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2023 年 2月 8 日 – パタンナーズライフ

ダッフルコート部分縫い

年が明けてもう1カ月過ぎました。。 8-O

あっという間ですね。。

最近は寒さが少し落ち着いてきました。例年に比べてそこまで寒くない気がします。このくらいが私は電車でも汗をかかなくて丁度いいです :roll:

 

そして、引き続き体験セミナーのご予約受付中です!

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最初に皆さんつまずくところ「地直し」のリラックス?動画も作りましたので、ぼーっと見て下さい(笑)意外と人気・・

 

 

 

さてただいま急ピッチでダッフルコートを縫製しているのですが、どうしてもややこしくなる部分が出てきました :cry:

↑そうですここです・・・ :cry:

厚手の生地の時(ダッフルの場合は大体厚手の生地)こういった所がかなり分厚くなってしまうのが気になるところです・・

どのブランドみてもここは分厚いままが多くてあまり対策していないように思いました。

多分あまり薄く仕上げようとすると今度は「パターンの指示が複雑化するから」かなと思います。ただ、クオリティを上げるのであれば、縫代の厚み軽減は必須だと思うので、頑張ってやってみました ;-)

裏を見ると見返し端のパイピングを続きにしました。これは結構見ない仕様かなと思います。

 

 

↓分かりにくいので紙で説明したいと思います。

右身頃でフードが付いてる状態ですね。

 

 

↑ひっくり返した状態で身頃の見返しです。

↑見返しをめくった裏側です。縫代が割られています。

↑気づいた方がいるかと思いますが、そうですね。この赤○角部分「4つ止め」です 8-O

ジャケットの衿のキザミでする縫い方ですね。

普通は絶対やりません(笑)

なぜなら面倒だから・・・

わざわざ全て角の点で止める縫い方をするので非常に面倒な縫い方です。

ただこの縫い方をすると「割る事が出来る」のです ;-)

 

 

 

↓あともう一つ面倒にしている箇所が

この部分です。

途中まで「身頃と肩回りのあて布でフードを挟む」仕様です。

見返しがある所は「身頃とフード、見返しとフード見返しを接いで割る」という仕様なので途中切り込みが入って非常にややこしいのです。

近いうちに動画でもお見せしようと思いますので、細かい答え合わせはそちらでお願いします :lol:

多分プロのパタンナーの方も初見は「ん?」となるかなと思いますので、是非仕様確認してみて下さいね!

 

ではまた次回!!

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