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オシャクレ – パタンナーズライフ
>カテゴリー別アーカイブ: オシャクレ
カットソー講習準備①
皆さんこんにちは(」・ω・)
4月に入り、バタバタと忙しくしておりますが、
以前からアンケートで要望の多かった
カットソー
の研究をしております!
講習を予定していますので、研究しているところをお伝えしていこうと思います。
カットソーは工業用の専門的なミシンがないと、完全に既製服と同じにはなりませんが、生地によっては縫えるし、丁寧に縫えばむしろ綺麗にできるんじゃないかと思い、パターンを引き、縫っての繰り返しで研究中です。
職業用ミシンと1本針3本糸ロックミシンで縫っています(^O^) (これでできないと専門のミシンを多数揃えないと縫えないし、家庭では難しいので)
扱うアイテムはベーシックなもので人気のある
パーカー
を縫ってみることにしました。
生地はスウェットです。
いろんな種類がありますが、少し柔らかめのものを使う事にします(硬い生地なら伸びないので布帛よりですから縫製はしやすくなるので)
(以前のマイブランドで説明したところと重複するところもありますが・・・)
ではではでは
こんな生地を選びました。
ロールしてボロボロと裁ち端がこぼれてくるのでサっと縫いたいですね・・・
では糸選びです。
一般的な生地屋さんでどこでも手に入る3種類を選びました
シャッペスパン(60番)ポリエステル製
皆さん馴染みの糸です。家庭で縫製される方はこれを一番使われているんじゃないでしょうか?
ファイン(シルク形状糸)ポリエステル製
これはシャッペスパンよりツルツルして生地に当たらず、薄地に適した糸です。
後はニット用として売られている、
レジロン ナイロン製
今回は結果この糸を使う事になりました。
ポリエステルより強度があるので、ある程度の伸びに対して対応できます。
最近でたのがこれ
エッフェル ポリエステル製
よく伸びる糸なので、ストレッチ素材に向く糸です。でも糸自体が太いので今回のものには不向きです。
次に針ですが、
通常ならこれ
11号
ウチで使っているミシンは家庭用のこの針を使えるのでいいですが、皆さんはミシンに適した針を選ぶようにして下さいね(^-^)
他にも針先がボールペンのような形状のニット用のものがあります。
これも生地への摩擦を軽減してくれます。
今回はこれを使います
押え金は
テフロン押さえ金
を使って滑りを良くして、送り歯の摩擦を軽減します。
もちろんこれを使います。
では実際に縫ってみましょう!!
シャッペスパンで縫い・・・
伸ばすと・・・
ブチ・・・
ああ(´Д` )
切れました・・・まあ予想はしていましたが、結構簡単にちぎれてしまいました・・・
これがニットで一番怖い現象です。
生地の伸びに付いていかないので、糸が切れてしまうんですね・・・
何度やっても・・・
ブチブチ
嫌な音がします・・・
いろんな縫い方、をしましたが、やはり
シャペスパン
ファインはどうやっても切れてしまいます。
でもレジロンなら大丈夫!
ちょっと調整と縫うときにコツがいりますが、(それは講習で・・・)
対応できそうです!!
最後にロックですが、幅だけ太めにしておかないと、裁ち端がボロボロとこぼれてくる事に注意すればいけそうです。(幅を調節できるロックミシンは必要ですが)
というところで、次回から縫っていきます。
職業用ミシンでキレイに短時間で縫えるかな?
