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オシャクレ – パタンナーズライフ
>カテゴリー別アーカイブ: オシャクレ
ドレスシャツ研究③
30度近くから一気に10度近くに。
砂漠かというくらいの寒暖差・・・
ちょっとやられぎみです・・・
新規の方も入学されて少し慣れてきたところ・・・というところでのこの寒暖差・・・
風邪をひかれている方も多いので、皆さんお気を付け下さいね
さて・・・高校での文化祭も大詰め・・・。
コルセットなど、中に着用するものを作っている子がいますし、大作の子も・・・
みんな時間と労力を注いだので是非とも悔いの残らないようにして欲しいところです。
やり遂げたというのは今後「あの時頑張った」と自信になると思います。
合間にちょこちょこと進めていることですが、変わり種ドレスシャツを型抜いております。
研究なので、出来る限り忠実に再現・・・なのですが、古着ということもありかなり伸びています・・・悪戦苦闘 ・・・新品を買おうものなら、おそらく7万くらいはしそうなのでとてもとても・・・
で、そういえば、やり方載せていませんでしたね。特に特別なことはしていないのですが、一応。
私はシルクピンで形をとっていきます。
ダーツのある後ろを。
立体になっている箇所はまず・・・
後ろ中心側を平面でとれるところまで書き、
ダーツを書きます。
その後、ダーツの線に合わせて脇側を映します。
こんな感じです。
アームホールなどはかなり伸びていて、ここで必要なことが「地の目を見る」です。地の目を縦横直角に戻してどれくらい伸びているか確認します。
今新規で入学されてちょうどシーチングを地直ししてもらっていますが、かなり厳密にしています。
地直しができるようになると、こういったところでも役に立ってきます。
伸びている場所は、ラインを確認しながら寸法と照らし合わせ、予想もある程度入れながら引いていきます。(こういった不安要素はトワルを組んだり、縫ってみてから確認します。)
今回見てみたいのはここですね。後ろの襟ぐりが異常に伸びています。
これは着用して伸びたものというよりはわざとである可能性が高いです。
理由は「衿が芯でガチガチで伸びようがない」からです。
組んでみてどういう効果があるか確認しようと思います。
肩の縫い目も微妙にしわがよっています。
これはわざとなのかが判断に難しいところ・・・
一回シーチングで組んでみますが、せっかくなので手縫いを入れたり、入れなかったりと違いを出して見て検証してみようかと。・・・時間かかりますが、当時の作り手がどんなことを考えてこういったものになったかを考えるのは楽しいです!!
ではまた文化祭を挟みつつ進めていきまーす
ドレスシャツ研究②
こんにちは
新学期も始まり、新しい生徒さんが続々来られています。
皆さんパターンの細かさに驚かれていますが、最初が肝心。
2、3か月もするととても綺麗な線が引けるようになっています。
ものづくりを始めると、ものを見る目も変わるので私はそれが一番面白いなと思います。
皆さん楽しみましょう!
では前回のシャツの続きです。
着用してみて・・
まあ、しわが多いですね・・・裾の下のほうは異常に出てしまっています。
見てみると、手縫いの糸のテンションが強すぎるようでした。
これでもアイロンをかけましたが、古着ということを差し引いてもちょっと多いです。
薄い生地で気持ちはいいのですが、しわになりやすすぎるのでいかがなものかと思います・・・。
パターン的には肩の傾斜や肩先の位置はばっちりでしたが、袖丈やや長いです。
横です。いつみても姿勢が悪い・・・ただいつも着る既製品よりは全然ましですね。
襟も後ろに引っ張られていませんし、後ろの裾もあまりはねてはいません。前のフレアはちよっと足りないです・・・
袖の振りや袖幅はとても好みです。
特に袖幅が細いので上のほうがすっきりしています。
パターンは袖山が非常に高いので、袖幅細く出来ていますね。
もうちょっと専門的な話をすると、「袖と身頃を筒にしてからアームホールをぐるっと縫う」おかげで袖山を高く出来ています。ジャケットと同じ縫い方です。
これは既製品ではあまり見られず、「袖下一気縫い」が通常仕様です。
この袖山の高さだと「袖下一気縫い」の方が難しくなります。これは縫製の時にご説明を
お持ちのシャツを確認してみてください。
後ろはちょっとはねていますが、まだまし・・くらいでしょうか。肩甲骨あたりのハリも気になります。
袖を上げてみるとやはりかなり細いです。
でも限界に挑戦したいので実験的にもちょっと上げてみようかと・・・
袖山には「ギャザー」になる一歩手前くらい大量にイセが入っています。
そのおかげで腕にあまり当たった感じがしません。袖に厚みがとられているおかげですね。ジャケット並みに入っているんじゃないかな?
