって、それが「ハンティングジャケット」です。

多分銃を構える時に腕が後ろに振るのでそのような作りになっていたのかなと思うのですが、通常生活する上でそこまでの運動量はいらないですね。むしろ邪魔になってきます。

ただ「袖は前に振るもの」という考えを持つにはおおげさに失敗したものがあったほうがより分かるようになると思うのです。

プロの方は失敗をする時間もないと思いますが、時間が出来たら是非普段しない事もやってみて欲しいと思います :-P

 

 

もう一つポイントが・・

ここの縫い目が集まって硬くなっているので、張りが出てしまっています。

かなり目立ちますし上胸巾が太く見えます。

縫い目をどこにするかで形(シルエット)は大きく変わります。

イメージとしては硬い骨組みがあるイメージでしょうか。

だから紙で作成しただけでは、思ってもみない形になる事が多く、生地の特性でも変化します。ステッチ1本でも硬くなりますしね。

だから「縫ってみよう」だと思います。

失敗は成功(完成度)の元!ひとまず縫ってみましょう!

 

 

縫製に関してはこの部分も角にしているせいで切込をいれないといけません

表からステッチを入れるので、見えませんが、フリースで切込をいれるのは怖いですね・・・ :-|

 

 

 

逆にうまくいった点もあります。

 

ファスナーは硬いのでよくフルジップのものはここの部分が顎やのどに当たってしまうものが多いのですが、(もともとのベースのものは思いっきりあたってしまってすごく痛かったです。)この部分がくの字になりうまくいきました。結構パターンの方では大げさにしました。

 

 

そしてパターンを修正しました。

今度は袖を大きく前に振り・・

 

切替の位置、ラインも目立たないようにカーブさせ、縫製上でも切込を入れなくていいようにしました。

次回またどまた縫ってみてどんな形になるかお見せしたいと思いますので、イメージしてみて下さい!

 

何着フリースつくろうかな :lol:

 

 

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