お楽しみに(´∀`)
デニムリペア③
早速ですが、前回の続きで、デニムリペアです。
修理を頼んできた人の生活が結構ハードなので、全体的にリペアをかけております・・・
前の膝から腿にかけては、また破けてしまいそうだったので、当て布をすることにしました。
ある程度滑りが良く、表地と同じくらい伸びる生地を選びました。
(脇も外してほとんどバラバラ状態です。)
ポケット口もズタボロだったので、別生地で接いでしまったほうが早いと思ったので、切り替えています。
ポケット口はジグザグ縫いをして補強しました。
ここまで来るとついでに後ろポケットも補強しました。(どんどん作業が増えていく・・・(>_<))
あとはトリプルステッチで縫います(この作業もなかなか・・・リーバイス501のレギュラーならダブルなので楽なのですが、ワークウェアはトリプルが多いので大変です。)
最後に色付けとヤスリをかけて完成・・・
実はこれが一番大変です。
ステッチは薄いグレーで縫いましたがそれでも光沢があったりすると、
いかにも「縫いました!」感が出て目立つので、少しヤスリをかけてから色を乗せると馴染んできます。
今回は茶系の色も混ぜて全体的にトーンを落とした仕上がりをイメージしました。
これもリペア部分だけだと目立つので、リペアしていない部分まで色を付けていきます。
最後に定着剤を付けて・・・
完成です!!
なかなか雰囲気良く仕上がったかなと思いますが、後何年持つでしょうか・・・
良くデニムを洗わないと色落ちが良くなると言いますが、できれば生地が腐ってしまわない程度に・・・
皆さんもお持ちのデニムをリペアしてみて下さいね!!
オペラの生徒さんはもっと細かい所までお伝えしますよー(^-^)
デニムリペア②
ありがとうございますm(__)m
4月期募集後すぐに満席になりました。
一昨年あたりから徐々に増え始めて、最近ではすぐに満席になってしまいます。
キャンセル待ち受け付けています。お気軽に東京校にお電話下さい!
さて、前回からの続きで、デニムリペアですね。
ズタボロなデニムのリペアです。
よっし!
ヒップから股下にかけて芯を貼ったところです。
やや固めのものを使用しました。
着用者の生活が結構ハードなので、柔らかくしてしまうと、またリペアしないといけないからです。
後はダーっと縫います。
使用した糸は
90番手の糸です。
これは細いものを使っています。
太いもので何回も縫製すると、糸と生地の摩擦で、生地を縮めてしまうので、ガチガチになってしまいます。
今回はその分芯は固めのものを用意しているので、強度的には問題ありません。
糸はやや薄めのグレーを使用しています。
色も重要で、縫った糸がはっきり見えすぎると、いかにも「リペアしました」感が出て、目立ってしまうため、生地に馴染みのいい色を選びます。
(※こだわる人はデニムの色落ちに合わせてグラデーションに糸を変える人もいます。)
ちょっと均一になり過ぎました・・・
もうちょっとランダムにかけた方が良かったですね。
次に裾です。
これもボロボロ・・・。とりあえずバラバラにして芯を貼ります。
裾は基本的に、地面に擦って、生地自体が無くなっている事が多いです。
なので、芯を貼ってジグザグにミシンをかけてから三つ折りします。
ポケット口にも裏から芯を貼ってジグザグに縫いました。
ただリベットは外せないので、私は手前で止めています。
(※ここも設備が整っているところはリベットを打ち直す事もあるそうです。)
ちなみに、表からのステッチは全て30番手で縫っています。
(一本針で3回縫うのはなかなか・・・・・(||´Д`)o)
ポケットの中もこんなことに・・・
これは芯を貼っては出来なさそうなので、別生地で接ぐことにしました。
結構いい生地の余りがあるので、コイツを使います。
(古着のハギレとかでもいいかもしれませんね。)
結構手間かかってきました・・・
ただ、このままだと膝あたりがまた破けそうなのでもうひと手間加えることにしました。
今回はこの辺で・・・
では次回完成です!!
お楽しみに!