折り伏せ縫いのおかげで鎌底あたりが付け根に食い込んできます。食い込むので腕は非常に上げやすいです。
わざわざ太い折り伏せにしているのはそのせいかな?と思います。とても縫いにくいし、しわになりやすいのですが、手縫いのおかげでしわが緩和されています。
衿回りはさすがに苦しいです。ちょっとだけゆとりを加えようと思います。
あと日本人の私の首の長さには合っていないです・・・
衿腰も少し低くしようかな。
首に当たって羽衿に少しだけ窪んだしわが出ています。衿腰を低くして衿の形も変えるので、ここは様子見でしょうか。
背中はかなり動きますが、生地の柔らかさのおかげかと思いますし、ずっと着用していると破ける心配が・・・ここも出してみます。
ここがとてもフィットしていて着心地が良いです。
着心地は結構「服が自分の体のどこに乗っている」
と意識しないとなかなかわかりにくいものですが、この服は「肩回り全体に乗っている」のでストレスがほぼありません。
今回ここが一番知りたい箇所ですね。
ついでに・・ホールは手縫いなので、めちゃくちゃ柔らかくすっごいかけやすいです。手縫いがんばるか・・・ 。
次回パターンです!お楽しみに!
新学期に向けてミシンのメンテナンス
こんにちは。
雨が続き、洗濯物が乾きにくくて困りますね・・・
パターン用紙もへこんで扱いにくいです・・・ 梅雨より雨続きますね・・・
先週の日曜日は大阪で講習がありまして、生地の講習をしてきました。
東京でも毎年春頃やっているので東京校の方はお待ちください
さて明日から新学期が始まります!
今回もかなりの方が入学され、残り座席数がごくわずかの状態となっております。
ありがとうございます
そんな新しく始まるこの時期は授業準備で、ほぼ大掃除状態となっています。
いつもミシンのメンテををしているのですが、意外に皆さん(特に女性)はミシンのカバーを外したことがないようなので、ちょっとご紹介を
ほとんどが外れます
プラスドライバー1本で外せるので特に難しくありません。
10年もあけていないと相当ほこりが溜まってしまい、ギアにからまることもあり故障の原因になります。
頻繁でなくてもいいですが、掃除くらいはするべきかと思います。
怖くないですよ
底部分です。
右に釜があるかと思いますが、乱暴に扱ったりすると、糸が絡まります。
結構糸が絡まっていることが多いので糸調子が悪いなと思う場合は疑ってみてください。
ここの部分です。
こういうダスターでほこりを吹き飛ばしましょう。
釜もネジがしっかりとまっているか確認します。
釜の軸がぶれている場合は手に負えないかと思いますので、修理が必要かと思います。
ちなみに今回もギアに糸が絡まってました、このミシンは「若干糸調子が気になるな」という程度のものでした。おそらく原因はこれかと思います。実際快調になりました
グリースが塗ってあるので下手に拭き取らないほうがいいです。嚙み合わせが悪くなると思いますので。
ベルトは摩耗するのでゆるみ過ぎている場合は取り換えが必要かと思いますがそんな簡単に緩まないと思います。
この部分はあまり汚れは溜まりません。ダスターだけでほこりを飛ばすといいと思います。
先ほどのすぐ背面です。
基盤があるので下手に触れないですから、ここもほこりを飛ばす程度で。
上部です。
ここもあまり汚れませんがミシン油を点すところはほこりが溜まりやすいので、ダスターで飛ばしてから丁寧に拭き取りましょう。
回転する軸の摩耗する箇所に油は点しておいていいかと思います。
左側面の押さえの部分です。
そんなにほこりは溜まりませんが、一番油を点すべき部分です。
ただあまり点しすぎると針まで油が垂れてくるので、しばらくおいたら拭き取るのを忘れないようにしましょう。
縫製していて油が生地についてしまうと取れないので、要注意です!
