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2019 年 7月 10 日 – パタンナーズライフ

フランスワークパンツ①

こんにちは :-P

いやな天気が続いてますが、意外に雨は降らないですね。涼しいのでいいのですが、急に暑くなると体調また壊しそうで怖いですね・・・ :-| アパレルもセールが始まっていますが、夏物もあまり出ていないようで、何とも言えない気候ですね。

 

パターン検定試験も2級を受ける方はもうかなり練習しております。次回のブログでは3級の方も紹介できそうなのでお楽しみに :lol: 鋭意製作中です!

 

 

 

では間挟みまして、こんなものを↓

 

着古しているのはご容赦下さい・・ :-|

 

サイズは大きすぎるので、ほんの少し小さくするのと、丈を短く変えたいと思います :rol

お尻の下のドレープも多いので、少なくします :roll:

 

 

 

フランスのワークパンツらしいのですが、縫製が物凄く雑 8-O

糸調子も無茶苦茶でしたw

バックルは昔のタイプで、バックルの先が尖り過ぎて、直接布をぶち破るタイプですね :roll: 生地をダメにするヤツです

ハイウエストで穿くタイプで、後ろウエストは三角布が足され、サスペンダー用のボタンも付きます。

パターンはサスペンダータイプに多い、股上が深く、ワタリが太いタイプです。

形としてはツナギのパンツのイメージですね

このベルトも長さを変えるなど、デザインしてみようかな :-) あと、バックポケット欲しい・・

 

 

 

 

 

前回もやった前開きです。これも持ち出しでパンツを挟むタイプでした。

年代と、国による気がしますね・・

持ち出しは今で言う天狗の代わりに幅が太くなっています。

かなり変わったところにホールが・・昔のフランスのパンツに多く見る気がします、この仕様。アメリカのワークパンツならホールとボタンは省略すると思いますが、わざわざボタンの個数が多くしてスラックスらしさが残っているのが面白いですね :lol:

 

 

 

また出ました、股グリの持ち出し裏布縫い代に流し込み

そんなに中縫いしたいのかwそれより持ち出しと見返し(比翼布)の形と違う方が気になります。

 

 

 

股グリにはマチのようなものが付いてますが、形抜き出してみたところ特にマチとしての機能はありませんでした。ただ単純に切り替えているようです。

用尺の為や強度の為とか諸説ありますが、私としては謎の部分だなと思っています。

 

 

 

また中縫いwここがなかなか難しく、あまり綺麗ではない仕様になっています。これも何か気付くことがあるかも知れないので再現してみようと思います。

後ろが微妙に控えていますが、これは偶然ではなさそうです。結構ややこしいパターンになりそう・・・

 

 

 

これは直線なのかカーブなのか・・・昔の服はなんとも言えないラインしてますね・・・

 

ではまた次回!!

 

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