リフォーム こだわりある服づくり ⑪
皆さんこんにちは
継続の時期が来ましたねえ。
しかし、卒業がなく、ずっとパターンや縫製の研究が出来る学校というのはなかなか珍しいと思います。
毎日パターンを引いていますが、毎日発見があるので、私なら3年以上欲しいと思いますね・・・
さてさて、前回の続きです。
工業用パターンを仕上げて(そこまで複雑にはなりませんでした。)
さあ、やはり裁断がこまりました・・・
生地がちょっとだけ足りないのです。確認はしましたが、生地にアイロンをかけた際に縮んだようです。(;_;)
なので・・・
あまりしたくないですが中心をずらして裁断をします。
(まあ柄もかなり適当に入っているので完璧な左右対象は難しそうです。)
ちょっとずれます。
あとはお互い接ぎ合わせるくらいなので、特に難しいところはありません。
少しギャザーを入れて・・・
上パーツも伸び止めを貼り、はぎ合わせ・・・
ちなみに今回はアンティークレースを挟んで肩紐にしました。
アジャスターもそれらしいものを選んで・・・
完成です!!
カジュアルな感じの女の子っぽい雰囲気に仕上がりました。
レースがちょっと物足りなかったので、裾にもプラスしています。
如何でしょうか?
やはり用尺はよく考えているつもりですが、デザイン段階で足りるかを考えなくては、今回の様に、後で修正できなくなってしまします。
生地選び、デザイン、パターン、縫製のマッチングについてもっと考えて作業しなければ・・・
ではまた!!
リフォーム こだわりある服づくり ⑩
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
2013年になりましたね
この仕事をしていると、1年経つと自分の実力が目に見えて変わって行くので、去年は何ができて何が出来なかったかという事を振り返ります。なんだかゲームでレベルアップしていく感じに近い感じですね
毎日が勉強ですが、まだまだ色んな事を知らないといけないと思いますし、技術として身につけたいと思います。
ではでは・・・
前回は生地の分析をしていましたね。
今回はトワル組みです。
ちなみに生地幅が非常に狭いので、シルエットも限定されます。
パターンを引く段階で生地幅が足りるか確認しながら最大幅に注意しましょう。
特に今回は柄が裾にありますから、デザインとして柄の配置にも注意します。
トワルを組んでみました。
今回の生地はハリ感はかなりシーチングに近いので、そのままのシルエットが出来上がるんじゃないかなと思います。脇が落ちて来ることはあまりないでしょう。
伸びやすい箇所が多そうなので、芯や伸び止めの場所に注意しないといけませんね。
ストラップも何かしらのデザインを入れたいと言うので、ちょっと保留です。
工業用パターンはこんな感じです。以外に多い?
伸び止めは至る所に貼って伸びを防ぎます。生地がやや薄いので、アタリを防ぐため少しだけ薄手の伸び止めがあると、良いでしょう。
・・・・・今回は中心線の縫い目は合わせそうにないので、少しずらして使いたいと思います。
裾のスカラップ自体もかなり雑に作られていたので、柄の位置も完璧に合わせられそうにありません。(段差が出ない様に裾のラインの繋がりを優先したいと思います。)
次回で完成させたいと思いますどんな感じに仕上がるでしょうか?お楽しみに!!
リフォーム こだわりある服づくり ⑨
年末です。
毎度早いなと思いますが、振り返ると生徒さんがどんどん増えてきております。
ありがたいお話です
モノを作る人の絶対数が上がったのでしょうか?
最近は男の人も趣味でされる方が多いです。
(オペラにもアパレルではない方が結構来られています。)
私も昔は趣味みたいなところから始まりました。
リメイクから始めた記憶があります。
(今見ると多分恥ずかしい感じだと思います )
夏前あたりからのリメイクの続きですが
リメイクをやるとちょっと初心に戻ります。
色々自分の服を紹介したりで間があきましたが・・・
デザイン画はコチラ・・・
結構カワイイ感じでアンティークレースなんかも使って女の子らしいデザインです。
使用した古着はコチラです。
前
裾がスカラップで刺繍が施されているタイプです。
こいつを使って仕上げていくので、裾のラインは強制的に決定です。
(パターン上で制限がかかるということです。)
後ろ
裾
いつもの様にバラバラにして・・・
生地を確認。
薄いブロードかローンあたりでしょうか。
薄くて若干の透け感があります。
素材に針穴跡がついていたので、消せるかなと思い、プレスとスチームなどで塞ごうとしましたが、やっぱり出来ませんでした。やはり綿は難しいですね・・・要尺は注意が必要です。・・・結構ぎりぎりカモ・・・
後、切り替えの位置が非常に中途半端な場所にあります。できれば使いたく無いところですが・・・使わないと生地が足りなくなりそうです。
アンティークレースは色々用意しました。このあたりは実際に完成に近づいたら決めていきたいと思います。
ストラップのアジャスターです。これもちょっと可愛い感じ。
次回はパターンメイクです。裾のラウンドはうまくいくでしょうか・・・そして生地は足りるでしょうか・・・
メンズカジュアルシャツ(長袖)①
一気に寒くなりましたねー!