上糸を押さえる部分ですが、ここも意外に糸くず(すごく細かい)がついて調子を狂わせることがあるので、外して掃除したほうが良いと思います。
ただし!絶対に順番を間違えないように外すときは「どの順番」「どの向き」かに注意して写真などとっておいたほうがいいと思います。
ミシンによって構造の差はありますが、定期的に掃除をしておかないと本当にすぐダメになります。底に油も溜まってくることが多いのでダスターで飛ばすだけでなく拭き取ったほうがいいです。
高い買い物ですがきちんと掃除をしていれば、ほぼ一生ものかと思います!
ちなみにロックミシンもカットしながら縫っていると、生地のクズが溜まってギアがよく回らなくなるので、糸調子がおかしいと思ったらまずは掃除をしましょう 最近高校で使っているミシンの調子が悪いと見てみると大体掃除していなかっただけでした・・・
文化祭にむけて②
こんにちは。
申し込みが多く、空き席がもうほとんどない状態です・・・
申し込みをお考えの方はお電話にてまずはご確認ください!
授業も是非見学に来てくださいね!
さて最近の高校のほうはといいますと・・・文化祭に向けて頑張っております
順調な子は順調・・デザインが決まらない子はそろそろ・・・
途中経過はコチラ↓
刺繍が大変!!ですがむちゃくちゃ頑張ってます。
パターンも一から自分の原型を使って作っているものです。タック袖なんかは結構難しいのですが頑張ってました・・・
この子は仕掛けを用意しています お楽しみにです。
この形や縫製なんかはアドバイスぐらいしかしてません。頑張ったなあ・・・
これも上の子の2着目です・・・高校のころからこれだけ作れると面白くなるだろうなあ。羨ましい
この子も早いしパターンも縫製も自分で考えてやっていますね。すごいです
かなり手が込んでいます。ラメやラインストーンなんかで買ってきた生地に化粧(後加工)を施しています。いい感じですね
この子はこの状態から・・・
1週間でここまで頑張りを見せてくれました・・・ バランスや配色なんかをどうしていこうかと悩んでいる最中です。出来上がりは結構大作になる気配です
この子は後ろに見えている白と同時進行です。
やる気がものすごいので進みが早いです。「パターン引くの楽しい!」って言ってくれたので、何とも言えない気分になりました。
生地量がやばいことになってます・・・今はもっと盛っていますね! 夏休みには他のものも縫ってきていて10着くらい作っていました・・・自分より縫製してますね
黒のスカートでかなりのボリュームになってきました。上のトップスには和柄のもので結構派手な感じになりそうで楽しみです
みんな1年のころに比べると、格段にできるようになっていて非常にうれしい限りです。
最もうれしいのが「楽しい」と言ってくれたことですね
正直結構しんどいとは思いますが、服飾にを目指さないにしろ、やりきって自信になってもらえればと思います。
あと2か月切ってますが、頑張っていきましょー
ドレスシャツ研究①
こんにちは。
台風が変な動きをしていたのでかなり心配でしたが、ひと段落といったところでしょうか・・・
初めてみましたね、戻ってくるの・・・
さて、10月期の申し込みが始まりましたが、今回も嬉しい事に残りの座席数がとても少ない状態です!
申し込みをお考えの方はお電話下さい!お待ちしております ;-)
今回から、ちょっと大作を・・・ マニアックになりますが、お付き合い下さいませ・・・
こんなシャツを買いました
ドレスシャツです。古着で以前から狙っていたのですが、今回ようやく購入できました。
手縫いとミシンメイドです こいつをベースに調整して作ってみようかと
値段にするとウン万円になるようですが、古着なのでそこはお安く。
正直スーツを着用する時は少しダメージが多いので、着用できないかなあと思います・・・
さっそく見てみましょう。
生地は200番手双糸くらいの非常に薄い生地です。非常に細かいピッチで縫われているため、ちょっと生地が破けそうで怖いです。
私は肌触りや柔らかさを求めるなら、薄い生地がいいでしょうが、洗濯がちょっと怖すぎます・・・
実際手洗いでかなり気を使いながら洗いましたが、洗濯機でガシガシ洗おうものなら一発で破けると思います。
手縫いの箇所は実際ほどけていましたしね・・・
毎日手洗い・・・ものぐさな私には向いていないなあと思いました・・・
が、ここぞという一張羅をつくっておいて勝負どころで着ること何かこう気分が上がりますね
そんな一着にしてみたいと思います。
前中心のボタンは白蝶貝4mm厚。厚いので割れにくいですが、ミシンのホールだとかけづらくてしょうがないです。しかし、ホールが全て手縫い 柔らかさが全然違うので、すごくかけやすいです。
4mm厚のボタンを使う時はホールも手縫いでセットで考えた方が良さそうです。
前端裏は続きの見返しでした。芯も何も貼っていない状態で胸から下が手縫いで止めてあります。
胸から上も縫うと、硬すぎてシルエットを崩すせいかな?