どのタイミングで衣替えしたらいいか分からず、クローゼットがパンパンな時期です。
油断して薄着をすると風邪を引いちゃうので、皆さんも気をつけましょう!!
なのでこの前半袖を作りましたが、早速長袖を作っています!!早く着たい一心です・・・
今回使う生地はウール リネンの記生地です。
シャリ感があり、カジュアルなモノに向く生地ですね!
リネン(麻)が入っているので、強度は申し分ないのですが、肌触りがちょっと・・・
ということで、直接肌に触れる部分はコットンにして、不快感を軽減しようと思います。古着なんかでよく見る仕様ですね。
コットンの生地は前回Pコートの裏地で活躍したものを使います。ヘリンボーンの生地なのでカジュアルで粗野な印象の生地によく合います。
早速裁断です。微妙な修正はかけています。(生地がぼろぼろとこぼれてくるので、脇では1mmほど縫い代を足す。などしています。)
先に仕上がりに近い状態の写真をお見せしますが・・・
ヨーク裏、台衿裏、カフス裏、右前立裏をコットンの別布を使用しています。
結構縫製中にシームパッカリングを起こしやすい(縫製時に縮む)ので、注意しながら縫うたびにアイロンをかけています。(距離が長い箇所は2から3㎜程度縮むことはよくあるので、縫うたびにパターンを置いて確認します)
前立ては顔になる部分ですから、特に注意して・・・
ポケットは前回と同じ四角にしました。(もちろんペン差しありです)
後、今回試してみたことが、
衿先の簡単な返し方
を実験してみました。
返りにくい衿先に地縫い後ミシン縫いをして、その糸足を表に引っ張り出すという方法です。
少しだけ縫って、糸足を残し・・・
縫い代を多めにカットして縫い針なので糸足を表に返すと・・・
こんな感じです。何より良かったのは2、3分で衿先を返すことができたのが、効率良くて良かったです。ただ、こぼれやすい生地は引っ張り出しすぎると中の生地が出てきてしまうので、力加減に注意!!
打ち込んである(織りの密度の高い)ものだと非常に簡単に返るし、あまり弄り回さないから汚れもつかず綺麗に仕上がります。
皆さんも試して見て下さいね!!
では、次回サクっと身頃、袖、衿と付けてしまって、着ちゃいましょう!!
メンズカジュアルシャツ(半袖)③
こんにちは。めっきり涼しくなってきました。
が、半袖を仕上げました。
来年が楽しみです!
ちなみに春あたりに作ったPコートを今年着るのが楽しみです。
まあもう一回作ろうかなとも思っているのですが。
さて前回は襟を作ったところまでだったので続きを。
衿付け完了した状態です。
衿をめくるとこんな感じです。台衿端はごついので、わざと端のコバをしていません。
なんとかブラザーズのシャツも同じようなステッチです。
台衿はちょっと芯がごつかったかなと思います。薄手を貼るか、ちょっと固めの芯を仕上がりにくりぬいて使えば良かったかなと思います。
次は袖付けです。
ちなみに、トワルで組んだ状態より、袖山は1cmほど削って、修正はかけています。
折伏せ縫いです。強度を上げ、中の縫い代をキレイに仕上げるためにかけていますが、あまりステッチの幅が太いと、身頃に吊りシワが出過ぎてしまうため、少し細い幅にしました。
脇を縫う前に先に裾を三つ折りしますが、三角ガジェットを裾に挟んでおきます。
その後、ガジェットを差し込んで、脇を縫って完成です。
上写真左側にガジェットを差し込むので、三つ折りステッチは中途半端な場所で縫い止まっています。
後はボタンを付けて完成!!
まあ猫背ですいません。。。
既製服ならいつも肩先に引っ張られて動きにくいですが、ややタイトにしては袖が動かしやすく感じます。
あとはガンガン洗って、着てみてどんな変化が出るか、楽しみです!
今度は長袖でも作ろうかな・・・
メンズカジュアルシャツ(半袖)②
暑いなあと思っていたら、全然雨降ってないんですね。
せっかく雨用の靴買ったのにあまり出番がありません。
なんか寂しいですよね。
今作っているこいつも予定では、今年数回着るくらいかな・・・
まあ!来年楽しみが増えるので、良いです。
さて、前回はトワルで確認して、裁断に入ろうかといったところでした。
生地はコチラ
ボタンは厚手の物を使用します。
工業用パターンを引いて、(今回はCADで引いたものをA3用紙で出して切り貼りしたものを使っています)
そこまで裁断に気を付ける事はありませんでしたが、裁ち端がボロボロとこぼれてくるので、あまりノッチ位置の切り込みは入れられませんでした。縫い代数ミリしかないところもあるので・・・
裁断後は早速縫製です。
ちなみに糸は芯糸がポリエステルで周りが綿という糸を使ってみようと思います。糸に色が移り、生地に馴染む事を期待。
ポケットは簡単に・・・後で、カンヌキで口部分を補強しておきます。
袖口は先に縫っておきます。
衿は少し柔らかめに仕上げて、様子を確認してみることにしました。中に芯を使用せず共布を使います。
台衿は硬さと縫製のしやすさから芯を貼っています。(ちょっと硬くなりすぎたかなと・・・芯自体もう気持ち薄いもので良かった感じです・・・洗ってみてから判断ですね。)
後はこんな感じです。
ここにボタンをつけるか考え中・・・
収まりはいい感じの衿になりました!
では次回袖付け、マチ、脇縫いと続きます。
お楽しみに!!
メンテナンス講習準備
こんにちは!
あっついですねー!
毎年言ってます。こんな暑かったっけ?
皆さん熱中症には十分気を付けて下さいねー!
おしゃれのために重ね着とかしないで!
さて皆さんは洗濯ってちゃんとできてますか?
以外に毎日使うものなのに、何を使用しているかご存知ですか?
最近はエコに気を使ったものもでていますし、赤ちゃんのために、肌に優しい洗剤もでています。
ドラム式をお持ちの方は専用の洗剤を使用しないと、きちんと洗えていないこともあります。
奥の深いものですよー。
綺麗に汚れが取れると、衣類の劣化を防ぐ事ができるので、長く着ることができます。
今月の講習は
メンテナンス講習
洗濯
染み抜き
リペアがメインの講習です。
洗剤で汚れのとれる仕組みや、どんな汚れにどんな洗剤を使用すればいいか、説明していきます。講習後に洗剤サンプルをお配りします。
染み抜きは実際に目の前で実演という形でお伝えします。
百聞は一見にしかずです。
皆さんがお悩みのあんなシミこんなシミをとっちゃいましょう!
最後にリペアです。
メインはミシンでたたく(ジグザグに縫っていく)講習ですが、これも奥の深いものです。
凝ったリペア業者はミシン糸をデニムの色落ちに合わせて、グラデーションで縫っていくところもあるくらいです。
今回はちょっと難度の高い、糸を中に入れた状態のリペア作業です。以外に手間のかかる作業ですが仕上がりが全然違いますから、お試しあれ!!
では、受講される方、お楽しみに!!