見返しがヨークに挟まっています。
これも衿ぐり回りをやや固めに仕上げたかったのかなと。
ヨークが手まつりで閉じているので、手縫いならではの仕様です。
ミシンだと難易度高すぎます・・・
裾前端は謎のステッチ・・・これはちよっと理由が分かりませんでした・・・めくれないように固く、重たくしたかったのかな?
衿が非常に変り種です。
芯が見えています
途中から表地がのっている状態で、芯は非常に固くパリっとした生地です。地の目は縦に通っていました。
後ろは柔らかく折り返して、前はパリっとしたかったのでしょうか。
カラーステイ入りで身頃の柔らかさに比べるとかなりカチカチです。
衿ぐりのみ手まつりで、台襟端あたりまで手縫いで縫われています。
台襟先は微妙な調整になるのでそのまま手まつりのほうがやりやすかったのかもしれません。
袖付けは身頃縫製後の後付。(袖を筒にしてからでジャケットと同じ縫い方)
地縫いは運針粗めで少し柔らかくして、縫い代は手まつりですね。
表にステッチのシワがほぼない状態に仕上げられます。
袖山はこれでもかというくらいイセが入っていました・・・ほぼジャケットです・・・
袖口にブランド名の刺繍・・・これも手縫いですね・・・
横にはブリッジ閂・・・手縫いです。
剣ボロの下持ち出しは続きの三つ折りですね。徐々に細くなっています。
脇は三角ガゼット。もちろん手まつりですが、表裏を微妙にずらして厚みを軽減しています。
総評としてはミシンでこれを全て仕上げると、シワだらけになると思います。
手縫いの方が柔らかく縫うことが出来るので、シワは軽減できます。
所々はミシンで・・・どうしても気になる所は手縫いをしているといった感じでバランスをとっていますね。
では次回からシルエットや実際にパターンをおこして少しずつ修正していく様をのっけていこうと思います 手縫いだから時間かかりますが、お付き合いくださいませ・・・
2016年8月28日体験セミナー お気に入りTシャツ修正④
暑い・・・あついのいいんですが、電車のクーラー効きすぎて風邪をひけといわんばかりです
近畿の方がもっと暑いと思うので、皆さん熱中症にはお気をつけて、、、、水分は十分にとってくださいね
さて・・暑い中になると思いますが、8月28日に体験セミナーを行ないます!
ホームページなどでも告知はしておりますが、本校はここ数年ずっと人気で(ありがとうございます)人気の曜日は入り難い状況が続いております。
体験セミナーを受講された方は優先的に入学できますので、是非受講して下さい!
継続される方の動き方によっては空き席が非常に少なくなることもありますので、気になる方はお気軽にお電話下さい!
東京校電話番号 03-5473-1519
それではお電話お待ちしております!
で・・ですね、暑いのでTシャツを量産して いるのですが、色々勉強になります。
実際に縫う事がいかに重要か思い知らされますね パタンナーの方は縫製をする時間がないと良く聞きますが、時間が許す限り縫って確認したいものです・・
Tシャツを前回は・・・
こんな風に立ってしまっている状態でした・・・これを・・・
衿ぐりキレイに収まりました。
やはり生地を変えて土台の身頃が硬い場合は
①伸ばす分量を多くしたり、
②衿ぐりそのもののラインの微調整、
③衿ぐり布の選定
が必要になります。生地変えをする場合は先にこの当たりを先読みして衿周りだけでも縫製するべきだと思います。
私が着ると・・・
ね・猫背・・・
今回に関してで言えば、前回の柔らかい生地と違い、布帛に近い生地なので背中の肩甲骨に当たって、やや後ろの裾が跳ねてしまいました。ここももう少し調整が必要だった部分ですね
いやあたくさんの生地でいろんなもので縫うのは大事ですね。生地特性を身をもって体験できます
では皆さんもお盆にTシャツ1枚でも縫ってみてくださいね
2016年パターンメイキング検定3級②
こんにちわ
雨が多くすっきりしない天気が続きます・・・
そんな時は家にこもってモノづくりをしましょう
パターン検定を受ける方は練習しましょうね
では・・・3級の2型目です。今回はさらっと
絵型は↑コチラ
袖山高い・・・
さっそくですが、寸法です。
着丈 64cm
肩幅 38cm
バスト 95cm
裾回り 103.7cm
袖丈 19cm
袖幅 29.6cm
袖口 28cm
袖山 13.9cm
です・・・袖ちょっと小さくて難しいですから、も少し低い袖山でもいいと思います。
後は前回と同じように肩幅、バストは使うボディによってプラスしたりして下さい
パターンはこちら↓
前回とほとんど同じ身頃の形にしています。
自分である程度の形を決めておきましょう。
今回の形は展開がややこしいので、何回か練習しないと無駄に時間をくってしまいますから要注意を・・・
展開↓
タック(ダーツじゃないですよ)の方向だけ修正しています↓
衿は前回とほぼ同じですが、衿外回りのデザインが違うので気をつけましょう。
袖が難易度高いと思います。
山が高く肩が当たりやすいので、特に注意です。これは事前に何度も組んでみて上手くいく設定を決めましょう。(私のパターンより多少袖山低くてもいいと思います)
・・・でトワルです
工業用パターンです↓
みなさんあと2ヶ月切っているので1ヶ月1型だったとしても厳しいペースになってきました。
特に半袖は組んでみるとわかりますが、下手をするとジャケットの袖より難しく感じるかもしれません。(まあジャケットのほうが難しいですが )
油断せず早め早めに、時間を決めて計画的に練習してくださいね!!
では御健闘を!!
カテゴリー: オシャクレ, パターンメーキング検定関連
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2016年パターンメイキング検定3級①
今年もこの季節がやってきました
パターンメイキング技術検定試験です。
今年ももう半年終わって早い・・・
ではさっそく・・・
3級からです!
デザイン画はこちら。ギャザー袖なので皆さんチクチクがんばりましょう!早く組みましょうね!
アームホールにダーツというのが珍しいですね。
寸法的には
着丈 64cm
肩幅 38cm
バスト 95cm
裾まわり 103cm
袖丈 20cm
袖幅 32.6cm
袖口 24cm
袖山 11.9cm
です。参考までに・・・キプリス9AR使用の場合は、肩幅は39cmくらいの設定にしておいた方が組みやすいと思います。(試験で使うボディに合わせましょう)
パターンはコチラ↓
バストダーツはちょっと残して結構たたみます。(着難いですが・・・)
後ろの肩ダーツも結構たたみます。(着難いですが・・・)
ネックも削りますが、かなり少なめ(首回り痛い・・・)
アームホールにダーツを取った状態ですね。
衿はこれくらいかと・・・衿腰チョット高いですが、、、
袖はこれくらいかと
あまり高すぎる袖山は腕上がらないので、ご注意を。
一応工業用パターンも・・・参考までに
参考トワルです
半袖は結構しっかり袖山を作ることができないと、袖口がひしゃげて(丸くならない)目立ちやすいです。事前に山の形を何度も引いて覚えましょう!その場で修正している時間はなかなかないかと思います。
あとは毎年言っていますが、時間配分気をつけましょう。
私の場合、1級を受験した際は
原型を写す 何分
ダーツ展開をする 何分
ウエストダーツ切り替え線を引く 何分
アームホール 何分・・・と細かくストップウォッチで時間を計りながらやっていました。
そうすると「この作業もうちょっと短縮できないかな」とか「ここにものをおいておくと邪魔だな」とかスピードが上がっていきます。
結果早くパターンが引けて、修正する時間も増えるのでクオリティも上がりますから、皆さんもやってみてください
では次回は2級です!!O岩くんこっちは久々ですね・・・
カテゴリー: オシャクレ, パターンメーキング検定関連
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2016年トレンド講習ワンピース(縫製編)②
こんにちわ!
偏った天候にうんざりですね・・・
じめじめしていてパターンも引きにくいです・・・
さて・・・今回は講習を受けてもらった生徒さん向けといった内容です。受講された方は見てくださいねーー
前回の続きで細かい縫製をお伝えしていこうと思いますが、いかんせん縫い目が見えにくいです ご容赦を・・・
ベント部分です。
裏無しなのでキレイに仕上げようと思うと複雑になり、縫製手順もややこしくなってきます。
難易度の高いところはを説明しますので、
受講された方は写真と縫製手順書を照らし合わせながらみてくださいね!
後ろ中心を地縫いし、縫い代をカットします。(折り伏せの縫い代差です)右高ですので右の縫い代をカットしましょう。今回は0.5cmにカットしました。(結果が0.5cmです)
縫い代を包んでおきます。幅が広ければこちら(かぶせる左身頃縫い代)もすこしカットしてもいいと思います。
切り込み箇所をカットして(左の縫い代のみ)
先に下の三つ折りを縫っておき・・・
最後は包んで四角にステッチです
手順が以外に面倒です・・・
あとはヨークで前身頃を挟む前に、前身頃と前見返しを地縫いし、0.5cmステッチを前端にかけておきましょう。
これは・・・
ヨークに前身頃と前見返しを流しこむためです。
通常の縫い手順とはちょっと違うので注意してくださいね
あと難しい手順はポケットですかね・・・
袖山と身頃を縫った後、袖下一気縫い前にポケットを作ります。
袋布と前身頃をコの字で縫い切り込みを入れて・・・
切り込んだ所をロック始末します。そのあとひっくり返し・・・
コの字で0.5cmステッチをかけます。
あとは向こう布と袋布を外回り袋縫いして、袖下から縫って、折り伏せ縫い。
という流れです。
そのほかに難しいところはありませんが、以上3箇所は注意してください。
講習に参加された方は是非、是非縫ってくださいね!
裏無しで簡単そうに見えても仕様によっては手順が大きく変わったりします。パターンを引く際は「なんとなく縫えるんじゃない」ではなく紙でもいいので縫う手順を必ず確認しましょう!出来ればサンプルで縫うとより良いです!
それではまた!!
2016年トレンド講習ワンピース(縫製編)①
一気に蒸し暑くなってきましたね
暑いのはほんとにかんべん・・・電車ですごい気を使うんですよね・・・
でも女性の方って冷え性の方が多いと思うんですけど、夏場でクーラー大体効きすぎて風邪引くっていいますよね?私は暑がりなので、分からないんですが・・・
そのせいかは分からないですが、今年は羽織るものとして、コートっぽいワンピース多いみたいです
今週日曜日に開催した講習がまさにそんなワンピースでした
私はアシストでさらっと夏っぽい生地でサンプル縫いしました。
そこで出た生地による修正や縫製手順なんかを補足説明していこうかなと思います
いやあ大変でした・・・
何が大変ってホントはボーダーの生地をストライプ使いするという・・・
しかもけっこう洗いのかかった地の目歪んでいるものでした(縦より横のほうが大体歪んでいます)・・・・。
1パーツずつ丁寧に地直ししてから裁断しました・・・。
糸は♯90シャペスパン
針は♯9
テフロン押さえで縫いました。
シルク形状やテトロンだと滑って生地が動いてしまいました。なので毛羽立っているスパン糸で縫製です。
結果がこちら
爽やか!
では、ちょっと修正がいるなという部分を。
実際にはもう少し固めの生地を想定していましたが、柔らかく地の目も横使いのため、ややダレてしまいました。
とくに前見返しと身頃の縦の差が気になりますね。
見返しもやや幅を広くして脇側で少し削って、フレアの量を調整するべきだったなと思います。(見返しの芯もちょっと固かったです)
薄くダレる生地の場合は特に注意ですね・・・
前のフレアがやや多く中心に集まっていますね。
後ろはそこまでフレアは出ていません。
ヨークのカドは難しかったので慣れてない方は縫う際、さっと縫わずに丁寧に地縫いを2回に分けていいと思います。(1回カドまで縫って、確認してから)
袖です。ここはシワが気になるので、折り伏せではなくロックしてコバstにしています。折り伏せだとちょっと硬いですね。きれいにドレープしなかったと思います。
レディースっぽい考えですね。(男の私は強度の事を考えて折り伏せにしたがります )
次回はもう少し縫製の手順的なところを説明して行きます!
皆さん温度差で風邪をひかれないよう!!